2009/07/21 - 2009/07/22
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mcmurphyさん
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46年ぶりに日本国内で観測できると話題になった、2009年7月22日の皆既日食。
国内の観測ツアーは諸事情により断念し、中国・上海での1泊二日弾丸ツアーに参加してきました。
撮影したビデオの紹介が主ですが、その時の様子をご紹介します。
ビデオ撮影に夢中だったので、スチルカメラの写真がほとんど無く
家の猫の写真などて代用しています。この点、なにとぞご容赦ください。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- 中国国際航空
-
一生に一度は・・・と思っていた日食観測ですが、気がついた時には、国内ツアーはほとんど満席、残っているのは4泊程度以上の長期滞在(サラリーマンにとっては長期です)ものばかり。
2泊以下の短期滞在ものが無いかなあ・・・と検索していたら、上海1泊二日の弾丸ツアーを発見しました。
web上では満席の表示でしたが、ダメもとで直接代理店に電話したみたところ、「1名であれば空いてますよ」との返事。
念のため、携帯メールで妻に仁義(!)を切った後、正式申し込み。出発までちょうど1ヶ月前のことでした。 -
数年ぶりの海外旅行だったので、パスポートやら、キャリーバッグやら一からの準備となり、あっという間に旅行日当日。
しかし、肝心の現地上海の天気予報は、日を追うごとに悪くなり、出発日にネットで確認した、7月22日の上海の天候は、雷雨。限りなく絶望的な気持ちで、CA920便に乗り込みました。
3時間ほどのフライトの後、飛行機は予定通り、浦東国際空港へ。雨のお出迎えは免れましたが、移動のバスからは、稲光が見え、明日への気持ちがどんどん萎えて行きます。 -
ホテルで朝を迎え、朝一番にやった行動。遮光カーテンをあけ、空を見ましたが、一面の曇り空・・・
雨に降られないだけましかと、自分に言い聞かせ、朝食をとった後、観測地点にバスで移動。
しかし、移動中、雲間から対応がのぞき始め、わずかながら、モチベーションが高まってきます。
この時点では、その後に起こる奇跡はさすがに想像できませんでしたが・・・
観測地点は滴水湖という人口湖。湖畔にある喫茶店の2回バルコニーをツアーで借り切っていました。
各自が機材のセッティングに入ります。 -
湖畔の様子。アジア以外から来たと思われるツアー客が目に付きます。
私も、ビデオカメラをセッティングし、準備万端です。
太陽は、流れる雲の隙間から見え隠れしています。 -
(写真と記事とは関係ありません・・・)
周りから「第一接触始まったね〜」との声が。
太陽が欠け始めたと言うことですが、雲に隠れて良く見えません。
そうしているうちに、雲が切れ始め、わずかに太陽が欠け始めた太陽が観測できました。
ビデオでも、欠け始めた太陽を捉えられました。
http://www.youtube.com/watch?v=PPTMa5ThwEM -
(写真と記事とは関係ありません・・・)
太陽が雲に隠れてしまってから、すでに1時間以上が経過しています。第2接触(皆既開始)まで10分を切っても、太陽が顔を出す気配はありません。
周りにあきらめの気配が漂う中、私は、喫茶店でアイスクリームを注文し、それを食べながら、空を眺めていました。これで見えなかったら、上海に雲見てきましたってことになるようなあ・・・などと思いながら(このツアー、日食観測以外のオプション観光などは一切ありません)。
しかし、周り(湖畔にいた外人さん?)がにわかに騒ぎ始め、空を見ると、雲の切れ間から、細くなった太陽が
見えてきました! -
(写真と記事とは関係ありません・・・)
その後も、いたずらな雲は太陽を隠そうとし、そのたびに、周りからも祈るような声が聞こえてきます。
そして、ついに、皆既突入です。周りから歓声と拍手があがります。コロナも肉眼でしっかり捉えられます
ビデオでは、皆既直前から皆既突入後の様子を記録していますが、残念ながら肉眼で感じられるほどの鮮明なコロナは捉えられませんでした。
http://www.youtube.com/watch?v=GWcvdl-JKr0
(プライバシー保護のため、ビデオ音声は削除しています) -
(写真と記事とは関係ありません・・・)
皆既終盤、雲が厚くなり、コロナは見えなくなってしましました、やがて、周りが明るくなり始め、皆既が終わりに近づいたことに気づきます。
そして、ダイヤモンドリングとまではいきませんが、太陽がわずかに輝き、一気に明るさを取り戻していきます。
ビデオでも、太陽が明るさを取り戻して行く様子を記録しています。
http://www.youtube.com/watch?v=lsKoh4zM
この後、再び、太陽は雲に隠され、激しい雨が
降ってきました。以降上海を出発するまで、太陽を見ることはありませんでした。 -
まさに、奇跡の数分間でした。
聞いた話では、上海で皆既を観測できたのは、ここ滴水湖だけだったとのこと。本当にラッキーだったとしか言いようがありません。
激しい雨を避けながら、ホテルに戻り、チェックアウト後、昼食を取り、あわただしく浦東国際空港へ向かいます。
パンダが太極拳をしているTシャツを妻と子供の分も購入し、CA920便で成田へ。 -
(写真と記事とは関係ありません・・・)
しかし!
飛行機の出発が遅れ、21時成田到着の予定が、21時45分に。スカイライナーの最終便(22時発)に間に合わないと、帰宅が午前様になってしまう・・・
飛行機を降りて、猛ダッシュで、入国審査・税関を通過。切符も買わずに京成のホームで待っていたスカイライナーに飛び乗り、滑り込みセーフ(死語?)
その気になれば10分で入国審査・税関を通過出来ることがわかりました・・・
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