2009/07/13 - 2009/07/14
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前回の旅行記「アテネ編」に続く第2弾の旅行記となります。
名前にあるとおり「ギリシャ旅行カランバカ&メテオラ編」です。
カランバカとは、ギリシャテッサリア地方の都市で、
世界遺産メテオラへの観光拠点の都市です。
私たちのツアーの場合、アテネからのカランバカへは
バスで移動となり、途中休憩含む約6時間のバス旅でした。
バスから見た景色は湖、エーゲ海、畑どんどん移り変わり、
本来のギリシャ本土を味わえる楽しいものでした。
・・・とはいうものの6時間という長い時間、バスの中では、
日本からの時差ぼけと13日午前中のアテネ観光の疲れによって、
一緒に巡ったツアーの人々にとっては身体を休める
貴重な睡眠時間ともなっていました。
表紙となる一枚目はやっとカランバカへ到着する
直前のバスの中から撮影した一枚になります。
奥にある山(岩)がメテオラと呼ばれる世界遺産の
岩の一部となります。
それではこれまでと同様、私なりにカランバカと
メテオラを表現してみましたので、一緒にツアーをした
気分になって旅行してみましょう。
前回の旅行記 ギリシャ旅行~アテネ編~
http://4travel.jp/traveler/aurora_green/album/10358632/
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
カランバカに到着し、ホテルへ入る前に撮影した、
アギオス・ステファノス修道院の写真となります。
夕日に映えてきれいな色になっています。
夕方といってもギリシャの現地時間では
だいたい21:00に撮影したものです。
日本と違い7月のギリシャでは
21:00前後が日没の時間となります。
私たちツアーではこの後、夕食をとるため
すぐにレストランへ移動しました。 -
いきなり時間が変わって申し訳ないのですが、
次の日14日の朝の写真となります。
朝食の時間を削り、カランバカの町を少し散歩していた時の一枚となります。
別のツアーのバスになりますが、
メテオラ観光へ向けて運転手さんが準備をしている所です。
これから、はじまるメテオラ観光の準備として
この運転手さんと一緒に心の準備をしました。
奥にあるのもやはりメテオラの巨岩群の一部となります。
カランバカの町からはどのポイントでも
メテオラの巨岩群が確認できます。 -
同じく朝の散歩で撮影した一枚です。
奥に見えるのが世界遺産メテオラの巨岩群となります。
手前はカランバカのたぶん観光ホテルだと思います。 -
この写真は世界遺産メテオラの全景の写真となります。
ここでメテオラについて簡単にですが、
説明したいと思います。
まずメテオラとは、ギリシャ北西部、
テッサリア地方北端の奇岩群とその上に建設された
メテオラ修道院群の総称になります。
自然遺産(奇岩群)と文化遺産(修道院群)の
複合遺産で、1988年にユネスコの世界遺産に登録されました。
右に修道院群、左に奇岩群とメテオラを詰め込んだ
一枚となります。 -
まずは自然遺産(奇岩群)をお楽しみください。
この奇岩群についてですが、
低いもので20mから高いもので400mの
さまざまな奇岩が立ち並んでいます。 -
この奇岩群ですが、なぜこのような形になったかは、
現在もはっきりしていないそうです。
代表的な説としては、水の浸食か風食作用によって
誕生したものらしいです。 -
引き続き、奇岩群の写真です。
色々な形の岩があって見ていてあきないです。 -
ここからは修道院と奇岩群を織り交ぜた写真を
掲載していきたいと思います。
右奥からメガロ・メテオロン修道院、
真ん中奥が、ヴァルラーム修道院、
左手前がルサヌー修道院、
左奥がアギオス・ニコラス修道院になります。 -
ルサヌー修道院とカランバカの町並みの写真です。
そもそもこんな岩の上になぜ修道院が立てられたかというと、
人里から離れて修行を行い、神との対話を求めたのが
きっかけらしいです。
最初は数人の修行者とともにメガロ・メテオロンの
修道院を14世紀建設し、
その後15世紀から16世紀のピーク時には
20以上の修道院が建設されたらしいです。 -
アギオス・ニコラオス修道院と奇岩の写真です。
先ほどの続きになりますが、現在では
修道士の数も減少し、人が住んでいるのは
6つの修道院しかないとのことです。 -
この写真は奇岩奥に広がるカランバカの町並み(真ん中下)および、
テッサリア平野の写真となります。 -
奇岩とアギアノス・ステファノス修道院となります。
残念ながら今回の旅行では行けなかったのですが、
13日夕方から見た修道院です。
Viewポイントからは色々な景色が楽しめます。 -
同じくアギオス・ステファノス修道院になります。
このアギオス・ステファノス修道院からは
カランバカの町並みが見下ろせ、絶景らしいです。
写真で紹介出来なくて残念です。 -
メガロ・メテオロン修道院とヴァルラーム修道院の写真です。
二院とも岩の上に立てられており、
建立にあったての修道士たちの神に対する
思いの強さが感じられます。 -
同じくヴァルラーム修道院とメガロ・メテオロン修道院の写真になります。
対岩からヴァルラーム修道院まで荷物を運搬しているところの写真です。
修道院は岩の上のため昔から荷物を届ける時には
このロープを使って運んでいるとのことです。 -
メガロ・メテオロン修道院の写真となります。
このメガロ・メテオロン修道院は、
メテオラ最大修道院で標高616mのところに位置しているとのことです。
これまでも紹介してきましたが、
14世紀に修道士アサナシオスによって創建された
そうです。
今回の旅行ではこの修道院にも行ってみたかったの
ですが、
ちょうど休養日とのことで立ち寄れませんでした。
残念。 -
ヴァルラーム修道院となります。
メガロ・メテオロン修道院の東側、標高600mの上に立つ修道院です。
14世紀中ごろに隠遁者のヴァルラームが修行生活を送っていたことから修道院に
この名前がつけられたらしいです。 -
この建物はルサヌー修道院となります。
1545年に数人の修道士たちが修行を
始めたのが修道院としての始まりらしいです。
1950年には尼僧院として改築されて現在に
いたっているとのことです。
尼僧院は前述のアギオス・ステファノス修道院と
この二院になります。 -
ここからは実際に修道院を巡っていきたいと思います。
まずはヴァルラーム修道院からになります。
ヴァルラーム修道院へは右下の階段より、
上っていくことになります。
こっそり写真の上に月がはいっており、
今回の旅行記のお気に入りの一枚の写真です。 -
ヴァルラーム修道院へ続く道の途中です。
奇岩の中に建設されたのがよくわかる一枚です。
ハイシーズンのためか修道院にも観光客が
いっぱいです。 -
何段も階段をのぼり、橋をわたって、
修道院が近づいてきました。
空がとても青く綺麗です。 -
修道院手前の展望台での風景です。
観光客はみな、奇岩群と眼下に広がる景色に
目を輝かせ、風景を写真に納めています。 -
先ほどの展望台からの修道院の写真です。
修道院へ入る際にはドレスコードがあるので
注意が必要です。
男性:
あまり厳しくないため、特に旅行の本等にはかかれていませんが、
ランニング等の肩を露出した上着や膝上の半ズボンは
避けたほうが望ましいとのことです。
女性:
タンクトップや膝上のスカート、ズボンはすべてNG
になります。
男性と同様に肩が隠れる上着および、膝下のスカート
または
ズボンの上から大きなスカーフを巻く必要があります。
現地でもスカートが貸し出されてはいますが、
数に限りがあるので、事前に準備していった方が
良いです。 -
修道院の見学の途中ですが、あまりにも
空が美しいのでちょっと脱線します。
ヴァルラーム修道院の一部の屋根と奇岩群、
左下にひっそりとルサヌー修道院を入れてみました。 -
ヴァルラーム修道院に戻ります。
入り口から天井へ目を向けた瞬間、
美しい絵がありました。
修道院の中ではすべて撮影禁止のため、
入り口の絵で我慢をお願いします。 -
もう一枚、入り口付近の一枚です。
修道院の中についてですが、
3つの部屋があり、
1つ目の部屋が心を静める部屋、
2つ目の部屋が礼拝する部屋、
3つ目の部屋が修道士のみが入れる部屋になっています。
1つ目と2つ目の部屋には16世紀頃に描かれた
すばらしいフレスコ画でぎっしりと描かれています。
3つ目の部屋は・・・・・・わかりません。
上記したとおり、信徒および観光客は
立ち入り禁止です。
部屋への入り口がカーテンでおおわれており、
中に何があるかは当然確認できませんでした。 -
ヴァルラーム修道院での見学が終わり、
別角度からとったヴァルラーム修道院です。
荷物を運搬するロープも写っています。 -
ヴァルラーム修道院からおりてきた
バスの駐車場近くの写真です。
このように地元の人たち?が露天を開いています。
ちなみに露天のおじさんがもっている、
写真はたぶん2ユーロです。
とにかく、一生懸命叫んでいたのを覚えています。
一枚2ユーロなのか全6枚?で2ユーロなのかは
わかりません。
お土産の内容も出所が怪しめなものばかりです。 -
次はルサヌー修道院の見学です。
今回のツアーでは先ほどのヴァルラーム修道院と
このルサヌー修道院の2箇所を
見学しました。 -
同じくルサヌー修道院です。
こちらの修道院はこじんまりとしていて、
階段の段数も少なく修道院までの道のりは短いです。
尼僧院らしく内部は綺麗に清潔な感じがしました。
修道院の作りは先ほどのヴァルラーム修道院と
同様で3つの部屋に分かれています。 -
教会内部は撮影禁止のため、
何か絵になるものを探していたところ、
教会の鐘を発見し、撮影させていただきました。 -
ルサヌー修道院の見学を終えた帰りの階段で、
いかにも尼僧院らしい場面を発見しました。
修道士用が住む建物?への庭が綺麗に整えられて
いました。
日陰との輝度差が激しく、私の腕だと
撮影が難しく表現しきれていませんが、
雰囲気だけども楽しんでください。 -
同じくルサヌー修道院の見学を終え、
バスへ戻る際に撮影した一枚です。
改めて岩の上に作られた貴重な修道院ということに
気づいた一枚です。
ちょうど、青い車が一台道を登ってきている
所です。 -
昼食をとるため、カランバカへ戻る途中、
アギオス・ニコラオス修道院前での
撮影タイムがありました。
14世紀前半の創建らしいですが、
今の建物は16世紀前半に再建されたものとのことです。 -
別角度からのアギオス・ニコラオス修道院です。
ここで修道活動を行ったテオファネスのフレスコ画が
有名らしいです。 -
カランバカから戻る途中のバスの中から撮影した写真です。
今回は残念ながら撮影できませんでしたが、
日によってはロッククライミングを楽しんでいる人達がいるそうです。
メテオラへ行く際は、奇岩の景色と同時に
ロッククライミングをしている人達も探すと
楽しいかもしれません。 -
メテオラへ行く際に確認していただきたい事が
もうひとつあります。
14世紀から15世紀にこれまで説明してきた
修道院と同様に人里を離れた修行をするために
岩に自然にできた穴?に住んでいた人が
いたとの事です。
この穴もきっとその一つだと思われます。
当時の修行者たちの神への強い思いが
伝わってきます。
一枚前の写真にも修行者たちのための
穴が空いています。確認してみてください。 -
カランバカへ戻ってきた昼食後の一枚の写真です。
本当に何処からでもメテオラの奇岩群が確認できます。 -
昼食したタベルナから少し歩いたところに
朝出発したホテルがありました。
カランバカから次のデルフィ(宿泊先はイオラという町)を目指す前に最後の一枚を撮影しました。
次回、イテア編へ続く・・・・
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