2008/08/24 - 2008/08/26
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juventinaさん
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1991年に旧ユーゴスラビアから独立したクロアチア共和国の首都であるザグレブはおよそ2キロ四方に見所が集まっており、歩いて回っても3時間足らずのこじんまりとした町。アドリア海への通過点として見られがちだが文化的・歴史的モニュメント、博物館や美術館なども多い。市内の中心部は中世の商人や職人街だったアッパータウン、聖マルコ教会が目印のゴルニ・グラド(Gornji grad)と、二つの鐘楼が天に向かって聳える大聖堂の建つ聖職者の町だったカプトル(Kaptol)、そして現在はイリツァ通りやトカルチチェヴァ通りなどカフェやレストランが並ぶ19世紀に発展したダウンタウンに分けられる。
いよいよ旅の最終目的地、ザグレブに向かう。
旅行の終盤は気持ちも沈みがちだから元気に行きたいのに、昨晩遅くからの雨は朝になっても降り続いていた。荷物を持っての移動で雨はさらに凹む。
ペンションのあるムキニャ(Mukinja)からザグレブは前日同様にバスで移動。で、できることなら11:30ごろまでには到着したかった。というのは、毎日正午にロトルシュチャック塔で打たれる大砲の轟音が聞きたかったから。けれども、またしても思うような時間はなく、ムキニャを11時ごろ出発のバスに乗ることにした。ザグレブでは実質、半日しか滞在できないのに某ガイドブックによると日曜日はお店がほとんど閉まっているとのこと!「いくら何でも一国の首都なんだから」と高を括っていたが・・・
8月16日(土)出国→フランクフルト→ドゥブロブニク泊
8月17日(日)ドゥブロブニク泊
8月18日(月)ドゥブロブニク泊
8月19日(火)ドゥブロブニク→モスタル→スプリット泊
8月20日(水)スプリット泊
8月21日(木)スプリット泊(日帰りでフヴァル島)
8月22日(金)スプリット泊
8月23日(土)スプリット→プリトヴィッツェ泊
8月24日(日)プリトヴィッツェ→ザグレブ泊 ●
8月25日(月)ザグレブ→フランクフルト→ ●
8月26日(火)→帰国
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
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万が一バスが早く到着したときのことを考えて、10時すぎにペンションを出発した。空はだいぶ明るくなっていたが小雨は降り続いていた。
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内戦で廃墟となった家だろうか…
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雨宿りをしつつ、バスを待つ。
数日前とは打って変わってのこの天気。とても寒い…
ダルマチアの太陽が懐かしい! -
空の様子は見る見るうちに変わってきた。雲の流れもとても早い。雲の形が一瞬だけ日本列島に見えて、慌てて写真に収めてみたがちょっと変形気味…
バスは11時少し前にやって来た。プリトヴィッツェのひとつ手前「Mukinja」から乗車したがほぼ満席で、プリトヴィッツェに到着してもあまり降りる人はいなかった。 -
13時すぎにザグレブのバスターミナルに到着。ホテルまでは徒歩10分程度で、14時には観光に出掛けた。
ザグレブ中央駅前のトミスラフ広場にはクロアチア中世国家初代王のトミスラフ王の像が建っている。 -
ブラニミロフ通りの西の端には電車通りを隔て、8つの広場があり、南東に位置するのがトミスラフ広場。
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かわいいトラムを横に見ながら、町の中心へ歩く。
最終目的地だからお土産も買いたいけど・・・ -
95パーセントの高確率で店は閉まっている(T_T)
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人の少ないイェラチッチ広場。雲行きまで怪しい。
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クロアチア国立劇場。
中・東欧の歴史的様式で建てられた劇場のひとつ。黄色の外壁が印象的。 -
クロアチア国立劇場の近くにあった、改装中の建物を覆うシートの広告にチェルシーの選手が!
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オーストリア=ハンガリー帝国の影響だろうか、色彩も豊かで装飾も豪華な建物が多い。
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ドームが2つある建物はデパートとのこと。残念ながら中には入れなかった。
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トカルチチェヴァ通りに立ち並ぶ、カフェやレストランの外壁のパステルカラーがかわいらしい。
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石の門
5つの門を持つ城壁で囲まれた中世の自由都市だった、現在のゴルニ・グラド地区。1731年の大火で城壁と東門(現在の石の門)周辺が焼け落ちた際、灰の中から無傷で見つかったとされるマリア像が掲げてある。 -
聖マルコ教会
15世紀に立てられたロマネスクとゴシック建築の教会。屋根のタイルはハンガリー製で左側はクロアチア王国、ダルマチア地方、スラヴォニア地方を表す紋章で、右側がザグレブ市の紋章。特徴的なモザイクが目を引く。 -
残念ながら改装工事中…
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ケーブルカーの駅付近から望む、ザグレブの町並み。遠くには近代的なビルも見られる。
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聖カタリーナ教会の裏手から眺める、聖母被昇天大聖堂。
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再びイェラチッチ広場。同じ風景でも晴天では全く雰囲気が異なる。
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無料の観光列車
イェラチッチ広場右手の観光案内所を起点に、イリツァ通りや国立公園など新市街の見所を15分程度で一周する。運行は1時間に1本。 -
普通のアパートっぽいけど緻密な装飾。
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98フランスW杯の得点王、シュケルが展開するサッカーブランドのTシャツ。引退宣言はしないまま裕福な子供を対象にしたサッカーアカデミーの運営やカジノ経営、代理人ビジネスなどに手を伸ばしているらしい。
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13世紀から18世紀にかけて建てられた、ザグレブのシンボルでもある聖母被昇天大聖堂。
カプトル地区に建つこの大聖堂には、高さ100m以上の尖塔が二つあり、町のいたるところから見ることができる。 -
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屋根の部分が独特な建物。こういった興味深い建築が非常に多い。
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元サッカー選手、ズヴォニミル・ボバンの店。
司令塔と、キャプテンとして長い間代表を引っ張ったクロアチアの英雄。現在はUEFAやイタリア放送局の仕事もこなしている。月に2回ほど店にも顔を出すらしい? -
ボバンの店にて。
スパゲッティはこれが一般的な量。私は普通に食べられたが普通の女性には厳しいでしょう… -
ビリッチ監督がモデルを務めるコンバースのパネルを発見!選手時代はシュケルやボバンと共に、クロアチアサッカーの黄金期を築いた。
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日本大使館の入っている建物もドーム屋根がイスラム建築のような雰囲気を醸し出している。
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愛嬌のあるクラシカルな車。ザグレブの町並みによく似合っている。
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ザグレブ中央駅
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ザグレブ空港にて。
フランクフルト経由で帰国…
離陸してしまえばあきらめはつくけど、このときがいちばん悲しい。初クロアチアは本当に楽しかった!危険な目にも遭わなかったし、天気にも恵まれて。まだまだ行ってみたいところもあるし、やり残したこともあるので近いうちに再訪できたらと思う。
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