ロシア世界遺産紀行

2009/07/12 - 2009/07/19

　ロシアは世界一の国土（約１７０７万平方Km）を有し、実に日本の４５倍もある。人口１億４千万余で、首都はモスクワ、公用語はロシア語、宗教はロシア正教、イスラム教、仏教、ユダヤ教等である。１９１７年ロシア革命、１９２２年ソヴィエト連邦成立し共産国家になったが、１９９１年ソヴィエト連邦解体、ロシア連邦が誕生した。ソウル経由モスクワ入りしたが、モスクワの入国審査が窓口が少ないのと審査官のやる気のないのもあるが、２時間掛かかりウンザリした。見所としては、モスクワ市内の世界遺産、サーカス場、郊外のウラジーミル、スズダリ、セルギエフ・ポサートの世界遺産がある。４日目にモスクワから夜行寝台列車で８時間かけて、サンクトペテルブルグへ向かった。快適な列車であった。サンクトペテルブルグでは、有名なエルミタージュ美術館、エカテリーナ宮殿、市内観光、運河クルーズ、夜にはロシアバレーを観賞した。
　写真は赤の広場にある聖ワシリー聖堂（世界遺産）。ロシアの寺院の屋根は殆どがネギ坊主の形が多い。

エリア モスクワ(ロシア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス 船
• 航空会社: 大韓航空

モスクワ大学。市内有数の高層建築。寮も完備した総合大学、世界からの留学生も多い。

　ノヴォディッチ修道院（世界遺産）。前の湖がチィコフスキーが毎日、散歩していて構想を練った言われる「白鳥の湖」である。当時は白鳥が渡って来たが、現在はいない。

かの有名な「赤の広場」、歴史の舞台となった広場。クレムリン、聖ワシリー聖堂と国立歴史博物館、グム百貨店に囲まれた場所で、ソビエト時代にはメーデーや革命記念日に盛大なパレードが行われた。
　正面が国立歴史博物館。

　赤の広場にある、ロシア革命の父と言われるレーニン廟。遺体は防腐処理が施され、見学することが出来る。

武器庫、１６世紀に兜や兵器を作り、保管する倉庫として建てられたものを、ピョートル１世の勅令で歴史博物館に。鎧、兜などの武器の他、金銀細工、宝石などが展示されている。

　大統領官邸、執務場所。

鐘の皇帝。

　ウスペンスキー大聖堂、クレムリンの中心に建つ、かつてのロシア帝国の国教大聖堂。壁と屋根を飾るフレスコ画とイコンが必見。

　寺院広場、皇帝の戴冠式やロシア正教の行事が行われた場所。周囲を美しい聖堂に囲まれた、クレムリン観光の中心となる広場。

　ウスペンスキー寺院（世界遺産）、ウラジーミルにあり、モスクワ北東１９０Ｋｍにある都市。キエフのウラジミール・モノマフ太公が、木造の要塞を作ったのが始まり、その後、ウラジーミル・スズダリ公国の首都として発展。その当時の町並みが残されている。

ウラジーミル、黄金の門（世界遺産）

スズダリ（モスクワ北東２２０Ｋｍにある古都）の世界遺産群、スパソ・エフフィミエフ修道院。

スズダリ、聖なる門。

　スズダリ、木造建築博物館、木造教会。

　モスクワ、常設のサーカス場。世界を回っているボリショイサーカスは有名だが、このサーカス場でも地元の家族連れや観光客で賑わっていて結構楽しめた。中の演技は撮影禁止。

　サンクトペテルブルグ駅、モスクワ発夜行寝台列車に乗車（個室２人１部屋）し、約６５０Ｋｍを約８時間かけて到着した駅。

　エカテリーナ宮殿。

　エカテリーナ宮殿、玉座の間。

　ネヴァ川から見たエルミタージュ美術館、３００万点の収蔵物を要し、大英博物館、ルーブル美術館と並ぶ世界三大美術館として有名。しかし、広すぎて、又見学者（観光客）も多く、とてもじゃないが、ゆっくり見られない。狙いを定めて見るしかない。

　イサク聖堂、金色のドームを頂いてそびえる寺院。世界で最も大きい教会の一つで、内部の壁や柱は色とりどりの大理石や花崗岩で装飾されている。

スパース・クラヴィー聖堂（血の上の教会）、皇帝アレクサンドル２世が暗殺された場所に建てられた教会。純ロシア風の建築で、その壁面を色彩豊かなモザイク画が豪華に飾っている。

　巡洋艦オーロラ、日露戦争時のロシア艦隊の巡洋艦で、日本が勝利したが、唯一喜望峰回りで逃げ帰ったもの。現在でも練習艦として使用されている。

　ヴェルサイユ宮殿をしのぐ噴水の都、ピョートル大帝・夏の宮殿の庭園。趣向を凝らした噴水が随所に配置されている。

　ピョートル大帝・夏の宮殿の庭園のみごとな噴水。

　運河クルーズで運河から、ネヴァー川に出たら、エルミタージュ美術館が見えた。サンクトペテルブルグは縦横に運河がはりめぐされている水の都でもある。