初アメリカで３泊５日、しかも・・小さな町旅行

2009/07/24 - 2009/07/28

今までアメリカには縁がなく、
さりとて、行きたいとも思わず・・・
今回は友人をアメリカにいる弟さんのところまで連れて行くという使命遂行のために、重い腰をあげました。

チケットは上海からユナイテッド航空のサイトで予約。
・・っていうか、なぜか旅行社を通すより、直接航空会社から
予約した方が、安くて、乗継時間の短い便を探し出せました。

ESTAも上海から日本国アメリカ大使館のサイトに入り、簡単に完了。

日程：成田→シカゴ→バーリントン。
　　　嬉しいことに、私達二人は共同運航便ANA機のビジネスに
　　　移されました。フルフラットで、飲み放題！極楽天国な
　　　快適な旅でした。
　　　シカゴからは国内便の６４人乗りでバーリントンへ。

　　　バーリントン→ワシントンDC→成田。
　　　バーリントンからワシントンまでは１列２列の小型機。
　　　出国の通関がなく、そのまま成田行きの便に搭乗。
　　　帰りはYクラス。でもビジネスの後ろの席なので足を伸ばせ
　　　ることが出来てまあまあ。

１日目：　成田出発。　バーリントンからバーレ市へ移動。
２日目：　バーレ市のHerritage Festivalを鑑賞。
　　　　　午後から結婚式参加。
３日目：　バーモント州の州都モンペリエ観光。
　　　　　チーズ工場とメイプルシロップ工場見学。
４日目：　現地出発帰国。
５日目：　午後成田到着。
　　　

エリア アメリカ

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 航空会社: ユナイテッド航空

快適なANAのサービスで１１時間３０分間、疲れもなく初上陸地シカゴへ到着。
ターミナル５に到着後、空港内を走る電車でターミナル１へ移動。検査では靴も脱がされた。
この空港は分かり難い。横長には広いけど、空港内は人でいっぱい。インフラだけを見るとオリンピックは東京に有利だね。
恐竜が飾ってあったので写真を撮りました。
アメリカ人で激写している人はいませんでした。
兎に角、アジア人は記念写真が必要なんです！

シカゴ到着時間は8:20.　乗継便の出発は13:12
ということで待ち時間に昼食を取ることにしました。
本場のコーラを飲んでみたい！ということで注文したら炭酸が弱く甘い。甘くて飲めない！　サンドイッチはパンがまずい。なのに空港での食事は一人１０ドル以上になりました。

どこを見ても日本人らしき人はいない。乗り遅れないように搭乗口でじっと待つことにしました。
ところがゴミは床に落ちているし、掃除にも来ない。
「オイオイ！　まるで中国と同じだ」が第一印象です。

これがシカゴ発バーリントン空港行きの飛行機です。
タラップはたったの５段。なのに、この長いやつが入口に設置されるのです。
「歩いた方が早いよ」友達の意見です！
座席は２列、２列の合計４列。
でもアメリカの国内線はみな同じような飛行機ばかり停まっていました。

１時間５９分ノンストップ、７６３マイル。
ここはバーモント州のバーリントン空港です。

宿泊したB&Bです。
最近オーナーが代わり、日本人とアメリカ人のオーナーになりました。
１２０年前スコットランド人が建てたビクトリア調の家です。朝食は日本人オーナーの手作りで大変おいしいです。

B&Bの外観です。
１２０年前のオーナーの写真もエントランスの入った奥に掛かっています。

Maplecroft B&B
70 Washington Street, Barre, VT05641
Tel: [phone]
www.maplecroftvermont.com
[e-mail]

Barre市内。　Maplecroft B&Bから歩いて３分ぐらいのところにある銅像です。

この人もスコットランド人でBarreへ移民してきました。この人が「蛍の光」の作曲者です。

Heritage Festival Barre.
今日はお祭りです。

犬も人間もお祭りに参加しています。

Heritage Festival
いろいろな犬が飼い主と一緒に参加しています。

まるで町中の人が出てきているみたいです。

コーラス隊です。

パレードに参加するバイクです。
明日元警官の人達がバイクのテクを見せてくれます。

パーティーは宿泊したMaplecroft B&Bのリビングとダイニングを使って行われました。
このB&Bのリビングにはグランドピアノがあります。
当日は特別にシェフの方がやってきて料理を作ってくれました。

ビュッフェ形式の食事です。シェフ一人で５つの料理を作ってくれました。とってもおいしかったです。
写真はMaplecroft B&B内のダイニングルームです。

アットホームなパーティーでは貸し切る事も可能な
B&Bです。

Maplecroft B&B内にあるグランドピアノです。
日本人オーナーのYasunariさんは、プロ級のピアノの腕前です。料理も自家製のパンを焼いて出してくれました。
到着した晩は無理にお願いして「エリーゼのために」「乙女の祈り」「子犬のワルツ」を演奏してもらいました。

ケーキも手作りです。

こちらは人が去った後のMaplecroft B&Bのダイニングルームの様子です。
１２０年前の建築を現在も使用していますので、当時の建築のすごさがわかります。

Maplecroft　B&Bのエントランスです。
客室は階段を上がった２階にあります。
奥に掛かっている写真は、１２０年前にこの家を建てたスコットランド人、初代のオーナーの肖像画です。

翌日Barreから車で３０分ぐらいのところにあるメープルシロップ工場へ行きました。

MORSE FARM
Maple Sugar Works

昔ながらの方法を見ることができます。
この中でビデオによる説明が行われています。

隣接するお土産屋さんです。
こちらでは小さな瓶に入ったメイプルシロップをお土産に購入しました。
ペット系のものもたくさん売られています。

メイプルシロップを作る機械です。

お土産屋さんのレジのところではメイプルシロップのアイスクリームを売っています。
日本人にはExtra Smallで十分です。
大変、美味しかった！

メイプルシロップ工場の前は牧草地になっています。

続いてバーモント州の州都のモンペリエに移動。
こちらは、都庁？というか州庁です。
日曜日だったので中に入ることは出来ませんでしたが、平日なら中に入れるようです。

英語での説明書きです。
州庁じゃなく、STATE HOUSEって言うんですね。

モンペリエのメインストリートです。
人が少ない！

こちらもメインストリートです。

博物館
こちらも日曜日のため、中に入る事はできませんでした。

1919年創立の「CABOT」チーズ工場です。
中にはいるとお土産屋さんがあります。
十数種類のチーズの味見ができます。そしてレジで工場見学を依頼すると一人１ドルで工場見学ができます。

チーズ工場の中です。
ガラス越しにチーズの工程を見ることができます。

帰りにスーパーに立ち寄りました。アメリカ第二位の大手スーパーだそうです。
兎に角、中はガンガンにクーラーが効いていて寒い。
アメリカ人の７０％が肥満と超肥満だそうです。普通の部類の人でも限りなく肥満に近い人がいるので、ほとんど目にするアメリカ人はお相撲さんのような人ばかりでした。だからでしょうか？スーパーはクーラーが効き過ぎなんです。

スーパーの内部です。
物価は高い！日本より高い！
安いのは牛肉だけ。だからみんな肉買うんだよ。
だから、肥満になるんだよ。
エアコンガンガンだったら、エコなんて無理！
アメリカは車社会を止めて歩く。
痩せたらクーラーガンガンは不要。
肥満を減らすだけでエコ社会になれるアメリカです。

種無しスイカとパナップル。
でも種はありました。　白い種が・・・

毎年７月２５日前後にフェスティバルが行われるようです。

「蛍の光」の作曲者の銅像の前でセレモニー。

セレモニーの後、バグパイプ演奏。
地元の人によると、バグパイプ演奏は毎年ではないようで、昨年は無かったそうです。
私達はラッキーだったようです。

室内に移動してスコットランドダンスを披露してくれました。

パレードスタート。
アメリカ人は星条旗が大好きのようです。
普通の家庭にも、お墓にも、車にも星条旗を掲げています。

消防車もパレードに参加。

ミス・バーモント。
実はこの前には、ミス・ジュニア、ミス・ハイスクール・など続々登場していました。

なぜかパレードにロバを引く一家も登場。

年代物のアメ車。
街中では見かけませんでした。

パンダのぬいぐるみを乗せたクラシックカー。

おじさん、楽しそうです。

こちらのメタボな元警察官もバイクに乗って楽しそうです。

ゴールデンレトリバーの首に麦わらのレイを掛けて
・・・・ライオンのつもり。
ゴールデンはなぜか、トラックの荷台でおとなしく、
ライオンの振りをしています。
でも、何のパレードかな？

お馬さん。Barreっていう街は不思議な街です。
パレードにはたくさんの動物が参加していました。

パレードの最後は牛。
そして私達の前で、この牛はお土産を落としてパレードはおしまいになりました。