2009/07/17 - 2009/07/17
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シベックさん
7月17日〜19日にかけて吉田神社やその周辺で、「2009 豊橋祇園祭 花火大会」が行われました。3日間も通えないので、初日の吉田神社に奉納される宵祭の手筒・大筒・乱玉を見てきました。
この日は、到着早々雨が降り始め、濡れながらの手筒花火見物になってしまいました。
写真は、400年の歴史を持つ手筒花火の放揚・最後のハネ爆発!
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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-
豊橋・吉田神社
国道1号線の豊川にかかる吉田大橋を
渡ると右手に「三河伝統・手筒花火発祥之地」の
大看板が見えてきます。
すでに境内では、光と煙、轟音が轟いていました。
市役所の駐車場に車を止め、
歩道橋を渡って吉田神社に向かいました。
空には雨雲が垂れこめ、ポツポツと雨が
降り始めていました。花火は雨天決行・・。
去年は、初めての羽田祭で感動し、1週間後に
小池神社に出向き、3回目の今回は、
是非見たかった手筒発祥の吉田神社でした。
縣社 吉田神社
http://hanabi.tyonmage.com/yoshida.html -
吉田神社の境内
見物客と関係者で溢れる鳥居前。
境内は参道を境に東半分が参拝者、西半分が花火打ち上げの場所に分けられていました。参拝者側の境内は、松の木が沢山植えられていて、高く打ち上がる大筒や乱玉は全景が見え難くそうです。
手筒の見やすい場所は、何重にも人垣ができ、とても潜り込めそうにありません。しかも、雨降り・・傘の花が咲いています。 -
花火が並ぶ関係者ゾーン
すでに大筒や乱玉が仕込まれた櫓の台物花火がスタンバイ・・。
関係者でも法被を着ていないと、ここからは先は入場不可だそうです。
3人のガードマンが厳しくチェックしていました。 -
手筒花火放揚 19:30頃
吉田神社の手筒は、3人が基本のようです。
火花がシューと静かに空に上がります。
やがて「ドカーン」と
心の臓物が止まらんばかりの轟音!
思わず身を縮める人多し・・。
手筒花火の放揚(打ち上げ)は、
横にした手筒に火を付け、吹き出る火が
安定したところで、脇に抱えて
徐々に垂直に立ち上げます。
約30秒ほどでハネの爆音とともに逆噴射し、
放揚が終わります。
手筒花火は、放揚する人の自作の花火。
同時に着火されてもハネ爆発には
多少のバラつきがあり、
同時に終わることは少ないようです。
打ち上げ手順の漫画は、下記をご参考に・・。
http://4travel.jp/traveler/breeze63/pict/14689705/src.html -
祇園祭・宵祭
3基の手筒花火に点火されました。
東三河で見られる主な手筒花火開催地・予定表は下記でご確認ください。
豊橋観光コンベンション協会
http://www.honokuni.or.jp/toyohashi/html/fireworks_01.html -
持ち上げて・・
-
小脇に抱え・・
-
垂直にたて火花を空に・・
仁王立ちする勇姿も凛々しく・・。
手筒花火は、五穀豊穣・無病息災・
家運隆盛・武運長久を神に念じ奉納されるもので、
400年の歴史があるそうです。 -
そして最後は、ドカーンとハネ・・!
手筒花火の醍醐味は、何といっても最後の底抜けの爆裂・ハネです。
爆裂で底が抜け、爆音と火の粉と飛散するちぎれた紙屑・・そして爆風。迫力満点!! -
ハネ・・
手筒花火の最後に見られる、底抜けの爆裂を
ハネと呼び、逆噴射し轟音がとどろきます。
反動で、手筒が宙を舞うことも・・。
一瞬の爆風も、凄い! -
ハネの瞬間
撮影したほとんどは、ハネの瞬間を撮りました。
しかし、タイムラグがあり一瞬遅く、
なかなか思うようには捉えられません。
その瞬間直前から連写すればいいのかも・・?
でも、無駄に撮ったカットの処理が大変そうです。 -
ドカーンと・・ハネ爆発!
-
手筒花火のハネ
-
夜空に咲く花、傘の花
-
血潮が沸き立つ夏の風物詩
この日見た花火の種類は、
片手で持ち歩きながら打ち上げる
小型の羊羹花火。
櫓に仕込まれた台物花火の
大筒と乱玉。
そして、間断なく奉納される
手筒花火の4種類でした。
そのいずれも最後は、
轟音とともに打ち上げが完了します。
分かっていても最後のハネ爆発の
轟音と爆風には、ドキッとします。 -
羊羹花火
大筒や乱玉の打ち上げ前に行われる
小型の手筒花火。 -
乱玉打ち上げ
カラフルな火の玉が勢いよく飛び出し、
徐々に火の勢いが増して空高くに・・。 -
乱玉放揚
後半は、フレームに収まらず・・。 -
立ち上がる火柱
-
三脚撮影も楽じゃない
せっかく持ってきた重い三脚・・。
後ろで見る人を多少気遣って、
人垣から少し離れた松の木を背に
三脚を半開きにし、
エレベーターを目いっぱい高くして、
人垣と傘を避けたつもりで撮影しました。
距離はマニアルで勘・・。
構図もファインダーを覗けないので、
あなた任せ・・。
カメラには被っていた帽子をかぶせて雨よけ。
以後、数か所からこの方法で撮りました。
が、歩留まり悪し・・。
長い棒の先にカメラを固定し、
下でモニターを見ながら撮れたら
楽だろうなぁ〜・・などと思いつつ。
http://4travel.jp/traveler/breeze63/pict/12846607/ -
降り注ぐ火の粉
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火の粉をかぶって・・
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大筒点火前の儀式
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大筒放揚
手筒花火の大型。
打ち上げ高さも高く
見事な火柱が夜空を焦がします。
ハネも、猛烈・・
櫓がドドンと躍ります。 -
奉納花火
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自己責任で手筒放揚
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同時にハネ爆発!
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伝承民族行事
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轟音とともに
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轟音と爆風
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オオッ!猛烈・・
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三河伝統手筒花火
3人で手筒放揚、ハネ・・3本、同時です。
珍しい・・。 -
底抜けの爆裂・ハネ
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同時にハネ爆発!
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宙に舞う手筒・・
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火のスダレ
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豪快にして勇壮華麗な花火絵巻
ハネの瞬間は、何度見ても興奮します。
以前の手筒花火の旅行記です。
よかったらご覧ください。
小さな旅●豊橋羽田八幡宮 羽田祭・五穀豊穣を願う手筒花火2008
http://4travel.jp/traveler/breeze63/album/10279623/
小さな旅●豊橋小池神社 祭礼宵祭り・手筒花火放揚2008
http://4travel.jp/traveler/breeze63/album/10281239/ -
吉田神社の手筒花火
-
撮影NG集・その1
手持ち、轟音と爆風でブレました。 -
撮影NG集・その2
勢いあまって、同じく手振れ・・。 -
祭りの夜の吉田神社 21:30頃
少し我慢していれば、参道の人垣も空くかと期待していましたが、考えは甘く混みあったまゝ・・。
小雨の降る中、まだ花火の放揚は続いていましたが、このあたりで神社にお参りし、帰ることにしました。
また、来てみたい大迫力の豊橋祇園祭・吉田神社奉納手筒花火でした。
〜おわり〜
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この旅行記へのコメント (4)
-
- jyugonさん 2009/08/07 14:23:34
- 凄い迫力!!
- 続けて拝見させて頂いてます〜
昨年シベックさんの旅記で手筒花火を拝見させて頂き
凄いなぁって思っていましたが、今年ももうそんな季節を迎えていたのですね。
丁度京都の祇園祭と同じ日なのですね〜
何度拝見しても凄い迫力! そしてシベックさんの努力に頭が下がります。
雨の中での撮影、きっとすご〜くしんどかったのでは…?
頭の中でどうやって撮らはったんかしらと想像していますが…
感だけ、カメラ任せで撮らはったとは思えない素晴らしい写真
一度くらい目の前で観てみたいと思いますが
気合い入れて行かないとあきませんねぇ〜(^^ゞ
居ながらにして今年もありがとうございますm(__)m
jyugon
- シベックさん からの返信 2009/08/08 14:35:53
- RE: 凄い迫力!!
- jyugonさん、続けてのメッセージありがとうございます。
一度は見たいと思っている京都の祇園祭ですが、なかなか行けないものですね。
でも、いつかは・・と思っています。
その時は、jyugonさんの旅行記で勉強させていただいて京都入りしょうと思っています。
手筒はあちこちの神社で毎週のように行われているようですが、
吉田神社の手筒奉納が京都の祇園祭と同じ時期ということもあり、敬意を表しての祇園祭・奉納花火かと思っています。
>何度拝見しても凄い迫力! そしてシベックさんの努力に頭が下がります。
雨の中での撮影、きっとすご〜くしんどかったのでは…?
頭の中でどうやって撮らはったんかしらと想像していますが…
感だけ、カメラ任せで撮らはったとは思えない素晴らしい写真
たいした努力はしていませんが、夢中になる癖がそうさせたかと・・。
今度で3回目の見物でしたので、おおよその手筒花火の様子も分かってきました。
去年初めての羽田八幡宮では手持ち撮影、2度目は手持ちと三脚での撮影。
今回は三脚主体でしたが、カメラの高さが2m以上となり、ファインダーが覗けず距離は勘、構図は運任せとなりました。無駄に撮った枚数が多かったです。
>一度くらい目の前で観てみたいと思いますが
気合い入れて行かないとあきませんねぇ〜(^^ゞ
私の撮影した場所からは、30mくらいの距離だったと思いますが、人垣の先頭あたりで20mほどの距離です。
手筒最後の「ハネ」と言われる爆発は、とにかく強烈です!
凄いとしか言いようがありません。
分かっていても、その轟音と爆風には思わず身震いしてしまいます。
是非一度、神社で行われる手筒花火を「生」でご覧くださいませ。
広場で行われる手筒花火も沢山ありますが、狭い神社境内の打ち上げは音響効果抜群です。
シベック
-
- kuropisoさん 2009/08/05 00:03:56
- おお〜
- こんばんは。
今年も手筒に行かれたのですね!
もうそんな季節ですかぁ〜。
撮影はどうでしたか?
旅行記からは苦労なさった感が。。(笑)
やっぱり場所取りが一番なんですよね。。
ところで、キリンは一脚+棒なんでしょうか???
どうやってシャッターは?リモコン???
固定がちょっと怖いですが、いろんなことを考える人がいるものですね〜
シベックさんの写真、見てて今年も行きたくなってきました〜(笑)
Kuropiso
- シベックさん からの返信 2009/08/05 02:16:15
- RE: おお〜
- kuropisoさん、いつもいつも・・。
手筒見てくださってありがとうございます。
>今年も手筒に行かれたのですね!
もうそんな季節ですかぁ〜。
もうやっていました!
手筒発祥の神社を一目見たくて行ってきました。
神社での手筒はどこも大盛況ですね。5時頃到着ではだめです。
おまけに雨で散々でした。
写真も手振れ、ピンボケのオンパレード・・。
>撮影はどうでしたか?
旅行記からは苦労なさった感が。。(笑)
やっぱり場所取りが一番なんですよね。。
もう少し早く行かないと、最前列は無理ですね!
明るいうちからスタンバイするなど、どうも性に合わないし困ったものです。
やっぱり手筒は人気なのか、人垣はちっとも空いてきません。
雨も降っていたし、あきらめました。
>ところで、キリンは一脚+棒なんでしょうか???
どうやってシャッターは?リモコン???
固定がちょっと怖いですが、いろんなことを考える人がいるものですね〜
このお祭りでは、3台ほども見かけました。人混みでも楽に撮りたい・・。
そんな熱意を感じました。執念ですね〜。
FRPの太い釣りサオ風の棒で、伸縮可能なものでした。
多分特注されたのでしょうが、手元にはリモコンと小さなモニターが付けられていました。
頭でっかちで、バランスとるには相当の腕力がいりますね。
珍しいので、傍にはカメラマンが取り巻いて、質問を投げかけていました。
このとき、私もこんなの欲しいなぁ〜・・などと思ったものです。
>シベックさんの写真、見てて今年も行きたくなってきました〜(笑)
すでに傑作をお撮ですが、是非、今年も手筒ご覧くださいまし・・。
何といっても、場所取り一番です!
シベック
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