TAIPEI 2008

2008/10/27 - 2008/11/01

旅写真と、思ったこと。

エリア 台北(台湾)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: JAL

４度目の台湾。台北に着いたのは夕方。ちょうど夕飯時で、屋台の匂いが胃袋を刺激する。あぁ、これぞアジアの匂い！

台湾は日本に似ています。若者はお洒落だし、何事も丁寧で、少しシャイな所も似ています。ただ、所々で、やっぱりちゃんと中華風（笑）

永楽市場。１階は精肉、鮮魚の市場。独特のにおいと、ダイナミックなパフォーマンスは迫力があります。

２階は生地屋。ものすごく広くて、少し雑な（笑）オカダヤみたい。

永楽市場５階。フードコートという名の屋台の集まり（笑）もっというと、体育館にテーブルと椅子を出したような雰囲気…。でも、嫌いじゃないです。

２、３百円で激ウマな牛肉麺が食べられます。１階が精肉店なので鮮度は抜群！

殺風景な飲食スペース。ガランとしていて、なんだかスタジオのセットのよう。

夜の台北、士林夜市。長い長い屋台の道です。

トマト飴という、トマト版りんご飴がおすすめ。手がべとべとになります。

夜中でもこの街の色は失われない。目の覚めるような鮮やかな色彩にあふれている。

カスタードアップルというくだもの。お釈迦さまの頭に似ているともいわれていて、すごくオリエンタルな雰囲気のフルーツ。マイルドな匂いのドリアンみたいな味。

台湾は仏教の国。黄金に輝く仏像が、屋台で売られている。

朝。なまぬるい外気と、漢方薬のような匂いが、台北にいることを思い出させる。香港の匂いに似ていると思う。

九分へ向かうバス車内。台北市内を外れると、急にレトロな町並みになります。どことなく懐かしい雰囲気。

（キュウフンのフンは、にんべんに分と書きます。）

赤が印象的な基隆客運バス。　

中華圏では、縁起のいい色とされる赤の使い方が大胆！信じられないくらいの、赤の使い方を目にする事が度々ある。そこ全部赤にしちゃった？！みたいな事です。

思っていたよりも観光地化されていて、すこし残念…。

ただ、ノスタルジックな雰囲気の提灯や、苔むした石段には、確かな時間の蓄積が感じられ、グっときました！

Carrefour。日本にもありますが、スーパーマーケット好きとしてははずせません。ちゃんと、中華風な商品もありました。　　

因に漢字表記だと、家楽福。幸せ楽しい家族、みたいな?
西門近くのこの店舗は、大型店で立地もいい。

台北の若者は、東京の若者にそっくり。都会的な雰囲気とか、フレンドリーなのかシャイなのか分からないところとか。あと、英語の通じなさ加減とか（笑）

市場を歩いていると、ひとの、食べる事への貪欲さ、そして、食べ物へのありがたみを感じる。生きているものの命をもらっているという事。

あの市場の独特なにおいも、生の命のにおいなんだと、改めて気がつきます。

食堂。ビニールが戸の代わり。ここの店の子どもが、客の隣で宿題をしていたりする。グリーンかぶりの色合いが、いかにもアジアっぽい。

午前中。屋台の設営？

アジアってつながっているんだなと、改めて感じる。台湾もタイも香港も韓国も日本も。文化や言葉や人の見た目も、グラデーションがついていて、少しずつ似ている。

尼さん。

海外では、信仰心がとても強い。仏教であれ、なんであれ。何かを深く信じ、祈りを捧げる人々の姿は、非常に美しい。

建国南路花市場。ウィークエンドにのみ出現する大花市場。翡翠や民芸品も売っています。

台湾の人の話す北京語は、丸みがあり、少し広東語に近い音がします。声も小さめで、中国語から受ける、怒られている感がしないので安心して見て回れます（笑）

植物がやたらと元気がいい！逆に、犬や猫はものすごくだらしない。

野良犬が健康そうだったのは、この国の豊かさの証。

西瓜ジュース。マンゴーやストロベリーもお薦め。南国のくだものは、色も香りもすごく濃厚。まとわりつくような湿気と疲労によく効きます！

ドラゴンフルーツ。ユニークなルックス、中身はもはや、グロテスクと言ってもかまわない（笑）ぼんやりとあまく、すこしせつない味。好きです。

漢字って便利だな、とつくづくおもう。漢字圏では、駅名や道の名前など一目で解るし、料理名にしても、何をどうしたものか、だいたい見当がつく。一文字だけでちゃんと意味があり、デザインとして完成された美しさがあります。

ハイド＆シークのような遊び。しばらく見ていたが、結局ルールが理解できなかった…。

台湾は居心地がいい。ごはんもおいしく、人がやさしい。人々の気質も、日本人とどことなく似ています。私の友人もそうですが、日本好きを公言してくれる人が多いのも、やっぱり嬉しいですね。好きだから好かれる？好かれるともっと好きになる！恋愛に似ています。一度行けば、何度でも台湾に会いに行きたくなるはず！非常感謝！！

この旅行記へのコメント （5）

• zzr-cさん 2011/10/08 16:53:15

  台北市内

  レイニー☆ウォンさま　こんにちは！
  
  台北の街ってこんな感じなんですねぇ〜
  
  フードコートではそんなお手頃な値段で牛麺とか食べれるんですね。
  
  私は今回トランジット泊だったので全く町には出れませんでした。
  
  もっとも桃園空港から台北市内まで５０キロ位あるそうなので
  元々行くこと自体が無謀ですね^^;
  
  もう一泊でもすれば可能なのでしょうが^^;
  
  ちょっと古びたようなそれでいて活気のある台北。
  
  台湾に行って台北にますます行ってみたくなりました^_^
  
  じぃ〜

  Rainy☆Wongさん からの返信 2011/10/15 23:01:40

  返信遅れてすみません！！

  コメントありがとうございます。
  
  台北は、もっともっと都会ですよ！普通に撮ったら、東京の渋谷、新宿辺りと大して変わらない程です。私のトリミングがどうも、よりアジアぽく、より怪し気にしているようで…。新しい高層ビルや、オシャレなカフェやクラブも沢山ありました。
  
  日本人、日本が大好きと言ってくれるので、こっちも嬉しくなっちゃいますよね。海外に行ったというよりも、もっと近しい、落ち着ける国でした。
  
  レイニー☆ウォン

• ひがしさん 2010/12/12 16:23:40

  こんにちは

  
  写真を拝見しました。
  
  どこの国の写真も構図と色が独特で素晴らしい仕上がりですね。びっくりしました。
  
  
  参考までにどんなカメラ・レンズで撮影されているのか教えてもらえませんか？　興味津々です。

  Rainy☆Wongさん からの返信 2010/12/12 19:45:22

  ありがとうございます。

  カメラはnikon f5、fm2、mamiya6×7です。デジタルではなく、フィルムなんです。
  レンズは広角28ミリをつけっぱなしにしています（笑）花を撮るときはマクロレンズも使用します。
  
  taka1

  ひがしさん からの返信 2010/12/12 20:37:55

  RE: ありがとうございます。

  > カメラはnikon f5、fm2、mamiya6×7です。デジタルではなく、フィルムなんです。
  > レンズは広角28ミリをつけっぱなしにしています（笑）花を撮るときはマクロレンズも使用します。
  >
  > taka1
  
  
  ご返答ありがとうございました。何となく「銀塩カメラかな？」という気がしたのでご質問してみました。NikonF5とは凄いですね。
  
  とにかく写真のﾚﾍﾞﾙが違うと思いきや、プロの方だったのですね。大変失礼しました。
  
  私も水平ではない写真を撮ってみようと思います。ありがとうございました。