永遠のヒーローからもらった旅

2009/07/06 - 2009/07/06

江夏、田淵が出場するということで申し込んだプレミアム・モルツ球団と世界の舞台で活躍した経験を持つ選手で構成されるワールド・ジャパン2009との試合のチケットを入手できた。二人とも60歳を超え、かつての動きなど全く期待できないが、小学生のころからの憧れの選手。江夏がションベン球を投げようとも、田淵が３球三振しようとも生で見たかった。ということで平日のため午後から休暇をとり、東京ドームで妻と待ち合わせ。試合は17時から開門され、18時からチャリティについての説明と選手紹介があり、18時30分から試合開始。どちらが勝とうが関係ないし、緊張感はないので、単に選手を見て、自分にとって野球が面白かった時代を懐かしむだけかなと思っていたが、徳光さんの解説で、笑い、ガチンコ、好プレー、珍プレー、演出などがあり本当に面白かった。村田兆治のマサカリ投法からの剛球には59歳と思えぬ凄さを感じ、53歳大野豊の現役時代と変わらぬタメがある独特のモーションからの剛球も見れた。桑田（元巨人）はピッチングを見れただけではなく、ショートを守り、佐々岡（元広島）からガチンコ勝負でホームランを打った時は、ＰＬ学園の時、甲子園でホームランを打ったシーンを思い出し、興奮した。また、川藤のアブさんの酒をバットに吹きかけるパフォーマンス、佐野（元近鉄）の帽子を落としてハゲ頭を露出して投げるパフォーマンスには笑えた。そして伝説のバックスクリーン３連発の槇原 vs バース、掛布、岡田には感激した。圧巻は９回ツーアウトから黄金のバッテリー対決、江夏vs田淵があり、江夏のションベン球を田淵がボテボテの内野ゴロという結果であったが、自分の中の永遠のヒーローを見ることができて野球少年であった頃にタイムスリップする旅を彼らからプレゼントしてもらった。

表紙：東京ドームの夜景

エリア 水道橋(東京)

会社から東京メトロの丸の内線に乗り後楽園駅で降りたところの風景

後楽園駅前の風景。雨が降っている。

ドームの屋根の下。

ドームの屋根の下。

東京ドーム内にある野球体育博物館。東京ドームだからと言って、巨人の選手のものだけではなく、プロ野球の歴代の名選手のユニホームやグローブ、バットなどの道具が展示してある。野球ファンは必見の地。もう私は既に訪れたので今回は入場せず。
　　　　　　

東京ドーム内の巨人のグッズの店。プロ野球創世記の頃の復刻版の巨人のユニフォーム

巨人のグッズの店の前にあった、巨人の選手のフィギュア。Ｖ９の頃の憎きジャイアンツの選手の顔と名前、背番号、経歴、出身校はわかるが、今の選手はわからん。

巨人原監督の等身大のフィギュア。

ここにも原監督。

東京ドームの正面。ここから入るとバックネット裏で見れるが、今日は3塁とレフトの間くらいの席から観戦。

会社が東京なので、一足先に東京ドームに着いた私は、妻が横浜から出てくるので、ＪＲ水道橋駅まで向かえに行った。

妻とＪＲ水道橋駅近くのマックで時間を潰し、17時開場のため16時45分頃にドームに向かった。写真はＪＲ水道橋駅より東京ドームへ行く道の風景。

ＪＲ水道橋駅から徒歩5分程度で東京ドームに到着。

18時からセレモニーがあり、徳光さんが司会。試合が始まったら実況中継も担当。

ワールドジャパン2009の監督は王のホームラン王を阻止した田淵。プレミアム・モルツ軍団はミスター赤ヘルの山本浩二。法政の同級生対決となった。

始球式は石原さとみ。なかなか投球フォームだった。

先発メンバー発表。ピッチャーは桑田と宮本の元巨人対決。注目はモルツ軍団の3、4、5番

試合開始の頃にはかなり人が入って発表では観衆50000人

サードには掛布が・・

桑田のピッチングフォーム。速い。まだいける。

マサカリ投法で投げるフォームは年月がたっても変わらず。スピードは130ｋｍでてたかな。59歳ですごい！！

ノーアウトでバースを迎えたところで、バッテリーを交代。ピッチャーは槇原、キャッチーは佐野。あのバックスクリーン３連発の時のバッテリー。もちろん、バースの次は掛布、岡田と対決。

バッターボックスのバース。

槇原ＶＳ掛布

そして岡田と対決。

この演出に球場は盛り上がった。

モルツ軍団の総監督、大沢親分。

桑田が佐々岡からホームランを打った時は、ペナントレースで球場に足を運んだ時、カープの選手がホームランを打った時のように興奮した。写真はホームランを打って、ダイヤモンドを回ってホームインする前の桑田。

桑田がホームランを打った時のスタンドの盛り上がりの様子。

ピッチャーは坂東英二、

そしてバッターは張本。ボテボテの内野ゴロ、走れない。喝だぁ！！

「代打川藤」で球場が盛り上がり、アブサンのように酒しぶきをバットにかけて登場。、

佐野の帽子を落としてハゲ頭で相手の目を惑わすピッカリ投法を披露。徳光さんと坂東さんの解説にも笑えた。

ミスター赤ヘルが活躍していた頃、市民球場にはよく行ったものだった。

しなやかな独特の投球フォーム大野。スピードに観客はどよめいた。

対するはバース

ショートを守っていた桑田が再び登板。

今日はチャリティなので、サントリーモルツが普段800円が400円。ペプシコーラもＬサイズ100円ということで破格の安さ。ビールは普段はキリン、サッポロ、アサヒといろいろな銘柄があるが、この日は当然のことながらモルツのみ。

桑田ＶＳ橋本の元巨人、ＰＬ学園の先輩後輩対決。

九回2アウトから、子供の頃の憧れのヒーロー江夏登場。

球場は大歓声。

球はキャッチャーに届くのがやっとという感じだが、生江夏にメッチャ感激！！

江夏の写真撮りまくり。いろいろなチームに行き、いろいろな背番号をつけたがやっぱり縦じまのユニフ ォームに背番号28が一番印象に残っている。この日も江夏の背番号は阪神時代と同じ28だった。

球は遅くなってもフォームに面影が残り、王からの1シーズン奪三振日本記録、オールスター9連続奪三振、巨人戦での10対10の試合、延長戦でのノーヒットノーランなど阪神時代のいろいろなシーンが浮かんできた。

そして江夏の投球練習が終わった頃、代打田淵。かつて阪神で黄金のバッテリーと呼ばれた２人の対決に　 またまた感激。2人が現役の頃、王、長嶋と対戦するのをテレビの前で緊張しながら見ていたが、もちろん そういう緊張感はないが、この江夏ＶＳ田淵の対戦をできるだけ長い時間見ていたかった。1球や2球で決着がつかないようにと思いながら見ていた。

ＭＶＰはバース、敢闘賞は桑田だった。

田淵はインタビューで、来年は清原を呼ぶと言っていた

東京ドームのロビーにある歴代の東京ドームＭＶＰ受賞者のパネル。　

江川、角のがあった。

東京ドームのロビー

試合後の球場の風景

試合後の東京ドームの正面玄関付近

1-4RIMG0727　ＯＨ　ＧＡＴＥ。東京ドームの正面玄関から一塁側のゲート。ちなみに３塁側はＮＡＧＡＳＨＩＭＡ　ＧＡＴＥと呼ばれる。

11-5RIMG0728　ＯＨ　ＧＡＴＥの横にある王のプレート。私にとって王は、憎きジャイアンツの強打者。ピンチに出てくるといつもヒヤヒヤしながらＴＶを見ていた。江夏が最も多くホームランを打たれたのは王、江夏が最も多く三振を奪ったのも王であり、本当に見ごたえがあった。　　

この旅行記へのコメント （2）

• だいちゃんさん 2009/08/20 02:29:02

  お久しぶりで〜す ♪

  　
  　今回の”東京ドーム球場”でのイベント、野球ファンにとってはたまらんかったでしょうな！
  
  　福岡市にはホークスの”福岡ドーム球場”があり、昔の「西鉄ライオンズ」時代のＯＢ戦などのイベントを時々やっているみたいです。
  
  　私の住む北九州市のドームといえば、小倉北区の「メディアドーム(競輪場)と八幡西区の「穴生ドーム」だけ･･･
  
  　福岡市と違って、北九州市は”集客力”がありません(涙)
  
  　商売人の街と元鉱工業の街との違いですかねぇ？
  
  　北九州市にも良い”観光地・イベント”はたくさんあるんですけど･･･ね？
  
  

  tawassanさん からの返信 2009/08/22 02:23:43

  RE: お久しぶりで〜す ♪

  だいちゃん、こんばんは〜。
  
  書き込みありがとうございます。
  
  
  >今回の”東京ドーム球場”でのイベント、野球ファンにとってはたまら
  んかったでしょうな！
  
  自分にとってプロ野球が最も面白しろかったのは巨人にＯＮがいたＶ9時
  代の頃、それに牙をむいて勝負を挑む江夏、田淵がたまらなくかっこよく
  小学生の私に映っていました。江夏も田淵も王も長嶋も彼らが現役で活躍
  していた頃の年齢より、今の私の年齢がはるか上になってしまったが、当
  時の映像をたまにテレビでみても、いまだ憧れのスターでカッコいいもん
  です。イチローや松井は確かに素晴らしい選手だが、自分が大人になって
  から出てきた選手だから憧れという感じがないので、見ていてワクワクす
  るような感じがないです。そういう意味で、今回の東京ドームは行く前か
  らワクワク感いっぱいでした。
  
  
  >北九州市にも良い”観光地・イベント”はたくさんあるんですけど･･･ね？
  
  北九州はいいところです。私も大好き。観光地なら門司、ドライブなら門
  司から小倉までの関門海峡沿いの道が大好き。ちょとショッピングならや
  っぱり小倉の駅前あたりがいいかな。家族で楽しむなら昔よく行ったスペ
  ースワールド。デズニーランドはもう行きたいと思わないが、スペースワ
  ールドはまた行きたいです。洞海湾の若戸大橋も絵になります。少し残念
  なことは、黒崎は活気があり、庶民的な街で買い物をするのも楽しみだっ
  たが、賑やかさがなくなってしまいましたねぇ。