四川省　チベット自治区カム地方ぶらり旅　色達（セイダ）編

2003/12/16 - 2003/12/20

四川省のチベット自治区。未だチベット文化が色濃く残るカム地方を巡る旅。一路平安！

ラルンガルがある色達までマルカム経由で一泊。長い旅路。スローなバス旅。色達は幹線道路の500ｍ両脇に建物がある小さな集落。途中の景色は美しい。
高原魂飯店という名の宿へ。宿ではＴＶでエヴァンゲリオンが放映してる。シンジ君が中国語でうわぁ〜ん。

この町で困ったことは今まで通じていた筆談が全く使えない。カタコト中国語は通じずバスチケットを購票したいと言ったのに何故かチベタンの家に連れてかれギターを弾けだの飯食えだの・・・いやうれしいんですけどね（涙）チケット買えない。。。この日も。。。涙
実はバスのチケット売り場はレストランの中だった（しかも営業時間短けぇッッツ！！！）
村を脱出するのに4日かかる。しかもバスは現地時間の朝4時に一本だけ。当然夜明け前の暗闇で、バス待ちしてると野犬ぐぁッ！！近寄るなッ。石を投げ大声を出し必死にバス待ち。うわぁ〜ん。
バスの車内には大量のヤク皮と何故かバイクが積み込まれ。。。
そしてバスの窓は壊れていて閉まらず走り出すと隙間から寒風が。。足先がイタイ→感覚がなくなる。夜はなかなか明けない。

そのうちドライバー席で焚き火ぐぁッ！始まるマジ？うわぁ〜ん
車の中で火を焚いていいんですか？慈英さん？
いいんですッ！！いいんですッ！！！と一人妄想プレイ。それでも寒いよぅ。

ともあれ宗教施設が独特でカッコイイところでした。
初めて鳥葬場を見ました。葬儀はしてなかったけど死者の生前の服や靴があちこちにちらばっていて、涙がでてきました。
地元のチベタンにもご飯屋の漢族夫婦にもやさしくしてもらいました。夫婦は成都のほうから移住してきたらしいです。

エリア 中国

村の入り口のチョルテン

経文の集積体

風になびきます。

いったいどうやって作ったのでしょう？

ピラミッドタイプ。

この上が鳥葬場。

噂のラルンガル！

ゴンパのまわりを数千の僧坊が取り囲む。

マニ石

色達の街中

この旅行記へのコメント （2）

• ヘンタビさん 2009/07/02 12:13:38

  鳥葬！

  はじめまして。
  僕も昔カムの方を旅行しました。
  何だか懐かしくなりました。
  
  鳥葬って見れるんですね！
  
  

  しゃんていさん からの返信 2009/07/02 14:02:31

  RE: 鳥葬！

  ヘンタビさん　はじめまして＾＾
  
  カム地方いいですよね。
  冬に行ってしまったので騎馬祭などのイベント関係がやってなく
  また行きたいとは思っている地域です。
  
  実際の鳥葬は色達では見れなくてラサ郊外で見てきました。
  何もかも衝撃的で。。。朝出発して昼にラサに帰ったのです
  がそのあとホテルですぐ寝て一緒に行った連中ともども
  翌日の昼すぎまで起きることがなかったです。
  24時間昏睡状態でしたｗ
  
  見ているときは意外に感情的にならなかったのですが
  実際にマインドにはだいぶキていたようですｗ
  
  ハゲワシ達は予想以上にでかく、1体のボディに対し数10羽のハゲワシががっつきまくってました。