2009/06/14 - 2009/06/14
180位(同エリア237件中)
うめいちさん
いつもお世話になっている管理会社さん主催のハイキングイベントです。前日、飲み会イベントでしたが4時起きで八ヶ岳へ。お天気はなんとか持ちそうです。
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9時半に事務所集合で、まず八ヶ岳横断道路の小荒間の信号までバスで送ってくれます。これは便利便利。このルートは歩いて登っても、あまり面白くないですし。
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八ヶ岳登山口の鐘かけの松までしばらく登り、ストレッチをしてから出発。まずは林道を西へ。今回、50人と大所帯です。
森の中では、蝉時雨が響いていました。シャワシャワとカナカナの中間ぐらい。まだ6月なのに、と思いますが、ハルゼミです。
ときどき、カッコウの鳴き声も聞こえてきました。 -
あちこちにアヤメが咲いていました。アヤメ科アヤメ属の多年草です。我が家の庭でも元気に咲いていましたし、いまが季節のようです。
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八ヶ岳南麓の森の中には、幾筋も防火帯が走っており、いいハイキングコースになっています。皆さんのんびりと下っていますが、ここら辺から、イベントは「ワラビ摘みハイキング」の様相を呈してきました(笑)。
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日当たりのいいところには、ウマノアシガタが。いわゆるキンポウゲ(金鳳花)です。キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。プラスチックのような光沢のある鮮やかな黄色の花がよく目立ちます。よく群生しているのですが、今回はあまり見かけなかったなぁ。
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それから、ニガナ(苦菜)。キク科ニガナ属の多年草。細い花茎をにょきにょきと出して、黄色い5弁の花をつけています。
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晴れていれば、南アルプスや富士山も見えるそうですが、曇っていてちょっと残念。でも、もともと天気予報は雨だったのですから、贅沢は言えません。植樹されている地帯をさらに西へ。
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木立の中に埋もれるように、ところどころにレンゲツツジ(蓮華躑躅)が花を咲かせていました。ツツジ科ツツジ属の落葉低木。盛りは少し過ぎているようですが、まだまだきれいです。実は有毒植物だったりします。
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さらに別の防火帯を下ります。
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アマドコロ(甘野老)めっけ。ユリ科アマドコロ属の多年草。
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鉢巻道路を渡って棒道を下り、棒道の散歩でよく来る火の見櫓でお弁当です。ハイキングで食べるお弁当ってなんでこんなに美味いのか……。
ここから、メジャーな棒道ハイキングコースを下っていきます。 -
言わずとしれた、シロツメクサ(白詰草)。マメ科シャジクソウ属の多年草。いわゆるクローバーですね。
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対してこちらは、ムラサキツメクサ(紫詰草)、アカツメクサとも言います。同じくマメ科シャジクソウ属の多年草。
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ジシバリ(地縛り)。キク科ニガナ属の多年草。茎が地を這って広がり、ところどころから根を出すさまが、地面を縛っているように見えるのが名前の由来だとか。葉っぱが丸っこいのが特徴です。
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ヤマオダマキ(山苧環)がもう咲いていました。キンポウゲ科オダマキ属の多年草。私の好きな花です。
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こちらは、キバナノヤマオダマキ(黄花山苧環)。
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ママコナ(飯子菜)。ゴマノハグサ科ママコナ属の一年草。花の中に白い斑点が2つふくらんでおり、これをご飯粒に見立てたのが名前の由来です。
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予定より早いペースで歩けたそうで、棒道上の別荘地へ寄り道。その途中、フタリシズカ(二人静)が盛大に咲いていました。センリョウ科センリョウ属の多年草。茎の先の四枚の葉の真ん中から花穂を出します。花穂が2本のものが多いのでフタリシズカの名前がありますが、本数は様々。花は、花びらがなく、白く丸まっているのは雄しべです。
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ヘビイチゴの実です。これも、季節的に早いなぁ。バラ科ヘビイチゴ属の多年草。実に毒はありませんが、美味しくないそうです。私は食べたことありませんけど。
さて、そんなこんなで、皆さん、ケガもなく事務所まで戻ってきました。お疲れさまでした。
途中、薄日も差して、まずまずのハイキング日和。景色はあまり観られませんでしたが、野草の花は様変わりして、季節が進んでいることを実感しました。
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