2009/06/07 - 2009/06/07
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GOTOCHANさん
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朝起きると天気が良かったので、鳥取県側から氷ノ山に登るべく自宅を出ました。音水湖(引原ダム)までは天気が良かったのですが、戸倉峠に差し掛かる辺りから雲行きが怪しくなり、鳥取県に入るとガスがかかって雨まで降ってきました。この時点で氷ノ山登山は早々と断念。しかしせっかくここまで来たのだから滝めぐりくらいはしようと考え、以前から滝めぐりの候補に入れていた諸鹿七滝に行くことにしました。諸鹿七滝は、諸鹿渓谷にある、「大鹿滝」「中の滝」「野頭の滝」「出合の滝」「雲龍の滝」「三条の滝」「岩壺の滝」の7つの滝群の総称です。
大鹿滝滝見難易度:3 出合の滝滝見難易度:3 雲龍の滝滝見難易度:4
参考 滝見難易度0:道路から見える、1:片道徒歩5分以内、2:片道徒歩15分以内、3:片道徒歩30分以内、4:片道徒歩1時間以内、5:片道徒歩2時間以内、6:片道徒歩2時間以上もしくは2時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。
注意 滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。
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滝めぐりは大鹿滝からとなります。広留野開拓地に大鹿滝への遊歩道の入口があります。諸鹿を目指すと辿り着きません。広留野開拓地へは広留野開拓団の道路を通って行く事になります。
遊歩道入口には舗装された大きな駐車場があります(10台以上駐車可能)。遊歩道は狭い急勾配で、しかも滑りやすく、谷側へ傾斜もついているという悪条件でした。油断すると転落します。ところが、これは良過ぎるということが後になって判明します。 -
15分ほどで大鹿滝が見えてきます。美しい直瀑で、オーバーハングした岩から落ちているため、裏見もできます。
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滝口のアップ。
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滝壺のアップ。
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さて、これから裏見をすることにしましょう。
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かなり広いスペースがあるため、三脚を立てての撮影も楽々です。
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これほどまで見事な裏見のできる滝はあまりないのではないでしょうか。
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滝の裏側を通り過ぎるとこうなります。
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真横からは岩に隠れて滝口は見えません。
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正面から。360度どの角度からも滝を見ることができます。
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大鹿滝は落差22mです。
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大鹿滝から下流に10分弱進むと出合の滝があります。出合の滝は、この後向かう予定の雲龍の滝からの沢と大鹿滝からの沢が合流するところにあります。いずれの沢からも滝となって落ちて合流します。したがって出合の滝は2本あるわけですが、この写真の滝は雲龍の滝からの沢に懸かる出合の滝です。大鹿滝の沢に懸かる滝は音は聞こえますが、見ることができません。下に降りる道を探しましたが、崖で無理のようでした。なお、出合の滝の落差は26mです。
大鹿滝から出合の滝までの道は途中不明瞭なところがあり、濡れた草などでズボンがずぶ濡れになりました。 -
出合の滝から20分近くかかって雲龍の滝が見えてきました。この滝を見た瞬間、兵庫県にある逆水の滝と雰囲気が似ていると感じました。確かに滝の姿や規模、周りの環境などよく似ています。
http://4travel.jp/traveler/gotochan/album/10180642/
出合の滝からは道はないに等しく、ほとんど籔漕ぎの世界です。濡れるわ、棘だらけの植物で傷だらけになるわで散々な目に遭いました。単独行はやめた方が無難ですね。 -
これまでなんとか小雨で済んでいたのですが、雲龍の滝に着いたころには本降りになりました。
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滝口。
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滝壺。といってもほとんど水は溜まっていません。
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雲龍の滝の落差は28mです。
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雲龍の滝の上流には三条の滝と岩壷の滝がありますが、この悪条件では無理と判断し断念しました。それで来た道を戻るわけですが、果たして道はわからず、強引に藪の中を突き抜けて出合の滝に無事着きました。ここまで来ると後は何とか車には戻れます。
出合の滝では再度下の沢に下りることができないか探索しました。大鹿滝のある沢を少し遡ると、その沢に懸かる出合の滝の滝口が見えました。 -
さらに100mほど遡りましたが、この無名滝のところまで来て沢に下りるのは断念しました。ロープがあれば沢に下りることはできそうですが、出合の滝まで行ける保証はありません。なお、あとで調べたところによると、雲龍の滝のある沢を、出合の滝の少し上流で対岸に渡ると、出合の滝の下に降りることができるようですが、かなり危険ということです。雲龍の滝上流の2つの滝や大鹿滝の上流にある、中の滝と野頭の滝と併せて是非リベンジしたいものです。
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