1976/06 - 1976/06
13位(同エリア85件中)
ソフィさん
1976年6月
6月18日には、スポーツ関係者による新市長歓迎会があり、ナンテイ(ソフトテニス)関係者に招待状がやって来た。
「これでナンテイもザイール社会から公に認知された」
ザイール人たちには、それがよほど嬉しかったらしい。
その日を指折り待ち、イソイソと出かけて行った。
平素の市民生活では、このような機会がないからだろう。
キンシャサ市スポーツ部長の配慮には、心から感謝する。
アンゴラ内戦が終わったのを機会に、モブツ大統領支持デモ行進が催された。
こんな機会は「NANTEI」の名をアピールするチャンスとばかり、若いナンテイストたちが、目立つようにユニフォームを着て参加する。
打ち初め式のテレビ放映用に、ンポイの発案で作った「NANTEI」マーク付きのTシャツは、こんな時には役に立つ。
キンシャサの中心街「トラント・ジュアン(6月30日大通り)」を、揃いのユニフォームで堂々と行進する彼らは、平素とは別人のように明るい。
古くなったボールが、20マクタ(120円)で売られていると言ううわさを耳にする。
「練習中にボールがなくなる」とは聞いていたが、こんなところに行っているらしい。
貴重品であるボールが、「こんなところに流れているとは…」と、ナンテイストの幹部たちは怒る。
私の関心は「どのように使われているのだろう」で、将来ザイール国内でボールの製造を始めるときの参考となると考える。
彼らによれば、ボールに注射器で空気を入れ、良く弾むようにしたものをサッカーに使うと言う。
ンポイの意見を入れ、これまで各クラブに貸していたボールの数を、四つから二つに減らす。
ボールにはクラブ名を書き、通し番号をつけ、紛失時には50マクータ(300円)の罰金を課すことにする。
さらに空気圧の調整は、クラブ内でやってはいけないと告示する。
砂地が多いこの地では、高いバウンドのボールが好まれ、つい空気を入れ過ぎる嫌いがあったのだ。
ボールの寿命は少しでも長くするように丁寧に扱わなければならず、空気入れの制限にはそうした意味もある。
このような紀律作りをザイール人は好きであり、また良く守られるように感じる。
「彼らは規律を破ろうとする傾向がある」とするヨーロッパ人とは違った見方である。
ザイール人には、ヨーロッパ人に接するヨーロッパ人慣れした人種と、私がコートで接するような純朴な人種と、二つの別の人格があるのではないだろうか。
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