ひとり旅 ［527] 神楽門前湯治村?＜川口健治絵画館＞広島県安芸高田市

2009/05/24 - 2009/05/24

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＜神楽門前湯治村 川口健治絵画館＞

　神楽殿への門前町をイメージした“神楽と温泉を楽しむ滞在型施設”としてつくられ、門前通りには、天然温泉の湯屋や湯治宿、茶店、田舎料理の店などが立ち並んでいます。天然ラドン温泉の「岩戸屋」は、大岩を配した岩陰の露天風呂が名物です。

【手記】
　安芸高田市美土里町の神楽門前湯治村へ出向き、川口健治絵画館と神楽資料館を見物してきました。
　故郷山口県の原風景や古来からの神楽を精力的に描いてこられた川口健治画伯は、１月下旬に亡くなられました。謹んで哀悼の意を表します。
　作品集に「神々の舞」「ふるさと探訪やまぐち」「想い出の木造校舎」などがあります。

エリア 安芸高田(広島)

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＜神楽門前湯治村 川口健治絵画館＞

　安芸高田市美土里町の神楽門前湯治村へ出向き、川口健治絵画館と神楽資料館を見物してきました。
　中国山地の連なるこの一帯は、神楽の宝庫であり、中でも美土里町は13もの神楽団を有する県内有数の神楽の盛んな地です。なんと美土里町の約２割の人が神楽関係者だそうです。

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＜神楽門前湯治村＞

　神楽殿への門前町をイメージした“神楽と温泉を楽しむ滞在型施設”としてつくられました。

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＜神楽門前湯治村＞

　門前通りには、天然温泉の湯屋や湯治宿、茶店、田舎料理の店などが立ち並んでいます。

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＜神楽門前湯治村＞

　門前通り

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　門前通り

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＜神楽門前湯治村＞

　天然ラドン温泉の「岩戸屋」は、大岩を配した岩陰の露天風呂が名物です。

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＜神楽門前湯治村＞

　神楽の起原ともいわれる天照大神（あまてらすおおみかみ）の「天岩戸（あまのいわと）伝説」を思い起こしながら、ゆっくり湯に浸かることができます。

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＜神楽門前湯治村＞

　

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＜神楽門前湯治村＞

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＜神楽門前湯治村＞

・美土里町の神楽
　全国各地に、さまざまな形の神楽が伝えられています。

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＜神楽門前湯治村＞
・美土里町の神楽
　そのなかで、美土里町の神楽は、出雲流神楽（神の降臨を願うのに必要な儀式的な手続きを神楽に仕立てた「儀式舞」と、降臨を願った神を慰めるために神の威徳を褒めたたえる内容を劇化した「能舞」からなる）が石見神楽を経て、江戸期にこの地域に伝えられたと考えられます。

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＜神楽門前湯治村＞
・美土里町の神楽
　また、その過程で、九州の八幡系の神楽や高千穂神楽・備中神楽、さらに中国山地一帯に古くから伝わる農民信仰などの影響を受けて、現在の形態になったといわれています。

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＜神楽門前湯治村＞
・美土里町の神楽
　その特徴は、演劇性が強いという点で、極めて大衆的でのびのびした民俗芸能に発展しました。現在では十三の神楽団が残り共にその技を磨いています。

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＜神楽門前湯治村＞
・美土里町の神楽
　美土里町では、この大衆化が、人々の神社・神に対する信仰心を繋ぎ止め、自然や神の脅威・恩恵に対する先人の心を今に止める大きな役割を果たしているといえます。

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＜神楽門前湯治村＞
・美土里町の神楽
　美土里町の神楽には、劇化の進展のなかにも、神人和楽という神楽の原形が息づいているのです。ＷＥＢサイトより。

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＜神楽門前湯治村＞

　1970年ころですね。アース製薬のエアゾール式殺虫剤ハイアース看板。水原弘さんでしたっけ？

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＜神楽門前湯治村 川口健治絵画館＞

　故郷山口県の原風景や古来からの神楽を精力的に描いてこられた川口健治画伯は、１月下旬に亡くなられました。謹んで哀悼の意を表します。

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＜神楽門前湯治村 川口健治絵画館＞

　作品集に「神々の舞」「ふるさと探訪やまぐち」「想い出の木造校舎」などがあります。

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＜神楽門前湯治村 川口健治絵画館＞

・川口健治画伯
　１９６０年京都市立美術大学西洋画科卒。
　山口県美術展出品・二科展・二紀展等に出品、現在無所属・国内各展出品、受賞１６回。
　個展４０回。広島県美土町神楽門前湯治村「川口健治絵画館」設立。

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＜神楽門前湯治村 川口健治絵画館＞

　この絵画を見てみたかったのです。

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・川口健治画伯
　神楽は、米の収穫期にあわせた自然や神に対する感謝の祭りであると同時に、人々にとっては年に一度のハレの舞台でもありました。

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・川口健治画伯
　一年の苦労から開放されて、ともに生きる喜びをわかちあう祭りでもあったのです。

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・川口健治画伯
　また、氏神社を中心に神楽団を組み、神職ではなく氏子自身が神楽を舞う美土里地域の神楽の形態は、その集団内の連帯と共同意識を高める役割も担っていました。

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・川口健治画伯
　美土里町では、いまでもこの氏神社を中心とした共同社会が、神楽を軸に根づいており、人間らしい助け合いを可能にする社会の基礎を形づくっているのです。ＷＥＢサイトより。

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＜神楽門前湯治村 川口健治絵画館＞

・川口健治画伯―絵の題材として、どんな魅力がありますか。

　神社を舞台に、かがり火や霧など独特の世界を描ける。暗くてはっきり見えないのだが、チカチカッと衣装が光る瞬間がある。ドライアイスや大蛇がはき出す煙なども部分的に残り、暗闇に奥深さを感じる。絵として訴える強さや、えも言われぬ幻想空間がある。

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＜神楽門前湯治村 川口健治絵画館＞

・川口健治画伯―絵の題材として、どんな魅力がありますか。

　見えを切る静止した状態や舞い始める一瞬、激しく回転する場面など、躍動感を表現できるシーンは多い。おどろおどろしい鬼の動きや、優しい姫の表情なども面白みがある。

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・川口健治画伯―絵の題材として、どんな魅力がありますか。

　とにかく写真を撮りまくり、アトリエで仕上げる。約二十年間で、百点以上の作品を描いた。

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・川口健治画伯―「ひろしま神楽」に何を期待しますか。

　神楽の絵は、本場である広島県では感動してもらえるのだが、隣の山口県などでは反応が鈍い。昔は、誰もが神楽に慣れ親しんでいたはずだが、今は知らない人が多い。

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＜神楽門前湯治村 川口健治絵画館＞

・川口健治画伯―「ひろしま神楽」に何を期待しますか。

　作品作りでも、舞台を見に出掛ければ絶対、良い場面に遭遇するが、神社の祭りがいつ、どこであるのか情報が少なく、機会を逸している。
　積極的な巡業や情報発信を通じて、神楽をアピールしてもらえるとうれしい。

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　不二家のミルキー　＾＾）ペコちゃん

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　むかし懐かしいオモチャがずらり。

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　輪ゴムを指に掛けてパチャンパシャンとよく遊んだものです。

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＜神楽門前湯治村 神楽資料館＞

　神楽の衣裳や面などの展示とともに、歴史や伝統などをわかりやすく解説した「神楽資料館」です。

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＜神楽門前湯治村 神楽資料館＞

　次の旅行記は「神楽門前湯治村神楽資料館」です。