2009/05/02 - 2009/05/03
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4月に入って燃油サーチャージが12,000円に下がったKLMのエアーチケットを買って、5月2日(土)から5月10日(日)までの9日間の日程で、イタリア(シチリア島、ナポリ近郊)に出かけました。ローマ1泊→パレルモ2泊→タオルミーナ1泊→ナポリ2泊→ローマ1泊の7泊9日です。
アリタリア航空やエールフランスはキャンセル待ちもできず、KLMしか手配できませんでしたので、5月2日はローマの空港に最も近いヒルトンホテルに泊まり、翌3日の朝にアリタリア航空でパレルモに移動しました。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー
- 航空会社
- KLMオランダ航空
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KL868便(11:05 Osaka→15:40 Amsterdam)に搭乗しました。
大阪出発が予定より10分早まり、11時15分に離陸し、アムステルダムには15時11分に着陸しました。 -
この日のKL868便は、Boeing747-400(428席)を使用していました。
予め33Bと33Cの席(後ろはキャビンアテンダントの席でトイレの近く)を指定しておいたところ、5月2日という最も出国者が多い日であるにもかかわらず、幸運にも33Aが空席でした。
往路は横になったり、足を伸ばして、楽々でした。 -
最近、アムステルダム・スキポール空港のチェックインカウンター区域には、自動チェックイン機が設置されています。
チケットをかざすだけで、予約情報や乗り継ぎ情報が表示されます。 -
Amsterdamのスキポール空港で、17時45分発のRoma行、KL1607便を待っているところです。
新型インフルエンザ対策で、空港内ではマスクをしていたのですが、ここでは、このとおり私と友人だけで、とても浮いてしまいました。 -
KL1607便に搭乗する人たちです。
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フィウミチーノ国際空港の敷地内にある大型エアポートホテル、Hilton Roma Airportの客室です。すっきりとしたお部屋で、アメニティも全て揃い、長旅の疲れがすっかりとれました。
Via Arturo Ferrarin 2 Fiumicino, Roma, Italia 00050
Telefono: +39-06-652 58
Fax: +39-06-652 56525
E-mail: rm.Romaairport@hilton.com
5月2日(土)、1日限りの特別キャンペーン“SPRING OFFER”に申し込むことができ、何と129EURで宿泊できました。 -
朝食はスカンジナビアンタイプのフルスタイルビュッフェで、炒り卵やベーコン、キノコなどの暖かいお料理はもちろんのこと、サラダやサーモン、生ハム、イタリアンチーズ、ヨーグルト、フルーツ等も豊富で、パンも選ぶのに困るほど種類が多く、お味も良くて、大満足の内容でした。
5時30分から朝食をいただけるので、忙しいビジネスマン、旅行者でも朝食を諦めずにすみますね。 -
Hilton Roma Airportの広いエレベーターホールです。変わっているのは、客室に続く廊下がこのホールから十字に伸びているのです。次の写真でご覧いただくとお判りいただけると思います。
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Leonardo Da Vinci国際空港の全てのターミナルまで、ここから連絡通路を通って、徒歩にて15分弱でアクセスできます。ホテルの送迎バスも出ています。
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AZ1785(10:00 Roma→11:10 Palermo)に搭乗しました。
Airbus Industrie A320で、インターネットでチケットを手配(片道87,35 EUR)しました。
日本人の搭乗は4〜6人ぐらいだったと思います。 -
荒々しい禿山を背にして紺碧の海を臨みつつ降り立ったパレルモ空港の現在の正式名は、ファルコーネ・ボルセリーノ空港(Aeroporto Falcone Borsellino)です。それ以前はプンタ・ライジ空港と呼ばれていたそうです。
ファルコーネとボルセッリーニはマフィアとの闘いに殉職した2名の判事の名前です。マフィアの脅しに怯まなかった二人の名を冠してファルコーネ・ボルセリーノ空港と呼ばれていることを忘れないようにしたいです。
1992年5月23日、ファルコーネ判事は、トラパーニの空港からパレルモに向かう高速道路上のCapaci付近で、妻および3人の警備とともにマフィアの仕掛けた500kgの爆弾の犠牲となったそうです。そして、その事件から2ヶ月もたたない7月19日に今度はボルセッリーニ判事が5人に護衛とともに実家の戸口でマフィアにより爆殺されたそうです。
ファルコーネとボルセッリーノの暗殺というマフィアからの反撃の後、マフィアに対する追及は弱体化しているという説もあります。怖いですね。 -
空港内で見つけた、有料の手荷物用のカートです。レールにロックされていて、コインを入れると取り外して使えます。
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12時発の空港バス(Prestia e Comande bus)が目標でしたが、11時30分発が11時39分頃出発で、何とか乗車できました。パレルモ駅前のバスターミナル、Piazza Giulio Cesare (Staz. Centrale)まで約35分、料金は5,60 EURです。
写真はパレルモ駅と降りたバス(左端に少しだけ写っています)です。 -
Hotel Ambasciatoriのレセプション横のバーです。
早めのチェックインに対応していただけ、お部屋のお掃除が終わるまで、ここで15分程度待ちました。
Via Roma, 111 - 90133 Palermo, Italia
Telefono: +39 0916166881
Fax: +39 0916100105
E-mail: booking@ambasciatorihotelpalermo.com
http://www.ambasciatorihotelpalermo.com/ -
Hotel Ambasciatoriのバーのカウンターです。調度品、照明、どれも素敵でした。
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Hotel Ambasciatoriの客室です。調度品、ファブリック、シックで素敵でした。
唯一の欠点はお風呂です。バスタブはなく、電話ボックスのような形のシャワーが洗面室に併設されていて、引き戸の幅が狭いため、太った方はおそらく中に入れないと思いました。 -
ホテルの窓から撮影したローマ通(Via Roma)、突き当たりに小さく見えるのが、パレルモ駅。ホテルの案内には「駅から200m」と書いてありますが、実際には500mぐらいあります。
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パレルモ観光のハイライトは、ノルマン王宮の2階にあるパラティーナ礼拝堂(全体が金色に輝くモザイクで覆われ、小さいが目を見張るほど美しい礼拝堂)と調べていましたが、日曜日は午前中のみで、残念ながら中に入ることができませんでした。
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翌日モンレアーレにバスで行く予定で、ノルマン王宮のそばにある、インディペンデンツァ広場(Piazza indipendenza)で事前にチケットを買いました。
AMAT bus Linea 389
Piazza Indipendenza→Monreale Duomo 片道 1,20 EUR×2 -
ノルマン様式の教会、サン・ジョバンニ・デッリ・エレミティ教会(San Giovanni degli Eremiti)を訪れました。5つの赤い丸屋根が印象的で、2008年12月時点で、改修工事中と確認していましたが、やはり外からの見学のみになりました。
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礼拝堂を右手に歩いて、右に見えるのがヌオーヴァ門(Porta Nuova)です。ここをくぐって旧市街へ入ります。
これはカール5世による1535年のテュニス遠征を記念し、16世紀末に建設されたもので、4体のサラセン人の人柱像が支えています。ルネッサンス・アラブ・ノルマン様式の混合で、門の上にはマジョルカ焼きのタイルで描かれたパレルモのシンボル、鷲のマークが見えます。門をくぐるとヴィットリオ・エマヌエーレ2世通り。右手はノルマン王宮の正面口、その前の広場にはアラブ人が持ってきたという椰子の木が数多く茂っています。 -
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次にパレルモ大聖堂を訪れました。基本的には「アラブ・ノルマン様式」ですが、徐々に増築され、バロック様式のクーポラがあります。
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部分によって建築様式が違うので、増築していった様子がよくわかります。
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シチリアと言えば、マフィアという連想が働く多くの観光客の期待に応えるべく、各国語版の「マフィア解説本」を大聖堂前のお土産物屋さんで見つけました。
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なんか頼もしそうなグループなので、彼らの後を歩くことで、余裕で街歩きを楽しみました。
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大聖堂を出て15分ぐらい道を下るとマクゥエーダ通りと交差するクアトロ・カンティ、旧市街の中心に辿り着きました。
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クワトロ・カンティの交差点の南東部には、巨大な噴水装置のあるプレトリア広場があります。前に建っているのは市庁舎の建物です。
カール5世の右腕として長年ナポリ総督を務めたドン・ペドロ・デ・トレドが、娘エレオノーラ(トスカーナ大公妃)の別荘に造らせたもので、死後に息子がパレルモに売りつけたものです。 -
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イタリアでは4月、5月はPrima comunione(プリマ・コムニオーネ/初聖体拝受 )の季節です。
カトリックの七五三のような儀式で、10歳の子供が、「聖体」、要するに「キリストの体」を受ける資格を得て、「クリスチャン」として正式に出発することを祝う儀式をします。
夕食の予約のために立ち寄ったレストラン La Medinaでは、10歳の女の子、弟2人、ご両親、親族一同でお祝いをしていました。
特に女の子にとっては嬉しい日なんでしょうね。花嫁さんのドレスを着て、素晴らしい笑顔で記念撮影に応じてくれました。 -
パレルモの由緒正しいカフェ、Antico Caffe Spinnato(スピンナート)で一休みしました。パレルモ市内に系列店舗(バール、チョコラテリア)が5店舗あるようです。
indirizzo: Via Principe Di Belmonte , 111, Palermo (PA)
telefono: 091329220 -
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シチリア名物、カンノーロをいただきました。
筒状のクッキーのようなものに新鮮なリコッタで作ったクリームが入っています。
このお店のものしか試していませんが、甘〜い。
アイスクリームの後に連続して食べたのは欲張りすぎだったと思いました。もっと空腹時に味わいたいお菓子です。 -
パレルモ市では、2006年2月からスモッグ対策のため、毎週日曜日の午後3時から5時30分、街の中心部を歩行者天国とする政策を施行していることを帰国後確認しました。
ある時間帯になると、急に人出が増え、街中がテーマパークのように人、人、人で、面白かったです。 -
凱旋門の玄関を持つ新古典様式のポリテアーマ劇場(Teatro Politeama)。1974年落成ですので、マッシモ劇場の着工1975年より前にもうできていたことになります。
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このポリテアーマ劇場を境に北側が高級なショップが並ぶ新市街、南側が旧市街になります。
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街の中心、ポリテアーマ劇場から東に10分弱ほど歩くと船着場に出ます。
ナポリやサルデーニャ島行きだけではなく、チェニジア行きの大型フェリーなども停泊していました。 -
これはサルデーニャ島のカリアリ(Cagliari)行きの大型フェリーです。
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レストラン兼ピッツェリア、La Medinaの店内。通常のシチリア料理のほかに本格的なチュニジア料理が楽しめます。
昼間は貸し切りでしたが、夜はどんどんグループ、家族連れ、カップルで混み合いました。 -
お店のお勧め、お勧めはチュニジア風前菜の盛り合わせ(Antipasti Tunisini)とリモンチェロ。
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魚のクスクスを注文しました。本当に美味しかったです。
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串焼き(Brochette Tunisine)も注文して、お腹一杯になりました。
旅行中はいつも万歩計をつけています。この日は25,445歩でした。
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