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ホーチミンへ来てから3日、私達は初日に某カフェで予約しておいたメコンデルタツアー(7USドル)に参加するため、8時半にカフェの前に行った。カフェへ行くと2日前にガイドとしてお世話になったガイドに挨拶し、車に乗り込んだ。<br /><br />今回、メコンデルタツアー参加したのは、私達に加え、欧米人数名・韓国人2名の合計11人だった。バスに乗り込むと、クチトンネルツアーに出かけた時と同じようにガイド(私達は彼が漫才師・横山たかしに似ていたのでたかしちゃんと呼んでいた)が英語で、日程を説明し始めた。しかし、たかしちゃんは日程を数分説明した後、仕事を忘れすぐにいびきをかいて寝てしまった。<br /><br />メコンデルタツアー主な日程<br /> ・パイナップル畑の見学及びパイナップルの試食。<br /> ・船でのメコン川遊覧。<br /> ・???寺院(名前を忘れてしまいました)の見学。<br /><br />車は数時間走り舗装された道をそれ、赤土の道を走り始め、やがて道の両脇にはパイナップル畑が広がっているのが視界に入ってきた。車はさらに奥へ進むと、パイナップルの出荷準備をしている所に着いた。<br /><br />この川の先に進むとパイナップルの出荷作業をしていた。<br /><br />川の両脇には、無数のパイナップルが積まれていた。ガイドの話によるとここに積まれているパイナップルは、日本やアジア地域へジュースや缶詰用として出荷されるとのことだった。川に架かっている橋を渡り、とある民家に行くとパイナップルを販売していた。私達は民家の人にお金を払うと、その場でパイナップルの皮を剥いてくれ、友人と一つのパイナップルを半分づつし、パイナップルの葉っぱの部分を持って豪快に食べた。パイナップルは生ぬるかったのですが、非常に甘く美味しかった。<br /><br />パイナップルの出荷風景、パイナップルの試食を終えて、車に戻ると車はメコンデルタへ向けて再び走り始めた。ガイドのたかしちゃんは今度は一言も発することなく、再び仕事を忘れいびきをかきながら寝始めた。<br /><br />車内は一番主役になってはいけないはずのガイドたかしちゃんがいびきのせいで一番主役になってしまい、静かな車内の中はガイドのいびきの音だけ響いていた。車はやがてコーヒー牛乳の色に濁っているメコン川に面する船着場に到着した。<br /><br />対岸が見えないほど大きいメコン川をボートで進み、やがてボートは広大なメコン川から、周りに幅の木々の覆い茂る幅の狭い川へと進んだ。<br /><br />そして、ボートは「蜂蜜茶」(名の通りお茶に蜂蜜を入れたもの)なるものが販売されているところに寄り、試飲をした後船に乗り込み昼食を食べるために次へと進んだ。本来、ツアー客に「蜂蜜茶」を買ってもらうために現場に立ち寄るのであろうが、ガイドも1人の客としてこのツアーを楽しんでいるため、当然のように蜂蜜を買うように勧めることも無ければ、客は誰一人と蜂蜜を買うツアー客もいなかった。<br /><br />船は次に昼食を食べるためにツアーの主催者側が用意したレストランへ船で向かった。船は幅の狭いメコン川の支流から、再び広大なメコン川主流へ進み、やがてメコン川に面しているレストランへついた。この日の昼食代はクチトンネルの時のツアーとは異なり、昼食代も7ドルのツアー参加費の中に含まれていた。昼食のメニューは、ジャガイモと人参の入ったスープ(始め見た時、私はジャガイモをパイナップルだと思っていた)、胃に刺さりそうな位先のとがっているカピカピのご飯、何の肉が包まれているのかわからない春巻き、サラダなどだった。<br /><br />私にとってツアー側が用意してくれた料理は全て得体の知れないものだったが、お腹がすいていたせいか、思っている以上に美味しく頂くことができた。<br /><br />昼食を食べ終わり少し休憩した後に、テレビの旅番組でメコンデルタのことをしているといつも出てくるココナッツキャンディーを作っている工場へ行き、作っている工程を見た後にココナッツキャンディーを購入し、再び草が覆い茂る道を歩き怪しいベトナムミュージック(即売会もしていたが、絶対にその音楽が入ったカセットテープを買おうとは思わなかった。)を聞かされ、その後船に乗って一番最初に船が出発した場所へと戻った。<br /><br />数時間にも及ぶ船旅を終え、車に乗り込んみ30分位走るとこのツアーの最終目的地である寺院へ到着した。車が到着するや否や小・中学生位の物売りが近づいてきて、絵葉書などを私達に売りつけようとした。<br /><br />私達は全く相手にせずに寺院内部を見学していたのですが、しつこく物売りの一人が友人に近寄ってきて、「頭にかけているサングラスをくれ」と言われ、彼が断るとその物売りは友人の肩のあたりをつねったらしく、普段仏の顔を持っている友人はすぐに鬼のような顔をして、私に「こいつなぐってもいい?」と尋ねてきた。無用ないざこざを避けるために「殴るのはあかんやろ」と言うと、一応鬼のような形相をしていた友人の怒りはおさえられた。<br /><br />結局、私は「なぜ、このごく普通の寺院に来たのか?」ということを理解できず、出発地ホーチミンへと戻った。メコンデルタから帰るとき、私は寝れずに目を開けていたのですが、車中ではほとんどの人が寝ていた。ガイドのたかしちゃんも相変わらず、仕事を忘れいびきをかいて寝ていた。<br /><br />車中から外を眺めていると、京都市営バス(恐らく古くなったので無償で渡されたのだと思う)が走っていたり、アオザイを着た学校帰りの女性が会話を楽しみながら帰っていたりと、私達の乗っている車は、行きも帰りも同じ道を通っているにもかかわらず、同じ道を通っているとは全く感じなかった。<br /><br />数時間走り、午後5時車は活気溢れるホーチミン市内へと戻ってきた。夕方のホーチミンの町はいつもと同じく、学校から帰る学生、仕事帰りの人々などで溢れ、車道は車、自転車、バイクが入り乱れ無法状態と化していた。<br /><br />今回参加したメコンデルタツアーは、クチトンネルツアーとは異なり、値段の割には非常に満足することが出来た。このツアー中、一番印象に残ったのはやはり広大なメコン川を見ることが出来たことだと思う。本当にメコン川を間近に見ることが出来て、良かったと思う。その次にツアーの中で印象に残ったのは、全く仕事をせず常に遠足気分であったガイド・たかしちゃんだった。

東南アジア旅行記5(メコンデルタツアー)

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2001/08 - 2001/08

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SATORU

SATORUさん

ホーチミンへ来てから3日、私達は初日に某カフェで予約しておいたメコンデルタツアー(7USドル)に参加するため、8時半にカフェの前に行った。カフェへ行くと2日前にガイドとしてお世話になったガイドに挨拶し、車に乗り込んだ。

今回、メコンデルタツアー参加したのは、私達に加え、欧米人数名・韓国人2名の合計11人だった。バスに乗り込むと、クチトンネルツアーに出かけた時と同じようにガイド(私達は彼が漫才師・横山たかしに似ていたのでたかしちゃんと呼んでいた)が英語で、日程を説明し始めた。しかし、たかしちゃんは日程を数分説明した後、仕事を忘れすぐにいびきをかいて寝てしまった。

メコンデルタツアー主な日程
 ・パイナップル畑の見学及びパイナップルの試食。
 ・船でのメコン川遊覧。
 ・???寺院(名前を忘れてしまいました)の見学。

車は数時間走り舗装された道をそれ、赤土の道を走り始め、やがて道の両脇にはパイナップル畑が広がっているのが視界に入ってきた。車はさらに奥へ進むと、パイナップルの出荷準備をしている所に着いた。

この川の先に進むとパイナップルの出荷作業をしていた。

川の両脇には、無数のパイナップルが積まれていた。ガイドの話によるとここに積まれているパイナップルは、日本やアジア地域へジュースや缶詰用として出荷されるとのことだった。川に架かっている橋を渡り、とある民家に行くとパイナップルを販売していた。私達は民家の人にお金を払うと、その場でパイナップルの皮を剥いてくれ、友人と一つのパイナップルを半分づつし、パイナップルの葉っぱの部分を持って豪快に食べた。パイナップルは生ぬるかったのですが、非常に甘く美味しかった。

パイナップルの出荷風景、パイナップルの試食を終えて、車に戻ると車はメコンデルタへ向けて再び走り始めた。ガイドのたかしちゃんは今度は一言も発することなく、再び仕事を忘れいびきをかきながら寝始めた。

車内は一番主役になってはいけないはずのガイドたかしちゃんがいびきのせいで一番主役になってしまい、静かな車内の中はガイドのいびきの音だけ響いていた。車はやがてコーヒー牛乳の色に濁っているメコン川に面する船着場に到着した。

対岸が見えないほど大きいメコン川をボートで進み、やがてボートは広大なメコン川から、周りに幅の木々の覆い茂る幅の狭い川へと進んだ。

そして、ボートは「蜂蜜茶」(名の通りお茶に蜂蜜を入れたもの)なるものが販売されているところに寄り、試飲をした後船に乗り込み昼食を食べるために次へと進んだ。本来、ツアー客に「蜂蜜茶」を買ってもらうために現場に立ち寄るのであろうが、ガイドも1人の客としてこのツアーを楽しんでいるため、当然のように蜂蜜を買うように勧めることも無ければ、客は誰一人と蜂蜜を買うツアー客もいなかった。

船は次に昼食を食べるためにツアーの主催者側が用意したレストランへ船で向かった。船は幅の狭いメコン川の支流から、再び広大なメコン川主流へ進み、やがてメコン川に面しているレストランへついた。この日の昼食代はクチトンネルの時のツアーとは異なり、昼食代も7ドルのツアー参加費の中に含まれていた。昼食のメニューは、ジャガイモと人参の入ったスープ(始め見た時、私はジャガイモをパイナップルだと思っていた)、胃に刺さりそうな位先のとがっているカピカピのご飯、何の肉が包まれているのかわからない春巻き、サラダなどだった。

私にとってツアー側が用意してくれた料理は全て得体の知れないものだったが、お腹がすいていたせいか、思っている以上に美味しく頂くことができた。

昼食を食べ終わり少し休憩した後に、テレビの旅番組でメコンデルタのことをしているといつも出てくるココナッツキャンディーを作っている工場へ行き、作っている工程を見た後にココナッツキャンディーを購入し、再び草が覆い茂る道を歩き怪しいベトナムミュージック(即売会もしていたが、絶対にその音楽が入ったカセットテープを買おうとは思わなかった。)を聞かされ、その後船に乗って一番最初に船が出発した場所へと戻った。

数時間にも及ぶ船旅を終え、車に乗り込んみ30分位走るとこのツアーの最終目的地である寺院へ到着した。車が到着するや否や小・中学生位の物売りが近づいてきて、絵葉書などを私達に売りつけようとした。

私達は全く相手にせずに寺院内部を見学していたのですが、しつこく物売りの一人が友人に近寄ってきて、「頭にかけているサングラスをくれ」と言われ、彼が断るとその物売りは友人の肩のあたりをつねったらしく、普段仏の顔を持っている友人はすぐに鬼のような顔をして、私に「こいつなぐってもいい?」と尋ねてきた。無用ないざこざを避けるために「殴るのはあかんやろ」と言うと、一応鬼のような形相をしていた友人の怒りはおさえられた。

結局、私は「なぜ、このごく普通の寺院に来たのか?」ということを理解できず、出発地ホーチミンへと戻った。メコンデルタから帰るとき、私は寝れずに目を開けていたのですが、車中ではほとんどの人が寝ていた。ガイドのたかしちゃんも相変わらず、仕事を忘れいびきをかいて寝ていた。

車中から外を眺めていると、京都市営バス(恐らく古くなったので無償で渡されたのだと思う)が走っていたり、アオザイを着た学校帰りの女性が会話を楽しみながら帰っていたりと、私達の乗っている車は、行きも帰りも同じ道を通っているにもかかわらず、同じ道を通っているとは全く感じなかった。

数時間走り、午後5時車は活気溢れるホーチミン市内へと戻ってきた。夕方のホーチミンの町はいつもと同じく、学校から帰る学生、仕事帰りの人々などで溢れ、車道は車、自転車、バイクが入り乱れ無法状態と化していた。

今回参加したメコンデルタツアーは、クチトンネルツアーとは異なり、値段の割には非常に満足することが出来た。このツアー中、一番印象に残ったのはやはり広大なメコン川を見ることが出来たことだと思う。本当にメコン川を間近に見ることが出来て、良かったと思う。その次にツアーの中で印象に残ったのは、全く仕事をせず常に遠足気分であったガイド・たかしちゃんだった。

  • メコン川

    メコン川

  • この川の奥で日本向け缶詰用のパイナップルの仕分けが行われていた。

    この川の奥で日本向け缶詰用のパイナップルの仕分けが行われていた。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 一歩人さん 2009/05/16 15:34:41
    気分はすっかり地獄の黙示録かな
    SATORUさんへ
    すごいねええ。
    え!?映画の話。
    つい、思い出したもので。
    個人的にはマイケル・チミノの
    ディア・ハンターがお気に入り。
    ロシアン・ルーレットに傾倒する青年ニック役の
    アカデミー賞助演男優賞のクリストファー・ウォーケンが好き。
    なんでこうなるの掲示板の一歩人でした。
    失礼しま〜す。

    SATORU

    SATORUさん からの返信 2009/05/16 23:25:13
    RE: 気分はすっかり地獄の黙示録かな
    はじめまして!!
    映画に無知なもので…。
    ディア・ハンターっていう映画を知らなかったので、
    ネットで調べました。
    あらすじを読んだんですが、
    ベトナム戦争について描かれた映画なんですね。
    あらすじを読むと当時の状況が頭の中に描かれ、
    ぞっとしました。
    一度、機会があればレンタルして見たいと思います。

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