中欧列車旅行記 ? ブダペスト探訪二日目、ウィーンへ

2009/04/24 - 2009/05/05

今年は中欧をテーマにドイツ、ハンガリー、オーストリア、チェコを列車で旅した。旅程は下記のとおり。体力の限り、各都市の魅力を十分堪能する旅とした。

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【中欧4カ国6都市、10泊12日】
Day 1: 出発:成田からミュンヘンへ
Day 2: ミュンヘン探訪
Day 3: ブダペスト探訪
☆ Day 4: ブダペスト探訪二日目、ウィーンへ

Day 5: ウィーン探訪
Day 6: ウィーン探訪、プラハへ
Day 7: プラハ探訪
Day 8: プラハ探訪、ドレスデンへ
Day 9: ドレスデン探訪、ベルリンへ
Day 10: ベルリン探訪
Day 11: 帰国: ベルリンから成田へ
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今回も、ホテル、列車、イベントチケットは日本で調達。格安航空チケットを購入(オープンジョー往復13万円)してからのスケジュール調整だったため、路程、各都市滞在期間、移動時間をバランス良く配置するのに苦労したが、ホテルや列車の予約はインターネットが充実しており（早割も適応）、意外とスムーズに対応できた。

ホテル予約はいろいろなサイトを試したがBooking.comが一番使いやすかった(http://www.booking.com/index.ja.html)。価格・ゲストレビューを参考に立地条件に最も重きをおいてホテルを選択した(なるべく到着駅・観光中心に近いホテル)。また部屋を予約する際には必ず最上階+川沿いの部屋をリクエスト(これが後々効いてくる)。
列車予約・時刻表確認はドイツ鉄道(DB) ホームページが便利だった。(http://reiseauskunft.bahn.de/bin/query.exe/en)

今回も去年同様、愛機キャノン40D、IXY910ISを持参。今回の旅行に合わせてレンズAF18-270mm F/3.5-6.3 (タムロンB003)、新パソコンPANB100HNL (Toshiba) (カメラストレッジとして) を購入。 最初から最後まで大活躍だった。

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: スカンジナビア航空

夕方の列車まで時間がないため、睡眠時間を削ってスケジュールをこなす。

6時前に起きてゲッレールトの丘に登る。

森林公園のようになっていて自然が美しい。ただひたすら坂道を登っていく。

標高235m、登ること20分… 360度ブダペストを見渡せる絶景が広がる。写真はブダ側の景色。

ペスト側。橋はオーストリア皇妃シシィの後に名付けられたエルジェーベト橋。

シシィはハンガリーでも人気が高い。

朝日に映る国会議事堂。

朝靄が綺麗だ。

夜景でも美しかった王宮。

自由橋。

昔、「フランツ・ヨーゼフ(シシィの旦那)」橋という名称だったが人気なく名前も変わった。ブダとペストを渡す橋は数多いが、くさり橋の次に僕は自由橋が美しいと思う。

ホテルに帰還後、お楽しみゲッレールト温泉プールへ!(朝6時から開館) 入口はホテルゲッレールトの脇にあるが、宿泊客は各部屋から専用エレベーターで直通!

ホール。

ホールを抜けると男女の更衣室があり、皆水着に着替える。そこを抜ければ室内温泉だ。

室内温泉は36度と38度の2つで日本の温泉に比べるとぬるい。微妙な硫黄臭を感じる程度でほとんど無味無臭。室内プールが併設されている。野外にも4，5つの野外温水プールがあり、朝7時過ぎにも関わらず盛況していた。ただこの時期朝晩の気温は12，3度と涼しく、震えながらの水泳だった。

写真は室内プール。

朝食後、中央市場へ。モザイク模様のレンガ造りで雰囲気がある。

朝から活気に満ちる市場。二階にはお土産屋さんも所狭しと乱立。特にハンガリー料理には欠かせないパプリカや地元チューブ調味料などお土産として最適。

野菜、魚、肉…と食材なら何でも揃う。日本とは形の異なる食材や見たことのない食材も多く見ているだけで楽しい。

八百屋さん

???

お肉屋さん。牛の頭蓋骨

国会議事堂(陸側から)。

地下鉄を乗り継いで国会議事堂へ。言葉を失う美しさだ。

http://www.youtube.com/watch?v=GXxkehvfUl8&feature=channel_page

国会議事堂(川側から)

聖イシュトヴァーン大聖堂。

初代国王イシュトヴァーンは「ハンガリーの父」と呼ばれる。

展望台に登れば市内を360度見渡せる。

旧郵便貯金銀行

名窯ジョルナイのタイルが美しい。

クラーク・アダム広場からケーブルカーで王宮へ登る。

王宮

中は国立美術館や歴史博物館になっている。

マーチャーシュ教会

残念ながら2つの塔は共に改修中…ジョルナイの屋根が美しい教会だ。

内部は今までに見たことのない独特な雰囲気。


http://www.youtube.com/watch?v=LCQU3BtW3P4&feature=channel_page

13世紀にロマネスク様式として建てられてから、ゴシック様式、モスク(イスラム教礼拝堂)、ネオゴシック様式(カトリック教会)へと度重なる改装が行われ今日に形に落ち着いている。

今まで数多くの教会を見てきたが、その中でも屈指の美しさにただただ圧倒された。

漁夫の砦

昔漁師組合がこの地を守っていたことからついた名前。ペストの街を一望できる美しい展望台。

イシュトヴァーン騎馬像

2重の十字架は、ハンガリーをキリスト教国として発展させたことと国内の大司教の決定権をローマ法王から与えられていることを意味するそうだ。ふ〜ん。

展望台から。

大道芸人、客待ち

楽しそうに弾いていたが… 聞くに堪えない演奏だった…

腕前は愛嬌でカバー。

三位一体広場。

この周辺にもお土産屋さんが多い。民族人形やハンガリー刺繍など手頃なものも。

ブダペストKeleti駅

後ろ髪を引かれる想いで次の都市ウィーンへ。

出発前の腹ごしらえ。ハンガリーで唯一食したハンガリー料理か? 香辛料が効いていて美味しかった。

1710ブダペスト発→2008ウィーン着

3時間でウィーンへ。チケットは前日購入しておいたが、混雑もなくこの時期事前購入の必要はないようだ。

今回は2等席…小綺麗だし十分な広さだ。今回も1個室一人占領。

ブダペストでも列車の発着時間は正確だ。

駅ホームの売店。

ホテルにチェックイン後、早速ウィーンの街を散策。街を下見しておくと翌日の行動がだいぶスムーズだ。

ただの橋だがイルミネーションで演出。

シュテファン教会、ウィーンの中心部だ

シュテファン教会内部

丁度オルガンの練習中だった。幻想的な雰囲気に呑まれる。
http://www.youtube.com/watch?v=md9LFG2ribo&feature=channel_page

ペーター教会

路地裏のお洒落な呑屋さん。街は夜中まで賑やかだった。

老舗カフェ、ツェントラール

流石にこの時間営業してなかったが、ライトアップされて綺麗だ。

王宮(ホーフブルク)ミヒャエル門

あっ、良い顔!

あっ、こちらにも!