2009/05/01 - 2009/05/06
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bunkichiさん
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パラオと言えば南洋の楽園、ダイバーのメッカとして有名です。
フォートラベルの旅行記にもパラオの美しい海をモチーフとした多くのすばらしい旅行記が掲載されてます。
その一方、戦前は日本の委任統治領であったことは、ほとんど忘れられています。
ダイビングライセンスがないため、美しい海の撮影はムリと判断した結果、コロールの街にニッポン統治領時代の面影が残っていないかとブラブラと散策してみました。
事前研究が足りなくてチョッピリしか見つけられませんでしたが...。(´д゚ll)
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パラオに行ってきまし〜た!!ヽ(〃v〃)ノ
噂通り、なんてきれいなビーチなんざんしょう。
そして思わず口ずさみます。
私のラバーさん酋長の娘〜♪
(;′△`) フル〜。
この歌についてWikipediaは、トラック島に移住し、島の酋長の娘と結婚した実在の日本人(高知県出身の森小弁)をモチーフにした作品と書かれてたが、私は、パラオで、大酋長の娘さんと結婚した杉山隼人氏をモデルにしたものの説を信じたい。 -
海の中だって絵にも描けない美しさ♪
でも、スキューバーダイビングライセンスがないので長く潜れましぇん。・゚・(ノД`)・゚・。 -
ジェリーフィッシュレイクに潜れば、クラゲ、クラゲ。
ちょっとしたSF世界にひたれまーす。
ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ -
魚の数だってハンパじゃありましぇん。
ウジャウジャですよ。Σ(゚ロ゚」)」 -
陸に上がればビューティフルなお花が微笑んでくれます。('∀'*)
-
ただこの南国の楽園、パラオには太平洋戦争の跡が到る所に残されてます。
ゼロ戦、グラマン?、砲台...。
こんなところで戦争はやっちゃいけないよ! -
港を出て少し行ったところで、ツアーコンダクターの方が昔、日本が建てた灯台と説明してくれましたが、詳しいことはわかりませんでした。
旅行から帰ってから、あらためてこの灯台について、調べてみました。
かつてパラオ港に、「白色閃光を発する第5等灯台」が難工事のなか、「大正12年12月竣工、大正13年(1924)3月より点灯を開始した」との記事を見つけましたが、これがその灯台なのか?
あらためて、かつてこの地が日本の信託統治の時代が約30年間あったことを思い出しました。 -
海を満喫し、陸に上がってから、強い日差しのなかコロールの街をぶらぶらと歩いてみました。
するとダウンタウンのはずれのネコプラザ横になにやら漢字でパラオ公園と刻まれた石碑を発見しました。
裏に回ると、昭和御大典記念事×と刻まれてますから、
昭和3年(1928年)の昭和天皇即位の「御大典」を記念して作られたのでしょう。
戦前は、ここコロールの街はパラオ人約7千人に対し2万人以上の日本人が住み、ミクロネシア一の繁華街“リトル東京”と呼ばれたそうです。 -
パラオに唯一の公立高校であるパラオ高校の正門になにやら日本風の石灯籠がありました。
おそらく、海軍の通信基地に隣接していた「武徳殿」にあった門柱ではないかと思います。 -
同じくパラオ高校にあった門柱。
こちらは、コロールの「昌南倶楽部」のものらしいです。でも「昌南倶楽部」がどういうものであったのかわからないので、ご存じの方いらっしゃれば、教えて下さい。 -
今回、どうしても寄りたかったのがここ旧南洋庁ラパオ支庁庁舎です。
今はパラオ最高裁判所として使われています。
日本人相手のお土産屋の方に、この場所を尋ねたら、
BEM ERMI BURGERS(ベム エルミ バーガー)の先にある建物だと思いますよ。でも単なる建物ですよ(観光対象のものではありませんよ)」といわれました。
むしろパラオではパラオ高校の前にある屋台のハンバーガーショップの方が有名です。 -
鉄筋コンクリート造2階建ての建物で、1938年もしくは1939年頃に建てられたそうです。
メンテナンスもきちんとやっている事もあり、いまだ、現役というところがすごい
!Σ(゚∀゚ノ)ノ!
残念ながら、訪ねた日が5月5日、パラオでは敬老の日で官公庁はお休みなので中を覗くことができませんでした。 -
とりあえず一周してみました。
けっこう奥行きのある長い建物ですが・・・。 -
最近復元した模型と比較すると、どうやら奥の方は後から増築されたもののようです。
パラオの日本統治機関「南洋庁」などを模型で復元
http://www.pu-kumamoto.ac.jp/events/news/news050922/050922-02.htm -
今回、紹介したもは事前研究が足りなかったので、ほんの一部でです。
実際、このほかにも目の前にありながら、それが戦前のものとは気がつかないものもありました。
帰国後、調べると次の様にいろいろ研究されていることがわかりました。
今度はぜひダイビングライセンスを持って、パラオをじっくり回りたいと誓うのであります。
【地図出典】
日本建築学会大会学術講演梗概集
[3]辻原万規彦,今村仁美:パラオ・コロールにおける日本委任統治期建築物の現存状況,日本建築学会大会(北海道)学術講演梗概集,F-2,pp.413〜414,2004.8.[PDF File (280K)]
http://www.pu-kumamoto.ac.jp/~m-tsuji/ronbun.html/paper04.html/pap0407.pdf
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