花と新緑の群馬路～八ッ場ダム建設予定地・川原湯温泉と吾妻渓谷

2009/05/02 - 2009/05/03

2009年GW。群馬県の川原湯温泉へ行ってきました。八ッ場ダム建設によってダムの底に沈んでしまう予定の温泉ですが、沈む前に一目見たいということでの訪問でした。

行程中の他の場所については、以下でご紹介しています。

渋川・伊香保
http://4travel.jp/traveler/teruko/album/10332577/

六合村
http://4travel.jp/traveler/teruko/album/10332584/

【行程】

１日目（5月2日）　未明（am2:00）千葉の自宅発。柏IC→外環道→関越道→駒寄PA→渋川伊香保IC→道の駅「こもち」→六合村・道の駅「六合」→野反湖→六合村「花楽の里」→川原湯温泉・やんば館→川原湯温泉・山木館（泊）

２日目（5月3日）　川原湯温泉→吾妻渓谷（散策）→榛名湖→伊香保温泉→水沢うどん街道（昼食）→駒寄PA（スマートIC）→関越道→練馬IC→都内一般道経由で千葉へ

エリア 川原湯温泉(群馬)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

川原湯温泉です。
数年後には八ッ場ダムが完成して、ダムの底に沈んでしまう予定で、旅館街もだいぶ寂しい感じです。
一応、旅館数軒が営業していますが、普通、温泉街にありそうなお土産屋さんなど、全然ありません。。。

旅館街の途中に、八ッ場ダム完成後の想定図が掲示されていました。
完成後はこの旅館街ごとダム湖畔に引っ越す予定になっているそうで（ずり上がり方式というのだそうです）、私が泊まった宿のご主人も２年後くらいに移転予定と言ってました。

一方で、川原湯温泉全体の案内図は「改良中」。
ま、そうですよね。
沈む予定なので、旅館やお店もこの場所でさらに投資する予定はないようで、建物はどこもかなり古いままです。

川原湯温泉の中心部にある共同浴場「王湯」。
日帰り湯施設です。

いずれも男女別の露天風呂と内風呂があります。
露天風呂の方が人気なのですが、洗い場がほとんどなく、狭いので、ゆっくり入浴したい場合には内風呂をお勧めします。

いずれもお湯はとってもいいお湯です。

お風呂に入る余裕のないかたは、ぜひ足湯で！

王湯のななめ前に、足湯施設が完成したそうです。
こちらもいいお湯です♪

宿泊した旅館「山木館」。
水車がトレードマークの宿です。

旅館の中の談話室。

国土交通省が川原湯温泉からほど近い場所に「やんば館」という八ッ場ダムPR用の施設をつくっています。

見てきました。
八ッ場ダム工事を巡る経緯などがよくわかります。
お勧めです。

GWだからか、見学者も結構いて、所沢ナンバーとか神奈川とか、首都圏からの来訪者も多いようです。
やっぱり問題になっているからでしょうか。

やんば館前から見た工事現場。
県道設置の工事が進んでいるところです。

こちらは国道沿いを走っているJR線と、その上は工事中の付け替え道路。
JR線も付け替え予定だそうです。

こちらJR吾妻線の川原湯温泉駅。
電車は１時間に約１本という感じですが、なにせ吾妻渓谷から徒歩１０分と近いので、利用価値大です。

車の方も駅前に無料駐車場があります。

ちょうど電車が来ました。

こちらが渋川方面から来たときの吾妻渓谷入口。（実は川原湯温泉駅とは反対側）

で、吾妻渓谷。
新緑の豊かな緑をお楽しみください。

八ッ場ダムの本体工事の現場です。
まだまだこれから、という感じです。
一応これでも、それまでもっと下流の予定だった工事現場を上流に計画変更して、吾妻渓谷ほとんどが水没するところだったのを、下流の観光スポットは残すようにしたのだそうです。

というわけで、新緑の吾妻渓谷でした。
このあと、榛名湖→伊香保温泉→水沢うどん街道→帰宅というコースでした。

道の駅「こもち」周辺と伊香保温泉
http://4travel.jp/traveler/teruko/album/10332577/