さよならスキャグウェイ　【アラスカ州】

2009/04/13 - 2009/04/13

スキャグウェイでの長くて短かった1年間の生活に終わりを告げ、アラスカ州都ジュノーへ引っ越すことに決まりました。

スキャグウェイの冬の北風の厳しさに音を上げたこともありましたが、ここほど、19世紀後半の面影を今も大切に残している町はないのではないかと思ってしまうくらい、美しい町でした。
スイスアルプスのような山に囲まれ、自然の中で人々が暮らしているのを実感する町。町の人が皆知り合いでお互い助け合い、大大家族の中で過ごしている様な気すらしました。

冬は厳しかったけど、この町を去るとなると、とても哀しいですね。

でもジュノーに行ったらまた、新しい出逢いがあることを期待して引越しです。

エリア スキャグウェイ(アメリカ)

• 交通手段: 船

さよなら、ABマウンテン。
この山は、今でもまだ再登山を聞かれたら返事を躊躇してしまうくらい、ハードコアな山です。
トレイルは常にぬかるんでるし、崖をひたすら登るような感じでした。
あまり頂上まで行く登山者はいないので、頂上付近になるとトレイルが急に細く、茂みの中へ入っていきます。茂みの中ではものすごい量の蚊が一気にエサを求めて、襲ってきます。
ただ、頂上を制覇した時の達成感と、そこからの景色は何者にも替えられません。

ジュノーへ行くフェリーを待っていたら、ムーア波止場で彼らが見送りに来てくれました。

この景色も見納めです。

ジュノー行きのフェリーがやってきました。
ジュノーまでは6時間半かかります。これでも速い方のフェリーです。

フェリーから眺めるスキャグウェイ。

フェリーで働く方たち。
実はこの方、ものすごい望遠レンズの一眼レフを持ってました。写真が趣味だそう。

この山の下の方で雪崩が起きてます。

途中でエルドレッドロック灯台が見えます。
これは、アラスカ州で最古に建てられた灯台だそうです。

白いヨットがいい感じです。

カメラが趣味という船員さんのお勧めスポット。
遠くにトドの大群が見えました。
でも私のレンズじゃ米粒にしか見えない・・・。

遠くに見える山脈が、蜃気楼のようでとっても綺麗。

夜7時半、ジュノーに到着です。
メンデンホール氷河が見えました。

メンデンホール氷河を近くで見ると、こんな感じです。
今にも崩れ落ちてきそうな自然の迫力に、圧倒されます。