2009/04/07 - 2009/04/07
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スーポンドイツさん
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ブハラからふたたび砂漠を越えて290km、ティムールの故郷シャフリサーブズへ
さらに170km、のどかな中央アジアの平原を楽しみながら一路サマルカンドへ向かいます。
【日程】
第1日 4/3 関空〜タシケント
第2日 4/4 タシケント〜ウルゲンチ〜ヒワ
第3日 4/5 ヒワ〜ブハラ
第4日 4/6 ブハラ滞在
第5日 4/7 ブハラ〜シャフリサブス〜サマルカンド
第6日 4/8 サマルカンド〜ペンジケント〜サマルカンド
第7日 4/9 サマルカンド〜タシケント
第8日 4/10 機中泊〜成田〜関空
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8:00 ホテル出発
「観光客だ〜!」って感じでしょうか。登校中の子供たちが手を振ってくれます。 -
ザルフシャン川を渡って・・シャフリサブスまで砂漠やいくつかの検問所を越えて走ります。
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意外にもウズベキスタンは鉱物資源に恵まれています。金・銀・ウラン・そして石油に天然ガス!
ロシアにパイプラインで輸出されているそうです。
そんな最新のプラント工場の前に牛や羊が放牧されていて、なんとも不思議な風景! -
小高い丘があちらこちらに点在します。
ゾロアスター教では火を神聖なものとして崇めるため火葬ができません。ここで鳥葬にしたわけです。
手前は最近のお墓です。 -
トイレ休憩をさせてもらったチャイハナの方々
女性の眉毛がつながっているのは大人として認められたという意味だそうです。(タジク人の風習)
ウズベク・ロシア・タジク・カザフ人etc.が混在するこの国では混血も当たり前、顔立ちも様々です。 -
失礼ながら、比較的きれいなトイレです。
日本から持参したトイレットペーパーが役に立ちます。基本的に紙は流しません。旅慣れた方に防臭効果のある遮光ナイロン袋(スーパーにある小物袋のように筒状に巻いてあるもの)をいただきました。 -
12:00シャフリサブスへ到着
シャフリサブスはタジク語で「緑の町」
肌寒いですが青空が見えてきました。
ここは、6〜7世紀にシルクロード商人として活躍したソグド人の町、ソグディアナの古都です。三蔵法師も立ち寄ったそうです。
現在のウクライナ・インド北部・アフガニスタン・イランまでも領土としたティムールの生まれ故郷として有名です。 -
ティムールは、1380年から25年もかけて(現在彼の像が建っている辺りに)アク・サライ宮殿と呼ばれる壮大な宮殿を建てました。
しかし今ではこの入口のアーチしか残っていません。 -
南の広場から眺めると青いタイルは剥がれ落ちたまま、アク・サライ(白い=高貴な宮殿)ではなく土色です。
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もともと青色と金色のタイルで装飾されていたそうです。
ティムール帝国(13701〜1500)崩壊後、この街の繁栄を妬んだブハラのアブドゥール・ハーンによって徹底的に破壊されたまま今日に至るそうですから、男の嫉妬も恐ろしいものです。 -
塔の高さはかつて50mもあったとか、今は38m、急な階段ひ〜ひ〜上ってきました。
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屋上からの眺めは最高\(~o~)/
ザラフシャン山脈の雪山が遠望でき、爽やかな気分です。 -
デート中?
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花嫁・花婿とすれ違いました。ちゃーんとビデオ撮影している方が横についています。きっと我々観光客も写っているでしょうね。寒そう・・ぶるっ
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新婚当初、女性はしばらくこのような民俗衣装を着るそうです。
幸せそうでしょ、見て見て!ってところです。 -
ティムール像の広場から少し南にあるドルッテイロヴァット建築群(瞑想の家)へ向かいます。
最近親族を亡くされた方は白いベールを被るそうです。
バックはティムールが葬られるはずだったジャハンイール廟方面です。 -
コク・グンバス・モスク
1436年ウルグベクによって建てられました。室町時代、日本が明と貿易をしていた頃です。 -
ウルグベクはティムールの孫にあたり、君主でしかもマルチ科学者(天文学・数学・自然化学・神学・音楽・歴史・詩人・・)だったそうです。
1年は365日6時間10分8秒ですが、当時の彼の計算との差は1分未満だった!!
ブハラ・サマルカンドでもウルグベクの建てたメドレセを見ましたが、どれも華麗です。 -
内部はタイルではなくフレスコ画のような模様・色彩です。
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モスクの右手には、ウルグベクが自分の子孫のために建てたグンバズィ・サイーダン廟があり、4つの墓石が並べられています。
ここの壁面もフレスコ画ふうです。 -
モスクの左手にはティムールによって建てられたシャムスッディン・クラル廟があり、ティムールの父とその先生が葬られています。
立派な大理石でできています。 -
昔はもっと鮮やかな色彩で輝くばかりだったと思います。
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お昼はジルムロードさんのお宅でいただきます。
テーブルにつくと、いつもこれに似たものが並べられていましたが、砂糖で包んだナッツ類も前菜に入るのでしょうか。 -
中には入っている黄色のものはサツマイモ?かと思いましたが、黄色い人参でした。
人参は胡羅葡、ほかに胡がつくものは胡瓜(きゅうり)胡麻(ごま)胡桃(くるみ)みな西域から伝わっています。 -
ブリキでできた洗面台、これがあるということは裕福なのでしょう。
右奥にナンを焼く窯が見えていますが、中をのぞくとゴミ!たいがい家庭で焼却するそうです。 -
シャフリサーブズからサマルカンドまで170km
大型バスは2000m級の峠を越えられないので、山の端まで迂回し、のどかな牧草地帯を進みます。 -
羊飼いの少年も手を振ってくれます。
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心も広く大きく、ゆったりと・・。
CDからアジアとロシアの音色の混ざり合った「中央アジアの平原にて」が流れます。 -
どこまでも続く草原・・
ゆっくり歩むこの人はいったいどこに帰るのでしょう。 -
ようやく山の端っこにたどり着きました。
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黄金をまくという意味のザラフシャン山脈の白い峰が見えます。実際意味で高品質の金が採れるそうです。
州境のゲートを抜けていよいよサマルカンドに近づいてきました。
このあと、グル・エミール廟とシャーヒ・ジンダ霊廟群見学と続きますが、旅行記ではそれらをサマルカンドにひとまとめにし、次はタジキスタンにあるペンジケント小旅行へ進みます。
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