2009/04/05 - 2009/04/05
98位(同エリア237件中)
シベックさん
山梨県の桜で有名な実相寺に行ってきました。ここは、日本で一番古いと言われる「神代ザクラ」のある寺院。
境内地には、国指定の天然記念物「神代ザクラ」が2000余年の時を越え神々しい姿で鎮座していました。日本三大桜のひとつで、日本武尊がお手植えされ、日蓮聖人が蘇生を祈られたという日本最古の桜として全国的にも知られています。
旅行記は3編で、1・実相寺境内の桜。2・神代桜。3・一本桜です。
写真は、2000年を生き抜いてきた神代ザクラ。
山梨県・実相寺ホームページ:
http://park8.wakwak.com/~matsunaga/
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
-
神代ザクラ北側の幹
樹齢2000年と云われる神代桜は、日本三大桜(山高の神代桜・根尾村の淡墨桜・三春町の滝桜)のひとつで、大正11年(1922)10月に桜の木としては最初の国の天然記念物に指定されました。
風雨に痛めつけられてボロボロになりながらも、2000年を生き延びてきた逞しい生命力には、感動させられます。 -
神代ザクラ北側・太い枝2本
多くの支柱に支えられているとはいえ、その姿は威風堂々として岩の如し・・。 -
神代ザクラを絵に・・
日蓮聖人が木の衰えを見て、回復を祈ったところ再生したことから、「妙法桜」ともいわれる。 -
神代桜・東に延びる枝
左に張り出した太い枝は、今は約3mほど・・。
以前は、2ヵ所で支えられ15mも横に伸びていたそうです。 -
北西側の幹
現在、幹の大きさは樹高10.3m、根本幹周11.8m、根張り17.1mの日本最古の江戸彼岸桜。
根元は、おおよそ和室8畳にすっぽり入る大きさ・・。 -
神代桜と若木
この古木の最盛期(大正期)には、高さ13.6m、根本幹周13.5m、枝張りは東西27.0m、南北30.6mという巨樹を誇っていたそうです。
(後述・・パンフ写真参照) -
満開の神代ザクラ
昭和34年に来襲した台風7号により、神代桜も被害を受け主幹が折れてしまったそうです。
それでも、そんなことをものともせず枝を伸ばし、今年も休むことなく花を咲かせてくれました。
幹中央の頂きに、木質部は朽ちてなくなり、表皮だけが僅かに残って、昔の面影を想像することができます。 -
山高の神代ザクラ
南側の、かっての車道から見上げた神代桜全景。
幹の左右に1本ずつ太い枝が残っています。
境内に植えられた若木の江戸彼岸に比べ、
花色は少し白っぽくみえます。
折れてなくなった主幹の残骸が痛々しい。
左奥の赤い屋根は、実相寺の本堂。 -
江戸彼岸桜の花
葉の出る前に淡紅白色の径3cmほどの花が開く。花弁は5枚あり、萼筒(がくとう)は基部が円く膨らみ壺型、花柄、萼、花柱の下半部に毛がある。
本州、四国、九州の山地に自生し、朝鮮、中国、台湾にも分布する。強健なサクラで各地に老大木が知られる。開花期は染井吉野より早い。 -
神代ザクラは江戸彼岸桜
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道に被さる江戸彼岸
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南からみた神代ザクラ
写真を10時ごろから撮り始めて、撮り終わる13時頃までに、境内の外に足を延ばしたり、食事をしたりして、時間をずらして境内を3回転もしてしまいました。
太陽の位置によって、幹の表情や花色が違って見えました。 -
神代ザクラ・東の枝
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南からの全景
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南側・岩のような幹
風雨に耐え、休むことなく花を咲かせてきた神代桜でしたが、昭和60年ごろから樹勢の衰えが目立つようになり、大正期には四方に15mほどに広がっていた枝も、平成14年には約半分に減少し、枯死の危機もささやかれるなか、老桜を救おうと地元の住民は立ち上がりました。 -
サクラ再生事業
弱った神代桜を元気にしょうと、国の補助を受け、村が14年度から始めたのが「サクラ再生事業」。
「日本花の会」が中心となって検討委員会が組織され、学識経験者や樹木医を交え、方策を練り上げ、再生事業が開始された。
その後、平成19年に4年間の再生事業を終え、神代桜は見事よみがえったそうです。
その主な内容は、用土の入れ替え。鉄の支柱を自然に近い木製に交換。桜保護のためにと昭和51年に設置された雨や雪を防ぐやぐら屋根は逆効果だったことが分かり撤去。排気ガスや振動を排除するため、すぐ脇を走る交通量の多い生活道路は、通行止めにされた。「サクラを守るためなら」と住民は納得し協力。
詳しくは、下記をご覧ください。
msn・産経ニュース「樹齢2000年の桜を救え!」
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080217/trd0802170948003-n1.htm -
枝1本の西側
北側の幹の穏やかさとは違って、凸凹だらけの南側です。
日当たりのよい分、枝もたくさん伸び、そして雨風で折られ痛めつけられた痕跡のようです。
なにかを語りかけてくるような形相・・。 -
車道から見た神代桜
一度は枯れかけた神代桜・・。でも、見事に再生! -
枝垂れる枝先
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淡い薄ピンクの花
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逆光のなかで・・
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明治40年の神代桜
パンフより転載しました。
主幹も健在、枝を四方八方に伸ばし
「どうだ!」と言わんばかりの
伸びやかな樹形です。 -
昭和50年頃の神代桜
パンフより。
主幹は折れてなくなっているものの、
枝は残って花を咲かせています。
東側に延びた15mの枝はコンクリートの
支柱に支えられ健在のようす。 -
実相寺の境内
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桜並木と南アルプス
正面の山は、甲斐駒ケ岳ですが、雲に隠れて見えません。天気の回復がおくれているようです。
あいにく空には薄雲が広がる天気でしたが、高原の爽やかな空気のなか、自然の美しさ尊さを味わうことができました。
神代ザクラの逞しい生命力には、感嘆させられました。これからも、もっともっと長生きしてもらいたいものです。
〜3・につづく〜
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この旅行記へのコメント (2)
-
- まもちんさん 2009/04/10 23:02:16
- 長老!
- シベックさん、こばわ〜
表紙のようなアングルで撮った写真はあまりみたことがなかったですが、桜のスケール感が感じられてステキですねぇ♪ しかし、この幹は迫力満点で、長老にゆっくりな口調で話しかけられているようです(^o^)/
後ろの山並みも爽やかだし、神代桜以外の大きな桜もたくさんあるようなので、来年計画してみたいとおもいます!
まもちん
- シベックさん からの返信 2009/04/11 14:06:03
- RE: 長老!
- まもちんさん、こんにちは。
ご訪問、お気遣いありがとうございます。
久し振りの長距離、高速1000円の旅を楽しんできました。
表紙の写真は、境内側(北側)から見たアングルです。
天気の良い日は逆光になって、しかも染井吉野の枝が邪魔をして撮りずらいアングルです。
よく写真で見かけるアングルは、道路側(南側)から撮ったものが多いですね。
やっぱり人を入れると、スケール感が出るし、旅行記らしさが出ますね。
今回、人影が長老に写り込んだカットは選ばなかったので、スケール感に乏しい写真になりました。
風雨に耐え、ボロボロになったとはいえ咲き続けている長老の佇まいには迫力がありました。
「俺を見習え・・!」と、言われているように感じました。
古木には、なぜか人を引き付ける魅力がありますね。
>後ろの山並みも爽やかだし、神代桜以外の大きな桜もたくさんあるようなので、来年計画してみたいとおもいます!
是非、どうぞ・・。
北杜市には、一本桜や桜並木など沢山あるようです。
のどかな風景を愛でながらの散策は、きっと、お気に召すことと思います。
シベック
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