2009/03/06 - 2009/03/14
42位(同エリア90件中)
やすごろーさん
- やすごろーさんTOP
- 旅行記9冊
- クチコミ1件
- Q&A回答2件
- 22,696アクセス
- フォロワー0人
きっかけは「ぺトラが見てー」との友人の一言でした。
昔メキシコやポルトガルに一緒に行った事がある友人との長期休暇の都合が合い「久々に一緒に旅行に行こう」という話になったのです。様々な候補地があったにも関わらず、友人の言葉になびき結局ぺトラ遺跡があるヨルダンやその隣国シリアに行く事にしました。
当初は中東はきな臭いとのイメージを持っておりこのエリアへの旅行は躊躇しましたが、ぺトラやパルミラの事を調べる内に自分もその魅力に取りつかれ「是非この機会に行っておきたい」と決心し行って来ました。
きな臭い中東のイメージしか持ってない会社の上層部から相当な反対を食らいましたが、それにもめげずにヨルダン・シリアの旅を敢行してきました。
実際に行ってみると遺跡は素晴らしく、更に治安も良く、また日本とは違う価値観を持つアラブの世界に触れる事ができ刺激的で素晴らしい旅になりました。
☆日程
1日目 羽田から関空、ドバイを経由してアンマンIN
そこからバスでワディムーサまで移動
2日目 ぺトラ観光
3日目 アンマンへ移動&アンマン観光
4日目 ダマスカスへ移動&ダマスカス観光
5日目 パルミラへ移動&観光&宿泊
6日目 ダマスカスへ移動&観光
7日目 ベイルートへ移動&ベイルートから帰国
8日目 ドバイ、関空経由で羽田
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- エミレーツ航空
PR
-
ガラージュハラスターから約30分程度でシリアとレバノンの国境に到着しました。
ダマスカスを出てからは山道に入り、バスは急激にスピードダウンしておりました。
ダマスカスからベイルートまでの距離は100km強のはずなのに4時間かかる理由がわかりました。
バスは遅すぎます。ノロいっす。 -
レバノンのイミグレーション
ここが最悪のポイントでした
当日中にレバノンを出国するのに、48時間のトランジットビザが認められず、訳分からない理由で25000LP(約1,600円)払わされる羽目になりました。
ただでさえ外国人向けビザ発行の列の進みが遅く、やっと申請窓口にありつけたと思ったらいきなりババアに横入りされイライラが募り(怒りの言葉が喋れない為睨みつけて終わる)、
そのババアの手続きが終わってやっと48時間の無料ビザを取得しようとしたら「25000LP払え」ですよ。
一応窓口の上の看板にも「48時間以内の滞在は無料」って書いてあるんですよ・
eチケットを見せても訳分からん理由(何言っているかわからんかった、聞き取りにくい英語で)で認めてくれんし・・・。
窓口のオヤジは日本人の事が嫌いだったのでしょうか・・・。交渉しても全く受付てくれません、最悪な事に途中でコーヒーなんか注ぎに行くし。
こっちはバスを待たせているんじゃ!!
バスの添乗員の親父さんが心配そうに見てるし・・・。相当他の乗客に迷惑を掛けているようでした。
ビザを取るのに時間が掛かりすぎたので、仕方なくビザ代を払う事にしました。
ただレバノンはUSドルが使えると聞いていたので、レバノンポンドなんか用意しておらず、急いでイミグレーションの外にいた両替商でレバノンポンドに両替しましたよ。
ビザ代1600円ですよ。こっちはレバノンでの予算を2000円位と踏んでいたのに・・・。
レバノンとシリアの国境には気を付けてください。
48時間以内の滞在の人は必ず証明できる書類を持っておいた方がいいですよ。
入国時点でレバノンの印象が最悪のものとなりました。 -
やっとレバノンに入国できました。
レバノン山脈です。 -
シリアにはなかったマックの看板です。
ちょっとだけ嬉しかったです。 -
ようやくベイルートの街に入りました
ベイルートでは戦車、対空砲やバリケードなど
時々みかけました。
また街は戦後復興しているのか、色々な所で工事が行われていました。
写真は壊れているのか、爆撃でやられたのか分からないビルです。 -
ビルをよく見ると、銃撃の後が見えます。
そういえばレバノンむかつき第2弾です。
ダマスカスからのバスですが、ベイルートの訳わからん所で降ろされました。
ベイルートの街に入った後、少しづつ乗客は降りていき、残り数名になった時でした。
国境で迷惑をかけたバスの添乗員(男)から
"finish"って言われたので、素直に従って降りてみたら全く訳分からん所でした。
「他の乗客も降りるんかな〰」って思ったら、バスが自分たちだけを降ろして出発してしまったのです。
それからは周辺をウロウロして、結局はライフル銃を担いだ軍人さんに、ダウンタウンまでの行き方を教えて貰い、セルビス→路線バスを乗り継ぎようやくハムラ地区までたどり着けました。 -
レバノンに嫌気が差したのと使えるお金がほとんどなくなった為タクシーを捕まえ空港に向かいました。
太った兄ちゃんと陽気な兄ちゃんが先客として乗っておりました。
何故かタクシーの運ちゃんとの料金交渉はこの兄ちゃん達を通して行いました。
後で理由が分かったのですが、運ちゃん英語が全く話せないのです。
ハムラから空港まで2人で10$で交渉成立です。 -
先客として乗っていた兄ちゃんは途中で降り、
我々だけが乗ったタクシーはベイルート空港に到着しました。
そこでまた一悶着
タクシーの運ちゃんとの料金トラブルです。
二人で$10のはずが一人$10寄こせと抜かしやがります。それもアラビア語で。
今回アラビア語の事前学習はあまりしなかったのですが、1から10までの数字は覚えてきてたので、運ちゃんが何を言わんとしてるのかなんとなく分かったのです。
ただでさえレバノンに対して怒り心頭だったのに、この運ちゃん態度には流石に切れました。
$10紙幣を持っていなかった為、友人と自分のありったけの15,000LP($10)を投げ渡してきました。
そのお金を受け取った瞬間、あのオヤジはニヤッとしやがりました。
「とりあえず言ったた」みたいな感じでしょうか。
腹立ちます。 -
空港内は人気が少ないです。
日本の地方空港並の規模です。 -
出発まで4時間位あったので、地下にあるフードコートで最後のシュワルマを食べました。
これで$4
ヨルダン、シリアの物価に慣れた自分にとっては非常に高額な食事に感じられました。
一口食べてます。 -
出発の時間が迫ってきました。
-
とうとう搭乗です。
日本人からは危険な国とかきな臭い国としか認識されてない国々への旅行でしたが、
身の危険を感じる事もないくらい治安も良かったし、
困った時に助けてくれるような親切な人も結構いたし、遺跡はすばらしいし、食べ物も意外と食べれたし、刺激的で大満足な7日間となりました。
ベイルートを飛び立った後はドバイ、関空を経由して無事我が家に帰り着きました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
やすごろーさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
12