2007/06/22 - 2007/06/26
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Who?Me.さん
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そもそも、私がイエメンに興味を持ったのは、10年前、浪人生の時に「世界まる見えテレビ」と言う番組で紹介されていたのを見て以来。
なんでも、アラブの奥地に砂漠の摩天楼があるらしい。
そしてその国の建物はお菓子みたいに可愛らしくて、大工さんはカートと言う覚醒剤的な葉っぱを噛みながら、設計図無しに建てるらしい。。。。
なんだかすごい国らしい・・・。
と強烈な印象を持った覚えがある。
当時はインターネットも普及していなかったし、図書館にもイエメンに関する資料はほとんど無かったので、テレビの情報もうろ覚えのまま、ほとんど忘れかけていたのだけれど。。。
今回の旅行で、友人の都合が悪くなり、ドバイまで一人で行くことになったので、思い切って憧れのイエメンに足を伸ばしちゃいました。
実際、砂漠の摩天楼と呼ばれているのは、ハドラマウトのシバームと言うところで、今回の旅では日程の都合で行けず。
でもテレビで見た、記憶の中のお菓子の街は、首都サナアの旧市街でした。ここは人が住み続けている世界最古の町で、高層階ある建物が密集した摩天楼都市。世界遺産にも指定されてます。そして確かに皆さんカートを噛んでらっしゃいます。笑
頬がぷっくり膨らんでいるのは噛んだ後のカートを頬に溜めているせい。
設計図無しで建てたのかどうかは定かではないけれど、建物の装飾に関しては、確かに覚醒して研ぎ澄まされた美的感覚のなせるわざなのかもなあと思う。アートですねぇ。
水の浸入を防ぐための漆喰も、それぞれの建物で個性があって装飾としても皆美しいし、カマリア窓と言うステンドグラスも絶妙。
このカートと言う葉っぱ、サウジやエチオピアでは禁止されているらしいけれど、イエメンでは昼間っから店先でも運転中でも皆さん噛んでらっしゃいました。
私も試してみたけれど、すごく渋い!青臭い!まずい!
頑張って1時間噛み続けたけれど、全く効果無し。
きっと大量に噛みまくらなきゃ意味ないんだろうな。
多分お酒の代わりの嗜好品くらいの感じなんだろうな。
街行く人はみんな穏やかで優しかった☆
お店の人は何も買わずにいろいろ見せてもらっても嫌な顔一つしないし、怖そうなおじさんも、目が合えばハローとか言って、ニコッと笑ってかわいい。
これもカート効果?
もともと素朴でおっとりした人達なんだろうな。
アラブの国でも、石油が出ない(出なくもないらしいけど)最貧国のイエメンだけれど、幸福のアラビアと呼ばれるにふさわしい幸せな気分になれる国でした。
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イエメン門の前のホテルで300YR払って屋上へ。
テレビで見たあの景色がそこに。 -
カート。味見してみたけど・・・。
ちょっと噛んだくらいでは、まったく効果なし。
マズすぎてギブアップ。 -
この兄さんもほっぺにカートが。
怖そうだけど親切。 -
コーヒーメーカー。
・・・とは言っても、コーヒーの豆を取った後の殻、ギシルを煮立てて上澄みを飲むのがポピュラー。 -
これがギシル。
香ばしい麦茶みたいなコーヒーみたいな。
薄いけどこれはこれで美味しい。 -
泊まったのはダーウッドホテル。
ツインで1泊30ドルくらいだったかな。
景色の良い高層階の部屋。表紙の夜景は窓からの景色。 -
夜遅くまで子供が走り回っていたり、イエメン門前のマーケットも開いていたり。女性の1人歩きが危険だとは感じなかった。
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夜9時頃のイエメン門
なぜかまだ店が開いていたりする。 -
噂のスタバにも行ってみた。
何のプライドも無いこのコメント、憎めない!
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