2006/03/05 - 2006/03/05
502位(同エリア578件中)
鹿間玲子さん
3月5日(日)第13日目
身支度をし、出発。砂漠を取ったりスタッフと写真を撮ったり、昨日の夜あまり眠れなかったので車の中ではずっと眠っていた。イッショのオンボロ4×4の助手席のドアは相変わらず壊れたままだった。
バイバイ、Desert。頭の中で色々なものがフィードバックした。
車ではずっと寝ていて、起きたらもう昼食のレストランに着ていた。ものすごい風。しかも寒い・・・。あたりはすっかり‘街’だった。ついさっきまで砂漠にいたのに。もう遠いかなたになってしまって。
昼食をとった後、再びフェズに向かった。ものすごい霧があたりを覆いはじめた。全く前が見えない。運転大丈夫かしら? しばらく行くと雪山があった。地元の人たちがそりすべりやらスキーやらしていた。モロッコにこんな場所があるのか。知らないことだらけだった。下車して雪を触ってみた。日本の雪より水分が多く、重い。どちらかというと氷のつぶつぶみたいなものだった。
雪山を抜けると閑静な街にでた。それはインフレという街。ヨーロッパみたいな街並みなのだ。イッショの話によると、ここはフランスの植民地だった所で、今は王様や富豪の別荘があるそうな。若者がたくさんいたのは近くに大学があるからだ。大使館の子どもやアメリカンが学んでいるお坊ちゃま&お嬢様の大学らしい。
街は確かにきれいだった。けれど、砂漠を見た後では何もかもが平凡に見えてしまう。
もう既にフェズの町が見えていた。なんだか寂しい。また一人の旅が始まるのだ。3泊4日しかいなかったのに、恭子さんたちと別れるのは辛かった。同じ時間を共有していると見えない何かが生まれるんだね。
市街地。宿の予約はしていなかったけれど、お目当てのHotel Olympicに宿を取ることができた。完全に一人旅に戻ってしまった。受付をしていると早速ガイドが声をかけてきた。「もうメディナ観光した?」と聞かれたので、まだだと答えるとガイドをつけたほうが言いという。ちょうど私もガイドを探してたのでちょうどよかった。ガイドブックには中堅ホテルのガイドには気をつけろ!と書いてあったので少々不安だったが。明日10時半にレセプションで待ち合わせ。料金は150DHでいいとのこと。まあ、妥当な値段だ。
とりあえず、部屋に行ってゆっくり休みたかった。久しぶりのホテル。テレビつきのダブルでお湯もしっかり出た。まあまあのホテルである。
そして、いつの間にか疲れて眠っていた。
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