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2月24日(金)第4日目 <br /><br />真っ暗闇の中、バスがセビーリャについてしまった。外は暗いし、私が今どこにいるのかさえ分からなかった。バスターミナルはバスターミナルなんだがどこのバスターミナルなのかも分からない。同じバスに乗っていた外国人のバックパッかーも同じことを言っていた。バスターミナルが開くのは午前5時半だという。それまで、外で待たなくてはならなかった。<br /><br />駅がオープンし、私は係りの男の人にホステルのプリントを見せた。スペイン人らしく陽気に道路を指して、あっちだ、あっちという手振りをする。とりあえず歩こう。グラシアスと言い、出発した。<br /><br />しかし、行けども行けどもそれらしき通りの名前が見当たらない。あたりは真っ暗だし、道を尋ねようにも人が歩いていない。重いバックパックを背負いながら黙々と大通りを歩いた。頼みの綱は地球の歩き方に乗っていた小さな地図だけ。何度も同じ道を行ったりきたりしながら、ようやくホステルに着いたのはそれから一時間くらいたった後だった。それでも辿り着けただけ良くやったと自分がすごいと思った。ポルトガル語ができなくても何とかなったように、人生何とかなるもんである。<br /><br />ホステルに着きブザーを鳴らそうと手を上げようとするが、上がらない。思い荷物のせいでしびれていたのだ。びっくりした。痛くもかゆくもないのに。<br /><br />ホステルのレセプションで聞くと、チェックインは12時だそうだ。それまで6時間もあるじゃんか・・・。スペインのことだから、お店が開くのもせいぜい10時くらいだし。それまでどうしよう。とりあえず、バスステーションに行くしかない。ちょうど、ユーロラインでグラナダーマラケシュ(モロッコ)間のバスのチケットを買いたかった所だし。だが、窓口が開くのは10時だそうな・・・。めちゃくちゃ寒いなかSUDOKUをやりながら過ごした。<br /><br />8時ごろ、いったんバスステーションを離れてカフェに行くことに。「ウノ カフェ・コンレチェ ポルファボー」の決まり文句で注文。ここでもSUDOKU。<br /><br />10時になり、ユーロラインの窓口が開いた。げ、英語通じないやん!しきりに「私は2月28日のマラケシュ行きの夜行バスのチケットを買いたい!」と言うのだが、理解していないようだった。こうなったら書くしかない。何とか筆談でチケットが買えた。ただ、28日は便がなく3月1日の便だった。マラケシュ観光はお預けになってしまった。<br /><br />インフォメーションセンターに行き、タブラオリストをもらう。ポルトガルのシントラで出会った阪下さんオススメのタブラオの所在を確認するためだった。タブラオとはフラメンコの会場のことだ。ホステルでもらった地図を頼りに中心街へバスで行くことにした。バス停にいたおじいさんに何番のバス?と聞くと歩いていける距離だから歩いた方がいいといわれた。せっかくだし、お金の節約にもなるからそうしよう!と歩き出した。<br /><br /><br />地図を確認しながらすたすた歩いていると、後ろから「EXCUSE ME?」の声。振り返ると夫婦らしい西洋人がいた。「中心街へ行くの?」と聞かれたので「Yes,but I&#39;m not sure.」と答えると「私たちも行きたいんだけど道が分からなくて」と。多分こっちですよといいしばらく一緒に歩いた。どうやら彼らは夫婦ではなくたまたま一緒になったスコットランド人(男)とドイツ人(女)だった。私が日本人だと知ると、「昨日、スケートで日本人が金メダル取ったんだよ!」というではないか。そうか、そういえばトリノオリンピックだったな。<br /><br />まずは、センターを抜けてもう一つのバスステーションでグラナダ行きのチケットのリコンファーム。OK。その後、カテドラル、セビーリャ大学を見学した。セビーリャは街路樹がオレンジなんだよ!!!それにもうびっくりだった。今までヨーロッパを旅しカテドラルを沢山見てきたが、ここのものはちょっと違う。マリア様の両隣に司教?司祭?みたいな人がいるのだ。ベルギーのゲントで見た教会も違っていたが、ここも不思議だ。仏教にもそれぞれ違いがあるようにキリスト教にもたくさんの違いがあるんだ。<br /><br />そろそろ疲れたので、13時ごろホステルに戻りチェックインしてシャワーを浴びた。レセプションのおじさんがとても陽気でしかもちゃんとした英語の発音をしていたので楽しく会話をすることができた。一休みの後再び街へ。ホステルの近くがショッピング街になっていて人がたくさん通る。ホステルは細い路地にあり、その光景が素敵だった。<br /><br />レセプションのおじさんオススメのスペイン広場まで歩いた。リコメンドしてくれた通り素敵な場所だった。セビーリャ焼なのかいたるところにタイルに描かれた絵があった。建物も茶色い色をしており、ここはヨーロッパではない、どこか独特の雰囲気に包まれた街だった。<br /><br />馬糞に群がるスズメを見たり、野草の葉っぱを食べるおじさんがいたり、ちょっとびっくりな場所を後にし、セビーリャ大学の近くの公園の観覧車に乗ることにした。高い所から見下ろすこの街は椰子の木があったり、オレンジの街路樹があるので南国のようだった。<br /><br />街の中心地はショッピングに最適!それに安いしかもバーゲン中!卒業パーティーの服もここで買えばよかったなあ。ヨーロッパの町を歩いていると、原色を着ている西洋人と比べて私のフリースはねずみ色でダサいなあ・・・なんて思っちゃう。バルセロナに行ったら買い物をしよう!<br /><br />ホステルの近くのバルでサンドイッチを買った。バルの店員がめちゃ陽気で「コンニチハー」と言ってくれた。こう陽気な店員を見ると、本当に仕事が楽しいんだろうなと働き国日本と比べると滅入ってくるのだった。一応化粧をしてお目当てのタブラオへ。もっと洒落た服持って来るんだった・・・。<br /><br />タブラオに着くと、19時半に開場でそれまでは入れないという。じゃあ、バルに行くかとプラリ。そしてお決まりのカフェ・コンレチェ。私の寄ったバルは地元の人が集まるようなこじんまりとしたバルだった。お会計のとき、目の前にあったタパスは何かと聞くと、味見させてくれた。美味い!!ツナみたいなお肉みたいなものをクリームマヨネーズのようなもので絡めたおつまみだった。うまいぜタパスぅ〜<br /><br />タブラオへ戻りベストポジションをキープ。初フラメンコ!はじめは唄から。そのあとギター、そして踊り子さんの登場である。踊り子さんの視線がすごい鋭くてびっくりした!カスタネットで音を出すのではなく、体をバチバチ叩いて表現してる。歌とギターと踊りの息がぴったり。にしてもあんなに激しいんだね、フラメンコ。男の人のフラメンコもみたかったな。<br />

到着は午前5時

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2006/02/24 - 2006/02/24

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鹿間玲子

鹿間玲子さん

2月24日(金)第4日目 

真っ暗闇の中、バスがセビーリャについてしまった。外は暗いし、私が今どこにいるのかさえ分からなかった。バスターミナルはバスターミナルなんだがどこのバスターミナルなのかも分からない。同じバスに乗っていた外国人のバックパッかーも同じことを言っていた。バスターミナルが開くのは午前5時半だという。それまで、外で待たなくてはならなかった。

駅がオープンし、私は係りの男の人にホステルのプリントを見せた。スペイン人らしく陽気に道路を指して、あっちだ、あっちという手振りをする。とりあえず歩こう。グラシアスと言い、出発した。

しかし、行けども行けどもそれらしき通りの名前が見当たらない。あたりは真っ暗だし、道を尋ねようにも人が歩いていない。重いバックパックを背負いながら黙々と大通りを歩いた。頼みの綱は地球の歩き方に乗っていた小さな地図だけ。何度も同じ道を行ったりきたりしながら、ようやくホステルに着いたのはそれから一時間くらいたった後だった。それでも辿り着けただけ良くやったと自分がすごいと思った。ポルトガル語ができなくても何とかなったように、人生何とかなるもんである。

ホステルに着きブザーを鳴らそうと手を上げようとするが、上がらない。思い荷物のせいでしびれていたのだ。びっくりした。痛くもかゆくもないのに。

ホステルのレセプションで聞くと、チェックインは12時だそうだ。それまで6時間もあるじゃんか・・・。スペインのことだから、お店が開くのもせいぜい10時くらいだし。それまでどうしよう。とりあえず、バスステーションに行くしかない。ちょうど、ユーロラインでグラナダーマラケシュ(モロッコ)間のバスのチケットを買いたかった所だし。だが、窓口が開くのは10時だそうな・・・。めちゃくちゃ寒いなかSUDOKUをやりながら過ごした。

8時ごろ、いったんバスステーションを離れてカフェに行くことに。「ウノ カフェ・コンレチェ ポルファボー」の決まり文句で注文。ここでもSUDOKU。

10時になり、ユーロラインの窓口が開いた。げ、英語通じないやん!しきりに「私は2月28日のマラケシュ行きの夜行バスのチケットを買いたい!」と言うのだが、理解していないようだった。こうなったら書くしかない。何とか筆談でチケットが買えた。ただ、28日は便がなく3月1日の便だった。マラケシュ観光はお預けになってしまった。

インフォメーションセンターに行き、タブラオリストをもらう。ポルトガルのシントラで出会った阪下さんオススメのタブラオの所在を確認するためだった。タブラオとはフラメンコの会場のことだ。ホステルでもらった地図を頼りに中心街へバスで行くことにした。バス停にいたおじいさんに何番のバス?と聞くと歩いていける距離だから歩いた方がいいといわれた。せっかくだし、お金の節約にもなるからそうしよう!と歩き出した。


地図を確認しながらすたすた歩いていると、後ろから「EXCUSE ME?」の声。振り返ると夫婦らしい西洋人がいた。「中心街へ行くの?」と聞かれたので「Yes,but I'm not sure.」と答えると「私たちも行きたいんだけど道が分からなくて」と。多分こっちですよといいしばらく一緒に歩いた。どうやら彼らは夫婦ではなくたまたま一緒になったスコットランド人(男)とドイツ人(女)だった。私が日本人だと知ると、「昨日、スケートで日本人が金メダル取ったんだよ!」というではないか。そうか、そういえばトリノオリンピックだったな。

まずは、センターを抜けてもう一つのバスステーションでグラナダ行きのチケットのリコンファーム。OK。その後、カテドラル、セビーリャ大学を見学した。セビーリャは街路樹がオレンジなんだよ!!!それにもうびっくりだった。今までヨーロッパを旅しカテドラルを沢山見てきたが、ここのものはちょっと違う。マリア様の両隣に司教?司祭?みたいな人がいるのだ。ベルギーのゲントで見た教会も違っていたが、ここも不思議だ。仏教にもそれぞれ違いがあるようにキリスト教にもたくさんの違いがあるんだ。

そろそろ疲れたので、13時ごろホステルに戻りチェックインしてシャワーを浴びた。レセプションのおじさんがとても陽気でしかもちゃんとした英語の発音をしていたので楽しく会話をすることができた。一休みの後再び街へ。ホステルの近くがショッピング街になっていて人がたくさん通る。ホステルは細い路地にあり、その光景が素敵だった。

レセプションのおじさんオススメのスペイン広場まで歩いた。リコメンドしてくれた通り素敵な場所だった。セビーリャ焼なのかいたるところにタイルに描かれた絵があった。建物も茶色い色をしており、ここはヨーロッパではない、どこか独特の雰囲気に包まれた街だった。

馬糞に群がるスズメを見たり、野草の葉っぱを食べるおじさんがいたり、ちょっとびっくりな場所を後にし、セビーリャ大学の近くの公園の観覧車に乗ることにした。高い所から見下ろすこの街は椰子の木があったり、オレンジの街路樹があるので南国のようだった。

街の中心地はショッピングに最適!それに安いしかもバーゲン中!卒業パーティーの服もここで買えばよかったなあ。ヨーロッパの町を歩いていると、原色を着ている西洋人と比べて私のフリースはねずみ色でダサいなあ・・・なんて思っちゃう。バルセロナに行ったら買い物をしよう!

ホステルの近くのバルでサンドイッチを買った。バルの店員がめちゃ陽気で「コンニチハー」と言ってくれた。こう陽気な店員を見ると、本当に仕事が楽しいんだろうなと働き国日本と比べると滅入ってくるのだった。一応化粧をしてお目当てのタブラオへ。もっと洒落た服持って来るんだった・・・。

タブラオに着くと、19時半に開場でそれまでは入れないという。じゃあ、バルに行くかとプラリ。そしてお決まりのカフェ・コンレチェ。私の寄ったバルは地元の人が集まるようなこじんまりとしたバルだった。お会計のとき、目の前にあったタパスは何かと聞くと、味見させてくれた。美味い!!ツナみたいなお肉みたいなものをクリームマヨネーズのようなもので絡めたおつまみだった。うまいぜタパスぅ〜

タブラオへ戻りベストポジションをキープ。初フラメンコ!はじめは唄から。そのあとギター、そして踊り子さんの登場である。踊り子さんの視線がすごい鋭くてびっくりした!カスタネットで音を出すのではなく、体をバチバチ叩いて表現してる。歌とギターと踊りの息がぴったり。にしてもあんなに激しいんだね、フラメンコ。男の人のフラメンコもみたかったな。

同行者
一人旅
交通手段
鉄道

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