2009/02/12 - 2009/02/13
68位(同エリア87件中)
りょうがさん
D.C.にあるシンクタンクの研修プログラム(2週間)の一環としてヴァージニア州ノーフォークを訪問。木曜日の夕方にD.C.からバスで高速を走って約3時間半。ニューポート・ニューズからノーフォークへは湾を横切らなくてはいけないが、この高速はアクアラインのように半分が橋で半分がトンネル。もちろん海軍の空母・潜水艦の通行を邪魔しないため。そろそろ限界という頃に到着。Hampton Inn Norfolk Naval Base に前泊。
金曜日の午前中は、まずノーフォーク海軍基地見学。案内の水兵さんが乗り込んでバスからの見学。ノーフォーク海軍基地は米大西洋岸最大の海軍基地として有名なところ。原子力空母も多数母港としているが、就役したばかりのジョージ・ブッシュ(お父さんの方の名前をつけたもの)は残念なことに出港したばかりで、この日見ることができた原子力空母は修理中のアイゼンハワーだけ。広い敷地、多数の埠頭と艦艇、ヘリ・ステーションも当然あって、更に上空をヘリとE-2Cが警戒。さすがに米軍基地はスケールが違う。
一通りの見学コースを終え、イージス艦チャーチルを見学。外国人の名前が付いた米軍の艦艇があるとは知らなかったが、説明では4例目とのこと。将来、日本人の名前が付く日も来るかもしれない。ちなみに日本では旧海軍の時代から艦艇に人名はつけない(砕氷艦しらせ、は人名ではなく白瀬雪原から付けた)こととされているので、実現したら歴史的な快挙になるのは間違いない。アーレイバーク級のイージス駆逐艦は横須賀でも見学したことがあるが、この艦はペルシャ湾方面の任務から戻ってきたとのことで興味深い話が聞ける。艦内見学で、隊員用食堂にサラダ・バーがあったり、座席がファーストフードの様だったのが特徴的。船も建物と同じで各国の生活を反映しているのが面白い。
昼食は、空軍基地のエリアにあるOfficer's Clubでビュッフェ。
午後は、海兵隊基地のエリアにある、米統合軍司令部(US Joint Force Commander)で米軍の統合についてのブリーフィングを受ける。終了後、バスでD.C.へ戻る。
ノーフォークの街など見たいところもあるので、次回は是非プライベートでゆっくり来よう。
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原子力空母アイゼンハワー
CVN-69 USS Dwight D. Eisenhower
修理中で甲板上にテントが見えます。 -
強襲揚陸艦ワスプ
LHD-1 USS Wasp
ワスプ級のネームシップです。 -
ドック型輸送揚陸艦サン・アントニオ
LPD-17 USS San Antonio
ステルス性形状を用いた最新の輸送艦です。 -
イージス艦チャーチル(手前)
DDG-81 USS Winston S. Churchill
トマホーク・ミサイル搭載艦ですが、弾道ミサイル対応(SM-3ミサイル搭載)艦ではありません。 -
戦艦アイオワ爆発事故犠牲者慰霊碑
予備役入りし、ノーフォーク入港中の戦艦アイオワ(BB-61 USS Iowa)の二番砲塔で1989.4.19に爆発事故が起きました。40センチ主砲弾が見えます。 -
基地内に歴史的な建物が並んでいます。
しかも実際に人が住んでる(つまり社宅)とか! -
海軍基地内にはヘリ・ステーションも。
ちなみに、イージス艦搭載ヘリは、ノース・カロライナ州にある基地に所属する部隊なので、ここにはいないとのこと。 -
米軍統合軍司令部
US Joint Command Headquarter:USJFHQ
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