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千葉の八柱霊園にお彼岸に墓参りに行くのだが、交通標識に柴又が出てくるのが何時も気に成っていた。今回初めて柴又に寄ってみた。勿論、寅さんに会いにである。

葛飾柴又旅情

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2007/10/08 - 2007/10/08

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TAKEおじ

TAKEおじさん

千葉の八柱霊園にお彼岸に墓参りに行くのだが、交通標識に柴又が出てくるのが何時も気に成っていた。今回初めて柴又に寄ってみた。勿論、寅さんに会いにである。

同行者
カップル・夫婦
交通手段
自家用車
  • 入り口に渥美清発見<br /> <br />お昼過ぎに6号線から柴又街道に入ると1キロで柴又帝釈天に着く。こんなに近かったのかぁ・・と感動。何時も通っているのに知らなかった。有料の帝釈天駐車場に車を停める。<br />帝釈天の入り口の石柵に渥美清を発見して喜ぶ。ちなみに裏側に倍賞千恵子とあった。早くも寅さん詣でが盛り上がってくる。<br />

    入り口に渥美清発見

    お昼過ぎに6号線から柴又街道に入ると1キロで柴又帝釈天に着く。こんなに近かったのかぁ・・と感動。何時も通っているのに知らなかった。有料の帝釈天駐車場に車を停める。
    帝釈天の入り口の石柵に渥美清を発見して喜ぶ。ちなみに裏側に倍賞千恵子とあった。早くも寅さん詣でが盛り上がってくる。

  • 柴又帝釈天 二天門<br /> <br />生憎の雨模様の天気だったが、帝釈天は結構な人出だった。映画で何度も見たシーンが蘇ってくる。記念撮影している人も多くなかなかシャッターチャンスが来ない。自分もその内の一人なのだが。この二天門は明治29年に江戸期建築の最後の名匠と言われた、坂田留吉棟梁によって造りあげられた、総欅造りの豪壮な門である。<br />柴又帝釈天は文化文政(1803〜1829年)の頃出来たらしく、帝釈天はインド最古の聖典である『リグ・ヴェーダ』の中で最も多くの賛歌を捧げられている軍神・武勇神インドラと呼ばれる重要な神さまだ。毘沙門天はその子分だそうだ。<br />

    柴又帝釈天 二天門

    生憎の雨模様の天気だったが、帝釈天は結構な人出だった。映画で何度も見たシーンが蘇ってくる。記念撮影している人も多くなかなかシャッターチャンスが来ない。自分もその内の一人なのだが。この二天門は明治29年に江戸期建築の最後の名匠と言われた、坂田留吉棟梁によって造りあげられた、総欅造りの豪壮な門である。
    柴又帝釈天は文化文政(1803〜1829年)の頃出来たらしく、帝釈天はインド最古の聖典である『リグ・ヴェーダ』の中で最も多くの賛歌を捧げられている軍神・武勇神インドラと呼ばれる重要な神さまだ。毘沙門天はその子分だそうだ。

  • 境内は懐かしい<br /> <br />この境内は初めて来たとは思えないほど懐かしさを覚えた。その辺で、寅さんと和尚が話しているのではと思うが。<br />

    境内は懐かしい

    この境内は初めて来たとは思えないほど懐かしさを覚えた。その辺で、寅さんと和尚が話しているのではと思うが。

  • 参道のお店<br /> <br />帝釈天はほどほどにして、寅さんの団子屋の有る参道を歩く。石畳の参道は雨にも拘わらず大勢の人でごった返していた。この混雑さがまた嬉しい。

    参道のお店

    帝釈天はほどほどにして、寅さんの団子屋の有る参道を歩く。石畳の参道は雨にも拘わらず大勢の人でごった返していた。この混雑さがまた嬉しい。

  • 参道のお店<br /><br />あるある、団子屋は勿論、くず餅、そば、川魚料理屋、駄菓子屋、お土産屋・・・軒を連ねている。<br />

    参道のお店

    あるある、団子屋は勿論、くず餅、そば、川魚料理屋、駄菓子屋、お土産屋・・・軒を連ねている。

  • 参道には<br /> <br />よく見るとどの店の前にもボンボリが吊るされている。夜はライトアップされて奇麗だろう。<br />

    参道には

    よく見るとどの店の前にもボンボリが吊るされている。夜はライトアップされて奇麗だろう。

  • とらや<br /> <br />これが「とらや」で、寅さんの映画でおなじみ。現役であるんだ。

    とらや

    これが「とらや」で、寅さんの映画でおなじみ。現役であるんだ。

  • 宣伝も忘れない<br /><br />寅さんの映画では「くるまや」として第4作まで使われていた。その後は、大船撮影所にセットを構えて撮った。

    宣伝も忘れない

    寅さんの映画では「くるまや」として第4作まで使われていた。その後は、大船撮影所にセットを構えて撮った。

  • 中のほうは<br /><br />お店の中も改装されていたが、映画の面影は残っている。

    中のほうは

    お店の中も改装されていたが、映画の面影は残っている。

  • とらやの草団子<br /> <br />勿論とらやでは草団子のお土産を買った。美味しかった。<br />

    とらやの草団子

    勿論とらやでは草団子のお土産を買った。美味しかった。

  • ゑびす屋で魚料理<br /> <br />昼もだいぶ回っていたので、参道のゑびす屋で魚料理の昼食を摂る。ここの主人もいろんな映画に出たようで、記念の写真が沢山飾って有った。ご覧の魚料理もグッドで、デザートにはやはりというか草団子が付いていた。 <br />

    ゑびす屋で魚料理

    昼もだいぶ回っていたので、参道のゑびす屋で魚料理の昼食を摂る。ここの主人もいろんな映画に出たようで、記念の写真が沢山飾って有った。ご覧の魚料理もグッドで、デザートにはやはりというか草団子が付いていた。

  • 寅さん記念館玄関の上から<br /> <br />すぐ近くの寅さん記念館に寄る。寅さんオンパレードの記念館で、寅さんファンにはたまらないだろう。私もそこそこ映画は観ていたので懐かしい。入り口のドアの下に、寅さんの草履が有り、何だろうと上を見ると、いきなり寅さんがドアの上から見下ろしていた。<br />

    寅さん記念館玄関の上から

    すぐ近くの寅さん記念館に寄る。寅さんオンパレードの記念館で、寅さんファンにはたまらないだろう。私もそこそこ映画は観ていたので懐かしい。入り口のドアの下に、寅さんの草履が有り、何だろうと上を見ると、いきなり寅さんがドアの上から見下ろしていた。

  • くるまやセット<br /> <br />大船撮影所から移設した本物の「くるまや」の撮影セットが圧巻。これで寅さんの撮影をしたのかと感慨深い。<br />

    くるまやセット

    大船撮影所から移設した本物の「くるまや」の撮影セットが圧巻。これで寅さんの撮影をしたのかと感慨深い。

  • 昔の柴又 ジオラマ<br /> <br />昔の柴又の町並みを再現したジオラマも凄い。実に精巧に出来ていて、写真を撮っていても楽しい。<br />

    昔の柴又 ジオラマ

    昔の柴又の町並みを再現したジオラマも凄い。実に精巧に出来ていて、写真を撮っていても楽しい。

  • 本物そっくりだ。

    本物そっくりだ。

  • 紙芝居もやっている<br /> <br />何処にでも寅さんが居そう<br />

    紙芝居もやっている

    何処にでも寅さんが居そう

  • お祭りの案内も

    お祭りの案内も

  • しかし細かいところまで良く出来ている。

    しかし細かいところまで良く出来ている。

  • おせんべいが欲しい

    おせんべいが欲しい

  •  全48作のポスター<br /><br />全48作のポスターも飾って有り、歴代のマドンナもオンパレード。時々演芸もやっているそうだ。<br />

    全48作のポスター

    全48作のポスターも飾って有り、歴代のマドンナもオンパレード。時々演芸もやっているそうだ。

  • 最後の作品はリリーさんと<br /> <br />この頃、渥美ちゃんは病をおして頑張った。リリーさん(浅丘ルリ子)は何度も出ている。最後に結婚させてあげたかった・・・

    最後の作品はリリーさんと

    この頃、渥美ちゃんは病をおして頑張った。リリーさん(浅丘ルリ子)は何度も出ている。最後に結婚させてあげたかった・・・

  • 山本亭の玄関<br /> <br />寅さん記念館の近くに地元の実業家の山本亭が有り、この庭を通り抜けて行く。どうも、通り道にも成っているらしい。和洋折衷の大正時代からの建物で庭園も見事だった。入場料100円で中も公開している。<br />

    山本亭の玄関

    寅さん記念館の近くに地元の実業家の山本亭が有り、この庭を通り抜けて行く。どうも、通り道にも成っているらしい。和洋折衷の大正時代からの建物で庭園も見事だった。入場料100円で中も公開している。

  • 山本亭の庭<br /> <br />庭には彼岸花<br />

    山本亭の庭

    庭には彼岸花

  • 矢切の渡しは雨の中<br /> <br />最後に、江戸川堤の矢切の渡しに行く。中学生の頃、淡い恋物語に涙を流して読んだ伊藤左千夫の名作「野菊の墓」の舞台だ。寅さん映画にも出てくるが、なんと言っても「野菊の墓」が心に残っている。一度見てみたいと思っていたので、念願が果たせたか。対岸の松戸まで今も100円で連絡船が出ているが、今日は生憎の雨なので船は出ていなかった。雨の中の矢切の渡しも情緒ある。 細川たかしの歌も「夕ぐれの雨が降る 矢切の渡し〜♪」<br />短い、滞在時間だったがほんのチョット寄り道するだけで,新しい発見が有って楽しめるものだ。また、来年の彼岸に寄ってみよう。<br />

    矢切の渡しは雨の中

    最後に、江戸川堤の矢切の渡しに行く。中学生の頃、淡い恋物語に涙を流して読んだ伊藤左千夫の名作「野菊の墓」の舞台だ。寅さん映画にも出てくるが、なんと言っても「野菊の墓」が心に残っている。一度見てみたいと思っていたので、念願が果たせたか。対岸の松戸まで今も100円で連絡船が出ているが、今日は生憎の雨なので船は出ていなかった。雨の中の矢切の渡しも情緒ある。 細川たかしの歌も「夕ぐれの雨が降る 矢切の渡し〜♪」
    短い、滞在時間だったがほんのチョット寄り道するだけで,新しい発見が有って楽しめるものだ。また、来年の彼岸に寄ってみよう。

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