北欧一人旅・PART２（デンマーク・フィンランド・エストニア）

2006/12 - 2006/12

デンマークからフィンランド・エストニアへ。

ヘルシンキからタリンへは高速船で１時間４０分ほどでいけるとのことで、日本でヴァウチャーのみ購入し、船で渡ることに。

エリア タリン(エストニア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船
• 航空会社: スカンジナビア航空

北欧５日目。

ホテルからインフォメーションへ行く道中の国会議事堂。日本のように警備員がいるわけでもなく。

インフォメーションでヘルシンキカードを買い、世界遺産のスオメンリンナ島へ。

マーケット広場にある船着き場から船に乗ること１０分で到着。

この島はいくつかの戦争で重要な舞台になったとのことです。

世界遺産だというのに観光客と思える人がいない…。

ビジターセンターで島の歴史を学ぶことができます。映像もあり、日本語で解説が聞けます。

砲台が野ざらしに。

この島が要塞であることがよくわかります。

１時間ほどかけて島内を歩き回り、この頃になると「凍死」ということが頭を駆け巡る。

人もいないこんなところでは死ねないと思い、なんとか船着き場へ。

船着き場から歩いてすぐの高台にあるヘルシンキ大聖堂。

まさに街のシンボル的存在。

大聖堂内部。

どんよりとしたヘルシンキの街とは違い、きらびやかな装飾。

またまたしばらく歩くこと１５分。
ウスペンスキー寺院へ。

ヘルシンキ大聖堂とはまた違った雰囲気。

寺院内部。

トナカイの肉の煮込みとサーモンスープで温まり、観光再開。しかし、レストランを出るころにはもう真っ暗。

たしか１４時ころだったような。

写真はテンペリアウキオ教会。

教会内部。

コンサートのリハ？をやっていたのですが、音響効果も良好。石造りの教会というのもなかなかです。

その後、アテネウム美術館や現在美術館キアズマをまわり、オリンピックスタジアムにあるタワーへ。

粗末なエレベーターにのり、狭い展望台へ。

市内を一望。

翌日はエストニアへ！

６日目。

エストニアの首都タリンへは、ヘルシンキから高速艇で日帰りとできる（片道１時間４０分）とのことで、フェリーターミナルへ。

しかしいざ行ってみると日本で予約をしておいた高速艇が欠航に。１時間待ってカウンターの人に交渉すると払い戻しは無理だが、片道３時間半かかるとのこと。
半ば自暴自棄になりそれでいいと返事をし、チケット入手。帰りは高速艇で帰れるよう。

フェリー内はたくさんの人々が。物価の安いエストニアへ酒を買いに行くようです。

シェンゲン協定国ではないので、入国審査もありましたが難なく突破。

フェリー乗り場から３０分ほど歩き、世界遺産のタリン旧市街へ。路面電車はヘルシンキと比べ古さを感じます。

旧市街のメインのスポットまでは急坂が続く道のりをひたすら進む。

やっと登り終わったころ。

大陸にあるからかそれほど気温は低くなく、デンマークやフィンランドとくらべ少し暖かい感じ。

大聖堂。

デンマークでは感じなかった、なんとなくロシアの雰囲気を感じます。

旧市街の中心広場まで来たのですが、いまいち活気がない…。やはり北欧へ来るのは夏がベストだったと少し後悔。

人々が集まりカメラを向けている有名な？時計だそうですが、やはり地味。

華やかさが少し足りないかな…。

ライトアップされているタリン旧市街。こうして見るとやっぱり来てよかった。

[太っちょマルガリータ」とよばれている建物です。

中には展示施設もあり、歴史を学べます。

６時間弱の滞在でタリンとはお別れ。

ヘルシンキへの帰りは高速艇に乗れたので快適な旅になりました。

物価高を痛感する北欧旅行となりましたが、いい経験ができたと思います。