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西ベルリンのアウトバーンの出口から、東ドイツをトランジットし、130km先のポーランド国境に4時半に着く。<br /><br />ポーランド入国まで、なんと1時間以上も掛かった。<br /><br />グリーンカード(海外車両保険)のポーランド分がカバーされていないとの事で、特に必要ないんだけど6マルクも取られる。<br />所持金も細かく書かされた。<br /><br />強制両替で貰っていた$15(1日$5)分のクーポンは480Zfであった。<br /><br />しかし、情報によると、ヤミ両替だと$1が100〜130Zfらしい。<br />と言う事は、100Zfが政府価格で約700円、ヤミだと230円位と1/3になる。<br /><br /><br />クラコフに向けて、車の少ない田舎道を走る。何もないだだっ広い畑の景色が続くだけ。<br /><br />小さな町に入ると、馬車の方が車より多く、東ドイツよりも、まだまだ、近代化に遅れている様に感じた。<br /><br />時差が1時間あり、店はみな閉まって、町もひっそりとしていた。<br /><br />ガソリンを入れよううとしたら、クーポンが無いと売ってくれないのである。<br />まあ、面倒くさい、システムだ事!!<br /><br />クーポンはZielrona Goraの大きなホテルでしか、買えないらしいので、国境から90km走った。  <br />Zielrona Goraの街に着いたのが、<br /><br />   <br />   旅行に出て 40日目   1978年8月4日であった。

50cc カブで走ったヨーロッパ <旧東欧ポーランド編>  1978年の思い出

9いいね!

1978/08/04 - 1978/08/07

2229位(同エリア3983件中)

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アンタライ

アンタライさん

西ベルリンのアウトバーンの出口から、東ドイツをトランジットし、130km先のポーランド国境に4時半に着く。

ポーランド入国まで、なんと1時間以上も掛かった。

グリーンカード(海外車両保険)のポーランド分がカバーされていないとの事で、特に必要ないんだけど6マルクも取られる。
所持金も細かく書かされた。

強制両替で貰っていた$15(1日$5)分のクーポンは480Zfであった。

しかし、情報によると、ヤミ両替だと$1が100〜130Zfらしい。
と言う事は、100Zfが政府価格で約700円、ヤミだと230円位と1/3になる。


クラコフに向けて、車の少ない田舎道を走る。何もないだだっ広い畑の景色が続くだけ。

小さな町に入ると、馬車の方が車より多く、東ドイツよりも、まだまだ、近代化に遅れている様に感じた。

時差が1時間あり、店はみな閉まって、町もひっそりとしていた。

ガソリンを入れよううとしたら、クーポンが無いと売ってくれないのである。
まあ、面倒くさい、システムだ事!!

クーポンはZielrona Goraの大きなホテルでしか、買えないらしいので、国境から90km走った。  
Zielrona Goraの街に着いたのが、

   
   旅行に出て 40日目   1978年8月4日であった。

同行者
一人旅
交通手段
自転車
  • Zielona Goraの学校にてポーランドの高校生達と<br /><br /><br />軍用車両は東ドイツ並みに数多く走っている。<br />やっとこ、Zielona goraに夜9時頃に着く。<br />9時と言ってもそんなに暗くはない。<br /><br />この街は簡単な作りの新しいアパートビルが、沢山建てられている、意外と大きな街である。<br /><br />街の人に通じない英語と、知っているドイツ語のユンタバーゲンで、ユースホステルの場所を聞いていると、古臭いバイクに乗ったポリスが止まった。<br /><br />こりゃ〜、免許証を調べられるのかな? と思ったが、親切にもユースまで、先導して、連れて行ってくれた。<br /><br />ユースに行くが、営業してないのか、泊めてくれないのである。<br />また、先導されて、今度は、こりゃ〜、高いホテルに連れて行かれるな! と覚悟しながら、付いて行くと、なんと、学校であった!!<br /><br />ポリスが、ここに泊まっている先生に、私を泊めてくれる様に交渉し、先生が、了解し、この学校に泊まる事となる。<br /><br />夏休みで空いている教室等を、林間学校の様な、同じポーランドの地方から旅行に来る学生達の、宿泊施設として有効利用している。<br /><br />ポーランドからやっと、ホテルに泊まり、豪華な食事を楽しみにしていたのに、トホホ・・・。<br />学校泊まりとは・・・・。<br /><br />しかし、この方がホテルなんかよりずっと楽しい!!<br />ポリスにも先生にも女の子達にも、言葉は丸っきり、通じないが、本当に親切にして貰う。<br /><br />教室に簡易べッドを並べて15〜6歳の女の子達と一緒に寝るチャンスなんて、なかなかないよネ〜!!

    Zielona Goraの学校にてポーランドの高校生達と


    軍用車両は東ドイツ並みに数多く走っている。
    やっとこ、Zielona goraに夜9時頃に着く。
    9時と言ってもそんなに暗くはない。

    この街は簡単な作りの新しいアパートビルが、沢山建てられている、意外と大きな街である。

    街の人に通じない英語と、知っているドイツ語のユンタバーゲンで、ユースホステルの場所を聞いていると、古臭いバイクに乗ったポリスが止まった。

    こりゃ〜、免許証を調べられるのかな? と思ったが、親切にもユースまで、先導して、連れて行ってくれた。

    ユースに行くが、営業してないのか、泊めてくれないのである。
    また、先導されて、今度は、こりゃ〜、高いホテルに連れて行かれるな! と覚悟しながら、付いて行くと、なんと、学校であった!!

    ポリスが、ここに泊まっている先生に、私を泊めてくれる様に交渉し、先生が、了解し、この学校に泊まる事となる。

    夏休みで空いている教室等を、林間学校の様な、同じポーランドの地方から旅行に来る学生達の、宿泊施設として有効利用している。

    ポーランドからやっと、ホテルに泊まり、豪華な食事を楽しみにしていたのに、トホホ・・・。
    学校泊まりとは・・・・。

    しかし、この方がホテルなんかよりずっと楽しい!!
    ポリスにも先生にも女の子達にも、言葉は丸っきり、通じないが、本当に親切にして貰う。

    教室に簡易べッドを並べて15〜6歳の女の子達と一緒に寝るチャンスなんて、なかなかないよネ〜!!

  • クラコフの聖マリア教会 <br /><br /><br />簡易ベッドだが、結構、良く寝られた。<br /><br />女の子達と朝食を取った後、私ひとりだけ先生方に呼ばれ、ビンを開け、 ほらっ! いい匂いだろう! と自慢そうに、コーヒーの香りをかがして、入れてくれる。<br /><br />コーヒーはかなりの貴重品らしい。<br />西側のネスカフェを、持っていたんだけど・・・<br />知っていれば、お礼に飲ませてあげたかった!<br />しかし、もう、出すタイミングを逃しちゃった・・・<br /><br />3人の先生の内、1人だけが英語の単語を、少しだけ知っている位で、ほとんど、ジェスチャーでの会話であった。<br /><br />写真を撮って、お礼の手紙と共に、後日送った。<br /><br />Zielona Goraの街に戻り、色んな人に聞いたり、連れて行って貰ったりして、やっとHotel Holandで16L分のガソリンクーポンを買う事が出来た。<br /><br />クラコフ方面に走り、昼過ぎに小さな町で昼食を取る。<br />ジェスチャーと、人の食べている皿を、指しながら、オーダーをする。<br /><br />英語をほんの少しだけ喋れる男が話しかけに来て、少し通じると、他の地元客の羨望の眼差しを一人受け、得意満面になっちゃって、支払いまで、してくれたのである。<br /><br />どこへ行っても、西側の50ccのバイクが珍しいのか、それとも日本人が珍しいのか、すぐに、人々が沢山集って来る。<br /><br />Wroclawの嫌いなレンガ敷きの道を走り、クラコフまで220km手前の、Opoleのスチューデントホテルに、ここにも又、人に連れていって貰い、学割 Zf100で泊まる。<br /><br />東ドイツのカップルの旅行者も、一緒にチェックインしていて、彼らにとっては、宿泊代Zf100が信じられない位、高額らしく、恐ろしく驚き、深刻な顔をしていた。<br />ヤミでたった、$1なのに?<br /><br />多分、昨日のポリスの親切も、私がユースに泊まろうとしてた位だから、所持金も少ないと思って、連れて行ってくれたお金の掛からない宿泊場所が、学校だったのだろう。<br /><br />このホテルで、夏休みに帰郷せずに、残っていた英語専攻してる、ポーランドの女子大生2人に、部屋に話に来る様、招待される。<br /><br />チョコレートまで持っちゃって、ハッチャキになって、部屋に行ったら、なんだよ〜! 男も居るじゃん!!  ガッカリよ!!<br /><br />夜中の2時まで、真面目な話をしちゃったよ。<br />英語の難しい単語が分らず疲れたが、楽しく、有意義でもあった。

    クラコフの聖マリア教会 


    簡易ベッドだが、結構、良く寝られた。

    女の子達と朝食を取った後、私ひとりだけ先生方に呼ばれ、ビンを開け、 ほらっ! いい匂いだろう! と自慢そうに、コーヒーの香りをかがして、入れてくれる。

    コーヒーはかなりの貴重品らしい。
    西側のネスカフェを、持っていたんだけど・・・
    知っていれば、お礼に飲ませてあげたかった!
    しかし、もう、出すタイミングを逃しちゃった・・・

    3人の先生の内、1人だけが英語の単語を、少しだけ知っている位で、ほとんど、ジェスチャーでの会話であった。

    写真を撮って、お礼の手紙と共に、後日送った。

    Zielona Goraの街に戻り、色んな人に聞いたり、連れて行って貰ったりして、やっとHotel Holandで16L分のガソリンクーポンを買う事が出来た。

    クラコフ方面に走り、昼過ぎに小さな町で昼食を取る。
    ジェスチャーと、人の食べている皿を、指しながら、オーダーをする。

    英語をほんの少しだけ喋れる男が話しかけに来て、少し通じると、他の地元客の羨望の眼差しを一人受け、得意満面になっちゃって、支払いまで、してくれたのである。

    どこへ行っても、西側の50ccのバイクが珍しいのか、それとも日本人が珍しいのか、すぐに、人々が沢山集って来る。

    Wroclawの嫌いなレンガ敷きの道を走り、クラコフまで220km手前の、Opoleのスチューデントホテルに、ここにも又、人に連れていって貰い、学割 Zf100で泊まる。

    東ドイツのカップルの旅行者も、一緒にチェックインしていて、彼らにとっては、宿泊代Zf100が信じられない位、高額らしく、恐ろしく驚き、深刻な顔をしていた。
    ヤミでたった、$1なのに?

    多分、昨日のポリスの親切も、私がユースに泊まろうとしてた位だから、所持金も少ないと思って、連れて行ってくれたお金の掛からない宿泊場所が、学校だったのだろう。

    このホテルで、夏休みに帰郷せずに、残っていた英語専攻してる、ポーランドの女子大生2人に、部屋に話に来る様、招待される。

    チョコレートまで持っちゃって、ハッチャキになって、部屋に行ったら、なんだよ〜! 男も居るじゃん!!  ガッカリよ!!

    夜中の2時まで、真面目な話をしちゃったよ。
    英語の難しい単語が分らず疲れたが、楽しく、有意義でもあった。

  • クラコフの広場<br /><br /><br />久々のフカフカのベッドと掛ぶとんが気持ち良く、グッスリと寝た。<br /><br />今日はクラコフに向けて走る。<br /><br />昼はレストランでスープ、サラダ、カツレツにウォッカまで飲んじゃって、Zf50である。<br />政府両替で350円、ヤミだと120円だもんね。<br />お金は、ほとんど使っていない。<br /><br />夜9時頃にクラコフに着く。スチューデントホテルをやっと、捜し当てるが、冷たく接客され、泊まれないの一言。<br />これだから、わしゃ〜、都会は好かんのよね!!<br /><br />古い街で観光客が多いと、どこの街も同じで、泊まるにも食事するにも混んでいて、事務的と言うか、冷たくされる事が多い。  やはり田舎が良い。<br /><br />テント張ったりも、面倒くさいけど、キャンプにする。<br />キャンプ場も混んでいて、Zf60も取られる。<br />キャンプ場だけ見てると、西側となんら変わらない。<br /><br />街中で豪華なステーキの夕食をとる。

    クラコフの広場


    久々のフカフカのベッドと掛ぶとんが気持ち良く、グッスリと寝た。

    今日はクラコフに向けて走る。

    昼はレストランでスープ、サラダ、カツレツにウォッカまで飲んじゃって、Zf50である。
    政府両替で350円、ヤミだと120円だもんね。
    お金は、ほとんど使っていない。

    夜9時頃にクラコフに着く。スチューデントホテルをやっと、捜し当てるが、冷たく接客され、泊まれないの一言。
    これだから、わしゃ〜、都会は好かんのよね!!

    古い街で観光客が多いと、どこの街も同じで、泊まるにも食事するにも混んでいて、事務的と言うか、冷たくされる事が多い。  やはり田舎が良い。

    テント張ったりも、面倒くさいけど、キャンプにする。
    キャンプ場も混んでいて、Zf60も取られる。
    キャンプ場だけ見てると、西側となんら変わらない。

    街中で豪華なステーキの夕食をとる。

  • クラコフの街  トラックの代わりの馬車が現役<br /><br /><br />ガイドブックも無いので、どこに観光ポイントがあるのか分らず、広場と城に行き、これで、もう都会の観光は充分。<br /><br />教会には、祈りを捧げに来た沢山の人々がいた。<br />ポーランドの方々の、信仰心の強さを感じさせられた。<br /><br />クラコフの観光も終わりにして、60km離れたアウシュビッツに向かう。<br /><br /><br />途中いつもの豪華な楽しみの食事を取ると、残りの金がZf13となる。<br /><br />

    クラコフの街  トラックの代わりの馬車が現役


    ガイドブックも無いので、どこに観光ポイントがあるのか分らず、広場と城に行き、これで、もう都会の観光は充分。

    教会には、祈りを捧げに来た沢山の人々がいた。
    ポーランドの方々の、信仰心の強さを感じさせられた。

    クラコフの観光も終わりにして、60km離れたアウシュビッツに向かう。


    途中いつもの豪華な楽しみの食事を取ると、残りの金がZf13となる。

  • アウシュヴィッツ強制収容所跡<br /><br /><br /><br />至る所に花が飾られていた。<br /><br />ここは多分、現在と変わってない。<br /><br />駐車料金と映画でポーランドZfを全て使い果たしてしまう。

    アウシュヴィッツ強制収容所跡



    至る所に花が飾られていた。

    ここは多分、現在と変わってない。

    駐車料金と映画でポーランドZfを全て使い果たしてしまう。

  • ビルケナウ収容所跡<br /><br /><br />家族連れの人々が、花とロウソクを飾っていた。<br /><br />ここビルケナウの3段ベットの宿舎を、1人で見に入るのは、不気味で怖かった。<br /><br />ここも、多分、現在と変わらない。<br /><br /><br />この時期も20カ国位の言葉で石碑があった。<br />少し違うのが、人数と表現かな?<br />この時の英語版を書き写してある。<br /><br />Four million people sufferd and died here at the hands of the Nazi muerdere&#39;s <br />between the years 1940 and 1945 <br /><br /><br />合計3時間の見学であったが、反戦を強く感じた1日であった。<br /><br />80km先のチェコとの国境Cieszynniに6時半に着く。<br /><br />1日$10の強制両替の国チェコへと入国。<br /><br />パリを小さくした様な、素敵な街プラハを見学して、西ドイツに抜けるまで、色んな思い出が出来た東欧の旅、バイクのヨーロッパの旅は、<br /><br />  まだまだ続く・・・・・。<br />

    ビルケナウ収容所跡


    家族連れの人々が、花とロウソクを飾っていた。

    ここビルケナウの3段ベットの宿舎を、1人で見に入るのは、不気味で怖かった。

    ここも、多分、現在と変わらない。


    この時期も20カ国位の言葉で石碑があった。
    少し違うのが、人数と表現かな?
    この時の英語版を書き写してある。

    Four million people sufferd and died here at the hands of the Nazi muerdere's
    between the years 1940 and 1945


    合計3時間の見学であったが、反戦を強く感じた1日であった。

    80km先のチェコとの国境Cieszynniに6時半に着く。

    1日$10の強制両替の国チェコへと入国。

    パリを小さくした様な、素敵な街プラハを見学して、西ドイツに抜けるまで、色んな思い出が出来た東欧の旅、バイクのヨーロッパの旅は、

      まだまだ続く・・・・・。

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