オールズフォード - クレソンの里とウィンチェスター　ヨーロッパ/UK かわいいどころを探検散策

2007/02/18 - 2007/02/20

歴史の色濃いハンプシャー州は（シャーが州かな？）、あまり日本の観光ガイドで取り上げられることが無いという理由で、イギリス観光の穴場です。

中心部ウィンチェスターは美しい歴史都市。英国の何処の観光都市より落ち着く、すばらしいムードが漂っています。


この時のお目当ては、地域に群生する野生のクレソン見学でした。

同時に「ヨーロッパ・イギリスの可愛らしい村を探検する旅」のテーマで探して選んだのがオールズフォードという村。

AlresfordはWinchesterから少しドライブして行く、のどかな田舎道の中にあります。村には16世紀風INNなどの宿が数件あり、いずれも年中営業しているようでした。

オールズフォードでは紹介されていた宿が直前に埋まってしまい、代わりのパブレストラン上階のお部屋は成り行きの通り感動するものでありませんでしたが、ホテルのコースディナーはなかなかで、インテリアもロビー部からむき出しの木で作られたレストラン部を眺めると結構良い感じだったのでオーケーとします。


オールズフォードは坂に立つ小さな村ながら、通りには何件かの銀行支店もありました。

わかりやすいといいですが、このサイトを　http://www.alresford.org/　


英国ではウォーター・クレスの名で広く知られているクレソン。
その群生は、ウィンチェスター近郊の可愛らしい村を探って行くと、もっともっとたくさん見つかるはずです。

ウォーター・クレスはお水のきれいな所でしか見られない清々しい植物。

また来なくては。

エリア ウィンチェスター(イギリス)

Alresfordに着いた夕方

日が暮れるまで村はずれを散策して早速清流の小川を見つけました

とても澄んだ水

村はずれにはうれしいわらぶき屋根の田舎家屋

イギリスはこれがいいんですよ


この日はこれでおしまい
宿を探しその宿で夕食、夜の村でちょっとお散歩をしてお休み

朝起きて、一日の歩くコースを確かめ出かけます

霧があってムードがあり、いい感じでした


ブロード・ストリート
村からAlre Valley Trail に出る方角を望むアングル

昨晩行ったパブの裏庭　今日も寄ってみました

夜はジャズの演奏が聴こえ、お昼は湖ぞいの中庭でゆっくり
ちょっとしたピクニックの気分を味わえました

イギリスの、またの良さは田舎のPub　本当に落ち着きがあるのです
The Grove On The Lakeパブ　

定番の白鳥たち

何処に行っても見られます

このPubは英国のおススメパブのガイドブックに載っているthe grove on the lakeといいます

パブ・ガイドとB&Bガイドの２つの本を参考に英国内の旅をするのは当たりそうですねぇ〜



ザ・グローブ・オン・ザ・レイクの裏庭からの景色

リバーサイドウォークへはこの道から入るとわかりました


Ladywell Lane　


新鮮な水が溢れ出している道端の様子　　すでに！

ドンドン歩きます

お魚が透けて見えますが上手に撮れません

このあたりは年中水に浸かっているマーシュ(湿地）みたい

幾つかの小川に広がるRiver Alreのメイン・ストリームを辿ります

川の水が浅いので安心感


かわいい橋

通るとき面白い、川に突き出た建物


細いデッキを越えて渡るのです

突然のように水車小屋らしい建物が見えました

フリング・ミルというそう

Alre Valley Trailの一番のスポットはここですね

流れの早い川はお家の下を通っていて、とても興味を惹かれます

私にはたいへん珍しいものでした

そして素敵です

Fulling Mill

13世紀すでに水上コテージ


ではないですか

長いウォーキングの間、一回ゆっくり休んだ森もありました

時々手の入った光景が見られます

いい眺めでした


水鳥もここではのんびり平和そう

突き当たりですね

もらった地図上でthe Deanというところに来ています

横を見ると、この様にちょっと公園のような工夫があり、なかなか憩いの場です


ここでトレイルは終わりで引き返すか他のルートで戻るようでしたが、歩き足りなさそうなので私は先の道をワイルドに進みます

いっぱい歩きました

丘を上がったり草むらを越えたりするのは楽しい労働

けれど舗装道路にどうしても出てしまうので車用の道を歩く時、少々の我慢が必要です

道を下り終わると少しお館風の一軒家があり、グリーンの丘が前方にふさがっていました


そして横にはクレソンのフィールドが広がっています

（正確には小川が平らな緑の芝のフィールドに蛇行する光景でした）

手が届きそうなところに見えてきました


ハンプシャーの典型的な美しい風景の小川と、その周りに生息するクレソンです

水がとても澄んでいて夢みたいな所


ですが泥に足を取られ簡単に汚れます

石ころが透けて見え、青緑なくらい元気なクレソンが所どころですがぐんぐん生えていました

そのまま食べたいWATER CRESS
苦味が美味しい

クレソンはハーブサラダで隠し味風に出てくるのがいいでしょうか

ですが、おひたしにも最適

引き返しミル・ハウスのあたりについた頃は、太陽がさんさんと差し、いくつもある公園の一つに腰掛けて休んだり、すれ違うお行儀よいペットの犬やあたりにある菜園などを、ゆっくりながめながら歩いたりして過ごしました

実に気持ちいい一日

鏡のように反射して美しい澄んだ水


癒されましたー　ありがとう

日が当たってきれいだったコケ

写真になったらすごーく青い色になった不思議な水面

ちなみに、T-Mobleのケータイのカメラで、旅行記の全写真を撮りました

川沿いには様々な憩いの空間が用意され、春を待てない私達をフルに歓迎してくれていました

いいですねぇ　UK、ハンプシャー州に一票です


この後に高チャージだった(中距離料金だと思います)ローカルバスでウィンチェスターに移動です

Winchesterの街は中世の面影の残る、素晴らしいところでした!
歩いていて飽きることがなかったです

ツーリスト・インフォメションの係りの人が皆とても良く、そちらで紹介があったシーフードのお店に行って来ました

通りから見た建物は古風で崩れそうな、私の目には素晴らしいレストラン

ロック・ファイン シーフード

所どころ天井が低い、古きよき英国の建物内

全箇所すごく良かったです

頼んだフルート・ド・メア（?と私は思い込んで食べてますが、シ−フード・プラッターの事です)

たくさんの魚介類　生の牡蠣やアサリ、茹でたカニや海老などを手ずかみで食べるのがいい!

廊下のような所に席が用意され、座った横には中庭/パティオがありました
しかしここは、幾つかの小部屋に分かれたユニークな建物内に配置など、細かいセンスが光ります

２階のバルコニーのある木作りの建物内

The Loch Fyne ロック（ロッホ)・ファイン

遊び心をくすぐるレストランにウィンチェスターで出会えました
実はここはチェーン店の経営なんですが...

18 Jewry Streetです

翌日はウィンチェスター大聖堂をじっくり見て回ったり(見がいがあるんです!)、歴史地区を歩いて建物を鑑賞したり、昼食できる古風な造りのお店を見て回りました

興味は尽きる事ありません
街の中を川が緑の草の上に颯爽と流れていて綺麗でした

ヒストリカル地区のヤード内で見かけた写真の猫ちゃんは、撮影前にも木の上でずっと遊んでいたんですよ

写真の場所は、英国初の女性作家、ジェーン オースティンの家 の近くだった事だけ覚えています

ジェーン オースティンの家 建造物

この旅行記へのコメント （2）

• M-koku1さん 2009/03/17 01:14:15

  Fruits de Mere？

  and Relaxさん
  
  はじめまして
  足跡をたどってきたら、
  私の好きなタイプの旅行記にばったり。
  
  これに誰も投票してない?
  許せない〜
  と思って、とりあえず一票です。
  
  イギリスのカントリーサイドの朝の雰囲気がとても良く出ていて
  素敵な旅行記ですね。
  クレソンももちろん大好物
  オット違った、ここでは上品に「きれいなお水のそばに育つ
  クレソンは雰囲気があっていいですね。」とでも書かないと…
  
  クレソンとスモークサーモンとプチトマトを和えて、
  ニンニクのすり卸とレモンと塩、胡椒、サラダオイルをよく混ぜた
  ドレッシングで食べるのが大好きな　Mより

  and Relaxさん からの返信 2009/04/01 04:21:19

  RE: Fruits de Mere？

  M-koku1さんへ
  
  いえいえ、恐れ入りました。
  そうなんですよ、まさに。　M-koku１さんいいカンしてますね。
  
  and relaxの筆は世界最遅で、ひとつのコメントを仕上げるのに誰もが呆れる大変な時間を費やしてます。何もかもうまれつきのdyslexiaが関わってきているんですよう、ああめんどくさい。たまには。
  
  そんなわけで文章の組み立てが苦手で、切れ目ないダラダラ文を簡単化させたり文章形態を硬すぎず軽快なタッチになりすぎないようにする、ほどほどのコロアイがわからず辛抱強く作成してます。
  
  以前にもおじゃましてたんですね。コメントをいただいてスグＭさんのページに寄らせてもらい旅行記をいくつかのぞいてきました。面白い！
  そして書き物が早そう。さっと軽快なタッチはand relaxがどう転んでも真似出来ない技術です。
  
  いや〜タイプってありますね。拝見している時‘わたしはもしかしてこの方の旅行記を原型として自分の旅行記のスタイルを築き作成を始めたんだったんだろうか？’と疑ったほど。
  本当のところは記憶にはないけれど、また訪問して旅行記を拝見したら刺激を受けるに違いなく、次に寄るのを楽しみにします！お気に入りになって下さい。
  
  今度の旅行先は決めています？
  
  私は環境に変化があって秋田犬(でかい)の散歩をするようになり一ヶ月経つ頃で、疲労回復のため今日はうちでお休みです。ワンちゃんは体力があり川とか運河を見ると必ず飛び込みたいらしく、思う存分飛び込みさせてあげたいのでクレソンの育つきれいな小川に連れて行っちゃおっかー　とハンプシャー戻りを検討中してるんですよ。
  
  次はdog welcomeのコテージに泊まり、添えてくれたレシピにあわせて生ニンニクすりおろしたりしながらそこらへんに生えてるwater cressむしってきたのを食べてきます。うまそ。
  
  
  マイスピードででしたがお返事いたします。　また！
  
  AND RELAXより