2009/02/11 - 2009/02/12
654位(同エリア1448件中)
ニーコさん
博物館・明治村は、愛知県犬山市にある、主に明治時代の歴史的建造物を移築して(現在67件)展示する、建物の博物館です。
広い山の中の敷地(100万?!)に点在する貴重な建物達。
重要文化財に指定されている建物も10件含まれています。
前から、この明治村には行ってみたい!と思っていました。
というのも、こちらにはあのフランク・ロイド・ライトの設計した「帝国ホテル・正面玄関」があるからなのです。
20世紀の3大建築家の1人と言われる、ライトの「帝国ホテル」は予想以上に素晴らしかったです♪
そして、それ以外の建物もとても見応えがありました。
今回はちょっと駆け足気味での見学だったので、またいつかゆっくり訪れたいです。
周りの自然も美しく、桜の時期、紅葉の時期は特にきれいいだろうな~と思います。
明治村HP:
http://www.meijimura.com/index.html
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
-
名鉄名古屋駅から犬山駅までは、
所要、約30分、運賃は、540円。
初めて来た、犬山。
なんとなく名古屋よりも、気温が低い気がしました。
明治村行きのバスは駅前のロータリーから運行しています。 -
明治村行きのバスまで、15分程時間があったので、駅前のマクドナルドで朝マックすることにしました。
ソーセージマフィンセット、380円。
これ、好きなんですよねー。 -
名鉄・犬山駅〜明治村までは、岐阜バスで向かいます(なぜ、岐阜?)。
所要、約20分。片道、410円。
途中の景色は、あまりにものどかな田園風景。
この辺で「なんとか病院東」っていうバス停に停車したのですが、周りを見回してみても、病院らしき建物が見当たらない…。 -
博物館・明治村の入園料は、1600円。
年間パスポートは、3000円なので、2回以上訪れるなら年間パスポートの方が割安です。
もし近くに住んでたら、絶対年間パスポートを買っちゃうな。
園内には、蒸気機関車、京都市電、村営バスなどの乗物も運行していて、その乗物の乗り放題1日券は800円。
蒸気機関車に乗るのも楽しそうですが、今回は時間も限られていたので、歩いて周ることにしました。
(敷地が広く、見所も多いので、かなりの体力勝負になります!)
入場したら、ちょうど、1丁目のガイドツアーが始まるということだったので、参加させていただきました。
これが、明治村の良いところの1つ。
ボランティアのガイドさんが、建物のガイドツアーを各所で行ってくれています。
ということで、まずは1丁目から…
【大井牛肉店】
明治20年頃の建物。
神戸で、外国人相手の牛肉販売と牛鍋(今でいう、すき焼き)のお店として営業していた。博物館 明治村 テーマパーク
-
当時は建物の1階部分で、牛肉を販売し、2階部分で牛鍋を出していました。
現在でも、2階はレストランになっていて、昔ながらの牛鍋が食べられるそうです。
歴史のある建物で、当時を再現した牛鍋が食べられるなんて、いいですね〜。
いつか、食べてみたいな。 -
【三重県尋常師範学校・蔵持小学校】
明治21年に三重県の尋常師範学校本館として建てられた。
元々は、車寄せの部分を真ん中にした線対称の建物だった。現在は右側部分だけ、残されています。 -
三重県尋常師範学校の建物は、昭和3年に、本館の改築に伴い県下名張市の蔵持村に売却・移築され、蔵持小学校として使われていました。
建物内部は、尋常師範学校時代の資料の展示と共に、蔵持小学校時の教室の様子が再現されています。 -
その隣にある「近衛局本部付属舎」の中には、子供向けに色々な展示がありました。
これは、明治村にある建物に縁のある人物達のほぼ等身大のパネル。
平均身長は160?弱と、現代の人と比べると、低め。 -
【聖ヨハネ教会堂】《重要文化財》
明治40年に、京都の河原町通りに建てられたプロテスタントの一派日本聖公会の京都五條教会。
現在は、入鹿池を望む山の上に堂々と建っていますが、元々は京都の街の真ん中にどーんと建っていたんですねー。
「中世ヨーロッパのロマネスク様式を基調に、細部にゴシックのデザインを交えた外観」 -
聖ヨハネ教会堂、2階の会堂。
天井は、竹の簀。
ロマネスク様式と、日本の素材の融合。
日本特有の地震に備えるため、土台はしっかりと、2階や天井はできるだけ軽く、造られたそうです。 -
聖ヨハネ教会堂の前からの眺め。
前に広がる入鹿池は、寛永10年(1633年)に完成した人工の農業用ため池だそうです。
江戸時代も初期にこんな規模の大きいため池が造られたなんて驚きです。 -
【学習院長官室】
明治42年築。
手前に見える部分が洋館で、公的な用事に使われ、奥の一段低い部分が日本家屋で、住居として使われました。
当時の学習院長官は、陸軍大将乃木希典でしたが、乃木大将はこちらには住まなかったそうです。
乃木大将といえば、(去年「坂の上の雲」にはまった身としては)日露戦争で壮絶な旅順戦を行った第三軍の司令官だー。 -
【西郷從道邸】《重要文化財》
明治10年代(1877〜1886)のはじめ、西郷隆盛の弟西郷從道が東京上目黒の建てた邸宅。
西郷從道は、維新政府で大臣を歴任し、明治維新の立役者であった兄・隆盛に勝るとも劣らないリーダーシップと能力のある人物であった。
大臣としての実務上、外国人と接する機会も多く、その接待の場として使われた。 -
庭の松の影がおもしろい、と思って、写真を撮ってみました。
西郷從道さんもまた、「坂の上の雲」に出てきました。
「細かい事務は部下に任せて殆ど口を出さず、失敗の責任は自らが取るという考えを持っており度量が大きかった」
また、
「首相候補に再三推されたが、兄隆盛が逆賊の汚名を受けたことを理由に断り続けた」
という人物。 -
西郷従道邸、食堂。
-
西郷従道邸、2階への階段。
それまでの日本家屋には、このような曲線を描く階段はありませんでした。 -
西郷従道邸、寝室。
-
西洋的な洗練された調度が並ぶ中(ところどころ日本的なモチーフも取り入れられていますが)、マントルピースの上に、ぽつんと1つ素朴な人形が置かれていました。
別にお兄さんの人形ではないのでしょうが、
「ごわす」
って言いそうな感じ。
かわいい。 -
【三重県庁舎】《重要文化財》
三重県津市に、明治12年に建てられた。
当時の官庁建築の典型的なものだそうです。 -
【二重橋飾電燈】
明治21年。
千代田線「二重橋前」の、あの二重橋です。
ドイツで作られた典型的なネオ・バロック様式だそうです。
日本で初めて発電所が造られ、送電が行われるようになったのが、この頃。 -
【鉄道局新橋工場】
【明治天皇・昭憲皇太后御料車】
御料車とは天皇・皇后・皇太后・皇太子のための特別な車輌のこと。
内部はクラシック&ゴージャス! -
ここから、2丁目。
【札幌電話交換局】《重要文化財》
明治31年築。
外壁は石造りで、重厚な建物。 -
【東松家住宅】《重要文化財》
明治34年築。
名古屋の中心部堀川沿いにあった商家。 -
なんかこの感じ、すごく現代っぽい。
-
3階まで吹き抜けの土間。
こういう感じも、現代のおしゃれな家にありそう。
デザイナーズ物件って感じ! -
東松家住宅を側面から見たところ。
-
【第四高等学校物理化学教室】
明治23年築。
石川県金沢市で建てられ、第四高等学校、金沢大学へと引き継がれてきた建物。 -
第四高等学校物理化学教室、廊下。
-
【東山梨郡役所】《重要文化財》
山梨県山梨市(現在)に、明治18年に建てられた。 -
【鉄道寮新橋工場】
明治5年に建てられた、新橋停車場の機関車修復所。 -
この建物が建てられた明治5年当時には、まだこのような鋳鉄柱は日本では造られておらず、全てイギリスから輸入されました。
柱には「LIVERPOOL」の文字。
でも建物の内部(その後増築された部分)の鋳鉄柱には、「明治十五年東京鉄道局鋳造」の文字が見られ、国産のものが使われています。
10年の間に、鋳造技術が飛躍的に進歩していることがわかります。
まさに急速な「明治維新」の時代のエネルギーを垣間見ることができます。 -
鉄道寮新橋工場、内部。
内部は、明治時代の様々な機械類の展示場になっています。 -
群馬県にある富岡製糸場で使われていた、蒸気機関。
ブリューナ・エンジン。 -
【菊花御紋章付平削盤】《重要文化財》
「この平削盤は明治政府が殖産興業を推進するために設置した直轄工場で製造されたもの」
だそうです。
明治政府が造ったものだった為、菊の御紋が入っていて、そこのところが貴重なんだそうです。 -
【宇治山田郵便局】《重要文化財》
明治42年築。
三重県伊勢市に建てられました。
こんな郵便局、いいですよね。
明治時代の建物って素敵だなー、と感じさせてくれる建物です。 -
宇治山田郵便局、内部。
当時はここがカウンターになっていました。 -
【呉服座】《重要文化財》
明治25年築。
大阪府池田市に建てられたこの芝居小屋は、江戸時代以来の伝統建築で建てられた建物。 -
呉服座、内部。
-
【聖ザビエル天主堂】
明治23年築。
「この白亜の教会堂は、近世初頭日本に渡来しキリスト教の伝道に努めた聖フランシスコ・ザビエルを記念して、明治23年(1890)かつてザビエルがいたことのある京都の地に献堂されたカトリックの教会堂で、フランス人神父の監督の下に、本国から取寄せた設計原案に基づき、日本人の手で造られたものである。」
(明治村HPより)
五島福江の教会を思い出します。
http://4travel.jp/traveler/ni-ko/pict/14403977/ -
聖ザビエル天主堂、内部。
ステンドグラスの光が美しい。
厳かな気分になれる、空間。
こちらで結婚式を挙げることもできるそうです。
歴史もあるこんな場所で結婚式っていうのも、いいですね〜・*:.。☆..。.(´∀`人) -
【金沢監獄正門】
明治40年築。
監獄の門ではありますが、どこかのお城か邸宅の門のような美しさがあります。
明治時代ならでは。 -
5丁目の景色。
ちょうど、橋を赤い村営バスが渡っていて、絵になります。
向こうに神殿のように見える建物は、川崎銀行本店。 -
【前橋監獄雑居房】
明治21年築。
「この建物の小屋組は、越屋根の構造も組み込んだ特殊な洋小屋組になって」いるそうです。
洋風にはあまり見えないけど…でも、建て方は洋式なんだそうです。 -
前橋監獄雑居房、内部。
壁にあたるところは全て柵状になっていて、大きな檻のようになっています。
それが、幾つもの小さな独房に分かれています。
風通しが良さそう(笑)
夏はともかく、冬は寒そう{{{{(+_+)}}}} -
前橋監獄雑居房。
独居房の入口はくぐらなければ入れないくらい、小さく、頑丈に錠がかけられてます。 -
【金沢監獄中央看守所・監房】
明治40年築。
八角形の中央看守所を中心に、5つの舎房が放射状に建てられている。
この前に見た「前橋監獄雑居房」に比べると、格段にちゃんとしてる感じ。 -
金沢監獄・監房部分。
五角形に延びている監房の中央にある看守所から、廊下がよく見えるようになっています。
効率的に監視ができるような建物なわけです。 -
ギョッ!誰かいる!!!
と、1人でビビッてしまいました。
これは、監獄で収監されている囚人が外部に手紙を書く為の、ブースを再現しているものだそうです。
でも、怖いよ〜…、この人形…。 -
金沢監獄、独房内。
昨晩泊まったホテルと同じぐらいの大きさ?(笑) -
【帝国ホテル中央玄関】
この旅のメインイベント♪
大正12年築(明治時代ではないのです)。
フランク・ロイド・ライト設計。
かっこいいですねー! -
現代的でありながら、古代の遺跡っぽい感じもあります。
マヤ文明の遺跡に影響を受けたらしいです。 -
-
メインロビー。
3階までの吹き抜けになっています。
ちょっとユニティテンプルっぽいでしょうか。
http://4travel.jp/traveler/ni-ko/pict/11714267/ -
ガラス戸にもF.L.ライトっぽい、ディテール有り。
素敵だわ〜。 -
-
「食道楽のコロッケー」、180円。
明治村の1番の名物みたいなので、ぜひ食べなくては、と。
味は「ひき肉」「ひき肉と馬鈴薯」「海老」「白身魚と米」の4種類。
多分1番ベーシックと思われる「ひき肉と馬鈴薯」を食べてみました。
デミグラスソースベースのしっかりした味のコロッケで美味しい! -
【内閣文庫】
「内閣文庫は、明治6年(1873)赤坂離宮内に太政官文庫という名で開設された明治政府の中央図書館である。」
(明治村HPより)
ルネッサンス様式だそうです。
重厚ですねー。 -
【川崎銀行本店】
昭和2年築。
こちらも、ルネッサンス様式の重厚な建物。
1部だけが移築されたので、どこかの神殿の遺跡のような様相になってます。 -
【大明寺聖パウロ教会堂】
明治12年築。
長崎湾の伊王島に創建された教会堂。
外観は、キリスト教禁制時代の名残から、普通の農家に近い形になっている。 -
大明寺聖パウロ教会堂、内部。
ゴシック様式。
素朴だけれども、本格的。
隠れキリシタン達の信仰の深さが感じられます。 -
【隅田川大橋】
明治45年築。
普段よく通ってる、あの隅田川大橋もこんなだったんですね〜。 -
5丁目から4丁目に戻ります。
15時名古屋発の電車に乗る予定なので、逆算すると、明治村を13:45のバスで出ないと間に合わない。
となると、あまり時間が残ってない…。
まだ見ていないところが、結構残っているので、先を急ぎます。
横を見れば、川が流れて、入鹿池に流れ込んでいます。
うーん、景色良いですねー。
もっと時間があれば、ゆっくり自然も楽しみたい場所です。 -
【尾西鉄道蒸気機関車1号】
明治30年代に、アメリカのブルック社から購入された車輌。 -
【歩兵第六聯隊兵舎】
明治6年築。
明治政府は陸軍にフランス方式を全面的に取り入れ、建物もそれに併せて、フランス式の兵舎を建築した。
この歩兵第六聯隊兵舎は名古屋に造られた。 -
歩兵第六聯隊兵舎、内部。
木製のベッドなどが再現されてます。
これぞまさに、「坂の上の雲」の世界だわ♪ -
【名古屋衛戍病院】《愛知県有形文化財》
明治11年築。
洋式の病院は、陸軍病院として建てられたもの。 -
名古屋衛戍病院内、レリーフ。
欄間か何かのような、和風な彫刻。 -
名古屋衛戍病院、内部。
こんなにゆったりした病室、いいな。 -
【第四高等学校武術道場「無声堂」】
大正6年築。
石川県金沢市にあった第四高等学校の道場。 -
いよいよ、時間がなくなってきたので、3丁目は駆け足で見て周ります。
【神戸山手西洋人住居】
明治20年代築。
建てられた当初は外国人が住んでいたと思われるが、明治29年には日本人の所有であった。 -
【品川灯台】《重要文化財》
【菅島燈台附属官舎】《重要文化財》
「菅島燈台は明治6年(1873)伊勢湾の入り口、鳥羽沖合の菅島に建てられた。品川燈台がフランス人の手になるのに対し、これはブラントンを頭とする工部省燈台局のイギリス人技術者の設計管理になるものである。明治初期の洋式燈台では、燈火の管理も外国人によって行われたため、付属の官舎もレンガ造の洋式住宅が建てられている。」
(明治村HPより) -
菅島燈台附属官舎。
-
京都市電。
-
ここにも梅の花が咲いてます…。
春ですね。 -
【北里研究所本館】
大正4年築。
ドイツバロック風を基調にした建物。 -
朝マックを食べて以来、コロッケ1つしか食べてなかったので、お腹空いた〜。
最後に駆け込みで、何か食べたい!
小倉ドッグと牛乳のセット、330円。
パンもちょっとトーストしてあってほんのり温かいし、小倉あんとクリームが美味しい♪
そして、牛乳と合うわ〜♪ -
は〜。
13:45のバスに、無事、間に合いました。
明治村での滞在時間は、約3時間半。
途中ちょっと省略したところもありましたが、見たかったところは大体見ることができました。
と言っても、ほとんど休憩なしで3時間半歩きっぱなし。
良い運動になりました〜。
明治村、楽しかった♪
機会があったら、またゆっくり訪れたいです♪
☆おしまい☆
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