芸術と伝統音楽あふれるノルデスチへ！　?（オリンダ）

2009/01/09 - 2009/01/09

153７年にポルトガル人入植者によってたてられ、
砂糖貿易で栄えた古都オリンダ。
1630年から24年間のオランダの占領により、
ポルトガル・オランダ双方の建築様式を持つ
美しいコロニアルな町並みが築かれた。

現地の友人の案内で市内観光へ。
しかし、オリンダ滞在猶予は半日程度。
駆け足で観光だ！！

エリア オリンダ(ブラジル)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 高速・路線バス

バスを降りると、ユニークなピエロがお出迎え。
実はこの人たち、「交通ルールを守ろう！」のボランティア。
ブラジルでは信号が赤でも青でも、そして車が来ていても、
関係なく道路を横断する人が後を立たず、事故も多い。
今、交通安全キャンペーン中らしい。

交通ルールを守って横断歩道を渡ると、
左手にカルモ教会が見える。
塔が2本なので、これはオランダ建築の教会。

インフォメーションの前を通り過ぎ、図書館へ。
中には入らなかったが、建物がピンクでかわいい♪

オリンダの町並みはこの視点から見ると鮮やかでカラフル。
もうすぐカーニバルの時期になるので、
壁を塗りなおしている建物が多い。

ちょっとアフロっぽくなっている石像。
道を歩いているといろんな発見があって
楽しい♪

グリーンで統一されたボンフィン教会。
只今、ペンキ塗り立て状態！！
2月のカーニバルにむけて、町は衣替えを始めている。

ここの教会は塔が1本なのでポルトガル建築。

裏道をのぞくと風情ある景色が…。
時間に余裕があればのんびり散策できるのになぁ。

オリンダで一番急な坂道。
誰も一言も発することなく、黙々とのぼる。
遠くにレシフェの近代的な町並みが見える。

坂の終着点にそびえ立つミゼリコルジア教会。
1540年に病院として建てられたものが、
1654年に立て替えられた。
こちらも塔が1本なのでポルトガル建築。

途中、ずらりと青空市場が広がる。
素朴な民芸品から、コピー用紙の袋や
リングプル（ジュースのピンコック）で作った
ちょっとオシャレに見えるかばんなど、見るだけでも楽しめる。

木彫りのジオラマを作っている青年。
カラフルな色彩がかわいらしい。
値段は交渉しだいで安くなるので、土産物屋よりもお得。

『Artes do Imaginario』
ユニークで芸術的な民芸品を売っている。
壁を飾る巨大マスクが目印。

極彩色ラメ入りのマスクを発見！！
種類も豊富♪
木更津撮りでパチリと記念撮影。

彫刻や民芸品のほかにワンピースやブラウスなどもある。
特に置物は1つ1つに個性があって、
選ぶのに時間が…。

敷地内には豊満な肉体美を誇るブロンズ像が何体かある。
これは旧約聖書のイヴをモチーフにしたもの。

所変わって、こちらは『Artes do Imaginario』の斜め前にある民芸品店。
ごちゃっと天井から様々なブラジル土産がぶら下がっている。
ここは性におおらかなブラジルらしい土産物が比較的多い。

ここで『幸福の人形』を発見！
小さいサイズなので、携帯ストラップとしても重宝する。
中でもモレーナさん（褐色の肌）の人形は珍しい。

街中のいたるところで見かけたピンク色の花。
花びらが多く、華やかな印象。

1537年に北東部で初めて建てられた教会のひとつ『セー教会』。
塔が2本のオランダ建築の教会。

オリンダの歴史的な町並みの向こうに
レシフェの町が、蜃気楼のように浮かび上がる。

初代知事の「オー、リンダ！！」の言葉通りに
美しくも歴史を感じさせる町並みが広がる。

昼食は『OLINDA Art&Grill』へ。
店の内装も凝っていて、窓からの眺めも抜群！
メインはオリンダ風のムケカ。
野菜と魚たっぷりで、あっさりしていて美味。
その他、豚やソーセージも炭火焼で肉汁たっぷり♪

この角度からは見えないが、
塔が1本だけのポルトガル建築であるセミナリオ・ジ・オリンダ。

朽ち果てて建物の名残をとどめるだけの廃墟。
こういうところにも時の流れを感じさせられる。

風にのって高く低く歌声が聞こえてきた。

標識も十字架も何もなかったが、
位置的にはサンフランシスコ修道院？

個人宅か？窓はきっちり閉じられ、人の気配はない。
上部の6角形の部屋は趣と同時に不気味さも感じられる。

古い建物をそのまま利用した、
アトリエ兼土産物屋。
木彫りの彫刻や壁に掛ける飾りを主に作っている。

少し時間があったので、
カルモ教会のそばの喫茶店で
店長お勧めのパルフェを注文。

甘すぎて「残念！」なデザートが多い中で
これは合格点！！

オリンダ観光のいい締めになりました♪