2009/01/02 - 2009/01/02
396位(同エリア817件中)
そよ風さん
しばらく冬眠していましたが、こっそり復活^^;
お正月に七福神を巡ると、七つの福を授かり、七つの災いから逃れられ、一年間幸せに過ごせるという言い伝えのある七福神めぐり、
新年早々の活動開始に最適なプラン!ということで、明けて2日、さっそく港北七福神をチャリンコでまわってきました。(横浜には、港北・金沢・瀬谷・磯子と4箇所に七福神がいます。)
まず、自宅から12kmほどの新羽町にある西方寺(恵比寿)へ向かい、次に新横浜の正覚院(大黒天)、つづいて菊名の蓮勝寺(毘沙門天)と菊名池弁財天、ここから綱島街道を北上して綱島西にある東照寺(布袋尊)、川崎方向へクルクル回して高田の興禅寺(福禄寿)、ラストに日吉の金蔵寺(寿老人)というふうなコースで巡ってみました。
よいお天気に恵まれたお正月、風を切って走る道中はなかなか快適です♪
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自転車
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横浜市営地下鉄・新羽駅から数分のところにある西方寺は、鎌倉時代に創建された歴史のある寺で、創建当時は金沢文庫の笹目にあったものが、鎌倉極楽寺の一山に移され、その後鎌倉との交流が盛んだった豊穣の地として新羽に移されたという古い記録が残っています。
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こじんまりとした雰囲気のよい参道と、茅葺の山門(横浜市指定重要文化財)に惹かれ、通りがかりにたびたび西方寺を訪れていましたが、じっくりと中まで見たのは今回がはじめてです。
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山門より撮影した本堂です。
1721年建立の本堂は2006年に修復され、風格のある茅葺屋根となって再現されました。 -
本堂内部に祀られている恵比寿様は、この奥にいます。
気品ある立派な襖絵! -
恵比寿様です。
恵比寿様は唯一日本の神様で、手に持った釣り竿は
「釣りして網せず」を意味し、暴利を貪らず、清らかな心で商売をすることが繁盛に繋がると訓えています。 -
画像がブレてお見苦しいのですが^^;
本堂の襖絵は、江戸享保時代、狩野派によって描かれた十六面四季花鳥図で、杉戸の絵は砂摺り杉戸といい、杉の板を削っただけでなく、更に砂で摺って深みを出してあるという、たいへん貴重なものです。(横浜市指定文化財)
日本の文化ならではの侘び寂びが感じられる襖絵です。
西方寺のご住職は、訪れたかた一人一人に話しかけるといった気さくなかたで、撮影の許可を伺うと、どうぞどうぞと快くおっしゃってくださいました。 -
山門と同様に鐘楼も横浜市指定文化財で、1708年建立のものだそうですが、戦争により供出され、現存の鐘楼は1975年に再鋳。
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境内にはロウバイが花盛りで、よい香りを漂わせていました。
歴史のある寺だけに見ごたえがあり、ついつい長居をしてしまいました。 -
新羽から新横浜へチャリを漕いで、正覚院へやってきました。
寺の周囲に「○○するべからず」といった注意書きがいくつも見られ、坊さんのわりに心が狭いなぁなどと思いながら^^;境内へと。。。
大黒天の手に持った小槌は、「コツコツあきることなく、たゆまず励む」を意味しているそうで、小判がジャラジャラ出てくる小槌かと今まで勘違いしてました^^;
また、大黒天の肌が黒いのは「真黒になって働く」を表していて、米の俵も一粒一粒が積もって俵になるように、精進努力を重ねていくことで大きな袋いっぱいの宝となるとのおしえだそうです。 -
この写真を撮ったところで、中からご住職のおかみさんが飛び出してきて「写真を撮らないでください!」と怒られてしまいました。
お賽銭を入れ、お参りしようとしたら、「神様の前では帽子を取って!!」と今度は坊さんが、、、(ロードのヘルメットをしていたもので)わかるけど、言い方ってもんがあるよなぁ〜と、なんだか気分よくないので早々退散。
画像の右奥に大黒点が祀られているみたいでした。 -
次は一駅むこうの菊名にある蓮勝寺です。
駅から坂を上ってすぐのところ。
本堂てまえにある建物・毘沙門堂に毘沙門天が祀られています。 -
お堂の中、祭壇中央にいらっしゃいます。
運慶作といわれる毘沙門天像は左手に鉾を持つことから「左利きの毘沙門天」といわれ、日本三大毘沙門天のひとつだそうです。
毘沙門天は戦いの神とされ、勇気をもって悪に立ち向かうことで財を呼び起こすといわれています。 -
各寺では七福神めぐりグッズ?が売られていて、この豆もそのひとつらしく、どこの寺でも見られました。
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菊名から旧綱島街道を走って菊名池を目指します。
道を間違わないようにちょこちょこ地図を見ます。
弁財天は菊名池のそばにあるということなので、辺りをキョロキョロ見回したのですが、七福神ののぼりも見えず、探しながら公園を一周。
おかしいなぁと考えていると、なにやら七福神めぐりらしき二人連れが歩いています。で、その後をついていってみると、ありました〜 -
菊名池のそばといっても、道路を挟んだ向こう側のプールのほとりにあるこじんまりした祠です。
これまでの立派な寺に祀られているのと違って、シンプルそのもの、それだけに親しみがわきますね〜
テントの出店は、正月7日間だけグッズを販売しています。 -
つつましやかな祠に祀られている弁天様。
七福神のなかで唯一の女神、ゆえにこうしたシンプルなたたずまいにおわすのか??? -
菊名弁財天もしくは、菊名池大明神と呼ばれ、1000年以上の昔から地域の人々の信仰を集めています。
普通は琵琶を手にした弁財天が見られますが、ここの弁財天は右手に剣をもって勇ましく、左手には至宝をもっています。剣は厄祓いの意味で、交通安全・家内安全、左手のお宝は招福としての商売繁盛などご利益があるとのことです。 -
凛々しいお姿のなかに優しい笑みを浮かべた弁天様。
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さて七福神めぐりグッズですが、初詣をかねてめぐり訪れたさきで色紙(500円)を購入して、お参りしたさきざきで色紙に朱印を押してもらって寺名を書いてもらう(300円)ことができます。七福神めぐりを形に残したい人にはよいでしょう。合計¥2600かかりますが・・
西方寺の写真で、恵比寿様の横に飾ってあるのが七つの朱印色紙です。 -
右の400と書かれている箱には、七福神それぞれのご身分が包まれていて、それらを購入して隣の宝船に乗せてあげるという楽しみ方もできます。
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綱島駅から徒歩3分くらいのところにある東照寺。
門前には箒をもった小僧さんが、、。 -
素敵な笑顔の布袋尊。
布袋尊は七福神のなかで唯一実存した人物だそうです。中国が唐と呼ばれていた時代の僧侶で、大きな袋を担いで町中を歩いては占いをしたり、喜捨を求めたりしたことから布袋和尚と呼ばれ親しまれていたそうです。
メタボ腹もなんのそのと気にしない^^笑う門には福来たるを実践していたのでしょうね。 -
本堂には布袋尊の木像が祀られています
寺は本堂の部分を除き、近代的な鉄筋造りでした。 -
走りまわっていたので、そろそろ燃料補給^^
人力移動なのでお腹が空いては走れません。。
お寺のそばに古民家に手を加えたカフェがあって、前から気になっていたので入ってみることにしました。
懐かしい引き戸。
スルスルとは開きません^^ -
店内はバリ風、小物なども売っています。
席のすぐ横が本棚になっています。
そう、ここはブックカフェ。
好みの本や雑誌がズラリと並んでいて、きゃぁうれしい♪
あれやこれと引っ張り出しては読み、よい学習ができました。まだまだ読み足りないので、また来ることにします。 -
綱島をあとに高田へむけてクルクル。
ちょっとばかし遠くて坂もあり、その坂を上った山の上に興禅寺がありました。大きなお寺で、参道入口にはお地蔵さんと、向かい側に福禄寿が「ようきた、ようきた」と言っているかのように迎えてくれました^^ -
福禄寿とは、その名の通り福(幸福)と録(身分)と寿(寿命)を兼ね備えた神様です。
鶴に乗って世界をまわり、人々に教えを説いたいわれから、旅の安全を守る神様ともなっています。 -
これまた立派な山門です。
山門左手は小高い丘になっていまして、階段をのぼりつめたところに鐘楼があります。 -
ここからの眺めはよく、遠くまで街並みが見下ろせます。
由緒ある鐘とのことでしたが、そのメモをどこかに失くしてしまいました^^; -
山門右手には、十二支の守り神とされる仏像が並んでいます。自分の干支の仏像にお参りしてきました。
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境内も広く、よく手入れされたお庭もありました。春にはいろんな花が見られそうです。
かっこいい龍がいます。
そういえば龍は水の神様ですよね? -
徳川中期中興の住職によって奉祀されたという福禄寿神ということです。
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七福神めぐりラストの日吉本町にある金蔵時へ向かいます。
まだ新しい横浜市営地下鉄グリーンライン、駅もピカピカです。 -
東横線・日吉駅、グリーンライン・日吉本町駅どちらから歩いても15分くらいのところにある金蔵寺です。
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門を入ってまず目につくのが、色彩華やかな水天宮。
淡いカラフルな彩りが目に楽しい♪ -
金蔵寺は清和天皇時代建立の名刹で、徳川三代将軍家光より五十五万石を賜ったそうです。家康や秀忠が寄進し、綱吉が鋳なおしたという大鐘楼や徳川家より拝領の籠もあります。
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本堂面前には巨大な数珠がぶら下がっています。この数珠を引っ張って回すことで願い事が叶うとか、、?
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暗くて見えにくいですが、寿老人です。
長い顎鬚を生やした老人の姿からも、長寿をつかさどる神とわかりますね。杖の頭に人の寿命が書かれた巻物が結びつけてあります。この寿老人、寺の代々住職の守護神でもあって、その徳を得て喜寿、米寿を保ち天寿をまっとうされているとのことです。 -
徳川家より拝領し、歴代住職が使用してきた籠。
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境内の六地蔵様。
それぞれに花が手向けられ、立派なお堂に鎮座しています。 -
境内には暖かな陽射しがいっぱい。ときおり風が色とりどりの垂れ幕をふわっと舞い上がらせていく様子は、スカートの裾に吹きこむいたずらな春風みたいです。のんびり静かなお寺の午後は、気分もゆったり〜
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これは金蔵寺で売っていた「つり鐘最中」です。甘いものが欲しくなって一箱買いました。
金蔵寺の梵鐘は、関ヶ原の合戦で徳川が勝利したことにより、浅草・誓願寺に寄進したもので、それを終戦後に金蔵寺が譲り受けたものです。
「花の雲 鐘は上野か浅草か」と芭蕉の句にも詠まれた鐘で、由緒ある鐘の形を最中にしたそうです。
最中は12個入りで1400円でした。
お金を払おうと持っていくと、代金は品物の横に置いてある箱の中に入れてくださいと言われました。見るとその他グッズ類の代金が入った箱がありますが、誰もいない部屋に無造作に置かれています。箱が浅いのでお札が飛んでいかないように、硬貨を重しにして箱の中に代金を入れました。こちらのご住職はまったくもって人の心を疑わないかたなのでしょう。またそうすることによって、今の殺伐とした世の中にひとすじの真の光を射しかけているのかなぁと思いました。
あ、そうそう、最中はとてもおいしくて、また買いにいこうと思っています。オススメですよ♪ -
日頃より信仰心に薄い身でありますが、今回七福神めぐりでお寺をまわりご住職にお会いし、また歴史あるものにふれて、いろいろ感じたこともが多かったです。これ、すなわち福なのかもしれません^^
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この旅行記へのコメント (2)
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- 旅猫さん 2009/01/24 13:47:50
- 七福神巡り
- そよ風さん、こんにちは。
復活、おめでとうございます(笑
メットを被ってのお参りはまずかったですね。
まあ、怒られることは滅多にありませんが。
言い方はともかく、注意してくれることが少ない昨今では、
逆に貴重なことかもしれませんよ。
新年早々、福を得た小さな旅だったようですね!
旅猫
- そよ風さん からの返信 2009/02/18 19:49:37
- RE: 七福神巡り
- 旅猫さん、こんばんは。
すっかりお返事が遅くなりまして申し訳ないです。
はじめての七福神めぐり、
それぞれお寺にも個性があって、なかなか楽しく回ることができました。
初詣をかねてめぐってみると、
よい運動にもなって一石二鳥とはまさにこのこと^^
旅猫さんもいつかトライしてみてくださいね〜
そよ風
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