去年に戦死した伯父の写真奉納も行い、<br />11月には遊就館に展示された伯父の写真も確認したのですが<br />今回は嫁さんと子供二人を連れて<br />再度靖国神社に参拝をしてきました。<br />嫁さんは<br />http://4travel.jp/traveler/shark/album/10089974/<br />以来2回目、子供達は初めての参拝です。

靖国神社参拝

9いいね！

2009/01/10 - 2009/01/10

449位(同エリア835件中)

#寺社

エリア

神田・神保町(東京)

同行者: 乳幼児連れ家族旅行

一人あたり費用: 1万円未満

交通手段: JRローカル私鉄

行きは小田急ロマンスカーで新宿へ。
電車の中で子供がお腹が空いたと騒ぎ始めたので
新宿のマクドナルドへ。
初めて携帯電話のアプリのクーポンとiD決済をしたけど
かざすだけで注文や決済が出来るので便利ですな。
でも私の住む地方は田舎なのでまだ非接触ICはまだ導入されていません・・。
新宿から九段下まで都営新宿線で。
やはり神社は参道の最初から歩かなくては。
左手には江戸城田安門、
中には日本武道館や科学技術館のある北の丸公園です。
大村益次郎像
長い参道を歩いて行くとやっと第二鳥居の向こうに神門が
見えて参りました。
大手水舎で手を清めます。
神門です。大きな菊の御紋があります。
中門鳥居です。
拝殿です。
維新から大東亜戦争に至る英霊の御霊に祈りを捧げます。
そのあと嫁さんの伯父も戦争で戦死されているとのことなので
参集殿にて英霊として合祀されているか
調査の依頼をしました。
いちおう名前と戦没時本籍が分かれば良いようです。
遊就館です。ここは軍事博物館みたいなもので
中世から大東亜戦争までの遺品が展示されております。
また靖国神社に遺族が奉納した英霊の写真が
展示されております。
遊就館入り口です。
拝観料800円ですが私は靖国神社崇敬奉賛会会員なので無料です。
また嫁さんは割引券を持っていったので640円で
拝観券を買えました。

遊就館に戦死された英霊の写真を展示してもらう
方法については
私のブログ
http://blog.fuwanet.jp/
にも書きましたが
一応ここにも記しておきます。
宜しければご参考にして下さい。
まず遊就館に写真を奉納するには靖国神社崇敬奉賛会に
入会しなくてはなりません。
年会費は3,000円ですが遊就館入場が無料になったり
遊就館内の喫茶店が割引になったり
お札や会報が送られてきます。
また遺族の方なら英霊の詳細が書かれた祭神之記を送ってくれます。
そして写真を遊就館に展示してもらうには7,000円と
キャビネ版(2L版)の遺影が必要です。
あと英霊の戦没事項の書かれた戸籍が必要です。
昭和20年くらいの時は戸主戸籍である
大正改正原戸籍になると思うので
それを戸籍のあった市町村に発行してもらいます。
最初、伯父の祭神之記を発行してもらったら
所属部隊が載っていなかったので
軍歴証明書・兵籍簿を請求してみました。
陸軍なら本籍のあった都道府県、
海軍なら厚生労働省が管理しています。
伯父は海軍だったので厚生労働省に申請したら
海軍入隊から戦死までの履歴簿を発行してくれました。
海軍履歴簿を見れば何処の部隊で
何の艦船に乗り戦死されたのかまで分かるので
国立公文書館のサイトで
その部隊や艦船の書類を探せばあるかもしれないので
あればかなりの詳細まで判明します。
やっと所属部隊の記載のある祭神之記に
切り替える事が出来ました。
肝心の展示物は子供がつまらないと騒ぎまくるので
結局あまり見る事が出来ませんでした。
一回目は嫁さんと二人だったけど
あまりじっくり見なかったし
二回目は早稲田大学での国家試験のあとだったので
伯父の写真がちゃんと展示されたか確認する時間しかなかったし
次は一人でゆっくり見る事にしよう。
展示室には以前にも確認したように
伯父の写真が展示されていましたが
以前は伯父の写真のあとは10人くらいしか
展示されてなかったのに
今回行ったら伯父の展示室は写真が満杯になっていて
新しい写真は次の展示室になっていました。
今でも新たに英霊の遺影を奉納する人たちが
多いんでしょうな。
帰りは南門から靖国神社を出て
市ヶ谷駅から中央総武緩行線で新宿に戻り
ロマンスカーで帰途に就きました。
今度は本当の遺族である父親や叔母を連れて行く予定です。
その時は昇殿参拝もしてみるか。

この旅行記のタグ

#寺社

この旅行記へのコメント（4）

開く

閉じる

まっくさん 2009/11/19 00:07:41

はじめまして

グーグルでヒットしたのでブログ拝見しました。
私に祖父のおじが日露戦争で戦死し、靖国神社に祀られていたことが祖母の死がきっかけでわかりました。（2年前です）
それからは靖国神社に対する考え方が180度変わりました。
靖国神社崇敬奉賛会にも入会し、祭神之記もいただきました。

祖父は第2次世界大戦に出兵しましたが、祖母に対して、
「凱旋帰国するつもりはない。靖国神社で会おう」
という趣旨の葉書を送りましたが、これは今では家宝になってます。
祖父は無事帰国しましたが、最初はおじと同じ歩兵第六連隊（名古屋です）配属されました。
私の安直な想像ですけど、この時点で祖父は戦死を覚悟していたと思います。

靖国に参拝する小泉元総理を批判していたこの私ですが、初めて参拝できそうです。
家内のokが出、子供も事情を説明したら行きたいと言ってくれました。
愛知県人で東京に行く機会もないので、いろいろグーグルしてたらブログ拝見した次第です。

それにしても、靖国神社へごく普通に参拝出来る世の中になってほしいです。

SHARKさめさんからの返信 2009/11/27 22:34:53

RE: はじめまして

まっくさん、はじめまして。
私も伯父が合祀されているとは知らなかったので
靖国神社に参拝するようになったのはつい最近からですが
そのように遺族に忘れていても靖国神社は英霊の御霊を祀っていたのですから
頭が下がる思いです。
この前、某国家試験の前に9回目の参拝をしてきましたが
国立追悼施設反対の署名を行っていたので微力ながら私も署名をしました。
また先週から今日まで腰椎椎間板ヘルニアの手術のため入院しまして
拝殿前にて個人的な事をお祈りするのもはばかれましたが
一応伯父に試験と手術の成功を祈りました。
そして、いつものように遊就館にて伯父の写真と対面しましたが
この前、父親のすぐ上の兄の奥さんの実家でも陸軍で出征して
戦死された方がいるので調査方法等を教えたら
一番新しい写真の列の所に三人の見覚えのある名前があったので
早速確認したところやはり写真の展示をお願いしたとのことでした。
そのように小さい私の力でも広がっていって
遺族である事を思い出してくれた事を嬉しく思っています。
例え私の子の代になって身内に英霊がいた事が忘れられていっても
靖国神社は永遠に英霊を祀っていって下さるのですから
本当にありがたいです。
私自身は崇敬奉賛会の活動は全くしてなく（役員の方々には申し訳ないけど）
会員カードは遊就館無料入館と喫茶店の割引に使う不良会員ではありますが
まっくさんも是非とも靖国神社へ参拝して下さい。
遊就館の靖国の神々の写真を見ると何か胸に来るものがあります。
国のために散華された方々を祀って何が悪いのでしょうか。
私も総理大臣が堂々と参拝すればいいと思います。
自虐では国は良くなりません。内政干渉に負けず頑張ってほしいものです。

ログインして返信する
drakenさん 2009/01/17 16:56:34

初めまして

初めましてＳＨＡＲＫさめさん、drakenと申します。
横浜臨海公園さんのご紹介でやってきました。

靖国神社の旅行記では、貴重な資料＆詳しい解説ありがとうございます。
初めて仕組みを知ることができました。

僕が靖国神社に参拝した時、遊就館は年配の方だけでなく意外と若い人たちも来ていました。
シアタールームの映画では、立ち見が出るほど盛況で今の我々のためにたった一度しかない自分の人生を捧げられた方々の想いに、若い人たちも感動の涙を流していました。

機会がありましたら、ゆっくりと遊就館を周って、良かったら映画もご覧に
なるといいですよ。

では、失礼します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　draken

SHARKさめさんからの返信 2009/01/17 17:27:42

RE: 初めまして

drakenさん。初めまして。
旅行記に訪れて下さりありがとうございます。

元々は伯父の遊就館への写真展示について
親に頼まれて始めた事なのですが
調べるうちに自分もどんどん惹きこまれたというか
やはり今の自分があるのも先達のおかげと思うようになり
靖国神社への崇敬を深めるようになりました。
最初こそさっぱり分かりませんでしたが
社務所の方や厚労省の方にお世話になりつつ
どうにか伯父の戦没時の詳細まで分かり
親達に報告出来て良かったなあと思っております。

遊就館も1回目は予備知識もなく漠然と観ただけで
2回目は閉館間近の10分で伯父の写真展示を確認しただけで
3回目は今回の旅行記のように子供2人に追い立てられて・・という感じでして。
近いうちに親を連れて行き、春には伯叔父母が大挙してやってくるので
案内係としてまた行くと思いますが
drakenさんのおっしゃるとおり、一人でゆっくり観るのが一番いいかもしれません。
靖国神社にはよくしてくださっているのに
こちらは何もしていないので
予定があれば奉仕がてらにでも行ってみようと思います。

また、次代にも靖国神社の心を伝えるのが
微力ながらでも出来る事と思うので
まずは自分の子供に伝えていこうと思います。
最近では修学旅行や遠足等で遊就館を訪れる人も多いようですね。
日本の教育もまだまだ一部かもしれませんが変わってきているのでしょうか。
歴史教育も江戸時代までとはいわず
むしろ近現代史を重点的にやってくれたほうが
子供達も近い時代ということもあり日本という国を
もっと誇りに思ってくれると思うのですが。

長々とすみません・・（苦笑）

ログインして返信する