ニューイヤー・カヤック（ロトルア湖 / カワハ・ポイント）

2009/01/04 - 2009/01/04

　KIWI-RACCO B&B さざんか亭があるカワハ・ポイントは、ロトルア湖にちょこんと突き出た岬です。北側の入り江からカヤックを漕ぎ出すと、湖のほぼ中央にあるモコイア島と眺めながら、カワハ・ポイントを回って湯けむり上がるロトルア市街を眺めることもできます。
　穏やかな日の、夏（１２月〜２月）の早朝カヤックは、本当に気持ちいいのです。
　本当は、元旦の朝、初日の出に合わせて、カヤックするつもりだったのですが、この朝の天候がイマイチすっきりしなかったので、断念（……天気予報が外れて、結局雨は降らず、雲が多いけどきれいな初日が見られたので、やっぱりカヤックを出せばよかったな〜）
　２日、３日は荒れ模様。４日になって見事に晴れたので、２００９年の初カヤック。連日の睡眠不足で、さすがに日の出に合わせて起きるのはあきらめ、9:00AM頃に漕ぎ出しました。
　この日は、ワーホリ滞在中のダニーデンから、８日間ロトルアに遊びにきていたT君（画像）と。さざんか亭のカヤックは、タンデム（２人乗り）１台、シングル１台ですが、タンデムも１人で十分漕ぐ事ができます。

　カヤック初体験の人も、ロトルア湖は遠浅なので、安心です。さざんか亭ステイで、水鳥たちと戯れる湖上カヤックを楽しみませんか？
　
＜KIWI-RACCOさざんか亭だより＞
　http://web.mac.com/hiroe_kh18/

エリア ロトルア(ニュージーランド)

カワハ・ポイント北側の入り江から漕ぎ出します。
そよ風、おだやかな湖面…最高のカヤック日和

T君は、この日がカヤック４回目
シングルを私に譲ってくれたので、タンデムを１人で漕ぐのは初体験。
「まっすぐ進むのが、難しい…」と言いつつ、それでもずいぶん漕ぎ慣れてきました。

ロトルア湖の新年の日の出は、6:00頃。
この時は9:00頃だったので、太陽はすでに上がって、湖面がキラキラ。
ピンクの夜明けの神秘さは逃しましたが、十分に美しい風景です。

ブラックスワンも、のんびりと……

岩場では鵜が羽を休めています

カワハ・ポイントはロトルアの中でも高級住宅地。特にレイクフロントは豪邸揃い。豪華ロッジが２つ、最高級レストランが１つあるエリアです。これらの豪邸やロッジなどは、道路側からは見えない事が多く、カヤックをゆったり漕ぎながら、湖上から豪邸ウォッチングするのも楽しいものです。
　
これは「Pepper on the Point」という高級レストラン。名前の通り、岬の一番突端にあります。
その敷地内には、なぜか、ポニー、羊、ロバ、アルパカなどがいて、ミニミニZooみたいです。

10倍ズームで…
ロバ君に迫りました

羊に似てるけど、首が長いアルパカ

さざんか亭でもアルパカなどを飼ったら、芝刈りの手間が省けるかも…

カワハ・ポイントは複雑な岩場もあり、岸に沿ってカヤックすると、変化に富む風景を楽しめます。
この日は、湖畔の大きな柳の枝の下をくぐったり、岩場の間を抜けたり…と、ちょっぴり挑戦コース。

岸に近づくと、ヒナを連れたカモ一家などにも出会います。
慌てて泳ぎ出したカモの両親、置き去りにされたヒナたちがパニックになる場面もあって大笑いしました。

画像は、オーストラリアン・クート（クイナの一種）のファミリーです。

岸辺の木陰で、ブラックスワンが巣を造っていました。
母スワンが卵を抱いているのでしょう。

これ以上近づくと、クイっと首を上げますが、
かなり近づくまで、じっとしています。
NZの野鳥たちは、人を怖がりません。
危害を受ける事が無いからでしょうか？

この日は、岬の南側（ロトルア市街側）が風が強く波が荒かったので、途中から引き返し、北側（ノンゴタハ側）に漕いで行きました。
風を切ってスイスイ進むのも気持ちいいけど、しばし漕ぐ手を休めて漂っているのが、何とも言えずよい気分です。

こんな風にシエスタしたくなります。
ただし、日差しが強いので、要注意ですけどね……

元の入り江に戻ると、子どもたちや犬が遊んでいました。

最後に……これが、ロトルア湖2009年の初日です。