2008/12/21 - 2008/12/22
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kato21stcenturyさん
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2008-12-20 から 2009-01-03 まで USA の五大湖・中西部エリアを旅しました。今回の旅のテーマは中規模都市めぐりです。金融危機の最中、この地域では大規模なリストラ、失業などが起きていますが、そのような現実と実際に目で見た風景を照らし合わせて旅行記にしていきたいと思います。
第三部は Pennsylvania 州。Ohio 州境から Sharon, Hermitage, Mercer, New Castle, Beaver Falls, Pittsburgh, Beaver, Shippingport を経由して West Virginia 州境まです。
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Youngstown から OH 7 と Interstate 80 経由で北東へ 18km。26分で Pennsylvania 州に入りました。9年半ぶりの訪問!!
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過去のPennsylvania 州訪問はいずれも「通過」タイプだったので、今回はWelcome Visitor Center でたくさんの資料をピックアップしました。Interstate 80 で Ohio 州から入ってすぐのパーキングエリアに備え付けられています。この資料を参照して明日の Pittsburgh 観光を計画的に練りこまなければ。。。
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Ohio 州境 から Interstate 80 と PA 60 経由で北へ 16km。25分で Sharon につきました。この街は丘の傾斜面の下に位置して、洪水になったら危険じゃないかなと思うようなところが発展していました。ここも栄枯衰退が目立ち、廃墟になった工場、誰も借り手のつかない商業ビルなどが目立っていましたが、ダウンタウンは意外と整備されていて人の行き来もそれなりにありました。1950年に人口が26,454だったのが今は15,000 を切って、もともとはMercer 郡の主要都市だったのが、人口で隣の Hermitage 市に抜かれさらにメトロ地域というステータスを国政府が解除して州をまたいで Ohio 州の Youngstown メトロに編入されるのですから、状況はよくないですね。この50年間、衰退が続いている Sharon です。
人口:
Sharon 市: 14982 (2007年) 2000年からの減少率: -7.3% (ここもかなり深刻な過疎化になっている)
(この市が位置するのは) Youngstown メトロ広域: 570704 (2007年)(全米 88位) 2000年からの減少率: -5.35%
標高: 304 meters
生活費指数: 87.2 (アメリカ平均 100)
一世帯当たりの所得収入: $29,500 (2007年) 貧しい
失業率: 7.9% (2007年) かなり悪い
犯罪指数: 389.2 (2007年) 失業率の割には平均的
貧困率: 17.6% (2007 年)
家の相場(平均): $60,700 (2007 年)
気温: -9C
天候: 晴れ -
Sharon から US 62 経由で東へ 6km。7分で Hermitage につきました。もともとは Sharon の郊外都市として発展して、モールや住宅街などが開発されてきた街ですが、人口が着実に増え続け Sharon の人口規模を抜いてしまいました。あまり、歴史を感じない (Pennsylvania 州にしては珍しい) 街並みでした。
人口:
Hermitage 市: 16332 (2007年) 2000年からの増加率: +1.3%
(この市が位置するのは) Youngstown メトロ広域: 570704 (2007年)(全米 88位) 2000年からの減少率: -5.35%
標高: 332 meters
生活費指数: 91.5 (アメリカ平均 100)
一世帯当たりの所得収入: $43,200 (2007年)
失業率: 5.3% (2007年)
犯罪指数: 172.3 (2007年) 良い
貧困率: 8.2% (2007 年)
家の相場(平均): $125,200 (2007 年)
気温: -10C (体感温度 -19C)
天候: 晴れ -
Hermitage から US 62 経由で東へ 19km。15分で Mercer につきました。ここは市の中心部の役所・裁判所ビルを中心として栄えた小さな街でここからなんと10方角に自転車のスポークのように道路が分散しています。
人口:
Mercer 市: 2224 (2007年) 2000年からの減少率: -6.1% (ここも人が離れていっています)
(この市が位置するのは) Youngstown メトロ広域: 570704 (2007年)(全米 88位) 2000年からの減少率: -5.35%
標高: 384 meters
生活費指数: 86.8 (アメリカ平均 100)
一世帯当たりの所得収入: $32,600 (2007年)
失業率: 3.7% (2007年) 人口減少率の割合には失業率の数値は良い。
犯罪指数: 52.6 (2007年) かなり良い。人口減少率と犯罪指数は必ずしも比例しません。この街のようにしっかりしていれば犯罪は防げるのです。
貧困率: 9.0% (2007 年)
家の相場(平均): $98,000 (2007 年)
気温: -10C (体感温度 -19C)
天候: 晴れ -
2008-12-21 に宿泊した Mercer の Hampton Inn。この夜は冷え込みました。最低は-19C。体感温度は-29C。もちろん、このような寒波を覚悟してこの旅行はやっているのですが、 それは旅行の後半のMinnesota 州やWisconsin 州で期待していたことであって、序盤の Pennsylvania 州でここまで冷え込むとは予想していませんでした。まぁ、ホテルの部屋の中は24C なのですがね。
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Mercer から PA 208, 158, 18 経由で南西へ 31km。35分で New Castle につきました。ここも1950年ごろが産業の発展ピークだった市。1950年の人口は 48,834。現在は 24,411。街は郊外に新しいモールや住宅街なども発展し続けているものの市の中心部の活気は弱く、経済状況が不透明な状態が続いています。
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人口:
New Castle 市: 24111 (2007年) 2000年からの減少率: -6.6% (ここも人が離れていっています)
New Castle マイクロ広域: 90991 (2007年)(全米 410位) 2000年からの減少率: -3.86%
標高: 262 meters
生活費指数: 84.5 (アメリカ平均 100)
一世帯当たりの所得収入: $30,400 (2007年)
失業率: 5.7% (2007年)
犯罪指数: 84.5 (2007年) かなり良い。人口減少率と犯罪指数は必ずしも比例しません。この街のようにしっかりしていれば犯罪は防げるのです。
貧困率: 20.8% (2007 年) かなり悪い
家の相場(平均): $52,900 (2007 年) 建築されてから50年-100年経過しているような古びた家が目立ちます。 -
気温: -16C (体感温度 -27C)
天候: 吹雪 -
New Castle から PA 60, 551, 18 経由で南へ 41km。34分で Beaver Falls につきました。Pittsburgh の郊外に位置する Beaver Falls も経済的にかなり苦しく、失業率、貧困率、共に危険な数字になっています。しかし、その割には犯罪指数が平均的。一般的にPennsylvania 州の西部は失業率は貧困率が高いものの治安は平均的または安全という数値になっています。
人口:
Beaver Falls 市: 9108 (2007年) 2000年からの減少率: -7.4% (ここも人が離れていっています)
(この市が位置するのは) Pittsburgh メトロ広域: 2355712 (2007年)(全米 22位) 2000年からの減少率: -3.10%
標高: 238 meters
生活費指数: 78.0 (アメリカ平均 100)
一世帯当たりの所得収入: $29,900 (2007年) 貧しい生活を余儀なく。。。
失業率: 12.2% (2007年) これは対策を打たないといけない。。。
犯罪指数: 447.4 (2007年) 平均より少し悪い
貧困率: 22.5% (2007 年) かなり悪い
家の相場(平均): $56,700 (2007 年) 建築されてから50年-100年経過しているような古びた家が目立ちます。
気温: -16C (体感温度 -26C)
天候: 曇り
この Beaver Falls から Pittsburgh までは Ohio River の南側の PA 51 をドライブしましたが、重工業から吐き出される煙、廃墟のビル、廃墟の家などが目立ち、とても生活環境の悪い地域だということをすぐに実感しました。 -
Beaver Falls から PA 18, 51 経由で南東へ 57km。85分で Pittsburgh につきました。かつては、五大湖周辺の鉄鉱床やアパラチアの炭田地帯に近いことから、製鉄業が発展し、鉄鋼の街として知られていました。米大手の鉄鋼会社であるUS Steel発祥の地でもあり、本社も置かれています。しかし、基幹産業にもなっていた製鉄業が日本や韓国などに席巻されるようになり、衰退。その後、都市の公害対策と再開発が奏効し、現在ではハイテクと大学の街として生まれ変わりました。人口は1950年の 676,806 人をピークに減少し続けているものの、市内は比較的住みやすい街になっています。
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21世紀ではハイテク産業が主流です。たとえば、ロボット工学、ヘルスケア、核技術、バイオ医療技術など。観光業、金融業、サービス業もあります。教育産業もまた、主な雇用先となっています。
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かなり多くの企業が本社部門をここに置いています。目立つ大企業の本社としては:
Rite Aid, US Steel, PPG industries, HJ Heinz, PNC Financial Services Group, Mellon Financial, Wesco International -
ガイドブックには Mount Washington という南側の山までドライブしてそこからケーブルカーで降りると Pittsburgh 市内が見渡せる、と書いてあったので早速トライ。Duquesne Incline という名前。
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ここがケーブルカーへの改札口。往復 $4。おんぼろなケーブルカーです。ケーブルが切れたりしないよね。。。
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確かに Pittsburgh 市内の眺めは素晴らしい。Ohio River を挟んで左側にアメフトの Pittsburgh Steelers (今期ここまで 11勝4敗。プレーオフ出場決定!!) の本拠地 Heinz Field。右側に Major League Baseball の Pittsburgh Pirates (2007年には桑田真澄がプレー)の本拠地 PNC Park が見えます。
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これがベストショット!! Allegheny River と Monongahela River が合流して Ohio River になる Golden Triangle を含むダウンタウン高層ビル群のショットです。
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Heinz Field にズームイン。
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PNC Park にズームイン。
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このケーブルカー、古びているのはレトロな雰囲気があってよいものの、ひとつ致命的な欠点が。。。
暖房がついてないよーー!!
片道2分、往復4分ですが、-13C (体感温度 -22C) はいくら防寒着を着ていても風がぴゅーぴゅー入ってくるのでとても寒い(とても痛い)。 -
こんなに着込んでいても寒い。
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傾斜は30度。標高差は122meters。
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Mount Washington から降りてきて今度は大学のある Oakland 地域にやってきました。
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University of Pittsburgh (生徒数: 33479) かなり立派なキャンパスです。
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Carnegie Mellon University (生徒数: 11029)
このほか生徒数10000人を超える大学は Duquesne University (11074)。 -
再びダウンタウンへ。5th Avenue。
人口:
Pittsburgh 市: 311218 (2007年)(全米59位) 2000年からの減少率: -6.2% (一時期は10年間で-15.0% のペースで減少していた)
Pittsburgh メトロ広域: 2355712 (2007年)(全米 22位) 2000年からの減少率: -3.10%
標高: 235 meters (市内にはあらゆるところに坂があり400 meters に近い場所もある)
生活費指数: 92.0 (アメリカ平均 100)
一世帯当たりの所得収入: $31,779 (2007年) お金持ちは西側の郊外に移り住んでいる
失業率: 4.3% (2007年)
犯罪指数: 558.3 (2007年) 平均より少し悪いがダウンタウンと大学近辺は比較的安全
貧困率: 22.2% (2007 年) かなり悪いがこの数字はたくさんの大学生も含む
家の相場(平均): $76,500 (2007 年) 建築されてから50年-100年経過しているような古びた家が目立ちます。 ダウンタウンの高層ビル群はすばらしい不動産価値なのですが。
気温: -13C (体感温度 -22C)
天候: 曇り -
Pittsburgh から PA 65, 68 経由で北西へ 51km。50分で Beaver につきました。ここも人口過疎化が進行していますが、治安、犯罪指数、失業率、貧困率などは比較的良い数字になっています。
人口:
Beaver 市: 4401 (2007年) 2000年からの減少率: -7.0%
(この市が位置するのは) Pittsburgh メトロ広域: 2355712 (2007年)(全米 22位) 2000年からの減少率: -3.10%
標高: 238 meters
生活費指数: 81.5 (アメリカ平均 100)
一世帯当たりの所得収入: $47,800 (2007年)
失業率: 3.7% (2007年)
犯罪指数: 152.8 (2007年) 安全 治安は良い
貧困率: 4.9% (2007 年) 市民の皆さんがお互いに助け合っているからこのような良い数字になるのでしょうね
家の相場(平均): $137,600 (2007 年)
気温: -11C (体感温度 -19C)
天候: 曇り -
Beaver から PA 68, 168 経由で南西へ 20km。16分で Shippingport につきました。ここは原子力発電所のメッカ。5台の巨大のタワーが白い煙を吐いていました。
人口:
Shippingport 市: 221 (2007年) 2000年からの減少率: -5.9%
(この市が位置するのは) Pittsburgh メトロ広域: 2355712 (2007年)(全米 22位) 2000年からの減少率: -3.10%
標高: 238 meters
生活費指数: 78.3 (アメリカ平均 100)
一世帯当たりの所得収入: $37,900 (2007年)
失業率: 3.3% (2007年)
犯罪指数: 35.1 (2007年) 安全 治安は良い
貧困率: 7.5% (2007 年)
家の相場(平均): $90,500 (2007 年)
気温: -11C (体感温度 -19C)
天候: 曇り
このあと、PA 168 と US 30 経由で West Virginia 州に入りました。 West Virginia 州の旅行記はこちらをご覧ください。http://4travel.jp/traveler/kato21stcentury/album/10296354/
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