2008/11/11 - 2008/11/12
538位(同エリア795件中)
ミメイさん
丹沢といえば山。しかも神奈川のかなり奥のほうだと思っていたのに、調べてみたらとても近くてびっくり。で、行ってみました、西丹沢の中川温泉。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
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JR「国府津」から御殿場線で24分、「山北」の駅前。
ここから「中川温泉」までは、バスで30分ちょっと(バスは「山北」の次の駅「谷峨」から乗ることもできます)。車(タクシー)だと、20分ちょっと。
ただしバスは本数がとても少なくて、特にお昼頃は1本もない。(夏場は少し増えるけれど、どちらにしても1時間に1本程度なので、どちらにしても事前に調べておいたほうがいいです)
「山北町」のサイト
http://www.town.yamakita.kanagawa.jp/kankou/index.html
「ごてんばせんネット」
http://gotembasen.net/stinfo/yaga.html
「富士急湘南バス」
http://www.fujikyu.co.jp/syonan/
が、今回は記念旅行ということもあり、ちょっと奮発して行きはタクシーで行くことに。予定としては、一度宿まで行って荷物を置き、チェックインの時間まで「丹沢湖」あたりをぶらぶら散策。そのつもりで、山北にお昼過ぎに着いたのだった。 -
時間はたっぷりあるから、ちょっと珈琲でも飲んでひと休みしよう、と喫茶店を探すも見あたらず。駅前に観光案内所があったので、そこでひと休みさせてもらうことにした。
昨日から急に冷え込んで、と、ストーブに灯油を入れていたお姉さんにあれこれ話を聞くと、「丹沢湖」あたりの紅葉はまだ「もう一息」というところらしい。中川温泉に泊まるなら西丹沢のほうへ行ってみたら。あっちのほうはもうだいぶ色づいているから、と。
じゃあ、そうしよう、と予定を変更し、それならこの辺でお昼を食べてから行こうか(「丹沢湖」には店が何軒かあるけれど「西丹沢」には何もないらしい)と思ったのだけど、駅前にある飲食店はラーメン屋と食堂のような店くらいだという。
「ほんと、なんにもなくてねぇ」と申し訳なさそうに言うお姉さんにお礼を言って外に出て歩いていくと、お巡りさんがいたので「この辺に喫茶店ありますか」と訊いてみる。と、これまたとてもすまなさそうな顔で「なんにもなくてねぇ」と言う。そんなに皆して申し訳なさそうにしなくても(笑)山北の人々はみんな親切であったかい。 -
結局、お巡りさんが教えてくれた町営の温泉施設に行き、喫茶コーナーで軽食(「たぬきそば」と「牛丼」)を食べ珈琲を飲んで、ひと休み。
駅前に戻ってタクシーに乗り、一路中川温泉へ。
山間の道ではあるけれど、整備された広い道なので、快適。進むにつれ、少しずつ紅葉が色を深めていくような。 -
「丹沢湖」
たしかに紅葉は「あと一歩」という感じだけれど、この日は薄曇りということもあってか、彩りの濃淡がはっきりとしていて、これはこれで美しい。 -
中川温泉。
山に埋もれるようにして建つ宿。 -
「信玄館」思っていたよりも落ち着いた雰囲気で、いいかんじです。
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フロントでとりあえずチェックインを済ませ、荷物を預かってもらい、ロビーでひと休み。
部屋には2時半に入れるというので、それまで西丹沢のほうに行ってみるというと、散策マップを下さった。うれしい。
「山北」駅前の観光案内所にもパンフや地図がたくさんあったし、「山北町」のサイトにもマップがたくさんのっている。「何もない」町だというけれど、こういう資料が揃っている町というのはなかなか他にはないこと。すばらしいです。
写真はロビーで出迎えてくれた、いのしし君(剥製ですが)。 -
「西丹沢自然教室」
http://www.kanagawa-park.or.jp/nishitan.htm
檜洞丸や大室山など西丹沢の主要ルートの登山口。
「丹沢湖」あたりでは、まだ五分ほどの色づきだったカエデも、もうかなり赤い。
人待ち顔のワンコが一匹、ずっとうろうろしてました。おとなしくて良い子だったけれど、ここの飼い犬だったのかな。 -
時折わずかに薄日が射して、光に透ける紅葉がきれい。
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自然教室から登山口に向かう手前は河原になっている。
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中川温泉からずっと続いているこの川は、とても澄んでいて、水は浅く、河原の石もなぜかまっ白で美しい。夏は川遊びやバーベキューをしに来る人がたくさんいるという。この川沿いにキャンプ場もたくさんある。
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登山口へと向かう橋。
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なんの花だろう。町中ではあまり見かけない花。
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川を渡る風はさすがにひんやりとしていて、登山口の手前まで行って、早々に引き返す。
町よりは気温が低いはずだと覚悟して、それなりに着込んではきたのだけれど、やっぱり寒い。もっとちゃんと冬支度してくるんだった。これじゃ、おちおち散歩もできません。 -
たぶんもっと紅葉が進めば、油絵のようになるのだろうけれど、今はまだ「水彩画」という雰囲気。でもこの優しい色あいもいいものだなと思う。
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もっと歩いていたかったけれど、なにしろ寒くて(軟弱者)。すぐ近くのキャンプ場に売店と自動販売機があったので、あったかい缶コーヒーを飲み、タクシーを呼ぼうと思ったら、なんと携帯がつながらない。山の中は「圏外」なのだということを忘れていた。一瞬、ひやっとしたが(バスの時間まではまだずいぶんと間がある)、売店に公衆電話があったので一件落着。
山間の細い道(一車線のところもある)を通って、宿へ。 -
部屋(二階)の窓からの景色。
目の前の川は、「中川川」。
中川ではなくて、中川川、なのだ。 -
遠くの山のてっぺんは、もうずいぶん紅葉しているもよう。
川音が耳に優しく響いて、心地好い。 -
お風呂は、男女別の大浴場(露天風呂付き)の他に、独立した露天風呂があって、そこはなんと混浴なのだとか(女性専用の時間帯もあり)。
写真は3つある家族風呂の中のひとつ。
昼間はフロントで鍵をもらって入るようになっているけれど、夜は空いてさえいれば中から鍵をかけるだけで良い。 -
山を映す湯船。
湯に浸かって肌を触ると、少しぬるぬるする。つまり肌がつるつるになる感じ。良い温泉です。 -
夕食までに二回温泉に入り、ひたすらのんびり。
そろそろビールが飲みたいなぁ、と思う頃に、待望の夕食。
山の中なのに、お刺身がとても美味しいのは、やはり相模湾が近いからかな。 -
これも待望の「牡丹鍋」。
いのししの肉は熱くならないから、どんなに煮ても火傷しないのだという。
料理の品数は十分(十二分?)。が、申し訳ないけれど中には、うーん、というものも。最近はどこの温泉も「懐石風」の食事になってしまっているけれど、それはどうしてなんだろう。もちろん料理屋にも負けないと自負するような宿ならそれも良いけれど、普通の温泉宿の夕食はもっと素朴でもいいのに、と、いつも思う。その土地の人達が家で食べるような煮物とか漬物とか、そういうものが食べたいな、と。こういう小さな一人鍋ではなくて、大きなお鍋がどーんとあって、あとは酒の肴と副菜と美味しい漬物とご飯。そのほうが嬉しいのになぁ。 -
夕食後、ひと休みしたところで、またお風呂。
こちらは大浴場。 -
内湯も、目の前に山が迫る露天風呂も、とても気持ちが良い。晴れていれば星がきれいだったろうに、と、ちょっと残念。脱衣場も広くて、個別になっている洗面も使い心地がいい。傍らには小さな座敷があって、お風呂からあがったあとも、ゆっくりくつろげる。
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一夜明けて。
この日も天気は今ひとつ。晴れ男がいるのに、珍しい。でも雨は降らなかったから良しとしよう。 -
起きてすぐにお風呂に入って、のんびりして部屋に戻ると、ちょうど朝食。旅館に泊まると、朝から食欲旺盛になるのはなぜだろう。やっぱり温泉のせいなのかな。この宿、なぜかご飯(お米)がとても美味しい。
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そういえば昔(?)の旅館の朝食には「生卵」がつきものだったのに、最近はどこも温泉卵。まぁ温泉だから不思議ではないのだけれども。
ところで部屋の係りのお姉さんは青森の下北出身だそうで、きさくで明るくてとても感じの良い人だった。くしゃっと笑った顔がどこか太市喜和子似で、こういうお姉さんとお喋りしていると、「旅」気分もいや増して、なんだか嬉しい。 -
少し早めにチェックアウトだけしておいて、荷物を預けて、宿の近くを散策。昨日、山北から乗ったタクシーの運転手さんオススメの散歩道。
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遊歩道の途中に「吊り橋」が。
夏はこの澄み切った川に、螢が飛ぶという。 -
吊り橋といっても、さほど高くはない。高所恐怖症のあたしでも、なんとか渡れるくらい。
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とはいえ、やっぱり橋の途中で止まるのは怖くて、ぱぱっと撮ったものだから、ちょっとぶれちゃいました(汗)
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どこもかしこも、秋。
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宿に戻って、バスの時間までロビーで温まる。さすがに朝は冷え込むから、ロビーにもストーブが。もちろん館内は暖房が入っているのだけれど、やっぱりここ一番のときに活躍するのはストーブであるらしい。
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バス停は、宿の前から急な坂道をのぼったところ。
眺めがいいです。 -
完全なる紅葉ではないけれど、木々の色がそれぞれ微妙に変化しているから、山がやけに立体的に見える。しかもこの辺りは、間近に小高い山が迫っているから、よけいにその美しさが際だつような。
今まで、どちらかというと「海」派だったけれど、今回の旅で「山」をあらためて見直した。山ってこんなにきれいなものだったのか、と。 -
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バスの乗客は、ほとんど、どこかの宿の泊まり客。途中で乗ってくる人たちも。町のバスと違って通勤客などいないからか、乗っていてもなんとなく気分的にゆったりのんびり。
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「丹沢湖」をまわったあたりで、木々のあいだからわずかに富士山が顔を出していた(車窓越しに慌てて撮ったので分かりにくくて、すみません)。さすがにここから見る富士山は、大きくて迫力あります。曇り空でもこんなに見えるのだから、晴れていれば…。
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「山北」駅。
丹沢は予想以上に良いところで、もう一泊したいと思ったほど。今度は寒くない時期に来て、色んなところを歩いてみたい。青々とした山も見てみたいし、澄んだ川で遊んでみたいし。 -
のんびりゆったり、秋を満喫した一泊二日の旅でした。
photo:MimeoAoyama/MimeiTagawa
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