2008/11/07 - 2008/11/11
52位(同エリア157件中)
okuyanさん
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今回の台湾旅行も実質最終日。
最近ぼちぼち注目を浴びている(らしい)、地方の古都「鹿港」へと足を伸ばしてみました。
観光客慣れしている台北とは違い、日本語はもちろんのこと、英語も通用しづらい・・・。
さらには話しかけられる中国語もちょっとした訛りがあって何度聞き直しても判らないこともたびたびで、いつの間にやら『笑って誤魔化す日本人』へと成り下がっていた私めでございました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
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-
大家〜、早上好〜♪(^○^)/
みなさま、おはようございます。
いやはや、本日も台北の街は雨模様。
これだけ滞在中の天気が悪い旅行も珍しい。
うーん、なんかバチが当たったか?
思えば私めもコソコソ悪さしてるもんなぁ・・・。
(−へ−; -
さーて、今日は遥か昔、港町として栄えた『鹿港』へとお出かけです。
まず台北から台湾新幹線で台中へと移動いたしましょう。(700元)
それにしても台湾新幹線のおかげで便利になったものですなぁ。 -
ささ、台湾の珍味「カエルのたまご」でも食べようかな?
ズズッズズズッ・・・んぐんぐ。ぷはぁ〜。(爆)
うひゃひゃっ!うそだよ〜ん!(^▽^)
実はこれが「山粉圓」というジュースでございます。
パッションフルーツのつぶつぶなんです。
でも、見るからにソレっぽいでしょう?ゲコゲコ。 -
車窓からの景色はずっとこんな感じで“どんより〜”。
まさか鹿港までもが雨ですかぁ?(−−; -
わずか1時間足らずで「高鐵台中站」へと到着いたしました。
-
台湾新幹線の車掌さん(?)は素敵な小姐が多くいらっしゃいます。
制服姿が素敵だったので、例によって「クゥーイー パイジャオ ニン マ?」と尋ねてみましたが、どうも会社からダメ出しされているらしく、断られてしまいました。
チェッ・・・。(−ε−) -
ささ、早速外で一服しましょ。
タバコを吸いに駅舎の表に出てみるとお日様こそ出ていませんでしたが割りといいお天気。
よかった〜♪(>▽<)v
おー、こちらの駅も瀟洒できれいな駅舎ですねー。 -
さてさて、ここから鹿港までは路線バス。
バスターミナルは改札の下の階ですのでこちらのエスカレーターか階段から降ります。 -
5番出口から出るとそこが市外行きバスターミナルです。
-
4番乗り場から彰化(チャンホア)方面行き123路線のバスに乗車しましょう。
切符はバスに乗る際、運転手さんに「ダオ ルーガン ゴングァン。」と言って買いましょう。 -
こちらがバスの時刻表。
赤文字のバスが鹿港まで行くバスです。
黒文字のバスは彰化までしか行きませんのでご注意くださいませ。 -
言い寄ってくるタクシーの運転手さんをあしらいつつベンチで待っているとバスがやって来ました。
-
これがバスの切符。鹿港まで73元(約240円)でした。おつりは出ませんので小銭を用意しておきましょう。
レシートみたいですが降りるとき回収されますので捨てないでくださいね。 -
バスは台鐡彰化站を経由して・・・
-
鹿港の街へ到着しました。
いや〜、結構長かったなぁ。(/ω\) -
バス停から通りを北へと歩くとまもなく「三山国王廟」がありました。
小さな廟ですが、おもしろそうです。ちょっと覗いてみましょ。 -
お。狛犬だ。
「なんかカワイイな、おまえ。」
「・・・ゲヘッ♪」 -
こちらが本殿というか、なんちゅーか。コンパクトながら煌びやかです。
その昔、大陸から台湾へ移り住んだ潮州人の皆さんが
信仰した神様だそうです。
おや?奥に後背殿があるようですね。 -
で、こちらが後背殿の三媽夫人廟。
国王のお母さまを祀っているのかな? -
脇にこんな被り物らしいものが。。。
お祭りの時に使うのでしょうか?
しかし、こんなもん被った怪しい人が近寄って来たら子供は大泣きするんちゃうの?
(・_・; -
ずらっと並んだ御灯明。正式にはなんと言うか判りません。
いくらか知らないけど寄付すると名前を入れてもらえるんじゃなかったっけ? -
町の灯篭屋さん。色とりどりの提灯が風に揺れていました。
鹿港の灯篭は有名なんだそうですよ。 -
お、なかなか歴史のありそうな建物だ。と眺めているとお隣に『芋圓』の文字が!
そういや今回まだ食べてないぞ!こりゃ、食べなさいという神様の思し召しに違いない!
というわけで私めはまっしぐらに入店いたしました。 -
注文のとき、お店の小姐に何か尋ねられたのだが、なんだかさっぱり聞き取れない。
さすがに頭を抱えてしまったんですが、何とか注文完了。
どんなのが出てくるか、ちょっと心配でしたが問題なく思ったとおりのモノがどんぷりでやってきました。
わーお!(@0@)うまそー♪ -
すっごくモッチモチー♪おいしかったぁ。
(´Q`)
「ジェンQQコゥウェイゥア。ハオツィージィラ、シェーシェ!」
で、写真をお願いしたら最初恥ずかしそうでしたが、みんなで笑顔を返してくれました。
なんだかとってもハッピー♪ -
また鼻歌交じりに通りを歩いてゆくと、こんな廟が。
「ん?あれはなんだろな?」(・_・) -
お。「鹿港城隍廟」でございますね。
なかなか立派じゃございませんか。 -
うひょ!こりゃシブい。
いい感じですなぁ。(−0−)
こちらも大陸から台湾へ渡り、貿易で成り上がった泉州の豪商が土地の神様を奉った廟なんだとか。 -
鹿港城隍廟から先は並木道。
天后宮の参拝客が集まって来るためか、いろいろな店舗や屋台がぎっしり集まっていました。 -
しかし、こりゃなんじゃい?(−−;
なんかいわゆる“秘宝館”みたいなもんでしょうか?
うーん・・・興味はあるけど、怖いからやめとこ。
誰かレポートしてください。 -
えー・・・天后宮門前の御香屋さんですが。。。
皆さん、“金玉”がお好きなのねん。(苦笑)
ま、このお店を見てニンマリしてる人が居たら、まず日本人でしょうね。(^^; -
さあ、お待ちかね。『鹿港天后宮』でございます。
入り口の門からしてゴージャスではありませんか♪ -
こちらが廟への入り口となる『三川殿』。
さすがにたくさんの参拝客が続々と入って行きます。
それもそのはず、鹿港天后宮は台湾各地にある媽祖廟の総本山なんですって。
建立されたのは1725年ですと!しぇ〜。280年以上ですと!
(@ω@; -
私めがこれからこちらを訪れる方に見逃さないで欲しいと思ったのは天井の造り。
さすがにくすんではいますが、その緻密な造りは一見の価値ありでございますよ。 -
くわーっ!シブイッ!(>▽<)
シブ過ぎるぞっ!この線香立て(?)。
夏にこれで蚊取り線香を焚いてたらメッチャかっこいいかも〜♪ -
ご本尊さまでございます。
うーん、ご利益ありそー。(−ω−;
でも、もしこのご本尊が物置とかに置いてあったら「なんだ?この小汚い仏像は!」とか言っちゃうだろうなぁ・・・。
ああっ!浅はかな私め・・・。(TへT; -
そしてこちらが後背殿。
スゲッ!二階建てベランダ付なんて初めて見た!
・・・かもしんない。 -
中庭を囲む回廊の上には、これまた立派な鐘楼があります。
でも、他に比べてかなり新しいもののようですね。
やっぱり、激しい風雨にさらされてあちこち痛んでしまうんでしょうね。 -
中庭の噴水池には錦鯉がたくさん泳いでおります。
それにしても厳重な鉄柵だこと。放っておくと食べられちゃうのかな?(笑) -
それじゃ後背殿をあちこち覗いてみましょう。
おお。なかなかゴージャスな圓門だね! -
ワオッ!キンキラキーンッ!\(☆ω☆)/
-
すっげー!(@▽@;
天井見てみてっ! -
うひゃー!ここも眩しいっ!(>▽<)
-
はぁはぁ・・・(−д−;
あー、やっと落ち着いたわい。
いや〜、ここんとこ渋い廟が続いてたので、あまりの絢爛豪華さにコーフンしてしまいました。 -
とにもかくにも、どの神様の廟も天井の装飾はすばらしい。
ぜひ、こちらに来たら首をぐいっと伸ばして内部を覗き込んでいただきたいと思います。 -
老若男女問わず信心深い台湾の皆様。
今風な若いカップルも楽しげに参拝しておられます。
うらやましいナ・・・。(・_・) -
天后宮見学を終えて表に出ると目の前にほとんど人気の無い廟が並んでいるのに気がつきました。
せっかくだからと私めもお参りに。
『蘇府大二三王爺』とあります。よくわかりませんでしたが、疫病などを追払う、中国の福建省に端を発する神様のようです。 -
うんうん。こっちの廟もなかなかのもんですよ。
でもすぐ側にスーパースターが居るから目立たなくなっちゃったって感じ。
(^ー^; -
周りに並ぶ屋台からはウマそうな匂いが漂っていました。
うーん、そういえば私めも小腹が空いたな。(´_`) -
そこでこのタコの天ぷらを所望。
ぶっといタコの足一本分でございます。
私め、相場がわかんないのでナンですが、屋台の食べ物で100元って、ちょっと高くない? -
タコスナック(?)をモキュモキュ食べながら歩いていると、こんなかわいい廟が目に入りました。
表にはリボンをつけた高級車が。
ははーん、こりゃ結婚式かいな?(・〜・) -
ちょいと中を見ると宝船のお供え物。
やっぱり結婚式らしいですな。赤の他人ながらおめでとうございます〜♪
新郎新婦は家の中に入っちゃってるみたいでお目にかかれませんでしたが、末永くお幸せに。
恭喜、恭喜。(^^) -
おっ!キタキタ〜♪
こちらが『鹿港老街』の北側の入り口。
ここから老街散策をしながら南へと下ってまいりましょう。
それにしてもうまいな、このタコ。もきゅもきゅ。 -
鹿港老街の地図。
左側が北向きになります。赤い部分が老街です。 -
まず目に留まるのは『天后宮』。
「えっ?」って思われたかと思いますが、ここ鹿港には天后宮がふたつ存在するのでございます。 -
実はこちらの天后宮は大陸・清国の乾隆帝の勅命を受けて建立したもので、『勅建天后宮』あるいは『新祖廟』と呼ばれて区別されています。
門を入ってみると・・・さっきの天后宮とは比べ物にならない寂しさ。屋根の上の龍が“閑古鳥”に見えてきます。
だからダメだって、ハコモノ行政は。(−−; -
廟内を覗いてみると・・・
私め的には「おっ!なかなかイイじゃん。」という感想。
抑え目な煌びやかさが仏教国日本人の感性には合っているかもしれません。
落ち着いた静けさがなんとなく日本の古刹を彷彿とさせました。 -
新祖廟をあとにして、もうすこし歩くとまた小さめの廟が・・・。
それにしてもさすがは元港町。各地の移民が集まったせいか、いろんな神様が街中に詰め込まれているって感じです。 -
ほうほう。こりゃまた、色使いといいゴージャスさといい台湾らしいハデさ加減。
しかしこの短時間で、あまりにいろいろな神様にお参りしたので私めの頭の中で“神仏バトルロワイヤル”が繰り広げられておりました。 -
鹿港老街(ルーガンラオジェ)も観光地として整備が次第に整ってきております。
老街を歩いていると、ところどころにこの丸いお盆のような掲示板があり、「ここが見どころだよ〜♪」と観光ポイントを教えてくれます。
というのも、老街全体がひとつの“見どころ”なので、個々の観光ポイントが街に当たり前のように溶け込んでいるために、ともすると見落としてしまうのでございます。 -
現在の鹿港はかなり内陸部にあるので、グーグル・アースやグーグルマップでその位置を見ると「なんでここが港町なんだ?」と素朴な疑問を抱くかもしれません。
この図のように長い年月の間に地盤の隆起や土砂の堆積によって海岸線が遠のいてしまったんですね。ほむほむ。 -
さて、散策を続けましょう。
このあたりは比較的綺麗に整備された商店街のようですね。
赤レンガの長屋のようになっていて、間口はあまり広くないのですが奥行きが結構ある家が多いようでございます。 -
でも、ところどころにこんな年季の入ったお宅が点在していました。
しかし、この建物は店なんだろうか?それとも民家だろうか?
むむむぅ〜・・・。(ーへー) -
建物と建物の間にところどころこーんな細い路地が通っています。
でも、お気をつけあそばせ。台湾の皆様は狭い路地も平気でミニバイクをかっ飛ばして来られます。
「鹿港の街に惹かれて、鹿港の街で轢かれた。」では笑い話にもなりませんよ。 -
立派な入り口でしょ?
ここ、かな〜り由緒のあるお菓子屋さんなんですって。
残念ながら散策している時はそれを知らずに素通りしてしまいました。(TへT;
表通りにある『玉珍斎』というお菓子屋さんは「有名な鳳梨酥(パイナップルケーキ)買うぞ!」と心に決めていたのでチェックしていたんだけどなぁ。
看板の「鳳眼●」てウマイのかなぁ。。。 -
ちょっと崩れかけ?と思われる家屋の表でおじさんが掃除してました。
あとで他のトラベラーのブログを見てたら、茶館らしいです。
うーん、こういう造りの店には慣れてないからだと思うけど、ちょっと入りづらいよねぇ。 -
時代を感じさせる古い街並みを、私めはあっちこっちキョロキョロしながら行きます。
-
おおっとー!(@ω@;
ほらー、もう少しで見逃しちゃうとこだったやん。
この足下のちっちゃな半円形のが『半邊井(バンビェンジン)』でございます。
これは自分の家の井戸を半分外側へ出し、近隣の皆さんも井戸を使えるようにしたものだとか。
当時の街の人情味をうかがわせますね。
上から覗いてみましたが、すでに埋められてしまっていて放ったらかしの花壇みたいでした。 -
そろそろ老街も終わりです。
今日は平日とあって閑散とした雰囲気でしたが、むしろ老街らしい情緒があったように思います。 -
さて老街を一通り歩いたので、裏通りへ少し入って『隘門(アイメン)』を見物に来ました。
-
門の脇に解説のパネルがありました。
この隘門、鹿港が栄えた当時、盗賊の襲撃から街を守るために造られたものだとも、頻発した民族間の抗争から防御したとも言われています。
パネルの絵にあるように昔は扉がついていたんですね。 -
昔、門の扉や柱がはまっていた穴がありますね。
でも、なんだかガイドブックの写真より新しくなってるなぁ。
観光客が増えたので修復したんでしょうね。
それって、どうよ?って感じだけど、崩れたりして危険になったらマズいんで、仕方ないのかな。 -
近くにあった民家の門。
この小汚さといい、適当な修繕具合といい、レトロ感満点でございます。
老街や隘門も本来はこんな感じなのかも知れませんね。(^ー^) -
次の見どころは何かな〜?と歩いていくと路上に・・・。
なんで?(・_・; -
廃墟です。レトロを飛び越えて廃墟でございます。
でも、私めこういうの大好きだなぁ♪(^▽^) -
裏通りの出口は市場でした。
おばちゃんたちが美味しそうな果物などを山積みにしてガンガン売っています。
果物を買おうかと迷いましたが、明日はもう台北を離れなくてはいけない我が身。今日中に食べきるのは無理だと気づき、止めておきました。 -
市場から少し東に歩くと・・・
ほら、真ん中の二本の柱の間に小さな看板がかかってるのがわかりますか?
実はここが『九曲巷(ジゥジュェィシァン)』の入り口なんでございます。 -
・・・こんなとこ入って行っていいんか?(−−;
-
恐る恐る中へと歩いてゆくと・・・
おー!あったあった!\(^◇^)/
九曲巷を散策した皆さんが必ず撮ってる赤レンガの門ですよ。
扉の上の扇子型には「龍山」と彫ってあります。一般の民家なのかな? -
本当にクネクネしてるねぇ。
-
面白い門だなー。と写真を撮ってると、ちょうどそこに建物の影から一組のカップルが現れました。
別にたまたまなんですけど、女性の驚きっぷりが妙に印象的で・・・。
もしかしたら不倫カップルなんじゃ?と疑ってしまいました。
間違ってたらゴメーン!(^^A" -
さらに進んで「九曲巷もそろそろ終わりだな〜。」と思う頃にあったのが『十宜楼(シーイィロウ)』でした。
-
この十宜楼はかつて鹿港の文人たちの集会所だったそうで、通りを跨いで二つの建物を繋ぐ「馬廊」で「宜琴、宜棋、宜詩、宜酒、宜畫、宜花、宜月、宜博、宜煙、 宜茶」の十種の宜しき事があるということで、こう名づけられたということです。
-
九曲巷を抜けて、通りを挟んだ先の路地に『意楼』という、悲恋の物語の舞台となった建物があるというので探したんですが・・・まったく判りませんでした。
「もしかしたらこの壊れてしまった廃墟がそうだったのかなぁ?」
そう思ってたのですが、後々調べたところ、このグリーンの壁に囲まれた工事中の建物がそれだったようです。きっと修復工事だったんですね。 -
ま、いいや。次いこ、つぎっ!
と、歩いていたら目に入った民家。なんかイイ感じ♪ -
壊れかけたレンガ塀もなんか好きだな♪
-
“アヤシイおやじ”っぷり丸出しで住宅街をウロウロしながら、私めがやって来たのは『鹿港龍山寺』でございました。
-
なんかもう、いかにも「古刹」っていう雰囲気満点でしょう?(^ー^)
さすが!「一級古跡」でございますね!
実はこの鹿港龍山寺、今回も訪れたおなじみの台北の龍山寺よりも格上なんですよ。
へへー、御見それいたしやした〜!m(-_-)m -
こちらが正殿でございます。
どっしりと落ち着いた建物でございましょ?
電飾や金銀極彩色が無いのがちょいと寂しく感じてしまうほど。
うーん、私めも台湾文化に毒されてます。(^−^;
ちなみに台湾には5ヶ所の有名な龍山寺があるそうで、淡水(台北縣)・[舟孟][舟甲](台北市萬華区)・台南(台南市?)・鳳山(高雄縣)そしてここ、鹿港(彰化縣)だそうです。 -
こちらがご本尊の観音様。へへ〜、ありがたや〜、ありがたや〜。
お堂に比べてえらく金ピカだなぁ。と、思ったら一度焼失して作り直しているんだって。 -
朱塗りでなく、木目のままの柱や棟木・梁が妙に新鮮に感じました。
穏やかな雰囲気が流れていました。
私め、住むなら天后宮よりこっちがいいなぁ・・・。
って、住めませんからっ!(`◇´; -
見物しながら奥へと進むと裏庭もありました。
なんだかちょっとモダンな感じの裏庭ですねぇ。
ゴルフのパター練習にはもってこいでございます♪
(^▽^)
・・・って、それもダメッ! -
龍山寺をあとにして、次に向かうは『摸乳巷(ムォールゥシァン)』でございます。
私め流に訳しますと「おっぱいに触る小道」。
うふ♪触るぞぉ〜!(*^0^*)
↑大きな勘違い(恥) -
摸乳巷は通りから少し奥まった場所に入り口があり、土地勘の無い一般トラベラーにはかなり判りづらいのですが・・・。
昼間っから“おっぱい”に鼻の下を目いっぱい伸ばした私めはそんな障害なんて物ともせずにズンズン進んで行きました。 -
「うーん。このあたりのはずだが・・・」
見回して見ると、一角にトタンでふさがれた場所が・・・。ご丁寧に進入禁止テープまで張られてる。
表の張り紙を見ると「壁が傾いて崩れそうなので、工事が終了するまで立ち入り禁止。」というようなことが!
?(`■´;
ハイ。萎えました。私め、すっかり萎えましてございます。。。orz... -
ああっ!ノラ猫たちのさげすむ様な視線が痛いっ!(TдT)
と思ったら、実はこのお宅でエサを貰っているらしく、集まってご飯をおねだりしていたようです。 -
レンガ塀にいきなり「離婚」の文字が落書きされてました。
この番号に電話すると離婚させてくれるのかな?
うーむ、私め、電話してみようかなぁ・・・。(ーへー)
なんつってー!(^○^;
離婚したかったら、その前に結婚してみろ!ってか?
ごもっともでございます! -
私めってばモタモタしてるもんだから、もうそろそろ台北へ帰るタイムリミットが来てしまいました。
しまったなぁ・・・あと、文武廟と民俗文物館を見物したかったんだけど。(TωT)
泣く泣く諦めて市場前のバス停へ。
で、しばらく待つと123路線のバスがやってきました。
「新幹線の駅へ」と言って乗ろうとすると運転手さんに断られてしまいました。
実はこの路線バス、新幹線駅へ寄る車と寄らずに台中市内へ行ってしまう車があるんです。
私めはまたしばらくボーッとバス停で立ち往生するハメになりました。
「こんなことならもう一箇所ぐらい見物してくるんだったなぁ・・・。」 -
ふー・・・やれやれ、やっとバスに乗れました。
そういうわけでバスに乗る際には運転手さんに「往高鐡站[口馬]?(ワン ガオティエ ジャン マ?)」と確認してから料金を投入しましょうね。
いやぁ、期待していた古街『鹿港』。十二分に楽しめた散策でした。
またいつか来たいな♪(^ー^)
次こそは摸乳巷と行けなかった観光ポイントを制覇するぞー!と決意する私めの手にはおみやげの鳳梨酥と蒸しパンが握り締められておりました。 -
無事新幹線駅に到着。
まるまる一日鹿港散策をしましたが、なんだかアッと言う間だったな。来てよかった♪
新幹線の切符を購入し、テラスへ出てみると素晴らしい夕焼け空でした。(@0@) -
たくさんお参りして来たから、神様からのご褒美なのかな?(^ω^)
私めは真っ暗になるまでタバコとスタバのモカを片手に、じっと眺めておりました。 -
また会う日まで!再見、鹿港!
台中の街や彰化の街もいつか見物したいと願う、欲張りな私めでございます。 -
帰りの新幹線チケット。
おや?台中へ来るときは700元だったのに595元になってますね。
実は繁忙時間帯を除き、割引サービスが受けられるんです。ちょっぴりだけど、おトクでしょ? -
台北に到着してみると、相変わらずのシトシト雨模様でした。
雨が上がってたら少しだけ「饒河街(ラオフージェ)観光夜市」を冷やかしにでも行こうかと考えていましたが、今日はおとなしくホテルへ帰りましょう。 -
ふらふらコンビニを覗くと「味噌ラーメン」のカップ麺が目に付きました。
思わず食べたくなって、購入しました。
結果・・・失格!レッドカード3枚進呈いたします。 -
帰りの荷物のパッケージングも完了。
帰りの名古屋行きCX便の出発は12:00でございますが、バスの乗車時間や出国手続きのことを考えると明日は遊んでいられません。
風呂上りに今回の台湾旅行を祝って、ひとりわびしい酒盛りをいたしました。(しんみり・・・)
次回の台湾旅行(未定)でもよい出会いがありますように願いまして・・・乾杯! -
皆様、今回の台湾旅行記はいかがでしたでしょうか?
私めのまとまりのない文章に長々とお付き合いくださいまして、まことにありがとうございました。
それでは!ダージャー、ウォー チュー ニィメン シェンティー ジェンクァン!ザイジェン!
☆☆☆ お し ま い ☆☆☆
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この旅行記へのコメント (7)
-
- ゆみナーラさん 2008/11/30 22:19:15
- 台湾もたまには行ってみたくなりました
- okuyanさんこんばんわ〜(・▽・)/
しばらくぶりに覗かせていただいたら写真に全部コメント入っていたので、改めてまとめて楽しく読ませて頂きました〜
台湾の隅から隅まで知り尽くしてる感があって、手ごわく感じました(嘘
ディンタイフォンはやっぱり本場で、あのショウロンポーはすごい数ですけどやはり食べてみたいですね〜!!香港で私も頂いたエビチャーハンも出てきてゆみ、感動しました。
とても珍珠が好きな私には、QQだらけの台湾スイーツはいくら食べてもきっと飽きなさそうです。日本の珍珠は作り置きしてるだけだから、フニャフニャで全然美味しくないんですよね。
所々で台湾語?を自由に操ってらっしゃるんで、きっと旅も楽しいでしょうね〜^^ 車掌さんの写真は拝めず残念でした。新幹線乗ってみたいです。
鹿港天后宮の天井があまりにもキラビヤかで、一部もぎ取って自分ちに飾りたくなりました。
ではまた〜!
- okuyanさん からの返信 2008/12/01 03:34:50
- タイの代わりにタイワンはいかが?(^−^)
- どもー!おひさでございます。
ゆみナーラさんの故郷(?)、タイは何やら大変なようで、落ち着くまでタイワンなんてどうですか?
私めの台湾の見識なんて、ゆみナーラさんのタイの見識に比べたら全然まだまだでございます。できることならゆみナーラさんのタイ語力と知識をコピーしてタイを旅行してみたい気分でございますよ。(^^;
台湾の醍醐味はなんといっても食道楽。他のトラベラーさん達のブログを読む度に「あ。ここ美味そう。」「こっちもいいなぁ。」と迷うのですが、やっぱり鼎泰豊ははずせません。
もしゆみナーラさんと台北で巡り会うような偶然があったら、小龍包とエビチャーハンをご馳走いたしますわん♪(^0^)
それと、台湾スイーツのお店がなんでもっと日本へ進出して来ないのかと不思議なくらいですね。近くにあったら私めは毎日でも入り浸ると思うのですが・・・。でも、日本だと台湾で食べるようなお値段じゃなくなってしまうだろうな・・・。
もし、ゆみナーラさんが鹿港を訪れる機会がありましたら、ぜひぜひ感想を聞かせてくださいね♪
それじゃまたね〜(^▽^)/
-
- 女一人旅さん 2008/11/29 00:22:37
- ひょうたん?
- 軒先のひょうたんが。。。気になって。。。
- okuyanさん からの返信 2008/11/29 03:13:21
- RE: ひょうたん?
- > 軒先のひょうたんが。。。気になって。。。
おおーっと!すごーい!(@0@)
女一人旅さん、細かいところによく気がついたねー!
写真を撮った私めも女一人旅さんに指摘されて気がついたっすよ。
ひょうたんは中国語では“葫蘆(フールゥ)”と呼ばれます。
「福」と発音が似ているということから福と財産のお守りとされているんですね。
また、ひとつの蔓から実がすずなりに育つことから子孫繁栄の象徴ともされているんです。
きっとこの家の家人がそれらを願って玄関先にぶら下げたんだと思いますよ。
いやー、本当に細かいところまで見てくれてありがとう!
-
- 横浜臨海公園さん 2008/11/23 09:19:44
- 鹿港
- okuyanさま、おはようございます。
初めてメッセージを差し上げます。
鹿港は清朝時代は福建との貿易で栄えた港だったそうですが、小生が初めて訪れた30年前は単なる鄙びた漁村に過ぎませんでした。
然し、当時から「魚料理の食材は鹿港に限る」と称され、美味しい鯒料理を味わった記憶が残ってます。
横浜臨海公園
- okuyanさん からの返信 2008/11/23 12:54:17
- ようこそおいでくださいました。(^^)/
- はじめまして。横浜臨海公園さま。
鹿港の30年前というとどんな様子だったんでしょうね。
私めは台湾の旅行サイトで鹿港を知り、台湾の古街の雰囲気を期待して訪問しました。
最近は台湾の若い皆様にも、こういう古い町並みを散策することが流行しているようで、結構観光地化されてるように感じました。
鹿港の天后宮は信仰心の厚い台湾人にはとても有名らしく、平日なのに大変な賑わいでちょっと驚きましたね。
まだ旅行記のコメントがなかなかつけられませんが、ぼちぼち書き加えていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。
okuyan
- 横浜臨海公園さん からの返信 2008/11/23 13:09:55
- 拝復
- okuyanさま、早速メッセージを賜りまして誠に有難うございました。
> 鹿港の30年前というとどんな様子だったんでしょうね。
何も無い単なる漁村に過ぎませんでした。
観光地化されていると知り驚いております。
> 私めは台湾の旅行サイトで鹿港を知り、台湾の古街の雰囲気を期待して訪問しました。
九分と同様、現在は如何でしたでしょうか?
横浜臨海公園
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