ネパール滞在記*中央部周遊?タンセン～バイラワ&スノウリ編*

2008/01/20 - 2008/01/28

ネパール中央部を9日間かけて周遊
（カトマンズを出発して→ゴルカ→バンディプール→ポカラ→タンセン→バイラワ&スノウリ→ルンビニ→チトワン→カトマンズ帰着）
その?タンセン～バイラワ&スノウリ編

エリア その他の都市(ネパール)

弟4日目。
ポカラを朝出発し、くねくねと続く山道を辿り、タンセンへ到着したのはお昼過ぎでした。結構、体力的にもつらい道のりでした。

町の入り口には散策マップがありました。

ホテルへ荷物を置き、明るいうちに町歩きを始めました。

まず、町の中心にはシタル・パティ（休憩所のようなもの）がありました。白い可愛らしい造りの建物です。

シタル・パティの上には登れるようになっていて（ぜんっぜん高くないですが…）登ると、ほんのちょっと気持ち程度、景色が見渡せるような！？笑

タンセンの町は、斜面の上に作られているので、坂が多く、そして細い路地が多いです。なんか、迷路みたいで楽しいかも！？

このような斜面の上に町が造られています。
町の郊外には、スリナガールの丘というのがあり、ヒマラヤの景色はもとより、タンセンが見渡せるとか。
今回は、あまりの寒さに風邪を引いてしまったせいもあり、行く事は出来ませんでしたが…。

タンセン市庁舎です。
白い外観が目を引き、まるでホテルのような建物でした。市庁舎の前は広い草むらのようになっており、人々の憩いの場所のようです。

タンセンにあるヒンドゥー教寺院のナラヤン寺院です。3層の屋根が見事で、とても美しいお寺です。

ナラヤン寺院の入り口には、ガルーダと王様がいます。ガルーダ（神様）の前では王様（人間）はこんなに小さいのです。

ちなみにここの、このガルーダの隣にいる王様は、パルパの王様を意味しているそうです。

タンセンには、パルパ・ダカのお店が至るところにありました。

ネパールではダカ織が有名ですが、その中でも独特のデザインを誇るパルパ・ダカはここパルパ地方で生まれたもの。カトマンズでは滅多にお目にかかれないデザインがありました。私もせっかくだから2、3枚、布を購入。

タンセンで唯一といっていい、外国人ツーリスト向けのレストランが「ナングロ・ウェスト」。美しいネワール様式の建物です。ここタンセンはネワール人が多いらしいです。

カトマンズで、ナングロ・チェーンは有名ですが、タンセンにもあるとは知りませんでした。ナングロのチェーンでは多くの聴覚障害を持つ人をウェイターとして雇っていますが、ここのナングロ・ウェストは特にそうでもないみたいでした。

ナングロ・ウェストでは、アヒルの焙り肉「ダック・チョエラ」が評判らしいので、食べてみたのですが、結構美味しかったです。

カトマンズでは、バフ（バッファロー）のチョエラが一般的で、アヒルのは初めて食べたのですが、意外といけます☆

ちなみにチョエラとは焙っている辛い（味付け）肉です。

タンセンには1泊して、翌日の弟5日目はバイラワへ向けて出発。着いてみると、山の中の雰囲気のあるタンセンとはうってかわって、大都会でした。

またタンセンではすごく寒くてブルブル震えていたのですが、バイラワはさすがタライ地方なので、暑い。

バイラワでは至るところにバザールが開かれており、活気に満ちていました。

写真は、ハート・バザール（定期市）です。

定期市の中の、チョウメン（焼きそば）屋さん。

人々が沢山群がっていたので、美味しいのかな？と思い食べてみたのですが、そうでもなかった（笑）

定期市の中のスパイス屋さん。
数え切れないくらい沢山のスパイスを取り扱っていました。

定期市の布屋さん。
色とりどりの布やらサリーやらクルタが並んでいて、とても安く購入できます。

定期市の八百屋さん。
畑で取れたばっかりの新鮮な野菜が買えます。

定期市の魚屋さん。
川魚！？

パニプリやサモサも売っています。

パニプリとは、シューの中にマッシュポテト（マサラ等で味付け）を入れて、すっぱい（酢のような）汁をかけて食べる食べ物です。

バイラワを少しブラブラした後は、ここからすぐ近くにあるインドとの国境の町、スノウリへ足をのばしてみました。

インドとの国境のゲートです。
インドはもう、すぐ近く！

ゲート近くにある家の子供。
ちょっとかわゆかった。

スノウリは国境ゲート付近やメイン通りは活気で満ち溢れていますが、一歩離れると廃墟のように！？閑散としていました。

サモサ・チャットです。
野菜のカレー（のようなもの）にサモサをグチャっと潰して入れて食べます。
美味しかったです。