2008/10/25 - 2008/10/26
369位(同エリア1011件中)
れいこさん
中国らしい景色と歴史に触れたくて、蘇州に行ってきました。
?山塘街 ?虎丘 ?拙政園
蘇州麺&蘇州料理も堪能してきました!
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道
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<1日目>
蘇州へは上海駅から約40分。
かっこいい新幹線です。
(写真は帰りに蘇州駅で撮ったもの) -
軟席車両(グレード高い方の席なのに、一席たったの30元、日本円で約450円!)
乗り心地はかなりいい! -
お昼は、蘇州麺「同得興」十全街店へ。
◆お店データ◆
住所:十全街624号
TEL:0512−65165206
営業時間:8:00〜13:15 17:00〜19:30
※他に蘇州市内に2店舗あるそうです。 -
店内はとてもキレイで、窓の外は運河です。
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『白○(←「火」辺に門構えの中に「心」)肉面』12元
あっさりだけど超濃厚。激おいしいー♪♪
スープは白と赤から、肉もいくつかの中から選べるようになっています。
赤は醤油ベースのようですが、白スープが断然オススメ!! -
今日泊まるのは、ここシャングリラホテル蘇州。
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ロビー
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部屋。広くて快適!
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窓から見た景色。周りに日系スーパーがたくさんあったので、この一帯は日本人向けマンションなのかな。
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洗面所とバスタブ。
別にシャワーブースもあり、便利です。 -
★山塘街★
こんな景色を見てみたくて、ネットで探して見つけました!
広済路 新民橋でタクシーを降りるとこの眺め。感激!! -
新民橋を下りて50mほどは観光用に整備されていて、感じのよいお店が並んでいます。
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見事な作品が並ぶ刺繍やさん。
驚いたのは、表から見ても裏から見てもどちらも絵になっている(裏の繋ぎ目がみえないようになっている)両面刺繍!!どうしてこんな高度な技が存在するの?? -
切り絵のお店。
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木細工のお店。
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手作り風の雑貨やさん。かわいいルームシューズが並んでいます。
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手作りの小物のお店。あまりのかわいさに買ってしまいました。(一番小さいの3コで10元)
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飴細工。
子供が振り向かないわけがない。
「いい子にする」ことを条件に、蝶の形をリクエスト。1本3元。 -
何だろ〜と覗いてみたらおいしそうだったので購入。(8コ8元)
「龍須糖」というもので、きなこ飴をもっとやわらかくしたような感じ。素朴でおいしい♪ -
臭豆腐のお店。
周りに強烈な臭いが充満。
「うぅ〜、早く行こう(苦)」 -
こんな老街のど真ん中に小学校!
どんな校舎なんだろう。開けてみると・・・ -
超普通でした。
守衛さんが飛んできて、すぐに閉められてしまった。 -
向こうに見えるのは新民橋。
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水路と白壁の建物、石畳。
「東洋のベニス」蘇州の景色。 -
狭い路地も絵になります。
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それでは、この舟に乗って運河クルーズに行ってきまーす!
◆舟データ◆
料金:虎丘まで片道一人25元(約20分)
チケット売り場:この舟乗り場、または新民橋の下
問合せTEL:0512-67236980
※子供も含め8人集まった時点で出発です。 -
観光用(?)に提灯が下がっているのは数メートルの間だけで、少し進むと・・・
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水路の水で何か洗っている人、水路に面した台所で何かしている人、干したままの洗濯物、モップ・・・
ここに住む人々の暮らしぶりを少しだけ垣間見ることができます。 -
今夜は山塘街にある、蘇州料理「松鶴楼」で晩ごはん。
◆お店データ◆
住所:蘇州市山塘街21-24
TEL:0512-65321398
営業時間:確か、17:30〜??
※観前街に本店あり。 -
お店に入ると・・・
これ何だかわかります?
左はしょうがの塊、右はシーズン真っ最中の蟹! -
蘇州名物「松鼠桂魚」148元
桂魚(川メバル)の骨を抜いて、リスの形で固定して、揚げて甘酢あんをかけたもの。
とてもとても有名で、どの口コミにも絶賛されているのだけれど・・・
甘い料理が苦手な我が夫婦。ダンナは川魚の臭みに敏感でもあるので、ちょっといただけなかった。
少し味見しただけでほとんど残してしまいました(涙) -
出ましたー!
本場、陽澄湖産の蟹!!(産地照明のタグつき。138元)
即、紹興酒だー。
私はそれほど蟹に興味がないので、足を2本味見しておしまい。
ダンナはずーっとずーっと隅の隅までつついて満足気。
陽澄湖の蟹を食べてみたかったのだそうです。よかったね〜。 -
お店を出ると、目の前にこんな景色が!!
ステキ!ステキすぎる! -
山塘街の街並みも、昼間とはまた違った雰囲気。
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いつもはこの舞台で二胡や琴、琵琶などの演奏が行われているようです。
この日は昼も夜もお休みでした。 -
向こうに見えるのは新民橋。
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さっきごはんを食べた「松鶴楼」。
新民橋から見たところ。 -
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<2日目>
朝食はホテルレストラン「Cafe Soo」にてビッフェ。 -
つくりたてが並びます。和、洋、中、種類も豊富で目移りしちゃう!
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後ろはパン、焼きたてホットケーキ&ワッフル、ケーキのコーナー。
どれもおいしー♪ -
★虎丘★
2500年以上前の春秋時代。呉王夫差(ふさ)が父闔閭(こうりょ)をここに葬い、その3日後に白い虎が現れ墓の上に臥していたという伝説から「虎丘」と呼ばれるようになった。
丘の上には蘇州のシンボル「雲岩寺塔」がそびえ立つ。
入園料:一人60元(季節により変動)
営業時間:7:30〜17:30
問合せTEL:0512-67232305
ここから見ると、トラの顔としっぽに見えるらしいのだけど、ちょっと無理ない? -
虎丘の周りにも運河があります。
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「千人岩」
高僧の説法を一度に1000人が聞くことができる巨岩。
闔閭の墓を造建した千人の工匠達を口封じのために殺し、鮮血に染まったといわれる。
この写真だけでは大きさがわからないので、次の写真へ。 -
上から見た「千人岩」
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「剣池」・・・の入り口
剣を愛した闔閭のために夫差は3000本の剣を埋め、秦の始皇帝や三国時代の孫権がその剣を捜し求めて掘ったといわれているのがこの「剣池」。
日曜日だからなのか、中国人観光客がいっぱい。中国人って本当に写真が好きみたい。特にここ「剣池」の前にはごっそり人だかりができていて、順番待ちの人が常に控えているため、自分が撮りたい写真にはどうしても他人が入ってしまうのです・・・
さぁ、「剣池」を見に行こう! -
「剣池」
闔閭の本当のお墓はこの下にあるそうです。
実は右側に人がうじゃうじゃ。中国の観光地では、一瞬のシャッターチャンスを逃してはいけない! -
前の写真の橋の上から見たところ。
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いよいよ頂上に到着!!
ここをくぐると現れるのは・・・ -
「雲岩寺塔」(「東洋のピサの斜塔」とも言われる)
蘇州一の古さを誇る高さ47mの八角七層の塔。961年創建。
400年程前から地盤沈下のために傾き始め、現在では15度傾いているそうです。 -
一番下からもう傾いてます。
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この赤帽集団は、中国人の旅行団体。中国ではよく見かけるけど、日本人から見ると不思議な光景ですよね。
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中国式のお参りを真似してみました。
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虎丘の敷地は広く、丘の裏にはこんな小道が続いてます。
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盆栽庭園「曼景山荘」
約600の盆栽が並んでいるとか。 -
周辺の運河沿いはきれいに整備された歩道になっていて、こんな電動車や馬が走っていました。(子供が「乗る」と言って聞かないので、写真を撮ってみただけ)
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気持ちいいー!!
虎丘には他にも「試剣石」や「真娘墓」などなど、見所がたくさんあるのだけど、今回は人が多すぎたのと、子供から目を離せずゆっくり見れなかったので、気付かずに通り過ぎてしまったみたい。
今度はもっと時間に余裕を持って来て、じっくり見てお散歩もしたいなぁと思った場所でした。 -
★拙政園★
蘇州で最も大きい古典庭園。中国四大名園のうちの一つ。
明代1509年、官職を追われ蘇州に隠居した王献臣により造られた。「拙政園」の名前は『閑居賦』のなかの「拙者(つたない者)、政(まつりごと)するは悠々自適、閑居を楽しむことなり」という部分からとったといわれる。
入園料:一人70元(季節により変動)
営業時間:7:30〜17:30
問合せTEL:0512-67537002
写真は入り口。 -
入るとまず東園。
すかし窓の続く回廊。窓枠の模様はそれぞれ異なっています。 -
中国人のお昼タイム12時〜13時を狙って入ったのにも関わらず、なぜか多い観光客。
シャッターチャンスを待ち構えていちいち時間がかかる写真撮影。 -
足元には見事な敷石。
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太湖石。
当たったら痛そう。 -
大きな池。7月には蓮で埋め尽くされるそうです。
本当はこの写真、奥に「北寺塔」を入れて「借景」(遠くの建物を庭園の風景の一部として組み合わせる技法)になるはずだったのが、うっかり忘れてしまった(涙) -
前の写真、奥の橋から手前を見たところ。
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「遠香堂」
1つ前と2つ前の写真のすぐ横にあって、蓮の香りが漂うことから名付けられたそうです。 -
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5匹の蝙蝠(コウモリ)模様の敷石。
中国語で「蝙蝠」の読み方が「幸福」と同じで、縁起がよいとされているそうです。 -
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岩の上に中国らしい建物。
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岩の下はトンネルのようになっていて、子供は大はしゃぎ!
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太湖石・・・にしては大きすぎる??
おーい、転んだら痛いよ〜。 -
この窓枠の模様・・・
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建物の前の敷石の模様と同じ。
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この建物は・・・
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窓も電灯も扇形。
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またまた、さっきとは別の岩のトンネル。
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「○○ちゃんのおうちだよ!いらっしゃいませー♪」
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ステンドグラスがすてきな建物。
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青いガラス越しに見ると、雪が積もったように見えるそうです。
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そう言われると、そんな気が・・・
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この建物前の敷石も、窓枠と同じ模様でした!
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う〜ん、何とも中国らしい。
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柳と竹。すがすがしい気分になります!
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ここ、トイレの入り口。
景色の一環として通り過ぎるところだった。 -
中国庭園の特徴の一つ、ジグザグ橋と「見山楼」
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美しい庭園の風景とお別れして・・・と思っているのに、また寄り道。
後ろは出口。 -
拙政園を出るにはショッピングセンター(観光客狙いのお土産やさん)を通り抜けなければなりません。
虎丘の出口はもっと雑多な感じのゴミゴミした商店街を通らなければならず、すごく不愉快だったので、こちらはまだマシ。 -
お昼はここ、広東料理「顧亭酒家」。昼は点心メニューだそう。
◆お店データ◆
干将東路甲辰巷6号
TEL:0512-65213888
※大きな道沿いですが周りは何もなく、工事中の中にポツンと一軒ありました。 -
古い建物の中を改装して使っているのか、外観はかなり重厚な造り。
値段がとっても良心的で、点心は無難においしかったです。
これで旅行記はおしまい。
1泊2日にしてはとても内容の濃い充実した旅行でした。
蘇州はまた来てみたい場所です!
−END−
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この旅行記へのコメント (2)
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- むんさん 2008/11/15 23:28:37
- 東洋のベニス!
- れいこさん、こんばんは!
お久しぶりです。
夜の蘇州の光景!
とっても綺麗ですね〜♪
蘇州でこんなに素敵な光景に出会えるんですね〜。
まさに東洋のベニスといった雰囲気ですね!
実は2年前に蘇州に行ったんですが、日帰りツアーで駆け足で回った
こともあって、運河の街といった光景にほとんど出会えませんでした。
そのときはちょっと期待はずれでがっかり。
今はあまり運河が残っていないのかなぁ〜と思っていたんですが、
蘇州には素敵な運河の光景がまだいっぱい残っているんですね〜。
運河クルーズ〜とても楽しそうですね。
乗ってみたいです。
- れいこさん からの返信 2008/11/18 13:26:37
- RE: 東洋のベニス!
- むんさん、こんにちは!
書き込みありがとうございます。
私も、今年1月に両親が遊びに来たときに日帰りで行ったのですが、そのときは下調べをする時間がなく、運河を見ることができずやはり物足りない気持ちで帰ってきました。
運河については、残念なことにガイドブックにはほとんど載っていないようです。
今回は期待以上によかったので、むんさんもまた機会があればぜひ訪れて見て下さいね!
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