ニカラグアの３日間

2008/08/13 - 2008/08/16

心細い一言。もっと言えば、いきなりお客を預からなくてはいけない、友人が居てくれれば、状況はだいぶ違うんでしょうけれど。治安・経済的な問題もコスタリカと二カラグワ、お隣同志でも事情は点と地ほど違うかも。暗くなり、町に入っても、どの町もひっり、薄暗く人気がない。まぁ、小屋に寝る覚悟もせねば。ホテルに行くって言えば、かえって相手は安心するだろうか。いろいろな思いが駆け巡る。

エリア マナグア(ニカラグア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満

さてさて、ニカラグアとコスタリカ、長年のコスタリカ通い、気が付くと１３年目。なのに、ニカラグア国境近く、カニョネグロ、鳥を見に何度か通いながら、いつもUターン。１つは、治安の悪さ、衛生面の心配、まだまだ、貧困や戦争の傷跡の話を聞くにつれ、浮かれた気分の旅などできない。でも、友人のコスタリカ人、実は大のニカラグア嫌いがいるが・・・その彼が学生時代、１度、旅して見たマナグアの美しさ、「マナグアだけには行って見て」と言う。でも、一方では、マナグアは汚いと・・・綺麗汚いの問題ではないが、思わぬ形でニカラグア国境を越えてしまった。当たり前すぎるが、ニカラグアとコスタリカ、自然環境はとても良く似ていいる。緑豊か、水も多くの湖があり、本来なら豊かな国であっても良いはず、戦争が貧しい国にしてしまった。そして、様々な援助や支援も、政府は良い顔をしない。侵略を懸念しているyのだろうか？ニカラグア人は言う。「政府は我々が貧乏でいることを望んでいる。支援援助をことごとく、断る」確かに、コスタリカでも、支援に入った国が、自然や海を荒らし、密漁や人目のないところで乱開発をしている。そんな噂も聞かれる。

だんだん、ニカラグアが近くなって来た。山からグアナカステの広々とした平野へ。十勝平野より広い。延々と続く草原に傾く夕日を見るのが実は大好き。今日は、生憎の雨模様。

国境に向かう本道。この道はUSAからメキシコを抜け中米を縦断する道。いつか、バイクで走り南アメリカから北アメリカ走りぬけられたら・・・ただ、今は治安が不安で走る勇気はないけれど。

ニカラグアに行くバス。段々、日が傾いていく。きれいな夕日が、今日は不安な風景に。２人のどちらが受け入れてくれるんだろう？ホテルを取る方が、良いような気さえしてきた。

いよいよ国境。なんとなく国と国の境目、緊張感があるのかと思えば、ぬかるんだ１車線の道。パスポートの最終チェゥクも会議用の机１本出して、おじさんが話しながら・・・気楽すぎるかも。ここで、コスタリカの友人２人とバイバイ。見知らぬ２人の女性について、実は大きな不安は、言葉。コスタリカとニカラグア、同じスペイン語なのに、聞きとれない。言葉がうまく通じない。困った。

一晩明けて、朝・・・誰かの声？なんと部屋の前にたくさんの人？「彼女は２日しかニカラグアに居られないから・・どこへ連れて行ってあげよう」でもね、正直、かなり生活そのものは大変なのが、昨晩、一晩だけで、見えてきた。

昨日、知り合った友人のそのまた友人とお母さん。
「大丈夫よ。おかあさん、お化粧して一番良い服着て、ウキウキよ」「アハハハ・・」朝からテンションかなり高い。

今日は有名な観光地と、カルデラ湖へ。仕事があるから３時くらいには戻らなきゃ行けないけれど、行こう」この建物、スペインが侵略した時代に建てられたコロニア建築。この中は・・・なんと

まさしくスペインでよく見るコロニア建築の中庭。そのむく側から、陽気な音楽とキャキャ言う声が反響して表まで、何だろう。

廊下の奥をのぞくと、エッ！ウソでしょう

なんと、たくさんの子供。体育の授業中。唖然、ここは学校だったんですね。

折角だから、記念撮影。友人２人とお母さんに息子。「さて、お茶にする？そろそろ」「町を歩いてから」と言うことで、広場・教会・そしてこの町で一番、高いレストランへ

あら、素敵。内戦で町は破壊されたのに、この町には様々なアンティークなものがきちんと保管されていました。

メキシコの様々な広場でみたものと同じ形のドーム型のコンサートスペース。ここで、スペイン統治時代、チェロやバイオリン・・・の演奏したのかな？周りは着飾った貴族たち、目に浮かびます。

いよいよ、メインの広場。教会はどこだろう？

見えてきました。教会。あら？どうも、皆様、教会に興味なさそう？でも、ちょっと、のぞきたいなぁ

さて、どなたが祭壇にいらしゃるのでしょう。他の方は表で待機。信者じゃないからかな？

マリア様でした。イエスキリストより、その生みの母聖母マリアさまこそが、偉い！聖母マリア信仰＝母親を慕う気持ちがとても強いのは、コスタリカもニカラグアも同じようです。その強さ＝ストレートさ、そして、女性の母性本能、家族への愛の深さ、目にするたびに癒されます。マザコン男性が多いいのも事実ですけれど。蛇足かな。

車が街の中心は入ってこず、昼間は歩行者天国。夜は街灯がともり、かなりロマンチックなんですって。できれば、ここら辺のホテルに１泊したいけれど、レースを作るお店とあそこに、ここに、見せたいものあるのよと、ズンズン歩いていきます。暑くってばて気味。

この後、珍事件が・・・おばあちゃん思いの、気まじめすぎる孫。

「ここよ！この町で一番高いフランス料理屋さん！、入って中見せてもらうと良いわ。」「ちょっと、ドキドキ」「我々は、木陰で先にお茶してても良いかしら」と言うことで、一度、別行動。

素敵。金糸で織られたマリア様のランプが入口に。「こんにちは」どなたもいらしゃいませんが、入りますよ。

まぁ、彫りのしかりした木彫も何点もあり、さすが格式のあるレストラン。

レストランの店内に入ります。何かが変？

なんと空飛ぶイス。ここは、ハーリポッターの世界への入り口かも

人の気配に振り替えると、給仕してくれるのはどうやら彼？修道士様自ら、手にミルク壷を持って登場。

うん・・・不思議。人の気配がするのに、結局、誰もいません。

広場は、たくさんの人がおしゃべりをして、先程の静けさが嘘のよう。さぁ、次に行こう！お腹も空いた詩、きれいな湖を見ながら食事。