０４年ルーマニア～ハンガリー（１）

2004/05/28 - 2004/06/07

東西冷戦の時代、チェコ、ルーマニア、ハンガリーなど社会主義国を「東欧」と一括していましたが、ルーマニアはまったく異質と知った旅でした。

エリア ルーマニア

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー
• 航空会社: オーストリア航空

前夜遅くブカレスト空港着。
ブカレストＹＨ泊。

駅まで歩いていきましたが、途中、市場でサクランボを買いました。
１kg＝200円。

駅まで案内してくれた男性。

シナイアという町へ。
まずは町の名前の由来ともなった、１７世紀に建立されたシナイア僧院。

壁には素敵な画が。

同。

歩いてペレシュ城へ。
「ルーマニアで最も壮麗な城と称えられるほど美しい」（『地球の歩き方』）。

シナイアは「トレッキングルートの出発点」（『地球の歩き方』）というので行ったのですが、悪天でロープウェイの運転中止とのことであきらめ、翌日、ブラショフへ。

バスに乗って、ドラキュラで有名なブラン城へ。
見えますか、左の渡り廊下にいます。

中庭。

また列車に乗り、シギショアラへ。
「現在も中世の面影を色濃く残した街並みには、観光地化されていない素朴な魅力がある」（『地球の歩き方』）。

その街並み。

時計塔。
「１４世紀に、シギショアラが商工ギルドによる自治都市となったのを記念して建てられた、町のシンボル」（『地球の歩き方』）。

山上教会へ続く木造の屋根付き階段。

ホテル・シギショアラに泊まりました。
「０２年にオープン。歴史的な建物を改築したもので、趣がある」（『地球の歩き方』）。
http://www.sighisoarahotels.ro/ende/index.html

同。

夜は、『地球の歩き方』に出ていたルスティクというレストランへ。
『地球の歩き方』を見せると、スタッフが歓声をあげ、回覧していました。

「おはよう」
翌朝、ホテルの部屋の向かいの家の窓。

長距離列車で、ウクライナとの国境、バイア・マーレへ。
ずっと一緒だったおばさん。

ホテルのレストランで。

翌日、バスで、マラムレシュ地方の玄関口、シゲット・マルマツィエィという町へ。

シゲット・マルマツィエィからタクシーで、マラムレシュのサプンツァ村へ。

お墓がユニークで、故人の生前の生活や、それはいいですが、死んだときの場面が、墓標に彫刻されています。

交通事故。

うわー、首を切られた！

タクシーの運転手さん（左）が、墓標づくりの工房へ連れていってくれました。工房の職人さん（右）と。

工房の中。

帰りに、珍しい木造教会へ。
案内してくれた子と。
なお、マラムレシュのお土産については、
http://sam0802.exblog.jp/d2008-11-03

バスでバイア・マーレに帰ると、この小父さんから無理やり粗悪なジュースをおごられました。
と、このあと、「金をよこせ」と言ったので追い返す。
たぶん札付きで、そういやジュースを売った店員の女性が後ろで心配そうにこちらを見ているのに、いま気づきました。

列車で、ハンガリーとの国境に近いサツ・マーレへ。
駅前のホテルに泊まりましたが、これが仰天で、長くなりますのでこれはまた後日、ブログのほうに記させていただきます。

翌日、サツ・マーレ駅のファストフード店で朝食。

さよならルーマニア。
列車の出発前、車窓から。

この旅行記へのコメント （6）

• samolotさん 2008/11/28 13:19:55

  はじめまして！

  私もいつかルーマニアに行ってみたいと思い拝見させていただきました。
  私はお墓＝死＝暗い、みたいなイメージを持っていましたが、こんなちょっとクスッと笑ってしまいそうなお墓、可愛すぎます♪
  あまりの可愛さにコメントせずにはいられませんでした。
  
  またちょこちょこお邪魔させていただきます！
  

  モルゲンロートさん からの返信 2008/11/28 22:43:11

  RE: はじめまして！

  samolotさん、こんばんは！
  ご訪問ありがとうございます。
  ほんと、おっしゃる通り、深刻…どころか悲惨な場面まで、不謹慎ですが思わずクスッ…そうでした。(^_^;)
  いつかルーマニアに行かれたらぜひ訪ねてくださいね。
  
  またちょこちょこ…こちらこそよろしくお願いいたします。(^o^)／

• worldspanさん 2008/11/16 22:17:49

  私もこの地域を旅しました。

  モルゲンロートさん
  はじめまして。私もこの地域を13〜14年前に二度旅しました。当時は私も学生時代でハンガリー語を勉強していたので、マジャール人の多いマラムレシュやトランシルバニアは人懐っこいルーマニア人＋なじみあるマジャール人がすんでいたのでとても旅行がしやすかった印象が強いです。特に私が旅した時代はおそらくルーマニアの物価の安い最後の時代で、サツマーレからブカレストまで夜行列車に乗っても1,000円もかからなかったり、貧乏旅行でＴＡＲＯＭの国内路線を思い切って奮発してクルージからブカレストまでとんだときもわずか３０ＵＳ＄もしなかったことを覚えています。

  モルゲンロートさん からの返信 2008/11/17 22:30:07

  RE: 私もこの地域を旅しました。

  ありがとうございます。
  ｗorldspanさんのルーマニア旅行記、拝見させていただきました。
  懐かしいです。
  そうですか…１０年以上前となりますと、かなり違ったかもしれませんね。
  ルーマニアとハンガリーの差異をブログに書くと言いながら、そのままになっていますが、僕らが行ったときはとにかくルーマニアはどこへ行っても客引きと物乞いが群がってきて、つらかったです。
  
  ｗorldspanさんの旅行記、膨大ですので、また少しずつ読ませていただきますね。
  今後ともよろしくお願いします。m(__)m
  

• mariさん 2008/11/14 17:01:57

  中欧の旅

  モルゲンロートさん
  
  はじめまして*＾＾*
  
  私も2004年に中欧の旅をしていました！（秋でしたが）
  チェコから入ってハンガリー・ルーマニア・ブルガリア・・・と
  抜けていったのですが、この旅の一番の楽しみがルーマニアでした。
  
  「陽気な墓」など、どれも懐かしい景色ばかり！
  
  他の旅行記も、ゆっくり読ませていただきたいと思います。
  
  mari
  

  モルゲンロートさん からの返信 2008/11/14 22:02:56

  RE: 中欧の旅

  ご訪問ありがとうございます。
  マルタに留学、１ヶ月のヨーロッパ旅行…前向きな生き方に敬服します。
  僕らも定年になったらひと月ほど旅に出たいと話しているのですが。
  ０４年にチェコからハンガリー、ルーマニア、ブルガリアへ…そうですか、ぜひお写真アップして見せてください！　楽しみにしています。
  お母様還暦おめでとうございます（僕らももうすぐです）。
  今後ともよろしくお願いします。(^o^)／