2008/09/18 - 2008/09/18
37位(同エリア45件中)
きょうさん
プロヴァンを朝9時頃出発。
D412からA19,A6の高速道路を突っ走って22番出口Avallon方面に出ます。
Avallonの街を抜けてN6を進みSermizelles村へ。
そこからVezelay方面に逆戻りしてD951線を進みます。
前方の丘の上にヴェズレーが見えてくるとAsquins村に到着。
D951に戻り、ヴェズレーへ。
ヴェズレーの丘から降りたところの村がSaint-Pere村。
D958線を進みPierre-Perthuis村、Bazoches村を見学して今夜の宿泊地Bourges(ブールジュ)へ。
Bazoches村までは順調なドライブでしたが、その後、道を間違えて
とんでもない方向へ。ちゃんとした地図も持たずに走ってたので現在地も分からない、携帯も圏外、対向車は10分に1台くらい、という不安と寂しいドライブに。
引き返すのも難しいくらい走ってしまったので、前に走るしかない・・・しかしどこに向かって走ってるか分からない・・・
1時間くらい走ったでしょうか?(気分は3時間くらい走ったように感じましたが)ようやく大きめの街に出て、絶対ここで道を尋ねなければ「ヤバイ」
おじさん2人が道路脇で立ち話をしていたので、ドキドキしなかがら話しかけました。
近づいていっただけで「道に迷ったな」というような笑顔で迎えてくれ(そりゃ、こんな所を日本人が通りがかったら分かるでしょうね)
道に迷ったことを伝えると、「何処に向かってるんだい?」というような事を聞かれ、「ブールジュ」と答えると、二人とも「ブールジュ???」「お前、めっちゃ遠いぞ!」と驚かれる。
「え、そんなに道を外してたの?」と不安になる。
「200分はかかるよ」とも。「ここは何処ですか?」と尋ねると車から地図を出して説明してくれる。ページを3ページくらいめくって、「ここがブールジュだよ」を呆れられました。
「お前、地図を持ってるのか?」と聞かれ「実は持ってないんです」と言うと更に「呆れた!フランスを、それもこんな田舎を地図も待たずに走るなんて、めっちゃ難しいで」と言われる。
ジャンレノ風のおじさんが車からもう1つの地図を出して「お前にやるよ」と。「ええ、お金払いますよ」と言っても受け取ってくれないので甘えることに。その上、「次の街の分かれ道まで俺が送ってやるよ、俺の車の後をついておいで」とまで言ってくれるんです。もう1人の友人と別れの握手をすると車に乗り込み案内してくれました。
分かれ道でもう一度降りて、説明してくれました。「お前、ホテルに電話しておいた方がええで」と言ってくれるけど「フランス語が話せないから電話できません」と言うと「しゃーないやっちゃなぁ、俺がしてやるよ」と。
「アローアロー、○○ホテル?○○って予約してるはずだが、そいつが今○○って村にいてるんだよ、道に迷ってね(笑。すごいだろ、地図も持ってないんやって。そっちに着くのは遅くなるから予約キープしてやってくれよ、じゃぁな」
「メルシーボクー、メルシーボクー」と何度もお礼を言って握手をしました。彼の名前はドニ。ありがとう、ドニ。ほんドニありがとう。
ブールジュに着いたのは夜8時を過ぎていました。
※必ず地図は購入しましょう!
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プロヴァンから少し走ったところ。
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プロヴァンで朝食のつもりでしたが、うまく店も見つからなかったので、高速道路のサービスエリアで食べました。ついでにガソリンも満タンに。
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Sermizelles村の入り口
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Sermizelles村の教会。教会前の郵便局と村役場?みたいな所で切手を買おうとおじいさんに話しかけたら、通じなくて、でも「スタンプ」を押してもらえました。なんだか知りませんがラッキーです。
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静かな街です。物音も無い、人影もない、おだやかな時間が流れてました。
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Asquinsの街並み。街の中心が何処なのか、分かりませんでした。
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ヴェズレーの街の入り口
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坂の下の駐車場に車を停めました。有料なのか、パーキングの機械があったので、2ユーロ払いました。多分払ってない人、多いと思います。
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誰かの旅行記にもありましたブーブーの写真です。
アンティークショップでした。 -
アンティークショップからの眺めはとても良いですよ。
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どんどん坂道を上っていきましょう。
メイン通りは観光客も車もお土産屋さんも多いです。 -
ランチを食べたBARです。
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BARの店内の写真
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サント・マドレーヌ教会
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ロマネスク様式
とっても可愛くて、愛嬌があります。
キリストもなんだかお茶目な感じでしたよ。 -
1946年、世界平和を祈り、各地から運ばれた十字架です。
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運ばれた十字架の中でも、この十字架はとても意味のある十字架です。
ドイツ兵が運んだ十字架で、当時恐れられたナチス兵が自分達の犯した罪を償うためか?破壊した街の柱で十字架を作り、運んで来たそうです。それを集まった皆が受け入れたそうです。
世界平和を祈りました。 -
教会裏の庭です。とっても気持ちのいい場所で、景色も素晴らしいです。
リスもいましたよ。 -
少し靄がかかっていましたが、サン・ペレの村も見えました。
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サン・ペレの街です。
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川が流れています、サン・ペレ村
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次の村「Pierre-Perthuis」の表示がありました。
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ちゃんと教会もあるんですよ
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旅の相棒も写ってます、サン・ペレ村
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村の風景はあんまりでした。
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Bazoches村です。お城もあるんですが、どこから入るのか分かりませんでした。
この後、道に迷います・・・
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この旅行記へのコメント (1)
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- きょうさん 2008/12/10 12:33:31
- 後日談
- 金曜日、映画を観て帰宅するとポストに何やら大きな郵便が入ってる。ベルメゾンのカタログ並みの大きさ。
手に取ると、宛名が英語で書かれてる・・・もしや???
そう、今年のフランス旅行で道に迷った時に、親切に地図をくれて、道案内をしてくれた「ドニ」からです。
日本に帰ってからドニの親切に何か贈りもの(日本的な)をしたいと考え、本屋で富士山の写真集を見つけ(英語で解説されている)、なんとかフランス語でお礼のカードを添えて送ったんです。フランスの田舎まで無事届いたかなぁ、と思っていましたが、まさか、ドニから贈りものが届くなんて!
中身はブルゴーニューの写真集とブルゴーニュの歴史や街の紹介を絵と写真で解説した本。カードが入っていて、「綺麗な写真集をありがとう」とか、「この本が次のフランス旅行への助けになるでしょう、来るんでしょう?」とか書いてくれてました。
ブルゴーニュの写真集なんて、もう最高っす!また行きたくなってきたよぉぉぉ。
ほんドニありがとう!
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