ヴェズレー旅行記(ブログ) 一覧に戻る
プロヴァンを朝9時頃出発。<br />D412からA19,A6の高速道路を突っ走って22番出口Avallon方面に出ます。<br />Avallonの街を抜けてN6を進みSermizelles村へ。<br />そこからVezelay方面に逆戻りしてD951線を進みます。<br />前方の丘の上にヴェズレーが見えてくるとAsquins村に到着。<br />D951に戻り、ヴェズレーへ。<br />ヴェズレーの丘から降りたところの村がSaint-Pere村。<br />D958線を進みPierre-Perthuis村、Bazoches村を見学して今夜の宿泊地Bourges(ブールジュ)へ。<br />Bazoches村までは順調なドライブでしたが、その後、道を間違えて<br />とんでもない方向へ。ちゃんとした地図も持たずに走ってたので現在地も分からない、携帯も圏外、対向車は10分に1台くらい、という不安と寂しいドライブに。<br />引き返すのも難しいくらい走ってしまったので、前に走るしかない・・・しかしどこに向かって走ってるか分からない・・・<br />1時間くらい走ったでしょうか?(気分は3時間くらい走ったように感じましたが)ようやく大きめの街に出て、絶対ここで道を尋ねなければ「ヤバイ」<br />おじさん2人が道路脇で立ち話をしていたので、ドキドキしなかがら話しかけました。<br />近づいていっただけで「道に迷ったな」というような笑顔で迎えてくれ(そりゃ、こんな所を日本人が通りがかったら分かるでしょうね)<br />道に迷ったことを伝えると、「何処に向かってるんだい?」というような事を聞かれ、「ブールジュ」と答えると、二人とも「ブールジュ???」「お前、めっちゃ遠いぞ!」と驚かれる。<br />「え、そんなに道を外してたの?」と不安になる。<br />「200分はかかるよ」とも。「ここは何処ですか?」と尋ねると車から地図を出して説明してくれる。ページを3ページくらいめくって、「ここがブールジュだよ」を呆れられました。<br />「お前、地図を持ってるのか?」と聞かれ「実は持ってないんです」と言うと更に「呆れた!フランスを、それもこんな田舎を地図も待たずに走るなんて、めっちゃ難しいで」と言われる。<br />ジャンレノ風のおじさんが車からもう1つの地図を出して「お前にやるよ」と。「ええ、お金払いますよ」と言っても受け取ってくれないので甘えることに。その上、「次の街の分かれ道まで俺が送ってやるよ、俺の車の後をついておいで」とまで言ってくれるんです。もう1人の友人と別れの握手をすると車に乗り込み案内してくれました。<br />分かれ道でもう一度降りて、説明してくれました。「お前、ホテルに電話しておいた方がええで」と言ってくれるけど「フランス語が話せないから電話できません」と言うと「しゃーないやっちゃなぁ、俺がしてやるよ」と。<br />「アローアロー、○○ホテル?○○って予約してるはずだが、そいつが今○○って村にいてるんだよ、道に迷ってね(笑。すごいだろ、地図も持ってないんやって。そっちに着くのは遅くなるから予約キープしてやってくれよ、じゃぁな」<br />「メルシーボクー、メルシーボクー」と何度もお礼を言って握手をしました。彼の名前はドニ。ありがとう、ドニ。ほんドニありがとう。<br />ブールジュに着いたのは夜8時を過ぎていました。<br />※必ず地図は購入しましょう!

フランス~中世の風にふかれて~その3 Vezelayと周辺の村

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2008/09/18 - 2008/09/18

37位(同エリア45件中)

1

28

きょう

きょうさん

プロヴァンを朝9時頃出発。
D412からA19,A6の高速道路を突っ走って22番出口Avallon方面に出ます。
Avallonの街を抜けてN6を進みSermizelles村へ。
そこからVezelay方面に逆戻りしてD951線を進みます。
前方の丘の上にヴェズレーが見えてくるとAsquins村に到着。
D951に戻り、ヴェズレーへ。
ヴェズレーの丘から降りたところの村がSaint-Pere村。
D958線を進みPierre-Perthuis村、Bazoches村を見学して今夜の宿泊地Bourges(ブールジュ)へ。
Bazoches村までは順調なドライブでしたが、その後、道を間違えて
とんでもない方向へ。ちゃんとした地図も持たずに走ってたので現在地も分からない、携帯も圏外、対向車は10分に1台くらい、という不安と寂しいドライブに。
引き返すのも難しいくらい走ってしまったので、前に走るしかない・・・しかしどこに向かって走ってるか分からない・・・
1時間くらい走ったでしょうか?(気分は3時間くらい走ったように感じましたが)ようやく大きめの街に出て、絶対ここで道を尋ねなければ「ヤバイ」
おじさん2人が道路脇で立ち話をしていたので、ドキドキしなかがら話しかけました。
近づいていっただけで「道に迷ったな」というような笑顔で迎えてくれ(そりゃ、こんな所を日本人が通りがかったら分かるでしょうね)
道に迷ったことを伝えると、「何処に向かってるんだい?」というような事を聞かれ、「ブールジュ」と答えると、二人とも「ブールジュ???」「お前、めっちゃ遠いぞ!」と驚かれる。
「え、そんなに道を外してたの?」と不安になる。
「200分はかかるよ」とも。「ここは何処ですか?」と尋ねると車から地図を出して説明してくれる。ページを3ページくらいめくって、「ここがブールジュだよ」を呆れられました。
「お前、地図を持ってるのか?」と聞かれ「実は持ってないんです」と言うと更に「呆れた!フランスを、それもこんな田舎を地図も待たずに走るなんて、めっちゃ難しいで」と言われる。
ジャンレノ風のおじさんが車からもう1つの地図を出して「お前にやるよ」と。「ええ、お金払いますよ」と言っても受け取ってくれないので甘えることに。その上、「次の街の分かれ道まで俺が送ってやるよ、俺の車の後をついておいで」とまで言ってくれるんです。もう1人の友人と別れの握手をすると車に乗り込み案内してくれました。
分かれ道でもう一度降りて、説明してくれました。「お前、ホテルに電話しておいた方がええで」と言ってくれるけど「フランス語が話せないから電話できません」と言うと「しゃーないやっちゃなぁ、俺がしてやるよ」と。
「アローアロー、○○ホテル?○○って予約してるはずだが、そいつが今○○って村にいてるんだよ、道に迷ってね(笑。すごいだろ、地図も持ってないんやって。そっちに着くのは遅くなるから予約キープしてやってくれよ、じゃぁな」
「メルシーボクー、メルシーボクー」と何度もお礼を言って握手をしました。彼の名前はドニ。ありがとう、ドニ。ほんドニありがとう。
ブールジュに着いたのは夜8時を過ぎていました。
※必ず地図は購入しましょう!

  • プロヴァンから少し走ったところ。

    プロヴァンから少し走ったところ。

  • プロヴァンで朝食のつもりでしたが、うまく店も見つからなかったので、高速道路のサービスエリアで食べました。ついでにガソリンも満タンに。

    プロヴァンで朝食のつもりでしたが、うまく店も見つからなかったので、高速道路のサービスエリアで食べました。ついでにガソリンも満タンに。

  • Sermizelles村の入り口

    Sermizelles村の入り口

  • Sermizelles村の教会。教会前の郵便局と村役場?みたいな所で切手を買おうとおじいさんに話しかけたら、通じなくて、でも「スタンプ」を押してもらえました。なんだか知りませんがラッキーです。

    Sermizelles村の教会。教会前の郵便局と村役場?みたいな所で切手を買おうとおじいさんに話しかけたら、通じなくて、でも「スタンプ」を押してもらえました。なんだか知りませんがラッキーです。

  • 静かな街です。物音も無い、人影もない、おだやかな時間が流れてました。

    静かな街です。物音も無い、人影もない、おだやかな時間が流れてました。

  • Asquinsの街並み。街の中心が何処なのか、分かりませんでした。

    Asquinsの街並み。街の中心が何処なのか、分かりませんでした。

  • ヴェズレーの街の入り口

    ヴェズレーの街の入り口

  • 坂の下の駐車場に車を停めました。有料なのか、パーキングの機械があったので、2ユーロ払いました。多分払ってない人、多いと思います。

    坂の下の駐車場に車を停めました。有料なのか、パーキングの機械があったので、2ユーロ払いました。多分払ってない人、多いと思います。

  • 誰かの旅行記にもありましたブーブーの写真です。<br />アンティークショップでした。

    誰かの旅行記にもありましたブーブーの写真です。
    アンティークショップでした。

  • アンティークショップからの眺めはとても良いですよ。

    アンティークショップからの眺めはとても良いですよ。

  • どんどん坂道を上っていきましょう。<br />メイン通りは観光客も車もお土産屋さんも多いです。

    どんどん坂道を上っていきましょう。
    メイン通りは観光客も車もお土産屋さんも多いです。

  • ランチを食べたBARです。

    ランチを食べたBARです。

  • BARの店内の写真

    BARの店内の写真

  • サント・マドレーヌ教会

    サント・マドレーヌ教会

  • ロマネスク様式<br />とっても可愛くて、愛嬌があります。<br />キリストもなんだかお茶目な感じでしたよ。

    ロマネスク様式
    とっても可愛くて、愛嬌があります。
    キリストもなんだかお茶目な感じでしたよ。

  • 1946年、世界平和を祈り、各地から運ばれた十字架です。

    1946年、世界平和を祈り、各地から運ばれた十字架です。

  • 運ばれた十字架の中でも、この十字架はとても意味のある十字架です。<br />ドイツ兵が運んだ十字架で、当時恐れられたナチス兵が自分達の犯した罪を償うためか?破壊した街の柱で十字架を作り、運んで来たそうです。それを集まった皆が受け入れたそうです。<br />世界平和を祈りました。

    運ばれた十字架の中でも、この十字架はとても意味のある十字架です。
    ドイツ兵が運んだ十字架で、当時恐れられたナチス兵が自分達の犯した罪を償うためか?破壊した街の柱で十字架を作り、運んで来たそうです。それを集まった皆が受け入れたそうです。
    世界平和を祈りました。

  • 教会裏の庭です。とっても気持ちのいい場所で、景色も素晴らしいです。<br />リスもいましたよ。

    教会裏の庭です。とっても気持ちのいい場所で、景色も素晴らしいです。
    リスもいましたよ。

  • 少し靄がかかっていましたが、サン・ペレの村も見えました。

    少し靄がかかっていましたが、サン・ペレの村も見えました。

  • サン・ペレの街です。

    サン・ペレの街です。

  • 川が流れています、サン・ペレ村

    川が流れています、サン・ペレ村

  • 次の村「Pierre-Perthuis」の表示がありました。

    次の村「Pierre-Perthuis」の表示がありました。

  • ちゃんと教会もあるんですよ

    ちゃんと教会もあるんですよ

  • 旅の相棒も写ってます、サン・ペレ村

    旅の相棒も写ってます、サン・ペレ村

  • 村の風景はあんまりでした。

    村の風景はあんまりでした。

  • Bazoches村です。お城もあるんですが、どこから入るのか分かりませんでした。<br />この後、道に迷います・・・

    Bazoches村です。お城もあるんですが、どこから入るのか分かりませんでした。
    この後、道に迷います・・・

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この旅行記へのコメント (1)

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  • きょうさん 2008/12/10 12:33:31
    後日談
    金曜日、映画を観て帰宅するとポストに何やら大きな郵便が入ってる。ベルメゾンのカタログ並みの大きさ。
    手に取ると、宛名が英語で書かれてる・・・もしや???
    そう、今年のフランス旅行で道に迷った時に、親切に地図をくれて、道案内をしてくれた「ドニ」からです。
    日本に帰ってからドニの親切に何か贈りもの(日本的な)をしたいと考え、本屋で富士山の写真集を見つけ(英語で解説されている)、なんとかフランス語でお礼のカードを添えて送ったんです。フランスの田舎まで無事届いたかなぁ、と思っていましたが、まさか、ドニから贈りものが届くなんて!
    中身はブルゴーニューの写真集とブルゴーニュの歴史や街の紹介を絵と写真で解説した本。カードが入っていて、「綺麗な写真集をありがとう」とか、「この本が次のフランス旅行への助けになるでしょう、来るんでしょう?」とか書いてくれてました。
    ブルゴーニュの写真集なんて、もう最高っす!また行きたくなってきたよぉぉぉ。
    ほんドニありがとう!

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