帝国ホテル中央玄関　を　感じる

2008/09/13 - 2008/09/13

さて、三連休です。今年の秋はいろいろと見て回ろうと思ってます。

今日は、明治村に移築保存された「帝国ホテル中央玄関」です。


うーん。いいですね。

大谷石だとか、水平性だとか、幾何学的デザインだとか、いろいろ予備知識はありましたが、一番気に入ったのは「動作」と「視線」の関係ですね。

写真と共に感じたままレポートします。

エリア 犬山(愛知)

ぐっとくる柱です。

遺跡のようでもあります。

椅子に腰掛けて、外を眺めると、ひさしが透けて光が入ってきます。なるほどのディテールですね。

立っているとわかりませんが、座ってみると外の様子がうかがえる位置に窓がありますね。

コチラも座った目線。空間のひろがりを感じることができます。

照明と柱のディテール。

単純なパターンと素材感とのハーモニー。

二階から見た正面エントランス。

重々しい空間になりそうなところを、タテの光のつながりが何となくつなげてます。

正面エントランスから右に入っていくと二階スラブ下に一面の開口部。

この辺もエントランスを広々と見せてますね。

外壁ディテール。

先ほど内側から見た、ひさしや足元開口部の様子がよくわかります。