
2008/09/29 - 2008/09/29
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横浜臨海公園さん
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「紀尾井坂の変」とは明治11年(1879年)5月14日朝、2頭立て馬車で通勤途上に、時の宰相大久保利通公が石川県士族島田一郎はじめ6名の者に襲撃され暗殺された事件です。
当時の日本は西南の役が終結した事で一連の士族に依る反乱事件が終結し、日本が内乱混乱状態から内治平定への移行時期だったとされる初期に相当する時代で、その政治上に於ける実質上の頂点に君臨したのが大久保利通であり、その死は明治政府にとって計り知れぬほどの大打撃だったと言われています。
表紙の写真は紀尾井坂の変で主犯の島田一郎が大久保利通惨殺時に使用し警視庁に証拠品として押収された日本刀と鞘。
警視庁本庁舎内特別資料室保存(一般非公開)。
警視庁の特別許可を得て撮影。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
-
五流尊瀧院
大久保利通が紀尾井坂の変の際に乗車していた馬車が保管されている寺です。
倉敷市林952
?: 086−485−0027 -
紀尾井坂の変の際に乗車していた馬車?
右前方から撮影。 -
紀尾井坂の変の際に乗車していた馬車?
左扉付近。
車輪部分に既に防振用板バネが使用されているのを発見し驚かされました。 -
紀尾井坂の変の際に乗車していた馬車?
漆は剥げ落ち経年変化に依る損傷が著しい。 -
紀尾井坂の変の際に乗車していた馬車?
右扉付近を拡大。
血痕と島田一郎が振り上げた日本刀が当たった痕跡が130年弱経過した今日でも判っきり解る状態。 -
大久保利通殺害時の際に犯人が使用し警視庁が証拠品として押収した日本刀
先端部分刃先が欠損しているのは、犯人の島田一郎が刀を振り上げた際に、大久保利通が乗っていた馬車に当り折損したのが原因。
警視庁に依り証拠品として押収され保管されていたもの。
刀に僅かな曇が見られる。
関東大震災の際に警視庁本庁舎が被災炎上の際も無事。
警視庁本庁舎特別資料室保存。
一般非公開。
特別公務用務者以外、部外者の警視庁本庁舎内部は一切立入不可。
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