2008.9 『メープル街道の紅葉を見たくて』レンタカー２４００キロの旅【６】…モントリオール

2008/09/13 - 2008/09/20

９月１６日(火)

午前８時半キングストン出発。
約２９０ｋｍを、３時間でモントリオール到着。(制限速度、と言っても１００kmだけど、をちゃんと守ってですよ〜!)

今回はレンタカーで回ると言うことで、大都市はなるべく避けるつもりでいた。
何せ北海道の田舎者、東京などの首都高でさえ怖くて乗れないのに、知らない土地それも外国の大都市なんて考えるだけでも恐ろしい…(笑)

でも、我が家の目的地「イースタンタウンシップス」に行くにはモントリオールを通過する。
せっかく通るのに、寄らないのはさすがにもったいないと言うことでちょっとだけ立ち寄ることに。
だって、もう二度と来る事がないかもしれないし…と言うより来れない…

でもね〜、やっぱり大変でしたよ、都会の道路は！
ありがたくもついていて助かったナビだけど、３００ｍ前にならないとどっちの車線に寄るか教えてくれないので、降り損ねたり、違う道路に入ったりを繰り返しながらのハラハラドキドキのモントリオール突入！

そんな苦労をしながら、目的は「ノートルダム教会」だけ！
それも「セリーヌ・ディオン」が結婚式を挙げた教会！と言うミーハー的動機のおばかな私のわがままだったのです〜^^;
滞在時間２時間半のモントリオールでした。

《日程》
　
　　　　9/13(土)　トロント→ナイアガラ　　　SHERATON ON THE FALLS・２泊
　　　 9/14(日)　ナイアガラ観光　　　　　　
　　　　9/15(月)　ナイアガラ→ガナノクェ・サウザンアイランズクルーズ→キングストン　　　　HOLIDAY INN KINGSTON-WATERFRONT
本編→9/16(火)　キングストン→モントリオール→イースタンタウンシップス　　　　　HOTEL ET SPA ETOILE-SUR-LE-LAC
　　　　9/17(水)　イースタンタウンシップス→サン・ソヴェール・デ・モン→モン・トレンブラン　　　　　FAIRMONT TREMBLANT・２泊
　　　　9/18(木)　モン・トレンブラン観光
　　　　9/19(金)　モン・トレンブラン→オタワ　　　　HILTON LAC-LEAMY
　　　　9/20(土)　オタワ→アルゴンキン州立公園→トロント　　　　CHERATON GATEWAYHOTEL

エリア モントリオール(カナダ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 航空会社: JAL

午前８時半、キングストンを出発して、一路モントリオールまで走ります。

ちょうど通学時間帯だったのですね〜。
旅行出発前に「教えてトラベラー」でレンタカーで回ることに関しての質問を出したところ、ほとんどの皆さんが「スクールバスには気をつけて！」と教えてくださった、その問題のスクールバスです。

ハザードをつけてちょうど停まったところのようです。
停留所には子供の姿も見えますね。
バスの後ろの車は、ちゃんと停まって待ってますね〜。
と、言うこちらも停まって待っていなければならないのです。
でも、それがスムーズな流れで感心してしまいます。

カナダの田舎の道はほとんどこんな感じです。

北海道の高速もこんな感じですが…（苦笑）
最高速度は１００km。
ナビの時間計算も１００kmでしているところが、日本と違う。
ただハンドルが重たいので、運転している夫は結構きついものがあると言っていました。

お〜、なんとなく紅葉が始まってきている感じ♪

最初の田舎道のような道路の後は、モントリオールの首都高のような複雑な道路をやっとの思いで潜り抜け、たどり着いたのは…

「ノートルダム・ド・ボンスクール教会」
モントリオール最古の石造りの教会。旧港のそばにあります。(もちろん海ではありませんよ)

本当は「ノートルダム教会(Basilique Notre-Dame)」に行きたかったんだけど、ナビをどう入れ間違ったのかついたのはここ。
途中、近くで工事をしていたお兄さん(？)たちに聞いたらここでいいというんだけど…

とても車でうろうろ歩ける雰囲気じゃないし、距離的にも１kmにも満たない範囲で歩いてまわれそうなので、近くの有料駐車場に止めて、歩くことにしました。駐車料金１４ドル。

ど派手なバス！
観光バスてしょうね、もちろん。

ジャック・カルティエ広場

市庁舎から旧港に向かって伸びている細長い広場。
ワゴンや、ちょっとしたカフェなどがありおしゃれ〜な雰囲気。
ちょっと坂になっています。

そばのビルに「ジャック・カルティエ広場」のプレート

裁判所。この右手に市庁舎があります。

新しい裁判所。

マクドナルドみっけ〜!
目印に覚えておいたんだけど、結局ゆっくり食事する時間がないので、お昼ご飯はモントリオールまで来てマックでした。^^;
でも、食べられるだけいいか…
最近はお昼抜きが多かったから〜(笑)

さぁ「ノートルダム教会」にやってきました。

モントリオールに来る目的はここといってもいいくらい！
北米最大規模のカトリック教会ということですが、宗教にも教会にも関心が無い我が家(特に私だけと…^^;)がここを目的に選んだのは…

そう、ご存知「セリーヌ・ディオン」が結婚式を挙げた教会だから！
息子たちにもミーハーといわれる私としては、はずせない場所でしょう!

ガイドブックなどには、一つ前の写真がよく載っているのでまわりは広場になっているのかな、と思っていたら、意外と街中のビルに囲まれているのはちょっと意外だったかな〜。

通りをはさんで向かい側にちょっとした広場（ダルム広場）があるので、前景を撮るならその広場からがお勧めです。

馬車が良く似合う風景ですね。

中に入るといきなりこの圧倒される、豪華、荘厳な内部。
このブルーの雰囲気に惹かれて、実際にこの目で見たかったものの一つなのです。
単なるミーハーだけでは無いのですよ〜。(笑)

さてさて、またまた入場料の？？？
Ａガイドブックでは４ドル、Ｂガイドブックでは３ドル、Ｃガイドブックでは１０ドル（差がありすぎ！）
さて、その正解は…
二人で１０ドルでした〜！
まぁ、一番高い金額を予想しておけば良い訳すね。

教会と言うより、「劇場」と言う感じがします。

何か演奏会でもあるのでしょうか、椅子が並べられています。

正面の華やかさとがらりと雰囲気が違いシックな両サイド。

パイプオルガン。

どんな音色なんでしょう。
聞いてみたいですね。

階段のようですが、装飾が凄い！
手の込んだ芸術品ですね。

「祈りの火」とでもいうのでしょうか…
写真を撮っている間も数人の方が火を灯しお祈りされていました。

凄いステンドグラス！

有名なようですが、ステンドグラスにも興味がない我が家はアッサリと…

トイレを拝借に、地下に降りて戻ってくる途中、ついでにうろうろしていたら…

ちょうどあの正面の豪華なステージのようなスペースの真裏に当たるところに、こんな落ち着いた「チャペル」がありました。

私達が行ったときには、中で一人お祈りしている人がいらっしゃり、ドアには鍵がかけられその外で数人の観光客の方達が待っている様子。
一緒になって待ってみると、お祈りが終わったのか、鍵がはずされどうやら中に入れるようです。

ガイドブックに載っている有名な豪華な場面とは違い、落ち着いて暖かな雰囲気のお部屋です。
気のぬくもりが感じられ、神聖な空気も感じられる、まさしくここが「教会」なのでしょうね。

派手な装飾はないけれど、すばらしい彫刻が施されています。

これが普通の大きさなのでしょうね。
教会の中にもう一つ教会がある…
大きい…

説明は出来ないのでこれを含め４枚は写真だけご覧ください。

建物正面の左側の道路から後ろに廻って見た、ちょっと裏側のノートルダム教会。

大きい通りと通りを結ぶ道路も、ちょっとした公園のようなつくりになっています。
ステキですね〜。

樹は「黒かえで」でしょうか。

ノートルダム教会を後にして、まずは来る途中で見かけたマクドナルドで昼食。

駐車場までぶらぶら歩いて３０分。
車を出す前に、一番最初に行った教会「ノートルダム・ド・ボンスクール」の隣にある「マルシェ・ボンスクール」に入ってみました。

連邦議会場として使用された由緒ある建物らしいですが、今はケベックの工芸品等を売るおしゃれなショップやレストランが入るモールとなっているようです。
ただあまり人が入っていない…
どこも施設再利用はそんなものか…

この、旧市街と言われるあたりは、こんな石畳の道路…
まさしくヨーロッパの雰囲気ね〜
さすが「北米のパリ」と言われるモントリオールだわ。
しかし、歩きにくいし、車もがたがた大揺れ！

さ、そろそろ時刻は午後２時。
イースタンタウンシップスまで１２２km、１時間半はかかるから早く移動しなくちゃ!

　　……【７】イースタンタウンシップスに続く……