白い雲たなびく国の湯けむりの町～ロトルアをさらりと通過

2008/07/10 - 2008/07/17

ひたすらの～んびりしたファームステイの後は
駆け足でロトルアへ向かいます。

ロトルアは温泉町で
町中のあちこちの岩の割れ目などから湯気が吹き上げ
なんと湖の水面からも湯気がたちのぼっているんです。

エリア ロトルア(ニュージーランド)

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

ここはアグロドームという観光農場。
「人よりも羊が多い」といわれる国に来て
ようやく羊さんたちに遭遇〜。

今　牧羊犬が羊たちをまとめているところ。
おみごとおみごと〜！

羊もかわいいけど　
犬もかわいくて賢くてかっこいい！
その犬を笛で操るお兄さんもかっこよくって（笑）。

これまで羊飼いという古来の職業に
漠然〜としたイメージしか持っていなかったのですが、
西洋の神話などで　しばしば美形の羊飼いが
神さまの心を奪ったりする設定のわけが　
ハタと了解できました＾＾

ここではアルパカにも会えます。
首が太くてかわいいわぁ。
見てると笑みがこぼれちゃう。
顔にもなんだか愛嬌があって＾＾

エミューにも会えます。
けっこう人なつこくて、
エサをあげることもできるんですよ。

そのほか　シカやダチョウや
ミニチュア馬　ミニチュア牛などなどにも会え、
動物好きな人にとっては大興奮の場所かも。

ふわっふわの愛くるしい
マスコットさんたちや

極上のウール製品も買えます。
手ざわり抜群で　あったかそう〜。。

これは糸ですが、
もちろんセーターやマフラーに編まれた
完成品も買えますし、

糸になる前の羊毛だって買えちゃいます。

…買ってどう使うんだかわからないけど（笑）。

紡ぎ車の展示コーナー。

う〜ん　くるくる回して実演しているところが見たい。
これも西洋の昔話には欠かせない小道具ですもんね。

遊覧飛行もよろしければどうぞ〜。

真っ赤なヘリコプターが
緑に映えてきれい！

こちらは　テ・プイアという観光施設です。

ぼんぼんと吹き上げる間歇泉に
虹がかかっています！

別府の地獄巡りに似てる〜
と思ったら
やっぱり別府市と姉妹都市なんだそうです。

でも別府よりももっとワイルドな感じ。

テ・プイアには　先住民族マオリの文化を
紹介するエリアもあります。

たとえばマオリの集会所や穀物倉庫が
こんな風に屋外に再現されていますし

そうした建物を飾る伝統的な彫刻や
その職人を育てる工芸学校の見学もできます。

工芸学校にはマオリの血をひく人しか
入学できないんですって。

そしてロトルア湖。
ここには水上飛行機が！

これから遊覧航行＆飛行を楽しむファミリーが
ちょうど乗り込んでいくところでした。
いいなぁあ。。。。。

ヘリコプターはあんまり羨ましくなかったけど
これはすごく羨ましい！！

マオリ語でニュージーランドは
「アオテアロア（白い雲が長くたなびく土地）」
というそうです。

お天気が変わりやすいのも
雲の流れが速いからだそうで
確かに　空をゆく雲のダイナミックな表情には
しばしば目を奪われました。

さて　ここは何でしょう？

温泉町なんだから　温泉の大浴場でしょ？
というふうに見えますが
そうじゃありません。
温泉のプールなんですよ。
水着で入るんです。
洗い場はありません。

でも泳ぐほどの距離はないし
浸かる以外にすることなさそう…困ったなぁ
と、浸かりもしないで困ってしまった私でした。

湖の夜明けに期待して
さあ　朝のお散歩　お散歩。

まだ真っ暗なうちから
おびただしいカモメの鳴き声が
あたりに響いていました。

雲の動きが本当に速い…

三脚にセットしていらっしゃるのは
カメラですか？　双眼鏡ですか？

湖畔にたたずむ二人連れが見入っているのは
湖面にたちこめる湯けむりと
それを背景にしたカモメの大群です。

砂州の上の白い点々は
全部カモメなんですよ。

水面に突き出した杭の一本一本にも
カモメがとまっているんですよ〜＾＾

ゆらめく湯気の向こうに見えているのは、
ちょうど１００年前に建てられた
チューダーゴシック様式が美しいロトルア博物館。

あの博物館も　ホテルの隣のポリネシアン・スパも
時間があれば行ってみたかったな〜。。。

さらっと１泊しただけの
ロトルアで一番　印象に残ったのは
湯気とカモメでいっぱいの
この湖の夜明けになりました！

この旅行記へのコメント （2）

• waterlilyさん 2008/11/05 12:32:21

  ふわふわ〜♪

  huwaさん、ロトルアの旅行気にもお邪魔しました。
  羊たちが可愛い〜☆
  そして、ほんとほんと牧羊犬も可愛くて賢くてかっこいいですよね。私もNZの南島で牧場見学に行き、そのかっこ良さに惚れぼれしてしまい大感動、今でも忘れられない思い出となっています。
  
  そうそう、同じく牧場で糸になる前の羊毛をお土産に頂きました。同じくやはり使い道が解らなくて……で、羊毛は今ではどこかへいってしまったのですが、huwaさんのお写真にあるようなフワフワの可愛い羊のぬいぐるみをお土産に買って来ました。
  と書いて、もしかしてhuwaさんのフワはフワフワのフワ？と思ってしまいました(*^_^*)
  ロトルアにはアルパカもいるのですね。これもまたフワフワで可愛い〜♪
  
  ニュージーランドは雲の流れが速いのですか。モスクワもそうだったのですが似ていますね。ほんと、雲のダイナミックな動きには目も心も奪われますよね。
  夜明けの湖も何て美しい〜☆
  早起きするとこんなに素晴らしい自然のプレゼントがあるのですね。私もこれから旅先では早起きしようと思いました(^^)
  もう一度、美しい旅行記をありがとうございました！

  huwaさん からの返信 2008/11/07 03:08:07

  ほんとにありがとうございます！

  waterlilyさん＾＾こんにちは！
  
  ロトルア旅行記にもご訪問いただきまして　ありがとうございます〜！
  羊の群れを上手にあやつる牧羊犬の動き、いちど見てみたいと思っていたら、
  ここでその願いがかなって、も〜夢中になって見入ってしまいました！
  私、羊があんなに速く走れるなんて知らなくて…（笑）　
  あ〜これじゃあ人間の足では及ばないなあ、犬の力を借りないと！
  って納得したんですよ＾＾
  
  waterlilyさんはニュージーランドの南島に行かれたんですね！
  南島は北島に比べて、よりいっそう自然の豊かさを味わうことができると聞いています。
  ロトルアも、他の方々の旅行記を拝見していますと、
  もっともっと自然の面白さを味わえる地だったようです。
  日程の都合で　さ〜っと通り過ぎることしかできなかったのが残念…。
  でも、夜明けの湖の美しさだけは、本当にすてきなプレゼントをいただいた！
  と思えるものでした。
  
  私の名前のhuwaは、たんぽぽの綿毛みたいに
  風まかせで気ままな旅をしたい…という気持ちでつけました＾＾
  ニュージーランドではツアーだったので、あんまり気ままには動けませんでしたけど、
  決められた起床時間より早く起きるぶんには自由なので
  はりきって早起きして　お散歩に出かけたんです。
  そしたら晩秋のことですので、夜明けが遅くて、真っ暗でなんにも見えなくて、
  一度引き返したりして（笑）。
  でもその真っ暗な中でも　カモメの鳴き声はものすごく響き渡っていました。
  
  鳥が鳥目っていうのは本当かしら？
  まだ真夜中としか思えない闇の中で、目を覚まして朝を告げてくれるのは
  いつもどこででも　鳥たちですよね〜？
  夜明け前の空に　人間の目には見えない最初の光を　鳥たちは見ている…
  そんなことを思って　心揺さぶられた　ロトルアの朝でした。
  
  そうそう、waterlilyさんのモスクワ旅行記を拝見したとき　実は私も
  空の雲の表情に　ニュージーランドと共通するものを感じたのです。
  ポストカードにさせていただいた　赤の広場のお写真も
  魅力のひとつは　雲の流れのダイナミックさを感じられることでした！
  もしかして　モスクワは北極に　ニュージーランドは南極に　近いからかしら？
  などと　ひどく単純なことを思いつき、
  今ちょっと　地球儀を回して　北極からモスクワまでの距離と
  南極からニュージーランド北島の距離を比べてみたんですけど
  う〜ん…　よくわかりませんでした…＾＾；
  どちらも　日本よりは　極にだいぶん近いみたいですけど。。。。
  こんなこと言ってると　気象学の専門の方に笑われそうですね！
  （でもどこかで気象学の専門の方にお会いできたら　マジメに質問してしまいそうです）
  
  ではでは＾＾また！
  本当にありがとうございました！
  huwaより。