2008/08/14 - 2008/08/18
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planetgingaさん
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8月16日は6輪駆動車にてアヴァチャ火山のベースキャンプ地(標高約800m)を目指し、ここからアヴァチャ高原フラワーウォッチングをした。雨天の中、デジイチカメラが使えず壊れてもいいコンパクトカメラでの撮影だったのであまりいい写真が撮れなかったが花をメインに構成してみた。
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ウラジオストク航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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アバチャ高原を行く6輪駆動車。
荒れた川底を喘ぐようにゆっくりベースキャンプ地まで登って行く。ここでトイレ休憩となったがもちろん青空トイレである。男性は左、女性は右側の茂みへとおもむろに消えていった。外国旅行では初めての経験であった。全員子供の頃を思いだしたに違いない。ヒグマのテリトリーに人間がマーキングをした。きっと怒っているかも知れない。 -
アバチャ山麓のベースキャンプ場が見える。
ここで昼食を取り、2時間程下ってのフラワーハイキングとなる。 -
高原に残る雪渓。
気温は10度以下だと思う。雨が降っていて寒く感じた。晴れていれば「カムチャッカ富士」と呼ばれるアバチャ山、コリャーク山が見えるはずだが残念ながら顔を見せてくれない。 -
4日間ガイドを務めてくれたカムチャッカ出身のオリガさん。
たどたどしい日本語だったが笑顔を絶やさずよく頑張ってくれた。「霧の中の少女」とは言わないが‥
セクシーポーズをとお願いしたら、こんなポーズを!
陽気でひょうきんなロシア人も結構たくさん発見した。 -
ここからはアバチャ高原に咲いていた高山植物を紹介していきます。
これはエゾツツジです。高地に咲いているので日本で見られるツツジより背は低い。 -
高山の岩礫地や草原に生える落葉小低木のエゾツツジ。ここでは密集して咲いていた。
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ペイントブラッシ。
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ペイントブラッシ。
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アヤメ
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チシマツガザクラ。
礫地や岩場に生える。高さ5cmほどで、枝は地を這いマット状に広がる。 -
チシマツガザクラとユオウゴケ
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チシマクモマグサ。
高山地帯の岩礫地や圏谷の底に自生する。
以下3枚同じ。 -
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イワブクロ。
岩間に生え、花冠の形が袋状であることからこの名が付いた。 -
ナガエハハコヨモギ。
葉っぱがヨモギの葉に似ているからこの名が付いた。 -
エゾタカネヤナギ。
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チシマフロウ。
草丈 30cm、高山の草地に生える多年草。
原産地はシベリア東部だが、日本の北海道、東北地方でも見られる。 -
チシマフロウ。
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イワギキョウ。
高山の砂礫地や草地に群生する。
高さ10cmほど。草丈の割には大きな青紫色の花を横向きに咲かせる。 -
ワレモコウ(吾木香)
「われもこうありたい」とはかない思いをこめて名づけられたという。暗紅色の可憐な花をつける -
名称不明
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シオガマ。
茎の先端に長さ2〜3cmの唇形で鮮やかな紅紫色の花を10個ほど固まってつける。 -
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雨の中のアヴァチャ高原のフラワーハイキング。
ロシアのフラワーガイドさんも懸命のガイドと花の説明をしてくれた。 -
まだあちこちに雪渓が残っており風もきつかった。
合羽を着ての写真撮影は不自由でレンズも濡れ大変だった。 -
雲の切れ目から少し山が顔を覗かした。
この後コンパクトカメラが雨に濡れ故障してしまった。 -
カムチャッカに旅行する人などそんなにはいない。
日本人の海外旅行者でみると1000人に1人ぐらいの割合ではないかと思う。それだけに都市見物では物足りない自然大好き人間ばかりが集まってきている。 -
今回の旅行は13人のツアーだったが、不思議なもので「類は友を呼ぶ」と言うが、皆似通った考え方の人が集まってきているので、どの人とも気さくに話ができた。人生後半になると地球の美しい景観を目に焼きつけておきたくなるらしい。何か分かるような気がする。全く同感である。死ねばもう二度とこの美しい地球に戻って来れないと解っているからだと思う。
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この旅行記へのコメント (4)
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- とらいもんさん 2008/08/25 10:39:34
- カムチャッカ
- 初めておじゃまします
羨ましい限りです
さぞや、寒かったことでしょう。
お聞きします
交通手段は?
「マーキング」
「アイガー」と「マッターホルン」の麓でマーキングしたのは?私です。
両山とも、一ミクロンは高くなったかも?
以上、失礼致しました。
- planetgingaさん からの返信 2008/08/26 00:13:00
- RE: カムチャッカ
- とらいもんさん初めまして。コメント頂きありがとうございます。
交通手段は行きは関西空港からウラジオストック航空のチャーター便で、カムチャッカの州都ペトロパブロフスクカムチャッキー空港までの直行便でした。帰りはウラジオストック経由となりました。
カムチャッカは日本の11月頃の気温でした。エリアはヨーロッパということですがそこは極東の地、どちらかと言えばアジアの様な雰囲気も感じました。
まだ日本人旅行者も少なくマニアックな人が訪れる所かも知れません。
しかし自然派の人にはこたえられない地かも知れません。
とらいもんさんの旅行記またゆっくり訪問させてもらいます。
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- Alcatさん 2008/08/25 10:08:31
- 確かに......
- 「ヒグマのテリトリーに人間がマーキングをした。きっと怒っているかも知れない。」.....
絶対、怒っていると思います。用をたしている時、クマに襲われなくて良かったですね。
- planetgingaさん からの返信 2008/08/25 23:38:07
- RE: 確かに......
- そうですね、熊は特に縄張り意識が強い動物ですから。
男性はともかく、女性は大変ですね。しゃがんでいる時に襲われたら大変ですよ。最初は困惑していましたが、慣れたら爽快だと多くの女性が言っていました。どんな顔‥、いゃ想像しないことが無難だと思います(^^)
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