心に残る風景inCANADA

2007/06/08 - 2007/06/14

2007年6月、カナダ東部のハリファックス・ケベックシティ・トロント・ナイヤガラフォールズと、合計４か所をまわる初海外旅行に行って来ました。当時、娘がハリファックスに留学しており、娘に会って、ついでに旅行してこよう、というのが、旅の支度の始まりでした。イギリスやアイルランド影響がの色濃く残るハリや、フランス語の響きがなんともくすぐられるケベックシティ、都会のトロント、絶景と言われるナイヤガラの滝。初ブログなのでうまく伝わるか分かりません。また、足早にまわった旅でしたが、いつかまた訪問したい場所ゆえ、記憶に残すためにも旅行記を書こうと思いました。

エリア ハリファックス(カナダ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: エアカナダ

中部国際空港発、成田、トロント経由でハリファックスに着きました。いきなりロストバケージで、大変な目にあいました。
これはハリファックスの街並み。６月というのに、肌寒かった。でも、地元民はノースリーブあり。３月でもスノーストームのあるところらしいし、５月でも氷点下の日があるようだから、娘曰く耐寒ボディになっているのかも」。
さて、ハリは静かな街だった。ハーバーや映画でもおなじみのタイタニックの資料館などでは、人がたくさんいたけど、街中は極めて静か。重厚な建物が多く、イギリス海軍の軍事要塞シダデルなど、大西洋を渡ってきたイギリス人の足跡や息吹を感じるような気がした。
アイルランドの作家、Ｆ．マコートの作品で初めて知ったのだけど、「フィッシュアンドチップス」も、街のカフェで朝ご飯に食べた。結構陽気で、ハァーイ！！の連打。連れは上機嫌、それを娘はにこにこして眺めていた。（娘にホテルまで迎えに来てもらい、ここからケベックまでは一緒です。）
表紙にアップしたパブリックガーデンも、広くて、鳥もたくさんいて、その日は会えなかったけど、リスもいるらしく、こんな公園を散歩できるなんて、いいなあ、と思った。
街を歩きながら、しばらく住んでみたいと心から思った。
ＪＡＺＺのフェスティパルもあるそうで、そんならＪＡＺＺ（Ｖｏ）でも習いながら、街に溶け込んでみたい気がした。

パブリックガーデンの中です。散策できるようになっています。

エアカナダの国内線に乗って、モントリオール経由でケベックシティに来ました。旧市街を囲む城壁のひとつ。たぶん”カン門”（Porte Kent）だと思う、泊まっていたデルタホテルから一番近い門だから。ここをくぐって、旧市街地に入る。後でアップするフェアモント・ル・シャトー・フロントナックを中心にノートルダム大聖堂や、イギリス統治下時代の要塞シダデルがある。ハリファックスにもシダデルがあったけど、ケベックのはカナダ最大とか。

路地で自分の描いた絵を売る人々。観光客相手に版画に水彩で色を載せたものや、鉛筆画を売っていた。私はケベック大学に通う女の子の絵を購入。
最初はフランス語で声をかけてくる。喋れないとわかると、今度は英語で。きゃあ、いい雰囲気！
繊細なタッチで、現在はリビングの壁にかかっています。

フェアモント・ル・シャトー・フロントナックです。ケベックを象徴するホテル。世界のＶＩＰも宿泊するとか。第二次世界大戦ではチャーチルとルーズベルトの会談場所になったことでも有名とか。泊まらなくても有料で中の見学ツアーがある。８ドルだから、９００円くらい。外観だけで満足したので、中には入らなかったけど。

ショップも多く、おしゃれな洋服を格安で売る「SIMONS」では娘に大量買いされました。ひとり留守番の長男にもお土産を。まだ日本というか、地元には直営店がなかったので、「クロックス」で義妹にもお土産を。
イタリアンレストランで耳のような形のパスタを食べたんだけど、ここのウエイターさんに「ママン」と言われたときには、やっぱり「おかあさん」かと、少し気持ちが沈みました。空港でもセキュリティの人とかに「ママン」と言われてたので、そうか、誰がみてもおかあさんなんだなあ、と実感した出来事でした。いつまでもお姉さんではいられないんだよね。あ、話がそれてしまいました。

壁面が一枚の絵画になっていた。アーティストの多いのも一因かも。なんとなくフランスぽくない？

二泊したホテル　デルタ　ケベック。広々として日本のホテルのような感じ。ベッドカバーなどのファブリックは、リッチで洗練されている。ドアボーイもいけてた。

ここからはトロントです。娘はハリファックスに帰っていき、夫婦ふたりだけの異国の旅。宿泊したシェラトン　センター　オブ　トロントの部屋から見た街の風景。古さと新しさの並列する街並みが美しかった。
６月の日没は午後９時ころ。世界一の高さを誇るＣＮタワーに上った。屋内展望台のガラスフロアは、下が丸見え。勇気のある人は乗ってください、とある。私は絶対無理だったけど、連れはトライ。タワーの写真を自分のパソコンに取り入れてなかったので、また後日写真をアップする予定です。
街を歩くと、リトル　イタリーやポルトガル人街など、各国の集合体がある。
この夜は、ロブスター料理を頂いた。ふと眺めると日本人の６人組みが。いたるところに出没する日本人。いないほうが無理かも。

オンタリオ州議事堂。建物は左右対称に見えるが、よく見ると異なっている。理由を日本人ガイドさんに教えてもらったけど、対称にするとよくないことが起こるとか、被災して、一部立て替えられたときに、そうなったとか。
朝日がまぶしかったからか、日もたっているので、ちょっと忘却。

ナイヤガラフォールズに向かう途中で。ナイヤガラオンザレイクの花時計。たくさんのショップが建ち並び、アイスワインや、ジャム、メイプルシロップなどが売られている。かつてはメキシコからの移民も多かったのか、メキシカンアクセサリーなどもあった。多人種の国ならでは、かな。
帰国後は、メイプルシロップにはまり、お土産の残りがなくなってからは、普通のスーパーで売られているのでは、物足りなく、成城ストアや、西武の輸入品食材のコーナーで買い求めること、数回。
今年はカナダが観光に力をいれているらしく、ケベック州のメイプルシロップを使った料理なども公開されていた。
私も研究中ではあるけど、やっぱチーズオンフレンチトーストにかけて食べるのが最高だなあ。

ウエストサイド教会。当人と立会人くらいしか入れない、世界で一番小さい教会らしい。教会の大きさがよくわかるかと思い、あえて人物を一緒に。
これもナイヤガラフォールズに向かう途中の、葡萄畑の真中にありました。
実は、私たち夫婦は銀婚式を迎える年でもありました。
改めて決意を新たにしたことはありませんでしたが、今思うことは、健康であることが一番で、今後もあちこち出かけたいとひしと思います。

旅の終り、ナイヤガラフォールズで。
霧の乙女号というのに乗船しまして、滝の中を遊覧しました。水しぶきが日本のライン下りなどとは、相当違い、まさしく霧の中みたい。
ここまで来て、急に気温が上がり、といっても２６〜２８℃なんだけど。熱気に耐えられず、私はダウン気味。
まあ、旅の疲れもあるのか、連れとも些細なことでいさかいの多発で。娘が戻ってしまった寂しさも引きずっているのか・・。とにかく、テンションがあがらない。
すごいと思ったけど、あまりに観光地なので、それもあるかも。
この後、大橋巨泉のオーケーショップでお土産を買い、食事をしようと歩きまわったけど、あまり入りたいところもなく、ホテルのレストランでビールと軽食。
翌日はトロントに戻り、長いフライトを経て日本へ。
実は写真は連れの趣味でして、６００枚を越す今回の写真の中から、これとこれ頂戴と、ＳＤカードでもらったのをアップしてみました。
あれ、ある？って聞いてもらえば、あれば追加で載せたいと思います。選ぶ趣味が悪かったらごめんなさいまし。

この旅行記へのコメント （4）

• シンバさん 2008/10/07 22:18:36

  こころに残るこの写真

  keichanさん　はじめまして。
  空っちょさんちから漂流してきました　シンバと申します。
  
  私、北南とも米大陸にはご縁がなくて、特に北については正直あまり興味がございませんでした。
  しかし、この夏４トラに出会い、皆さんの北米旅行記を拝見し行ってみたくなってきています。
  
  カナダの大自然もいいなぁ〜。
  そして、旅の終りのナイヤガラフォールズで「日本ライン下りなどとは違う水しぶきを浴びてみたい」と、私はみょ〜にテンションが上がりました。
  
  シンバ
  

  haruさん からの返信 2008/10/12 11:35:22

  ようこそいらっしゃいました

  シンバさん　はじめまして。
  返事が遅くなってごめんなさい。
  空っちょさんって、かわいいなあって思いませんか？
  あまり大したことも書けなくて、参考になったかどうか。
  大変気恥ずかしい思いです。
  
  お好きなところは、アジアでしょうか、ヨーロッパでしょうか。
  カナダは本当に素敵です。
  自然と、ヨーロッパの文化と、先住民の暮らしと・・・
  いろいろな姿が見られると思います。
  なんて、たかが一週間の旅行ですから、
  言うのもなんですが。
  ぜひおでかけください。
  そして、またいろいろなところを教えてください。
  
  因みに水しぶきはライン下りの比ではないです。
  ビニールのレインコートを貸してくれますが、
  まるでストームです。
  これからの季節、凍る世界も見たいなあと思っています。
  
  それから、すみません、４トラってなんでしょうか。
  知識の浅い、しかし年季は重ねてるお姉さんに教えてください。
  
  今朝は少々寒かったです。
  どうぞお体に気を付けて。
  　　　　by keichan
  
  
  

  シンバさん からの返信 2008/10/12 20:17:24

  RE: 4トラとは・・・

  keichanさんさん　こんばんは〜♪
  
  お返事ありがとうございます。
  
  > 空っちょさんって、かわいいなあって思いませんか？
  
  はい。親子ほど年下の自分が言うのもなんですが・・・
  とてもかわいいなぁって思ってます。
  完成した旅行記を読ませて頂き・・・未完成の旅行記の多さに驚き・・・。
  
  > あまり大したことも書けなくて、参考になったかどうか。
  > 大変気恥ずかしい思いです。
  
  いや〜。私は、とても興味深く拝見させて頂きました。
  正直、もっと完成されたカナダの旅行記が、数ある中にはあるのでは？とも思います。
  しかし・・・ご縁です。
  少なくとも、私がカナダの旅行記にコメントをさせて頂いたのは・・・こらが初めてです。
  
  > お好きなところは、アジアでしょうか、ヨーロッパでしょうか。
  
  私は岐阜が大好きです♪
  
  それから・・・４トラって・・・『フォートラベル』のことです。
  
  また、お邪魔させてくださいネ。
  
  シンバ

  空っちょさん からの返信 2008/10/14 20:58:54

  横入り失礼しますぉ〜(笑)

  keichanさん♪
  
  >（ 空っちょ）って、かわいいなあって思いませんか？
  
  ぅんもぉ〜〜っ(//_//)きゃぁ〜〜っ☆
  
  そんなkeichanさんが☆かわえぇ☆から♪他もそ〜思えちゃぅんですよ〜♪
  ほんま♪keichanさんって☆心身ともにかわえぇ方なんですね♪ますますファンになりました♪
  そぅ！！！本と！　クローネの件　度々ありがとうございます！
  そして♪私もそんなに早くお返事できなぃので、お気遣いなく〜♪
  
  keichanさん☆本と大変そう。。。ゆっくり休める時間を無理矢理でもつくって
  下さいっ☆心も身体も疲れちゃったら私も悲しいです。
  
  やっぱり健康第一優先です♪
  
  keichanさんの心地良いペースで☆そしてお返事も気にしないで下さいね♪
  お返事ないからって離れやしません(笑)ファンなんですから(ゝω・）っ♪♪
  
  あっ♪ご質問の“ザッハトルテ”
  
  『ウィキペディア（Wikipedia）』より
  　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%83%E3%83%8F%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%86
  
  娘の名前のお店。。。
  
  JR名古屋タカシマヤ店にも　デルメhttp://www.demel.co.jp/　入ってます☆
  
  
  もしお菓子作るのお好きでしたら☆
  　COOKPAD　　http://cookpad.com/category/1257
  
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  シンバさん♪
  
  >はい。親子ほど年下の自分が言うのもなんですが・・・
  >とてもかわいいなぁって思ってます。
  
  （爆）同じ位の歳だと思われる方？にお世辞でもうれしいです！
  シンバさん♪　これからもステキなレディkeichanさん☆を温かく応援しましょ♪