2005/07/05 - 2005/07/13
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ちゃーたろさん
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新疆ウイグル自治区へ一人旅をしてきました(2005年7月)。
・利用した交通機関
?大韓航空(KE)[成田←→ウルムチ] 65,000円
?中国南方航空(CZ)[ウルムチ→カシュガル] 13,300円
・ルート
ウルムチ→カシュガル→トルファン→ウルムチ
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 航空会社
- 大韓航空
-
〜 シルクロード基本情報編 〜
シルクロードとは一般に、中国と西アジア・地中海沿岸地方を結んだ歴史的な東西交易路のことを指す。このシルクロード、つまり「絹の道」という名前は、中国産の絹が遠くインドや西アジア、さらにはローマ帝国にもたらされたことに由来している。
大きく分けて3つのコースがある。敦煌北方のハミを起点に天山山脈の北側を横断するコースは「天山北路」、逆に天山山脈の南側を通るコースは「天山南路」、タクラマカン砂漠の南を通る道は「西域南道」と呼ばれていた。
天山北路
敦煌北方を起点とし、天山山脈北麓を経て、西トルキスタンに至るコース。
天山南路
トルファンから天山山脈南縁に沿って西に向かい、カシュガルからパミール高原に入るコース。フェルガナからはアラル海やカスピ海の北を通ってヨーロッパに至る
西域南道
敦煌西方の玉門関から楼蘭を経由し、タクラマカン砂漠の南縁に沿って、ホータン、ヤルカンドを経てパミール高原を越えるコース。ワハーンからはインドへ向かう道と、イランを経てローマに向かう道に分かれる。 -
新疆ウイグル自治区について
新疆とは、日本語の読み方は「しんきょう」、漢語では「シンジャン Xinjiang」と言い、「新しい国土」という意味。元々は独立した国だったのが、清の乾隆帝により征服されて以来、この呼び名になっている。
今でこそ中国の一省区となっている新疆だが、歴史的には異なった文化圏に属してきたため、その民族、言語、宗教という点で、中国内地とは大きく異なっている。
ウイグル、カザフ、クルグズなどのトルコ系の民族が大半を占めるため、中国にいながらも違う人種であることを強く印象付けている。場所は中国の一番西側で、カズフスタン、キルギス、タジキスタンと国境を接している地域だ。
ウイグルの人々は、ウイグル人と日本人の祖先が同じであるという俗信が広く存在し、近年の中国市場における日本製品の卓越性もあいまってか、概して日本人には好意的。
今回僕が訪れたのは、ウルムチ、トルファン、カシュガルというウイグル自治区を代表するところだ。 -
ウイグルの人々
ウイグルの人々はウイグル語と漢語(北京語)の両方が出来る。ただし、漢字は読めない人が多い。それは、中国国内にいる限り漢語は使わなくてはならないので会話はするが、漢字までは覚える気がないかららしい。
容姿はまさに中東系。異国に来ているのだなと、妙に実感してみたり。 -
ウイグルの街
ウイグルでは開発という名の破壊が続いている。
昔風の煉瓦作りの家々は壊され、新しい建物が次々と建設されている。
また、「シルクロード」という事を全くと言っていいほど強調していない。もちろん今も市民は生活しているのだから当たり前なのだが、あまりのシルクロードの無さに少々拍子抜けすることも。 -
〜 これより出発編 〜
機内食?(東京→ソウル)
新疆ウイグル自治区までは、大韓航空でソウル経由ウルムチ行きのチケットを利用した。
写真は東京からソウルへ向かう飛行機の機内食。
鶏肉の甘辛煮ごはん。味はまあまあ。 -
機内食?(ソウル→ウルムチ)
今度はソウルからウルムチまでの機内食。
プルコギwithご飯。味は良。パンにはなぜかネギが練りこまれていたが、これも良。
なぜ機内食ばかり撮るのかって…?…それはヒマだから(A^-^;)
東京からソウルまで2時間30分、ソウル・仁川空港で2時間30分待ち、ソウルからウルムチまで5時間のフライト。移動だけで初日は終わった。トホホ…。 -
ウルムチ空港?(国際線乗場)
ウルムチ(烏魯木斉)空港。国際線と国内線では建物が別になっているが、こちらは国際線用。こんなに小さくていいのかと思うくらい小さい。平屋(2階無し)だし。
それはウルムチに入る国際線が極端に少ないからという理由に因る。今回僕が利用した大韓航空とロシア系の航空会社くらいしかない。
ちなみに、飛行機が到着する前後数時間のみ空港内に電気が付き、それ以外は常に電気は落ちている状態なのだ。まさに中国クオリティー。 -
ウルムチ空港?(国内線乗場)
こちらは国内線乗場。3階建ての豪華空港だ。北京・上海・西安など中国国内の何十という都市と結ばれているので、利用頻度が全く違う設備になっているのだ。
ちなみに、僕がウルムチ空港に到着したのが深夜1時30分、国内線でカシュガルへ出発する手続開始が朝6時。必然的に今夜の宿は空港という事になる…。
だがそうは甘くなかった。空港のベンチに横になっていると、深夜2時に係員に建物の外に追い出されてしまう。だが、捨てる神あれば拾う神あり。他何人かの中国人たちと共に、空港入口で座ること1時間、今度は別の係員がこっそりと空港内に入れてくれた(笑)。
“しょうがねえなぁ、入口部分だけだぞ”、そんな口調だった。中国人がちょっと好きになった瞬間だった。 -
中国南方航空?機体
カシュガルまで僕を運んでくれる中国南方航空の機体だ。
バスや鉄道では20時間以上かかるところをわずか1時間30分なのだから、文明のリキとは恐れ入る。
バックパッカーたるもの、バスで何十時間かけて行くのが当然である。だが、にわかバックパッカーである僕は、迷わず飛行機を選択。せっかくの風景を勿体無いというご意見、ごもっとも。
シルクロードの道に思いをはせるのは、帰路の鉄道旅で味わう予定でがんす。 -
中国南方航空?上空からの絵
機内から撮影。あいにくこの日は雲が多くて視界が悪い。
晴れていれば、天山山脈の美しい風景を堪能することができるという。ふぅ、ついていない時とはこういうものだ。 -
中国南方航空?機内食
今回の旅でこの機内食が一番のインパクト!
あんかけうどんに、付けあわせが干しぶどう。こんな組み合わせは今まで見たことが無い。味もいけるし、面白かった。
このあんかけうどん、後にラグメンだと判明。ラグメンはウイグル地方の食物。 -
カシュガル着
カシュガル着。金持ちそうな中国人(漢民族、ウイグル族含む)が数多く乗っていた。
ウルムチ→カシュガルの片道チケットは通常1280元(約17500円)もするのに、機内は満員。中国における一般所得が上がりつつあるのだろうか。それとも貧富の差が付いた結果なのだろうか。
一般的に中国は国内線チケットの値段が異常に高い。ちなみに僕はネットで980元(約13300円)で購入。はぁ〜高すぎるっちゅうねん。 -
カシュガル空港
「喀什」という漢字の間に、ウイグル文字が書いてある。そう、ここカシュガルはウイグル族が多く住む土地なのだ。 -
〜 これよりカシュガル編 〜
人民広場?毛さんのお出迎え
古くからオアシス都市としての要所となっていた街・カシュガル。中国の最西端に位置する街である。
最西端、ここまでくればさぞかしすごいのだろうなと思っていたら……普通に高層ビルが建つ都市であった。しかも街の中心にある人民広場には、ご覧のとおり毛沢東がお出迎えときたもんだ。
う、う〜む、ザッツ・シルクロードを想像していた僕は、カウンターパンチを喰らうことに。 -
人民広場?人が居ない!?
人民広場はご覧のとおり、人が居ないだだっ広いコンクリートの空き地と化していた。毛さんが泣いているぞ!? -
人民広場?日陰でビリヤード
もう少し奥まで行くと、こんな風景に。そう、皆暑いから日陰にたまっていたというわけ。
なぜ野外でビリヤード!?とお思いになるかもしれないが、中国では田舎に行けば行くほどビリヤード熱がすごいのである。
なぜビリヤードなのか?、それは僕にもわからない -
街の掲示板
ビルが立ち並んでいたとしても、街中ではこんな風景に出会うことができる。
新聞のような、宣伝文のようなものが掲示板として貼り付けてある。
なんか中国っぽくていいなあ。 -
色満賓館
カシュガルで僕が宿泊したホテル「色満賓館」。見た目のとおり豪華な3つ星ホテルだ。
ウイグルにはいわゆる「安宿」は無い。観光慣れしていないからなのか、国の方針なのかはわからないが、僕がいつも利用するような一泊何百円という単位の宿は無いのである。
では、中国を旅するバックパッカーはどうするかと言えば、一般ホテルにあるドミトリー(複数人数が使う共同寝室)を利用する。中国ではなぜか3つ星・4つ星ホテルに一泊20〜30元(約280〜420円)のドミトリーがある。日本ではまず考えられないけれど。
あ、もちろん3つ星なので、普通のシングルルームは200元(約2800円)する。まあ、それでも安いのか…。 -
建設ラッシュ
街の中心を少し離れたところを歩いてみると、このように古い建物を壊して、新しい建物を建てていた。こんな風景がいたるところで目に付いた。
確かに現在の人が生活している以上は生活レベルが上がっていくのは当たり前のことと思う。でも、昔ながらの情感は残してほしいなと旅人は勝手に思うわけで…。 -
ウイグル族住居区
ウイグル族の多く住むところを訪れた。都会化したカシュガルを見た者としては、こういう風景はホっとする。
小さな子供たちが元気に走り回っていた。 -
ドナドナ
都会化されちまったら、オイラ職を失っちまうズラよ。
そんな悲しいロバの声が聞こえてきそうな絵だ。
郊外に行けば、このようなロバ車もまだまだ活躍中。 -
香妃墓?外観
カシュガルの見所を紹介。
カシュガルの政治・宗教の実権を握っていたホージャ一族の墓・「香妃墓」。
香妃とは、18世紀中頃、政略結婚で清朝の乾隆帝に嫁がされ、29歳の若さで北京で没したと伝えられる人で、最後までウイグル族としての誇りを持ち続け、乾隆帝を拒んだために死を賜わったともいわれている悲劇の女性。 -
香妃墓?側面
本来ここを写真に収めるには、撮影料として200元(約2800円。高すぎる!)を払わなければならないのだが、もちろん僕は払らっていないわけで、これは隠し撮りでござい。
さすがに建物内は係員の目が厳しく撮影できなかったが、外観だけはなんとか。
緑色のタイルに覆われたイスラム様式の美しい建物だった。 -
エイティガール寺院?正門
ここは、新疆ウイグル最大のイスラム寺院だ。
この寺院の創建は、次のような伝説がある。1798年、1人のウイグル族の女性がパキスタンへ向かう途中、不幸にもこのカシュガルで病死してしまった。彼女は死んだ時たくさんのお金を残したので、人々はそのお金でこの寺院を建てたとさ。
僕が訪れた日は人が少なかったが、金曜日になると近郊から続々とウイグル族が集まり、導師が朗読するコーランに合わせて、西方のメッカに向い熱心に祈りを捧げるのだそうだ。 -
エイティガール寺院?ミナレット外観
エイティガール寺院のミナレット(尖塔)。本体で10元取られたのに、このミナレットだけで追加5元を取られた。
う〜む、なかなかあくどい商売だ。 -
エイティガール寺院?ミナレット内部
内部はこんな感じ。イスラム様式の綺麗な模様だ。
らせん階段をどんどん上に登っていくと頂上に到着。カシュガルの街が一望できるので、爽快といえばそうなのだが……何か物足りなさを覚えるのであった。 -
職人街・民族楽器の店
エイティガール寺院の裏手は職人街となっていて、広い道の両側には工房を兼ねたレンガ造りの店が建ち並び、靴・帽子・木工細工・楽器・金属製品など、少数民族の人達の生活に必要なもののほとんどが職人の手によって作られていく様子を見ることができる。
そんな中、僕は一軒の民族楽器屋に立ち寄った。ラワープ、ドタールと言われる弦楽器や、ダブと呼ばれるタンバリンのような打楽器など様々な楽器が所狭しと並べられていた。
ここではラワープという弦楽器を購入。新疆ウイグルでしか手に入りません、そんな殺し文句につい。
ケース付きで200元(約2800円)。まあ、ウイグルに来た記念に一つくらい冒険してもいいかな…。 -
カシュガル博物館?外観
博物館くらい行っておくかな、そんな軽い気持ちで訪れたこの場所。中に入ると、電気は真っ暗。ソファで寝ていた店員を起こすと、ようやく電気が付いて中を見学することが出来た。
僕が今日初めての客だということはわかったが、もう昼の12時だぞ…。ここは10時開始じゃなかったのかい!?
まあ、けっきょく僕が居た1時間弱、客は誰も来なかったわけで、こんなんで成り立っていけるのだろうかとちょっと心配になった。 -
カシュガル博物館?謎の絵
博物館内に掲げられているこの絵、これがよくわからない。
この絵、街のいたるところで目に付くのである。お土産用のタンバリン(ダブ)や手縫いマット、果てはTシャツにまで描かれていたりする。
わからない…真中のじいさんは何で怖い顔して弦楽器を弾いているのか、どうして右の若者は苦悩しているのか…わからない…。 -
バザール?ナン売り屋台
ここカシュガルにもバザールはもちろんある。日曜日には一番の賑わいを見せるというこのバザールも、僕が訪れた日は割と静かな感じだった。
日曜日には、各地から日用品が運び込まれて、生活必需品の全てが手に入るため家族連れで訪れる人が多いのだそう。
写真はナン(イスラムのパン)の屋台で、ここではバザールに集まった人々に食事を提供している。 -
バザール?豚肉屋台
豚肉を切り売りしている屋台。
豚が生前そのままの姿で吊るされている。
近くを通ると、けっこう臭う。 -
バザール?絨毯屋
イスラム世界には必ずある絨毯(じゅうたん)屋。
パッカー(にわかだけどね)の自分には関わりの無いところさ。 -
バザール?屋内バザール
バザールはとても広範囲にあり、こちらは屋根付きの屋内バザール。
特徴的なのは、とにかく同じ商品を売る店は固まって存在するということ。靴なら靴、服なら服、食料なら食料を売る店が固まって店舗を構えている。競争という原理はどこへやらという感じではあるが。 -
バザール?乾物屋
乾物屋にて。干しぶどう、干し杏、木の実、花の種などを扱う店で、かわいい女性に客引きされて行ってみたら、奥からゴツイお兄さんが出てきた(笑)。
て、典型的なサギか…そう身構えたものの、普通に販売する店で一安心。
試食させてくれて、気に入ったものを買う。僕は干し杏とヒマワリの種を購入。共に0.5kgで10元(約140円)だった。 -
バザール?毛皮
まだ生きているのではないかと思わせるような毛並みで、見事な毛皮だった。
やっぱりここも縁の無い世界ではあるけれど。 -
バザール?ハミ瓜
「ハミ瓜」という名のウイグル風メロンがある。その切り売りをしている屋台だ。
ウイグルに行ったのなら一度は食べるべき、そう言われている果物だ。
そこまで言うなら食べましょう、そういうことにした。
一切れ16分の1くらいの大きさで、1元だった。味はメロンを薄くした感じ。そんなに感動は無かったなあ。 -
そして小籠包に走る
こっちに来てからずっとラグメン(羊肉と野菜のあんかけうどん)が続いていたので、小籠包を食べる。ウイグルは中国なので、もちろん小籠包はあるのである。
もちろん味は期待してはいけない。皮を突付いたら肉汁がジュワ〜っとなるわけもなく。
肉まんの小型版のような感じだった。
左側のスープは椒椒という名の粉スープ。味は無く不味かった。 -
市バス?外観
カシュガルでは市バスをよく利用した。1回利用する毎に1元(約14円)という安さに加え、非常に分かり易い体系になっているからだ。
バス停にはルートマップ、バスの車体にはバスNo(1、10、28など)が記載されており、外国人旅行者にも大変分かり易い。 -
市バス?内部
バスの中はこんな感じ。中央の黒い服の女性が、料金徴収係。
乗客はまず空いているイスに座る。するとこの女性がやってくるので、1元を払うという仕組みだ。 -
カシュガルの風景?中国語の看板
市の中心に掲げられている看板。中国語がドーンと大きく幅を利かせている中、その上に小さくウイグル文字が書かれているをご覧になれるだろうか。
まさにこれがウイグルにおける漢民族と他民族との力関係を如実に表しているといえる。僕が感じたのは、漢民族には逆らわないという不文律があるということ。オイ!という言葉をウイグル族はよく使うのだが、それは漢民族へは向けられてはいなかったように思う。 -
カシュガルの風景?綺麗な建物
淡い桃色をした綺麗な建物だ。
これも街の中心にある。 -
カシュガルの風景?小商店街
エイティガール寺院の付近にある小さな商店街だ。
ウイグルではナイフ製品が特産であり、お土産用に至る所で売られている。 -
カシュガルの風景?街頭テレビ
これは何をしているかというと、テレビを見ているのである。
日中からベンチに座ってテレビを皆で見る、こういう風景は至る所で見ることが出来る。
中国ではテレビ普及率はかなり良く、おそらくここに集まっている人たちの家にもテレビはあるのだろう。でもあえて、皆とわいわい見る方を選んでいるのである。 -
カシュガルの風景?裏路地
メインロードから少し離れると、このようになる。
日傘をかざしてちょっとした品を売る。なんとなくこういう風が僕は落ち着く。 -
日本語遣い・ヌルグリ
このヌルグリは色満賓館のフロント係で、日本語を話すことのできる人だ。何かと相談にのってくれ、いろいろと助けてもらった。(※今は別の仕事をしているようです)
この日は仕事はオフであったが、僕がチェックアウトするということでわざわざ来てくれたのだった。良い人だ。
ちなみに色満賓館にはもう一人の日本語遣い・ヌアンムアングという女性がいるが、この人は要注意。悪人だ。
せっかくだからとヌルグリと昼飯を一緒に食べることにし、いろいろと日本語で話をした。
聞くところによると、彼女は西安で2年間日本語を勉強したのだそうで、今でも頻繁に西安には遊びに行くのだそうだ。ひょっとしてお金持ちのお嬢さんなのかしらんと勝手に思ってみたり。
しかも、お勘定の段になって、僕が払うというのを押し切って、おごってくれてしまった。ラグメン2つで10元。しかしこのままでは僕の気も晴れないので、僕からは日本から持ってきたミルクキャンディーを3個あげた。こんなんでは全然足りないけど。
ヌルグリには感謝感謝。 -
〜これより南彊鉄道編〜
駅の時刻表
南彊鉄道とは、天山南路に沿って走る鉄道であり、今回僕は、カシュガルからトルファンへ向かうのに利用した。
飛行機で2時間弱のところを21時間をかけて走っていく。しかも料金は寝台席で466元(約6500円)もする。21時間もかけて、しかもこの値段なら飛行機でもそれほど変わらない。
ではなぜこれを選んだかというと、天山山脈の美しい風景とシルクロードの悠久の歴史を感じられるといううたい文句に惹かれたから。
写真は駅の時刻掲示板。意外なことに、ほぼ時刻通りに運行されており、非常に正確なダイヤとなっている。いつから中国はこんなにもキチンとした国になったのだろう…。
喀什(カシュガル)発16:49、吐魯番(トルファン)着13:32。長っ! -
豪華寝台列車
僕が乗る寝台車両の写真。2階建て車両だ。
また、各車両には2〜3人の客室乗務員が付いていて、きめ細かいサービスをしてくれる。 -
列車内部
各コンパートメントは2段ベット2つ、計4人まで入ることが出来る。
また、トイレと手洗場は各車両2つずつあるが、けっこう汚い。車両は綺麗なのに、どうしてもトイレだけは汚いのが中国なのだ。 -
あいにくの曇り空
21時間も車内にいると退屈で退屈で…。
しかも美しい景色を見るどころではないくらい曇っているし。
かろうじて草原の道を走っているのだなあと感じることはできるけれど。 -
今度は岩の路
何時間か後で再び外を見ると、今度は岩場を走っていた。
天山山脈は…もう過ぎちゃったのかしらん…? -
とある駅にて
ちょっと小雨が降ってきた。
中国人は人の出迎えが大好きらしく、駅にはいつも大勢の出迎えの人々が待っている。 -
駅職員
ぷら〜っと歩いている駅職員を撮影。
あ〜あ、今日の昼飯どうしようかな…そんな事を考えているに違いない…。 -
トルファン着
長旅を終え、ようやく列車はトルファン駅に到着。
21時間……終わってみるとけっこう楽しかったような気がする。思ったほど長く感じなかったし。
寝台列車の旅はインド以来2回目であったが、吐き気と頭痛と腹痛に悩まされたインドの時とは違って、今回はなんと楽であったことよ。 -
〜 これよりトルファン編 〜
市内へ向かうバス
トルファンの鉄道駅から市内まではバスで1時間の距離にある。
バスは超満員(中国ではどこでもそうだが)であり、運転席と助手席の間に強引に何人か座るというようなありさま。 -
トルファン市内?ビルもある
トルファンは古来よりシルクロードの要衝を占め、郊外には今なお数多くの古代遺跡が残る街だ。
郊外にある古代遺跡はともかくとして、市内はこのように近代的な街となっている。
やっぱりシルクロードを幻影を追い求めるのはムリなのか… -
トルファン市内?ロバ車もある
いくら近代的になったとはいえ、まだまだロバ車は現役バリバリ。それでも車の交通量が多い時間帯には少々苦しそうな感は否めない。 -
トルファン市内?ジェットリー
洋服屋の宣伝キャラになっているジェットリー。この他に携帯電話の看板や、その他様々な商品といっしょに写っている。
やっぱりジェットリーって、中国ではHEROなのね。 -
トルファン賓館?外観
ここトルファンで僕が宿泊したホテル・トルファン賓館。3つ星ホテルではあるが、例のとおりドミトリーがある。1泊30元(約420円)也。
各国の団体ツアーでも多く利用されるホテルのようで、日中韓それぞれの人種が入り乱れていた。
顔だけを比較すると、やっぱり日本人はおだやかな顔をしているなと思ってみたり。 -
トルファン賓館?トイレ
でた〜〜、扉なしトイレ。俗にいう、“ニーハオトイレ” というやつね。
中国には扉の無いトイレがあるという話はよく聞くけれど、今の時代まさか無いでしょうと思っていたら…ここにあった!
しかも正面を向いて座る造りになっているので、ここを通った人と目が合うことになって…だめだ想像したくもない…。
自分の宿泊する宿にこのトイレがあったというそのショックたるや、これは当事者でなければわからない。衝撃を通り越して力が抜けてしまった。
※ここはドミトリー用の共同トイレであり、団体客が使うような部屋はキチンとしたシャワー・トイレが付いている。 -
夜市?野外ビリヤード
トルファンの街の中心にある広場では、夕方以降に屋台が出来て、夜市となる。夕食を兼ねてぷらぷらと歩いてみた。
ここトルファンにもやっぱりありました、野外ビリヤード。みんな真剣にやっている。
雨の日とか、このビリヤード台はどうしているのだろうとちょっと心配したりして。 -
夜市?のんびり
飲物・食物などを適当に注文し、黄昏どきをのんびりと過ごす若者たち。
僕も同じようにして、ボーっと過ごした。 -
夜市?新疆ビール
新疆で造られているビールだそうだ。
1本5元(約70円)。記念に撮影。 -
夜市?野外カラオケ
アジア地域で割とよく見られる風景・野外カラオケ。
写真だけ見ると客が入っていないように見えるが、実際はけっこういる。歌っている人の周りだけ人が居ないのである。
やっぱりカラオケを歌う時って孤独なのかしらん。 -
トルファンの安岡力也?悪人か…?
トルファンの街を歩いていると、流暢な日本語で話し掛けられた。”あなた日本人ですか?私はトルファンの安岡力也です”。
そう、この力也(本名はママト)はトルファン近郊ツアーの斡旋業者であり、日本人をターゲットにしてツアー客を集めるのが仕事。トルファンを訪れる日本人の間では超有名人なのだ。やっぱり来やがったか…声を掛けられた際の僕の第一印象だった。
”話だけでも聞いてください”そう言われて連れて来られたのがこのウイグル料理屋で、シシカバブ(串肉)を食べながら話を聞く。ツアー1日60元という値段は安く、内容も悪くないように思える。ただ、この顔、どう考えても悪人としか思えない。
僕が事前に仕入れた情報では、騙されたりとかそういった報告は無かったのもあって、力也と明日の1日ツアーを契約した。う〜ん、本当に大丈夫なのか…。やっぱり悪人顔なんだよな…。 -
トルファンの安岡力也?ウイグル料理屋
この店はウイグル族の親子が経営していて、肝っ玉母さんが料理を作り、その息子が料理を運ぶという構図になっていた。
シシカバブも大変美味しく、夜市で1串2元だったものが、ここでは1元と大変安かった。
力也は”私がおごります”と言ってきたが、ここで力也に借りを作ると後々が面倒になると判断した僕は、それを拒否して自分の勘定を払った。 -
蘇公塔?ツアー開始
力也斡旋によるトルファン近郊ツアーがスタート。
ツアー客は僕の他に、中国人夫妻とベルギー人女性の計4人。
力也はワゴン車を手下に任せて、自分はツアー客を集めてくると行って立ち去っていった。どうやら4人だけでは元が取れないらしい…。 -
蘇公塔?入口
ここはイスラム建築様式の尖塔で、1700年代に塔は清朝への忠誠の証として建てられたという。
塔頂に登れば、砂漠のオアシス、トルファンの街並みを見ることが出来る。
ここで重要な事実が発覚。ツアー代60元の中に見所の入場料金は含まれていなかった(よく考えればそうなのだが)。ここ蘇公塔は、入場料30元(約420円)也。30元は中国の感覚からすると、相当高いと思われる。だってただの塔なんだし。 -
蘇公塔?模様
解説 不思議な模様をしているが、これがイスラム様式の特徴なのだそうだ。 -
火焔山?超有名見所
火焔山、その名を聞いてもピンとこない人も多いと思うが、西遊記に出てくる燃えさかる山、といえばわかっていただけるかと思う。
三蔵法師と孫悟空たち一行がこの地を訪れた際に、熱い炎に路をふさがれ先に進めない。そこで孫悟空は芭蕉扇を手に入れて、風を起こして炎を消し去るというエピソードだ。 -
火焔山?芭蕉扇
芭蕉扇を持つ孫悟空の象。後ろに三蔵法師一行も。
せっかくだから何かグッズを買っていこうと土産屋をのぞいてみるも、西遊記グッズが何も無い。あるのは山の絵葉書や山のTシャツなど。
おいおい、芭蕉扇やら孫悟空やら、そういった気の利いたものは無いのかい、思わず提言してやろうかと思うほどだった。こういうところで商売しないでどうするねん、と。 -
火焔山?展示館
火焔山には屋内展示館もあり、そこには西遊記の物語に沿ってこのようなパネルがあった。
写真は、魔物と戦う孫悟空、といった図であろうか。
それにしても戦うのはいつもお猿さんのみで、ブタちゃんやカッパちゃんは何をしているのかな…。しかも三蔵法師の後ろにいるし。前に出てしっかり三蔵法師を守らんかい、そうツッコミたくなる絵である。 -
火焔山?芭蕉扇?
今度のパネルは芭蕉扇で風を起こしているところ。
ま、一応この地のエピソードだし、撮っておくかなということで。 -
火焔山?ふもと
火焔山という名は、地表からゆらゆらと陽炎がたちのぼることからそう呼ばれるとか。
今そのふもとに立っているけれど、そんなに暑くないけど…ね。 -
火焔山?ラクダくん
ラクダに乗って散歩してみないかい?、そう客引きに言われるも、このラクダくんの眠そうな目を見たら、働かせるのは気の毒に思えてしまった。 -
ベゼクリク千仏洞?砂漠山
ベゼクリク千仏洞という寺院の入口に、赤い砂漠山がある。
ラクダに乗って山を登ることが出来ると知って、ぜひトライしたいと考えた。
が、しかし…… -
ベゼクリク千仏洞?砂漠山?
ラクダ代を思いっきり吹っかけてきたため、やむなく僕は諦めることに。
”ヘイ、どうしてこんなに高いんだ?あの中国人と値段が違うじゃないか”、僕がそう言うと、係員は”おまえは日本人じゃないか。だから違うんだ”。
そうまで言われて乗ってやる義理はない、そう思い辞めてしまった。
う〜ん、ラクダに乗って砂漠を渡ってみたかった…。 -
ベゼクリク千仏洞?石窟なし
ここは6世紀〜14世紀頃の石窟寺院。石窟内には美しい仏教壁画があったが、イスラム教徒や西洋の探検隊にはがし取られてしまい、現在ではほんのわずかしか残っていない。
しかもそのわずかな残りも、かすかに見える程度で、ほとんど要を成していないというのが現状だった。 -
高昌故城?ロバくん
高昌故城という見所は砂漠の中にあるので、ロバ車で行くことに。
それにしてもロバというのはなんとつぶらな瞳をしているのだろう。
思わず同じツアーに参加している韓国人くん(彼は途中から力也に連れられてきた)に、I like this eyes. と言ったら、彼も me too.と言った。 -
高昌故城?出発
いよいよロバ車に乗って出発。荷台に6人が乗り、ロバくんは少々重そうだが、頑張って走り出す。 -
高昌故城?ものがたり
紀元前よりトルファン地方の政治と経済、文化の中心であり続けたこの場所も、14世紀に戦火にあって以来、廃墟となったという。
実際にその地に立ってみると、何かがあったのだろうなということはわかるが、ただそれだけという感じであった。 -
高昌故城?ラクダで写真
ここにもあったラクダ写真。
ラクダに乗って写真を撮って、30元。た、高!
ここでもラクダに乗るのはやめた。 -
葡萄園?民族ショー
ぶどう畑がたくさんあるところにある葡萄園(…ってあたり前か)。
ここでは民族ショーが行われており、観光客も一緒になって踊る。同じツアー客たちも踊る踊る。 -
葡萄園?民族ショー?
僕は一緒に踊らずに、写真撮影に専念。中国妻さんのカメラを持ってパチパチ、韓国くんのカメラを持ってはパチパチと。 -
葡萄園?民族ショー?
15分ほどでショーは終了。
続いて葡萄園の方へ移動し、ブドウとスイカを食した。 -
交河故城
昔の都跡である交河故城。この入口の先には岩と土の廃墟があった。
写真は割愛。だってさっきの高昌故城とあまり代わり映えがないのだもの。
以上、トルファン一日ツアーは終了を迎えるのであった(チャンチャン♪) -
力也の砂漠ツアー?親子
トルファン一日ツアーを終えた僕を待っていたのは、力也だった。実は昨日、力也から砂漠ツアーを持ちかけられており、”砂漠の夜は星が綺麗ですよ〜”という文句に、つい申し込んでしまったのだ。
砂漠ツアーとは、砂漠にテントを張って、そこに一泊するというもの。砂漠の場所はトルファン市内から車で30分のところにあるようで、力也が車で送ってくれることになった。
写真は力也と、力也が連れてきた彼の子供だ。 -
力也の砂漠ツアー?力斗
力也の息子・力斗(本名はオスマッチャイ)である。5歳の元気いっぱいの男の子だ。
この時僕は、この子はドライブ感覚で付いて来ているのかなくらいにしか思っていなかった。 -
力也の砂漠ツアー?砂漠に到着
途中で水やら食料やらを買い込んで、砂漠に到着。
既に夕日が沈む時間であった。 -
力也の砂漠ツアー?力斗大はしゃぎ
力斗はテントが出来るやいなや、真っ先にテントに入り込み楽しそうにはしゃいだ。
確かにかわいらしいのであるが、とにかく暴れん坊なのである。テントは蹴飛ばすし、僕のバッグから勝手に物を取ってはほおり投げたり。
力斗よ、おまえの将来が心配だ…。 -
力也の砂漠ツアー?共に過ごすもの
”砂漠で一緒のテントに寝るのはこの2人です。私は明日のツアー客を探しに行きます”、そう力也は言い残し、去って行った。
左は力也の親戚と思われるおっちゃん、右は力斗だ。力斗、おまえは大丈夫なのかい?そう日本語で言ってみてもわかるわけはなく、まあこのおっちゃんが付いているなら大丈夫と力也も判断したのだろう。
それにしても力也も自分の息子を僕に託すというのはどういうわけやねん…。
左のおっちゃんは寡黙ながらも、テントや食べ物の用意などいろいろと世話を焼いてくれた。 -
力也の砂漠ツアー?力斗写真
力斗が僕のバッグからデジカメを取り出して、撮影を開始。なぜかテントの内幕アップなどこんな写真ばかりを撮影。
合計30枚近く撮られてしまった。ま、この1枚を残して後は全て消去させてもらったがね。
実際に夜になって星空を見たけれど、本当に星を綺麗に見ることができた。やはり砂漠の上は排気ガスがないからクリアなのだろう。夜空を見上げていて、星は移動しているのだと再確認した。(写真はさすがに撮れなかったッス)
朝になって、おっちゃんの運転するロバ車でのんびりとトルファン市内に帰還。ここで力斗ともお別れだ。
ハイェル ホシュ(さようなら)とウイグル語で話しても、力斗は僕と視線を合わせてくれず、ずっとロバを叩いていた。
きっと彼も別れがわかるのだろう。ただ、自分の気持ちをどう持っていけばわからずに、そんな行動をしているのだ。
僕はそう良い方に解釈した。 -
〜 これよりウルムチ編 〜
ウルムチ市内?大都会
世界で最も海から遠い地の果ての都、ウルムチ。シルクロードの玄関口としても知られるこの街は大都会そのものだった。
市内には高層ビルが建ち並び、大量の車が行き交い、人々は携帯電話を片手に闊歩する。
正直、シルクロードの「シ」の字も無いくらいの街であった。まあ、新疆の政治・経済・文化の中心であり、人々の生活する都市なのだから、それは仕方の無いことなのかもしれない。 -
ウルムチ市内?ジュース屋台
そんなクリスタルキング…いやもとい、大都会なウルムチの中で、何か面白いものはないかと捜し歩いた中で見つけたのがコレ。
ジュース屋台の面白い仕掛けだ。ストローからピュ〜っと飛び出すジュースをグラスで受け止めて、それを客は1杯1元で飲む。
普通にコンビニ(便利商店)もスーパーマーケット(超市)もあるのだけれど、なぜかこのジューススタンドで飲む人は多かった。 -
人民公園?太極拳
もはや”お約束”の風景・太極拳。朝、人民公園で見ることが出来る。
真中の水色服の人が先生。
中国人の中にも慣れていない人がおり、足元がおぼつかない人、先生の動きについていけない人などなど。
それが面白かった。 -
人民公園?カラクリ
人民公園のカラクリ見たり。
入場料5元もするこの有料公園にどうしてこんなに多くの人が集まるのだろう、そんな疑問を解決することが出来た。なんと入口で人民証を見せるとタダになるのだ。なるほど、そういうことね。
きっと上海にあった人民公園もそうなんだなあと、思い返してみた。 -
天地ツアー?なぜ宝石屋?
ウルムチに来て2日目、僕は現地ツアーに参加した。
中国が「東洋のスイス」と自慢する美しい湖・天地を訪れるツアーのはずなのに、なぜか宝石屋へ直行。そう、コミッションを取ってりるのである。現地ツアーで宝石屋巡りをするとは思わなかったぜい…。
ツアー客は僕以外は全員中国人であったが、誰もこれに文句を言う人はいなかった。中国人ならもっと激しく抗議をするものだと思っていたので、いささか拍子抜け。 -
天地ツアー?山のふもと
ツアーバスは山のふもとまでやって来た。
天地(湖)は、山の頂上にあるという。
はぁ〜不思議やね〜。 -
天地ツアー?ロープウェイ
ロープウェイで山の頂上を目指す。
そのロープウェイから撮影。自然の風景がいっぱいだ。 -
天地ツアー?野生の牛
山の斜面に野生の牛がいた。
よくこんなところで生活できるなあと関心。 -
天地ツアー?天地に到着
ロープウェイから降りて15分ほどさらに上に登っていくと、ようやく目指していた天地に到着。
薄〜く靄がかかっていい感じだ。 -
天地ツアー?天地の風景?
ここは天山東部のボゴダ山の北麓にある湖で、長さは約3000メートル、水深は最深で95メートルあるそうだ。 -
天地ツアー?天地の風景?
ここは一大観光地であるが故、湖畔にはかしましい客引きが、湖上には観光客満載のアヒルのボートなどが浮かんでいる。
そして、馬に乗れとしつこいくらいに勧誘もあったり。
もう少しゆっくり過ごしていたいものだ。 -
天地ツアー?天地の風景?
天地の水は良く見るとエメラルドグリーンなのだ。
確かに美しいとは思うけれど、僕は夏の伊豆の青い海の方が断然好きだけれどね。 -
天地ツアー?滝
天地から少し山を下ると、滝があった。 -
フルーツ事情
ここで新疆ウイグルにおけるフルーツ事情を解説しよう。
夏のこの時期は数多くのフルーツが店頭に並んでいる。桃、プラム、ぶどう、杏、バナナ、などの小型果物から、スイカ、ハミ瓜などの大型果物まで。
桃やプラムは1kg10元で手ごろなので良く食べた。スイカは甘くておいしいが、ハミ瓜は薄いメロンという感じで僕的にはイマイチ。
特筆すべきはライチ。なんと1kg12元(約160円)という日本では考えられない値段だった。調子に乗った僕は、ライチ一袋(=2kgあった)を購入し、食べに食べた。…そしてお腹を壊しましたとさ。 -
ケンタッキー
いや〜やっちまったよママ! ラグメンばかり食べてたから、ついこういうものが食べたくなっちまって、思わず手を出してしまったのさ。
ポテトとドリンクの付いたセットが18〜22元(約250円〜300円)と中国物価的には高いけれど、なぜか店は大盛況さ。しかもセットメニューだけじゃ中国人の胃袋を満足できないのか、殆どの人がセット+サイドメニュー1〜2品追加という贅沢っぷり。
おいおい、ここは中国だよな?、オイラ思わず目を疑っちまったぜぇ。やっぱこういうところにくる奴らって金持ちなのかもしんねえなぁ。
…以上、何だかよくわからないキャラで語ってみました。 -
国際バザール
ウルムチ最終日、僕はお土産を買いにバザールへやってきた。何でも、国際大バザールという名がついているらしい。
それにしてもウルムチの土産物屋はバリエーションが少なすぎた。ナイフ、帽子、銀製品など、僕の趣向と全く合わないものばかり。
もっと「ザッツ・シルクロード」というようなものは無いのかと、苦言を呈したいほどだった。ベトナムを見習って、コースターなどの小型で安いものを大量に用意せい、と。 -
お土産
〜これよりお土産編〜
お土産チェック。
(左上段より)ラワープ(民族楽器)200元、ハミ瓜味の水あめ各10元、紅茶パック各5〜8元、手縫い肩掛けポーチ各3元、
(中段)お菓子5元、しおり各10元、ホータン玉50元、
(下段)健康茶2.5元、しおり(大)各24元。
とにかく小物がなかなか売ってなくて、今回はとっても大変だったのよ〜。 -
おまけ?
南彊鉄道で一緒だったUさんから送られてきた写真。
カシュガルのシシカバブ屋台。シシカバブは唐辛子がまぶしてあって、ピリ辛。旨いっス。手にもっている板で仰いで、風を送っている。 -
おまけ?
同じくUさんからの写真。
カシュガルの果物屋台。スイカやハミ瓜はこのように切り売りしている。衛生的にどうなのよ?って思ったけれど、食べてみると旨かった。 -
おまけ?
Uさんの写真第3弾。
ウルムチの屋台通り。大都会のウルムチにも、ウイグル族が多く住む地域があり、そこではこのような屋台が並んでいる。
哀愁漂うGoodな写真!
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